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野付半島に暮らす野生のゴマフアザラシの様子を紹介

野付半島は野生のゴマフアザラシが夏の間も定住している場所です。町営の観光船に乗ってアザラシを見に行くことができます。

営業期間・休業日
(2005年度)野生アザラシなので休みはなし。観光船は冬季休航します。

営業時間
上に同じ

アクセス
町営の観光船に乗って向かいます。ただし相手は野生の動物なのでいなくても怒らないように。

公式サイト
別海町のサイトかな?

 

 


動画(1.0MB)

野付湾のアザラシ

 


干潮時に現れた干潟の上で転がっています
北海道東部の知床半島と根室半島にはさまれ国後島と対峙している場所に、砂嘴ででき た野付半島があります。ここにはゴマフアザラシが夏の間も定住しています。ゴマフアザラシは通常流氷の南下と共に北海道にやってきて春になり流氷が北に行 くとゴ マフアザラシも北に行ってしまうといわれています。ただゴマフアザラシの中にもセオリーどおりに動かないやつが結構いるようで、暖かくなっても北海道沿岸で見られることが たまにあります。その究極タイプがこの野付半島のアザラシたち。野付湾内に定住しています。

野付半島は砂の堆積によってできた砂嘴ですから湾内の水深は浅く干潮時には干潟ができます。定住しているアザラシ達はこの干潟の上で日向ぼっこをしてい ます。

アザラシを見るには町営の尾岱沼~トドワラを往復する観光船に乗るのが確実です。アザラシ生息地まで連れて行ってくれます。料金は2500円ほど。ただ、便数が少なく平日は一日2本、休日でも3本しかありません。もちろん天気が悪ければ出航できないでしょうし、アザラシは飼育されているものではなく野 生動物ですから見えない時もあるかもしれません。

私が訪れた際の感覚では付近の陸からアザラシを眺めるのはちと厳しいかなと思います。アザラシがいた場所は近い陸からでもかなり離れていましたので…。

行く時は潮の干満を調べ、干潮時に行くことをお勧めします。干潟ができていれば上陸しているアザラシが見られますから。潮の干満は気象庁のサイトで簡単 に調べることができます。野付半島に一番近い観測点は根室の花咲港です。
写真は大潮(潮の干満の差が大きくなる時)の干潮の頃に撮影したものです。

ほとんどがゴマフアザラシですが
ゼニガタアザラシも混ざっていました
上の写真の中央やや左奥の黒いのがゼニガタ。


観光船です。
小さな船に乗っていきます。
アザラシはほとんどがゴマフアザラシですがゼニガタアザラシが混じっていました。太平洋側 からやってきて迷い込んできたのでしょうか。特に違和感無くゴマフの群れに溶け込んでいましたが…(^^;

観光船は速いモーターボートのようなやつです。屋外にでることもできアザラシ見物にはいいですが、ぶっ飛ばしている時に外に出るとかなり風が強いので、 帽子やカバンが吹っ飛ばされないように気をつけてください。観光船はアザラシ以外にもトドワラという所にも寄ったりしてなかなか楽しいです。

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