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香港の安宿に泊まる。~香港旅行3~

さて、香港旅行最初の夜。今日はディープな安宿に泊まってみようと思います。そこで安宿が集まる香港の繁華街の尖沙咀(チムサーチョイ)に移動します。

尖沙咀地区の中でも安宿やら高利率の両替屋やらが集まるバックパッカーのメッカの重慶大厦(重慶マンション)

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この前ではニセモノアルヨーと声をかけてくる南アジア・西アジア系?の怪しい客引きが一杯寄ってきます。中国語でも韓国語でも無くちゃんと日本語で話しかけてくる辺りはよく見分けられるなと思いますし、また本物ではなく最初から偽物を正直に売ろうとする辺りはなんだかなぁ、、、と思います。

さて、我々が泊まるホテルは重慶マンションではありません。香港は始めて来たし、妻との夫婦二人連れなで、ここに泊まる勇気は無く、2ビルほど北の金冠大厦(金冠マンション)にあるホテルでその名は茶茶旅館。もちろん飛込みではなく、事前にネットで調べて安くて評判も良さそうだったのです。(→booking.com

お値段は250香港ドル。3500円ほどですが、これは二人分の値段ですので、まぁ中身は推して知るべし、ですね。どんな宿が出てくるか楽しみです。(さすがに翌日のホテルはもっと普通のホテルを予約しております。)

さて、早速、金冠マンションを目指します。
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辿りついた金冠マンションは名前こそ(GOLDEN CROWN COURT)と大層な英名が着いていますが、まぁいわゆる雑居ビルも良いところでした。

中の薄暗い廊下をウロウロしてエレベーターを発見します。このビルすべてが茶茶旅館な訳ではなく、目指す茶茶旅館はこのビルの11階にあるようなのです。

なんともぶっ壊れそうな年季の入ったエレベーターを発見。

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大きな箱の割りに300kgしか乗れない。。。非力です。大丈夫かな。香港のエレベーターは一人75kg計算か。他の国(カナダスイスウルグアイ)並みで日本より重め計算。アジアなのに。

エレベーターはガコガコ音を出しながらゆっくり上昇。整備された日本のエレベータに慣れているとちょっと怖い。

茶茶旅館のある11階に到着。フロントがあるのかと思いきや、、、さらにドアが並んでいる雑居ビルの廊下が広がっている。?と思ったのですが、ぐるぐる回るとようやく見つけました。茶茶旅館の看板。
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写真でわかるとおり、旅館の玄関に電子ロックがされており、案外厳重。パスワードは事前にメールで送られてきましたが、ちゃんと開くかどきどきします。

この茶茶旅館は着いてからわかったのですが、金冠マンションの11階をすべて占拠しているわけではなく、1フロアのさらに1/4を仕切ってホテルを運営している零細ホテルでした。以下のフロア図の赤囲みの部分。
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この金冠マンション11階には似た様な雰囲気のホテルというか旅館がある様子。11階の下のフロアにも上のフロアにも似たようなホテルが多いのでしょう。

茶茶旅館で同宿しているのは地元?中国から?っぽい感じの幼子連れ夫婦だったり、おばちゃん一人旅だったり、よくわからない客層ばかり。英語表記は充実しているけど外国人客はいなかったような。なかなか怪しい感じで素敵。

部屋の中はとにかく狭く、部屋の入り口や廊下の広さに対しどうやって部屋に入れたのか分からないくらいの大きさのベッドが一つあるだけ。せまっ。トイレもシャワーもついていますが、お湯のシャワーは出ないし、当然狭い。さすが二人で3,500円。

さて、チェックインをして、一つしかないベッドの中央に大の字でさっさと寝てしまった妻を置いて、ホテル周辺の夜の尖沙咀を散歩することに。時間は22時くらい。

香港人達にとってはまだまだ宵の口のようで賑やかです。串ものを売っている屋台などに人が屯している。
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私もそんな香港人達に混じって串を買ったり、ビールを飲んだりして、ぼんやり眺めてからホテルに戻ります。
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深夜特急の香港滞在ではホテルに帰る途中の夜の裏通りで情緒ある詩を書く老人や美 しく胡弓を演奏する老夫妻との出会いなどが描かれていましたが、残念ながら現代香港ではそのような出会いはなかったのです。
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ホテルに帰って、買って来たビールを飲みながら持ってきた深夜特急を読み返していたらいつのまにか眠っていました。さすがに朝の四時に起きて異国にやってきたので疲れたかな。。。でも翌日も早起きして今度はマカオに行きます!

 

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