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私が住む団地のインターネット事情:光ファイバー回線は使えないけれど、、、

さて、大型旅行記を書き終えたのでしばらくは身の回りの我が家や団地のことを書きたいなぁ、、、と思っているところです。何を書こうか考えたのですが、昨日のエントリーではパラオのインターネット事情を書いたので、このつながりで我が家・我が団地のインターネット事情でも記そうかと思います。

現代社会では必須な社会インフラのひとつといえるインターネット。一方、50年前の設計の団地は洗濯機の排水口すらない時代の設計の代物ですので、住む前は現代のインターネット社会に対応できるのか懸念していました。団地ではとろいインターネット回線しか使えない?実際団地のネット事情ってどうなのよ?と思われる方もいらっしゃると思いますので、我が団地の事情や我が家の回線速度などを紹介したいと思います。

光ファイバー回線は使えません。

一般家庭でブロードバンドでインターネットに接続される方は光ファイバー回線を使用している方が多いのではないかと思います。私も団地に光ファイバーは使えないのか?と思いましたが、結論からいうと我が団地は光ファイバー回線は引くことが出来ないようです。これは他の居住の方からも光ファイバー敷設の要望が多く出ていたらしく、管理組合が専門業者を入れて調査したのですが、その結果、光ファイバーを引くのは無理!という結論に至ったので、どうにもならないものでしょう。団地によっては光ファイバーが導入されている団地もあると思いますが、、、そういう物件にお住まいの方は素直にうらやましいです。

ケーブルテレビのインターネットサービスの利用(我が団地の場合)

我が団地の場合、ケーブルテレビ業者がインターネット回線の事業を行っています。電話回線なのか、テレビのアンテナを介してなのか、どういう仕組みか全く分かりませんが(この書き振りから推察されるとおり我が家では利用していません)、同じ団地の皆さんはこれを利用している方が一番多いのかな、と思います。カタログスペックでは30Mbps回線が一月5000円弱・160Mbps回線が6000円程度のようです。ケーブルテレビ業者が団地に対応しているかは様々だと思いますので、あまり一般的な接続方法ではないのかもしれません。これが使えるだけ我が団地では光ファイバーは無くてもまだ恵まれているのかもしれません。

ADSL回線は使えるのか?

我が家は今の団地に住む前の社宅(これも築40年超の団地型の建物で,あまりにもぼろくなって取り壊されるため退去を求められた。。。)に入居していた頃はADSL回線を使っていました。この社宅もぼろく外界への通信回線は銅の固定電話回線のみだったので、ADSLしか選択が無かったんですよね。12Mbpsくらいだったかな?速度に不満はなかったのですが、NTT東日本への基本電話回線料金+ADSL業者(確かYahooBB!)への支払いで一月1600円+3500円の合計5100円くらい支払っていたような。これも過去の話で現在の団地では使っていません。団地によっては現役の接続方法かもしれません。

 

現在の我が家はWiMAX2+

ではお前の家の回線は何なのよ、、、という話ですが、結論からいうと現在の我が家はWiMAX2+(プロバイダはBiglobe)を使っています。実は我が家の場合は新居に引越しする前の↑のADSLを使っていた社宅時代にADSLを解約し、WiMAX2+に乗り換えていました。ADSLより安くしたかったのと、電話口からPCまで部屋内を這う電話線とLANケーブルを減らしたかったのでこれを選びました。

WiMAX2+は光ファイバーに比べれば遅い回線だと思いますが、我が家のインターネット使用状況はブログ更新、インターネットの一般的なサイトの閲覧、せいぜい負荷がかかってもyoutubeの閲覧くらいなので、遅くて困る!ということはほぼ無いです。普段のWiMAX用のモバイルWi-Fiルーターは充電用クレードルの上に乗っており24時間接続。たまに外出時はルータだけを持って、旅先でも自宅と変わらずインターネットも出来るのでなかなか便利です。車ではシガーソケットから給電して車内でもインターネットを出来ますし。

