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とっかりセンター夏休み特別企画・餌やり体験とコムケ 2005年8月14日

注釈)文中にコムケという単語がたくさん出てきます。コムケというのはとっかりセンターで飼育されれている管理人が好きなメ スのゴマフアザラシの名前です。コムケ専門のコーナーもあるのでこちらを読んでおくと、よりこのコーナーを楽しめると思います。

 

 

二日目のとっかりセンター写真展

 前日は紋別に泊まり翌14日の朝、「熊倒」と大書されたTシャツを来て、再びとっかりセンターに向かいます。この日は9時30分頃入場します。 とっかりセンター写真展のコーナーには昨日13日に主任さんに渡した私の写真がすでにラミネート加工して掲載してありました。昨日手渡してもう掲載されて いるとは驚きました。しかもボツ覚悟で30数枚投 稿したのですが、全部が掲載されていました。さらにさらに驚いたことに一枚一枚に職員さん手書きのイラストとコメントが添えてありました。昨日30枚以上 投稿して今日にはイラストを添えて掲載ってよく考えるとものすごい事ですよね。通常営業中どころか夏休み期間中でお客さんは増えている中のことです。気持 ちのいいプロの仕事を見た気分でした。


二日目の写真展
一日目の写真展に比べると、奥にパネルが二枚ほど追加されていました。
その二枚が私の写真でした。

 

 

 

 


クリックすると大きな写真が見られます

暑い季節だったので冬の写真も多めに入れておきました。

 

 


クリックすると大きな写真が見られます

お渡しした写真すべてが翌日に即掲載されているってすごいですが
さらっとやってしまうのがカッコいいですね。

 


このサイトのトップページの写真です
二頭が誰かわからなかったのですが、
おかげで二頭がはなことつばさだった事がわかりました(^^)

 


写真のすべてにコメントとイラストが添えてありました。
イラストは職員さんが手分けして描いているそうです。

 


コムケの写真です。実際のコムケの片目は白くなって見えないのでイラストも片目が白くなっています。こだわっています。

 


この日も餌やり体験は大盛況でした。

 


動画(3.2MB)
広場が騒がしくなってきたので餌がもらえるのかなーとそわそわとプールから出てきたメスゴマフたちです。
残念ながら彼女達の目論見は外れ、本日の餌やり体験は三頭ともオスのゴマフが担当し ていました。
いつもオスなのかな?前日も特例コムケ以外はオスだったし。

 そんな思いを抱きつつ掲載された私の写真に添えられた職員さんのコメントを読んでいると、再び声をかけてくださった方がいらっしゃいました。その方は とっかりセン ターの職員さんで昨日はいらっしゃらなかったコムケの飼育担当の方でした。なんかもうひたす ら 「!」といった感じでした。担当の職員さんとコムケを中心にいろいろお話をします。職員さんによるとコ ムケが好きなお客さんは今まであまりいなかったということ、コムケを好きな方がいて(私ですが(^^;)そのサイトを見つけて嬉しかった事(光栄なことで す)、コムケ がダイエットに成功し今ではだいぶ体重が減って現在は86キロであると いう ことなどを聞きつつコムケの様子などを聞きます。

 担当職員さんによるとセンターで人気があるのはいつも温泉に浸かってじーっとしているようなアタック、魚をゆっくり食べる大吉丸、女の子では美人(なおみとかかな?)が人気があるようで、どっちかという といかつい顔をしており、食い意地の張ったキャラクターのコムケはあまり人気がないとのことでした(^^;
 コムケは頭が良いのですか?と聞いたの ですが、「頭は良い」そうです。餌を奪うタイミングにかけてはかなりの才能があることは私のような素人でもうかがえますし、でも餌を奪うのは本能かな (^^;
 また職員さんがコムケを相手にせず他の子の相手をしている と嫉 妬して暴れたり、治療のためアザラシベン(屋内の小さなプールですね)に入れる ときには他の子は暴れるのにコムケはなされるがままにされているなどの話を聞きました。 そして担当の職員さんのメッセージ入りコムケの写真+コムケのシールを頂き、感激します。

 話しかけていただいたのは朝の職員さんにとっては忙しい時間のことで、ほどなく本日の餌やり体験の受付が始まり職員さんにはもっとも忙しい時間が来ま す。本日も大入り満 員、人数制 限のため餌やり体験に参加できない方 々もいらっしゃるほどの盛況です。私自身は昨日餌やり体験には参加させていただいたことですし、子供を連れた家族連れもたくさんいることですし、本日の餌 やりには参加せず他の方に譲る事にし て、職員さんが書いてく れた私の写真へのメッセージなどを撮影していました。思わず私は一枚ずつ撮ってしまいましたですよ、自分の写真を。

 

 

