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アザラシを生きたまま持ち帰って食べた

今札幌では国際哺乳類学会が開かれています。北海道では知床が世界遺産に指定され、タイムリーな知床関連のシンポも開かれるので大いに盛り上がっていることでしょう。
さてこの国際哺乳類学会の運営委員長・大泰司紀之さんは北海道大学の教授なのですが、以前朝日新聞に面白い記事を書かれていました。どんな記事かと言うと「知床でアザラシを生きたまま捕まえ、そのままカバンに入れ夜行列車に乗って大学の寮に持ち帰り煮たり焼いたりしてみんなで食べた」という内容の記事です。確か知床の保護関連の記事の冒頭の「ツカミ」部分だったと思いますが、そのツカミが強烈でその後の記事は忘れてしまいました。
いやー、アザラシに興味を持つ人にはいろんな興味(良い意味であれ悪い意味であれ)を掻きたてる話です。まぁ「可愛いアザラシを食べるなんて!」といったアザラシを食べることに対して眉をひそめている意見は置いておいて…。
まずアザラシを捕まえるとき、アザラシは逃げなかったのか、カバンに入れて持ち帰るってどのくらいの大きさなのか、そして何より電車の中でアザラシが逃げたりボーボー鳴いたりしなかったのか、周りのお客さんの反応はどうだったのか?JR(当時は国鉄か)は何もいわなかったのか等々。動物って追加料金いるんだったかな?
この話は終戦間もない頃の話ということでしたから、アザラシをリュックからピヨピヨ出しながら夜行列車で持ち帰っても奇異な目で見られない時代だったのかもしれません。良い時代ですねぇ。
(追伸:googleで大泰司紀之 朝日新聞と検索したら記事が引っかかりました。気になる方は検索してみてくださいね!この話は1959年の話でした)

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