我が家のダイニング用の椅子の紹介・DC09(宮崎椅子製作所)~団地暮らしの椅子探し6~

先回は書斎用に購入した椅子を紹介しましたが今回はダイニング用に購入した椅子の紹介、、、なのですが、購入した商品はすでにタイトルに書いてありますね(^^;

タイトルどおり購入したのは宮崎椅子製作所のDC09という椅子。

こんな椅子です。

曲線が多用された生きもののようなデザイン。動物的でもあり植物的でもあり、初見時はとても不思議な印象でしたが、美しい椅子だな、と思いました。

先々回のダイニング椅子探しのエントリでは、宮崎椅子製作所の製品の他に飛騨産業のニューマッキンレーや柏木工のシビルといった椅子に惹かれたという話を書きました。これらの椅子は座り心地はほぼ互角に思えたのですが、座り心地のよさに加え、さらに見た目の美しさとしてはDC09に強く惹かれました。こんな椅子が家にあって仕事から帰って座れたら素敵だろうな、、、と思ってDC09の購入を決めました!ダイニングに置く椅子はそれなりにお客さんの目に入るものですから、見た目の美しさも重要に思ったのです。

DC09は全て無垢の木材で構成されており、座面は一枚の板を整形してあり、座面の線が美しいカーブを描いています。

座面は先端にいくほど薄くなっていきますが、ポキッと折れてしまいそうな危うい感じはありません。耐久性を保ちつつ薄くしているようです。座面の表面も微妙なお尻の形に合うように削られており、接合部などの強度が必要なところは厚く削られています。よくもまぁこんな曲線の椅子を商品化できたと思います。

背側から。

背当ての部分も一枚の板を削り出しで作られており、見ているだけでゾクゾクするような曲線美。座面の後ろ部分のカットもカッコいい。

 再び全体像。脚は結構細いのです。
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脚は細いですが、安定感はあります。DC09は海外でも高い評価を受けているようで、座面も大きめでゆったり座れるの も気に入ってます。

DC09を作っている宮崎椅子製作所さんは徳島県の小さな会社。超個人的な理由ですが徳島という深い縁がある県で作られているのもポイントが高いですし、東京などの関東や大阪、名古屋といった大都市圏に立地していない企業が高い技術を活かした製品を作って世界を相手に勝負している、、というのもとても良い。こういう企業はとても好きです。

 

さて、昨年7月の発注から待つこと約2ヵ月半、我が家にDC09がやってきました!届いて座ったり記念撮影をしたりして、にんまりした後は、椅子をひっくり返します。DC09は座面の裏にシリアルナンバーが打刻されてあるので、自分の椅子は何番か見たかったのです。
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私の家にやって来たものは700番代。一応番号から個人が特定できそうな気もするので下二桁はモザイクを掛けました。DC09の発売は2011年ですから、私が購入した2015年までに4年間で700脚。年間200脚弱が出る計算。

刻印にはモデル名の”DC09″、製作者の”宮崎椅子製作所”の名前と共に、DC09のデザイナーの”イノダ・スバイエ”のお名前も。イノダ・スバイエは日本人のイノダさんとデンマーク人のスバイエさんのデザインチーム。日本と北欧のタッグ・チーム。DC09には北欧の椅子の血も入っています。

 

次はDC09の素材の話です。DC09の素材の木材は、ブナ、ホワイトアッシュ、ナラ、ハードメープル、タモ、ウォールナット、ブラックチェリー、パープルハートなどから選べます。ウォールナットやブラックチェリーは黒い木材なので私のDC09と雰囲気が違い、もっとハードな印象です。ちなみにイスを探しに行くこのエントリーに写っているDC09がウォールナット。宮崎椅子製作所さんのサイトではそれぞれの木材ごとのDC09の写真が見られます。本当に素材で椅子の雰囲気が変わります。素材の木材はその時々の木材の入荷状況によって変わるようで、また椅子のお値段も木材によって変わります。

私の椅子にはタモ材を指定しました。

なぜタモ材を選らんだのか。
白目の柔らかな色味の木目が我が家の無垢檜の床材や白い漆喰壁と調和しそうだな、と思ったのが一つの理由。もう一つの理由は各木材の産地を伺ったところ、タモのみが国産材を使用して北海道産のタモ材を使っていたということから。

 

なぜ国産の木材を選ぶのか。

ちょっと椅子の話から外れますが、森に手が入らなくなり、荒廃つつある日本の自然や森林を何とかするには、綺麗ごとをいう前にまずは現金を森に落とす必要があると思うのです。そのためには国産の木材を使わないといけない。安い外国産木材は、まぁありがたいですが。

それに外国から木材を持ってくるのは移送のため、それだけ多くのエネルギーが必要です。なるべく自然に則した暮らしを目指すなら、できるだけ近くで手に入るものを使うべきだと思うのです。なので我が家のリノベーションの床材や柱は国産の檜材、杉材をメインで使いましたし、壁も国産の漆喰を塗りました。同じように家具もなるべく国産材でいきたいな、と思っていたのです。

それに北海道のタモ材というとアオダモはプロ野球選手のバットの素材として定評がある粘りや弾力のある木材で信頼感はあります。(まぁ椅子のタモ材はアオダモで は無くヤチダモな気がするけど。。。) 北海道にいた学生の頃、北海道の自然には多くのものを教えてもらいました。おっさんになった今、今度は少しでも北海道の森にお金を落としたいな、という青臭い理由もありました。

 

そんな理由で椅子でも北海道産のタモ材を選べる、という選択肢があったので、やはりそれを選ぼう、、と思いました。

 

もう一度椅子の全体写真。
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このDC09、普通の椅子に比べて、座面が高く見え、脚が長く見えると思います。

我が家のDC09の座面高は日本産の椅子にしてはかなり高めの46cmなのです。宮崎椅子製作所さんのサイトでは、DC09の座面高は”43.5cm”となっています。何でこんな差が出ているかというと、座面高43.5cmの展示品DC09に腰を掛けたときに、できるならばもう少し座面高を高くできないかと思って、お店の方にその旨を伝えました。すると、DC09はもともと座面高46cmで製作されており、その足をカットして高さを調整しているとのことなので、発注時に指定すれば座面高がカタログ値より高い商品を手配することが可能とのことなので、この高さのものを手配したのです。

さらに私が購入したお店は自前で家具作成・加工なども受注しているお店だったので、もし購入後に座面高が高すぎたら足を切る調整もできる、とおっしゃって くれました。きめ細かなービスや商品に対する思い入れが伝わるのがやっぱりネット通販とは違う対面販売の良さかな、と思いました。
そんな背景もあり私は座面高は46cmでDC09の発注を掛けました。結局、座面高は46cmで私にちょうど良 かったので、足はカットせずで使っております。ちなみに私(183cm)と身長が30cm違う妻が私のDC09に腰を掛けると足が床に着かないようであまり座り心地は良くないようです。本当に椅子は座るヒト個人を選びます・・・。

思い入れがあるせいか、DC09の紹介は随分長くなってしまいました(^^;

次回は椅子探し編のまとめでこのシリーズを締めたいと思います。

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