宇多良炭鉱~西表島~

西表島の宇多良炭鉱跡に行ってきました。
炭鉱というと北海道のを想像しがちですが南の島にも炭鉱があるのです。私も最近知ったのですが。。。
日本の石炭産業は皆さんご存知のとおり衰退しております。この宇多良炭鉱ももちろん現在では稼動しておらず廃墟になっております。戦争中はかなりの生産量(=苛酷な労働)を誇った炭鉱のようです。南の島の炭鉱跡、行ってきました。
浦内川の観光船の駐車場から砂利道をたらたら歩くこと15分くらいで視界に入ってきました。
大きなガジュマルの樹です。根っこのところは宇多良炭鉱で使われていたトロッコ用のレンガでできた橋脚を飲み込んでいるんですね。
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こんな風に。
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カンボジアの世界遺産のアンコール遺跡群、タ・プロームでもガジュマルに飲み込まれかけた遺跡が有名ですね。宇多良炭鉱は閉鎖されてから60年ほどですがもうこんなになってしまっています。南洋の木々の成長には恐ろしいものがあると同時に圧倒的な自然の力を見せ付けられた気分です。確かに生物が絶滅しまくっている現在ですが、生物の中には人間が作った物なんぞ意に返さないやつらがいることも事実。それを見せ付けられました。
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エンジンかなんかの鉄の部品が湿地に捨てられておりました。宇多良炭鉱では近くの浦内川までトロッコで石炭を運び、それから先は船で石炭を運んでいたそうです。周辺にも石炭滓みたいのがたくさん転がっていました。
湿地にはマングローブ林をなすヒルギの仲間が侵入しています。
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宇多良炭鉱に向かう途中で不意に現れたキシノウエトカゲ。日なたで日向ぼっこ中?かもしれませんが、これでも天然記念物にして絶滅危惧Ⅱ類のそれなりに貴重なやつです。
宇多良炭鉱は場所は西表島西部の浦内川の船乗り場から徒歩でさかのぼること10分くらいです。興味が湧いた方はてけとうにgoogleで宇多良炭鉱とでも検索すれば腐るほど情報は出てくると思います。