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ギンガハゼ・ロングビーチ・パラオの海とお別れ!~パラオ旅行記15~

ジェリーフィッシュレイクを後にした我々はどこに行くのか、、、。正直なところミルキーウェイとクラゲの湖以外の本日のツアーの行き先はノーマーク。まずは昼飯を食べるようでやってきたのは波の穏やかな島。全くどの辺りの島かは分からないです。

お弁当を食べているとウロウロしている鶏たちが弁当を狙ってきます。
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なかなかふてぶてしいですが、彼らは観光客の弁当や食い物を時には奪い、時には媚を売りへつらって繁栄してきたわけで、それは彼らの流儀で、ここは彼らのテリトリー、、、。弁当はやらないけど。


弁当を食った後は鶏がうざいので、出発までビーチで過ごすことに。
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海のリゾート地といえばやっぱりこういうビーチ。貧乏性の私には縁が無かったけど、パラオ滞在最終日にして初めてまともなビーチに来たかもしません。

船から水中マスクを持ってきて顔をつけてみると、、、
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水深わずか50cmほどのところにギンガハゼがいました。
このハゼは黄色地に白い水玉模様が人気のハゼ。八重山ダイビングではこいつがいたら結構嬉しい気持ちになれるくらいの人気者のハゼです。

そんなのが足が付くような陸から10mくらいで足が付く砂浜にいるとはな、、、と思ったら今度は白っぽい色のギンガハゼも。
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この海岸、やたらギンガハゼがいました。
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白色系統の個体と黄色系統の個体がこんなに近くにいます。パラオではギンガハゼは珍しくないのですね。

続いて向かったのはロングビーチ。名前のとおり潮の引いたときだけ現れる細長い砂の堆積したビーチ。 航空写真でもくっきりと。

この日のロングビーチはこんな感じ。
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粒子の細かい砂が堆積していました。ゴミ一つ落ちてないのが気持ちいい。この浅瀬は潮位が高いときはまったく海上に出ていないときもある用でこの日はなかなかいいタイミングでやってきたようで幅10mくらいの砂浜がずーっと続いています。

ロングビーチに打ち上げられていたタラの芽のような形をした植物体。
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こういったものが偶然流れ着いてその土地に根付いて、進化して、、、というのを地球繰り返してきたのでしょうね。

 

結構盛り沢山のツアーなので、ここで終わりかと思いきや、さらにスノーケルにもいくとのこと。盛り盛りのツアーです。

 

ロングビーチで遊んだあと、たどり着いたのは”パラダイスコーナー”というポイント。ここはスノーケルの人気のポイントらしく似たようなツアーの船がたくさん来ていました。
インストラクターさんの話によると、なかなかの確率でナポレオン・フィッシュも見られるとのこと。正直なところ”リップサービスかなー”と思いますが。。。

水中に入ってみると一面にキッカサンゴ系のサンゴ!これは立派なもんでした。
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しかし、サンゴが立派な割には魚の数が少ない??

イソギンチャクにはクマノミも。
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まっすぐ二本線だからクマノミだと思うのですが、尾びれと背びれの間くらいに白い点が入っています。個体の変異な気もしますが、こういう種類なのかな、、、もしかしたら日本にはいないクマノミの仲間で○○アネモネフィッシュとかなのかもしれません。

このパラダイスコーナーはそれほど広くないので泳ぎ回ってぜひともナポレオンフィッシュを見つけてやろうかと思うのですがなかなかいません。同行のツアーの方たちは既に船に戻っているようで、私もあきらめて戻ろうか、、、と思ったのです。

と、たまたま中国系のツアー船の脇を通ったら、、、餌付けしていました。
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中国系ツアー一行の下に集まる異様な数の魚、何らかの餌を撒いています。安易な餌付けはダメでしょう。私が利用した日系のツアー会社は餌は使っていませんでした。キッカサンゴに魚が少なかったのはコレが理由なのでしょうか。

と、、、その中国ツアー客の海底近くにいました。ナポレオン・フィッシュ。

中国人ツアー客の様子を遠巻きに見ていると彼らがナポレオンに反応している様子は無く、彼らはご覧のとおりライフジャケットを着ているので潜れません。餌付けに集まっている魚に夢中なようです。こっちはライフジャケットは着ていないので多少潜行できますし、パラオもこれで最後だしなーと思って、行ったれーっと餌に集まっている魚の中をぶった切って潜行して撮影した写真が↓
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スノーケルでナポレオンフィッシュを見たという証拠写真にはなるかと。

しかし、水面に戻ってきたら中国人ツアーの真ん中に浮かび上がってしまい”なんだコイツ・・・”という視線が痛かった・・・。全速で自分の船まで退散してきました。

盛り沢山なツアーもこれででお仕舞い。ミルキーウェイの泥パッククラゲの湖を楽しみに参加したけど、ロングビーチやスノーケルもなかなか面白かった。ダイビングライセンスが無くても一通りパラオの海を見て体験できる良いツアーでした。一日遊んだー!という気分に浸りながら街に戻ります。

次回はいよいよパラオ最後の夜、長かったこのパラオの旅行記も終わりにしようと思います!

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