中国とポルトガルの匂いに満たされて~マカオ旅行1~

香港のフェリーターミナルから高速船で約一時間。高速船はマカオのターミナルへ着岸します。マカオの海。。。深夜特急では”泥の海”と表現された海です。

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今の時代の海も泥色なのかなと思って来てみたのですが、やはり泥色の海!

深夜特急ではこの色は、大陸の黄土の色ではないか、、、と推測されています。確かに島国の日本では見られないような色の海。大きな陸地・大陸からずっと土の供給を受けているような印象的な海です。

英国が支配していた香港と違って、マカオはポルトガルが支配をしていた地域。宗主国の力関係のせいか香港より鄙びた上陸の第一印象ですが、マカオも中国本土とも香港とも異なる独立した地域。独自の通貨単位のパカタが用いられ、入域にはイミグレーションもあります。

私もATMでマカオの通貨を引き出して、マカオ市街へ。フェリーターミナルはマカオの東端に位置しますが、マカオの南西部から中心部にかけては世界文化遺産にも登録されている建物が多く残る地域。今回の旅行は世界遺産登録の端っこにある媽閣廟をバスで目指し、そこから観光の中心の聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)に向かってぶらぶら歩いて行こうという計画です。

フェリーターミナル前に屯するバスの運ちゃんやら警官やらに、地図を見せつつバスで媽閣廟行きたい旨を伝えますが、こっちも向こうも英語は不自由で、とりあえず指差されたバス に飛び乗ります。

よく分からないままに飛び乗りましたがバスはマカオの街を西に向かっているので、大きくは方向は異ならないのでしょう。

やがて車窓に派手な大きなホテルが。
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マカオといえばカジノ!私ですら聞いたことがあるリスボアホテル!何かのトロフィーのような建物です。

深夜特急では色々なカジノのシーンが出てきます。ただ作品の中で印象深かったのはこのような大ホテルのカジノではなく、地元のおばちゃんとかが仕事帰りに行くようなカジノのシーンですが、そんなカジノはバスからの車窓では見られませんでした。まだ残っているのかな?中国返還のタイミングなどで無くなってしまったのでしょうか。。。

バスで揺られること30分弱、今回のマカオの旅の出発点マカオ南西部の媽閣廟に到着。ここはマカオという地名の語源にもなったといわれる古い廟。確かに日本語でもま・かくと読めますので気持ちは分かる気がする。現地ではマーコ・ミュウと発音するようですが。。。
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赤が多用されているのが中国っぽい。これはなんでしょうね、日本でいう絵馬のようなものでしょうか。

お賽銭な雰囲気の場所に放られているお金は、圧倒的に人民元!パカタはもちろん香港ドルよりも人民元です。大陸からの観光客が多いのでしょう。
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媽閣廟は観光客で溢れています。日中韓台あたりの東亜系の顔つきだけではなく欧米系っぽい人も多い。

ここも香港と同じく円錐状の線香に火が灯されている。
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高台にありちょっとした眺めが気持ちいい。媽閣廟は航海の神様を奉っているとのことで、ダイビングやら船旅やらアザラシやら魚やらが好きな私としては祈らずにはいられません。

売店で媽閣廟のマグネットを売っていたので購入。なかなかの再現性の高さ。
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媽閣廟を出て、街の中心部方面へぷらぷら歩いて聖ポール天主堂跡(大三巴牌坊)方向に向かいます。

昨日まで滞在した香港は発展がすさまじく、また私たちが滞在していたのが香港の下町のような所だったせいか、あまり古い町並みは残っていなかったのですが、マカオはそれより古いポルトガルの影響がある建物もよく残っています。欧米列強のアジア支配を肌で実感できる。

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港務局ビル。何気ないですが、マカオの文化地区の世界遺産に登録されている30の建造物のうちの一つ。イタリア人建築家が設計したそうですが、イスラムっぽいようなインドっぽいような雰囲気もあり面白い。

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マカオの結婚衣装屋さん。純白ではなく赤色が中国っぽくて素敵ですね。

さらに歩いていくと中国近代の思想家、鄭觀應の故居で1811年に建てられた鄭家屋敷(Mandarin’s houseとも呼ばれる)がありました。よく分からないですが入ってみることに。
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これも世界遺産登録の建物のようです。どういうわけか外国人は無料っぽく、パスポートを見せたら無料で中に入れてくれました。展示物はよく分かりませんが近代中国の不思議な広い邸宅で間の取り方や天井の構造や高さや雰囲気が面白くて長居してしまいました。

アーチ状の細い廊下を歩いていると中庭の向こうに妻が。
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暗く細い廊下から明るい中庭に妻がいるのが面白かったのでその様子を写真に。

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同時に妻の方も私の写真を撮っていました。私のほうは暗く陰鬱な感じ。

 

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Mandarin’s Houseの外には近代的な住宅?とTraditional styleの建物が混在している混沌さも好きです。

Mandarin’s Houseを出てマカオの街をさらに歩いていきます。
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香港ほど近代的で高層なマンションは少ないけど、中層のマンションが密に繋がっているのは、何か情緒があります。何気にマクドナルドもありますが。

さらに歩いていると、、、
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地元の爺さんの誕生日を祝うような雰囲気の横断幕が道に出ていたり。正確な意味は知りませんが、なんとなく漢字から推察して微笑ましく思えるのは同じ漢字圏の恩恵ですかね。

このあとは世界遺産に登録されているような教会を眺めたりしましているうちに腹が減ってきました。妻も召しの話になると俄然元気を取り戻していました。店チョイスは相変わらず妻に任せるときになる店を3店ほどピックアップしてきて、ハシゴをするようです。。。次回はこの昼飯の話をします。美味しかったんですけどね。。。

 

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