我が家はこんな状況でもあり、リノベーションの際に昔ながらの電話線のモジュラージャックは設置しませんでした。

ちなみにWiMAX2+の速さを今測ってみたらこんな具合。(我が家は横浜市内の一般的な住宅地です。)

下り(ダウンロード)速度テスト結果(BNRスピードテスト。画像版 http://www.musen-lan.com/speed/speed-img.html

最高データ転送速度 平均データ転送速度 転送データ容量 転送時間 測定日時
7.10Mbps(888.14kB/sec) 4.69Mbps(586.30kB/sec) 5515.35kB(1103.07kB×5回) 18.119秒 2016年02月11日(木)15時30分
7.79Mbps (974.45kB/sec) 4.42Mbps (552.80kB/sec) 5515.35kB(1103.07kB×5回) 18.982秒 2016年02月11日(木)15時35分
7.57Mbps(946.84kB/sec) 4.47Mbps(559.91kB/sec) 5515.35kB(1103.07kB×5回) 18.603秒 2016年02月11日(木)21時52分
8.33Mbps(1.04MB/sec) 5.25Mbps(656.62kB/sec) 5891.30kB(1178.26kB×5回) 18.705秒 2016年02月12日(金) 00時55分

なおWiMAX2+の親元のUQコミュニケーションズのサイトでは現在”UQ-WiMAX2+は下りは最速220Mbps”と謳われていますので、我が家の実態とは相当かけ離れている!と思われるかもしれません。UQコミュニケーションズの名誉のために少し弁明しておくと、我が家の場合、ルーターが置いてあるのは以下の間取りの赤点の位置。

2015colorwifi

WiMAX2+は建物の壁や構造に大きく干渉を受けるので窓際に設置したほうが速度は有利といわれておりますが↑の図のとおり、我が家のルータの設置位置は家の中心部の壁に多く囲まれている場所にあり、北側からも南側からも外から一番遠い位置です。さらにルータが置かれているのはワークスペースの机の下のパソコン本体の辺り。あまり良い条件ではないのです。窓際にルータを移せばもっと速度は速くなるかもしれませんが、この速さで十分我が家のニーズは満たせますし、ごしゃごしゃした配線物がよく見える位置にあるのも嫌なのと、私のパソコンは無線LANが使えないデスクトップPCなこともあり、ワークスペースの奥に置いてあります。まぁ私から言えばこんな条件でもそこそこの速さを出していてすごいなー、、、と思います。

 

WiMAX2+は通信インフラの整備のおかげで全国で通信可能範囲が広がっております。我が家の場合は旧居から使っていたこともあり、特段の契約の変更や申込みなどをせず、引っ越したその日から引っ越す前と同じ状況でインターネットが使えてたのも便利でした。そこまで高速な回線を使用する必要がないならばこれで十分な気がしております。

 

別に私はWiMAX2+やUQの回し者でも関係者でもないですし、皆さんがこれに加入されても私に紹介料が入るわけではないですが(なのでこのサイトからUQコミュニケーションズやBiglobeへのリンクは貼られていないのです)、通信技術の進歩と施設整備は固定回線のようなものが無くても、どこでも十分実用的なインターネット環境を実現し、団地のような古い建物がインターネットインフラについていけていないハンデを解消しつつあるのかもしれません。リノベーションで中身は綺麗にできてもインフラの老朽化はいかんともしがたいのかなと思っておりましたが、最新技術が古い建物の弱点を飲み込もうとしているのが素敵です。 少なくともそこそこ大きい都市の古い団地や家だとしても、ネットはWiMAX2+があるさ、、、くらいでいれば古い建物でのインターネット利用に関する懸念は和らぐのではないでしょうか。

しかし他の団地暮らしの皆さんはどんなネット回線なんでしょうかね。やっぱり光ファイバーが多数派なのでしょうか、、、。

 

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