メスのゴマフアザラシの給餌解説

? そうこうしているうちに餌やり体験も終わり、通常の給餌解説の時間になります。こちらには参加させていただきます。今日の10:30の解説 はゴマフアザラシ のメスの解説なので、コムケも出てきます。もちろん彼女はいの一番に出てきました。そして暑さのあまりか他の子がプールに帰ってしまうような中でも餌のバ ケツ から離れません。 こちらの給餌解説が終わるとかなりのお客さんはセンターから出てしまったようです。その後、公式の給餌タイムではありませんでしたがアゴヒゲアザラシの給 餌も見学します。


動画(5.5MB)
メスの給餌解説の様子です。一番に出てきたのはやはりコムケ!続いて「あ゛うあ゛う」はなこ。
上の写真では鼻を職員さんの手につけている手前のアザラシがコムケ奥がはなこです。


動画(3.5MB)
お腹を見せる指令が出ますが暑さのせいかコムケ(下)はやりませんでした。
暑くなるとみんなやる気を失うそうです。


口を開けるコムケです。鼻に血がついていますがこれは暑さでコムケがのぼせたのではなく餌の魚の血です。


首を長くしているコムケです。
こう見るとダイエットの甲斐あってかずいぶんやせたのかなーと思います。


職員さんに口を開けられるコムケです。ヨダレの膜ができるほどぬるぬるのヨダレです。


職員さんの手に噛み付くコムケ


職員さんの手に鼻を押し付けるコムケ。奥のはなこは相変わらず鳴いています。はなこはこの写真のような口の形で鳴くのですが、彼女以外にこのような鳴き方を するアザラシは見たことないので紋別に行った際には見てみてください。


動画(9.5MB)
アゴヒゲアザラシ、のんちゃんの給餌風景

 

 

コムケ担当の職員さんと

 さらにその後、お客さんもかなりはけたのでコムケの飼育担当の職員さんがプールの中から「お母さんだよ~コムちゃんおいで!」とコムケを 一頭だけ呼んで、柵越しながらも私の近くにコムケを連 れてきてくださいました。こういった職員さんとコムケの会話はいいですね。コムケも暑い中プールから出てきてくれてありがとう。コムケを見ながらのんびり し た時間を過ごします。

 いくつか質問をしたのです が気さくに答えてくださった職員さんに感謝です。その質問というのは「コムケは人間で行くと何歳くらいなのですか?」それに対し「45歳くらい」とのこと でした。案外歳を食ってるんだなーと思いました。2005年現在、私の歳の二倍くらいの歳です。人間の45歳の女性と言われると妙な気持ちになります。
 そしてずっと不思議だったコムケの片目が白く失明して い る原因についてです。コムケが保護されたのはコムケ湖で漁師さんの網に絡まっているときで、保護されたときすでに片目を失明していたとのことでした。で、 もう片目の 方は大丈夫なのですか?と聞いたところ「今のところ大丈夫ですが、最近たまに白いものが入ることもあり目薬を差している」とのことでした。また、時々見え ていないのか指示に鈍いときも あるようです。
 今の餌解説を見た感じではコムケより太いメスゴマフアザラシもいるようですが、と聞きましたら、「今現在キテが96キロでコムケより重い」そうです。夏 でも100キロを くだらな かったコムケもだいぶスリムになりました。コムケは今現在ダイエット中で86キロ。ずいぶんとスリムになった印象です。
 次は繁殖期の話ですが、すでにサイトにも取り上げたようにコムケの場合「繁殖期になっても他のメスゴマフアザラシのように食欲を失うことはなく、その点 で は飼育が楽」であるそうです。また夏になると食欲を失うアザラシもいるそうですがコムケはもちろん元気一杯に餌を食べるそうです。 昨日の餌やり体験、今日の給餌解説で私自身もコムケの食欲を実感させていただきました。 コムケは夏ばてはないそうですが、やはり暑い夏は苦手らしく陸に上がったもののすぐに帰りたがるそうです。


動画(787KB)
口を開けられるコムケ。愛嬌がある表情です。


担当職員さんと手を振るコムケ。


手をグーにして差し出すと鼻をつけてきます。


動画(914KB)
職員さんとプールに戻っていくコムケ
暑そうにしていました(^^;


プール内のコムケと担当職員さん。

 このプールから出してくれた時は例外的にコムケのみをプールから出したので、餌の時間ではなく、もちろんダイエット中のコムケには餌を余分に与えないの で、餌をもらえないコムケは担当職員さんでもあまり相手をしてくれない とおっしゃっていました。この日も強烈な日差しが降り注ぎ気温も高くコムケも朦朧としてきたようなのでしばらくしてプールに帰って行きました。私も職員 さん達にお礼 を言ってとっかりセンターを後にします。

 コムケに明け暮れたとっかりセンターの二日間でした。餌やり体験も好評のようで、職員の皆さんもお忙しい中お相手していただきありがとうございました。 この経験を元にさらにコムケのコーナーを充実させていこうかなと思います。まだまだ暑い日が続きますがアザラシが健康に夏を乗り切れますように。

2005年8月14日作成

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