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立つアザラシ。おびひろ動物園の初訪問記録 2005年11月3日

11月3日の早朝に襟裳岬、午前中にひろお水族館を訪れた勢いでおびひろ動物園にも行ってきました。 この日のおびひろ動物園は今年最後の営業日、入場料も無料になっておりたくさんの家族連れでにぎわっておりました。

早速入場しアザラシを見に行きます。おびひろ動物園の飼育アザラシはゴマフアザラシのみというモノクラス編成。飼育頭数も二頭のみと道内のアザラシ飼育 施設中最小規模です。当然プールも小さいです。


おびひろ動物園南門
ここから入場しました。正門は別にあります。


アザラシプールの様子です。

二頭のアザラシはオスのカイとメスのモモで共に12歳。子供が産まれそうな組み合わせですがプールに子供はいませんでした。私が行った時は二頭ともプー ルの底に沈んでいました。ほとんど動かないので次々来る子供達に「おとうさーん、アザラシが死んでる!」とか報告されていました。それでもじ~っと観察し ているとたまに浮き上がって息をしたりしているのですけどね。飽きっぽい子供達にそこまで要求するのは酷なのですが。
アザラシを見ているお客さんの中に「紋別のアザラシは良かったわー、あそこ面白い。足元まで来て触れるんだ、結構ざらざらしてるんよー」と話しているお ばちゃんのグループがいました。某Tっかりセンターのことだね、おばちゃん。


動画(1.4MB)

この動画30秒ほどありますが、アザラシはずっと寝ています。
皆さんはこの動画30秒間見るのは飽きませんか?
子供にこの状態で30秒我慢しろといってもなかなか難しいです。
寝ているアザラシも可愛いですがすぐ飽きるのが人間です。


プールに浮いている葉っぱが秋ですね。
二頭仲良く昼寝をしていました。

それにしてもあまりにも動かないので私のほうも、ひとまず園内を見てまた後で見に来ることにします。というのは、おびひろ動物園も旭山の成功を見習って なのか、頻繁に放送が入り「これから○○の解説・給餌を行います」という放送が10分に1回くらい入るのですね。動かないアザラシよりもそっちの方が面白 そうだったのでついつい行ってきました。私が見たのはカリフォルニアアシカとコンドルの給餌解説です。コンドルは飛んで行くのイメージしかな かったコンドルですが、彼らが案外臆病なことと何で禿げているのかなどを解説してくださり、なかなか面白かったです。ただまじめな解説は子供には難しいか もしれません ね。逆に子供レベルまで落とされた解説は大人には退屈ですから難しいところです。私は大人レベルで行って欲しいですが、それを子供レベルまで落として解説 するのは親の役目です。子供に興味を持てるように解説できるかな?世のお母さんお父さん達。
こういった取り組みを見ると動物園は大人が楽しむところだと感じます。給餌解説以外にも偶然ライオンの交尾が見れましたし。わーおです。
アザラシでも給餌や解説を行っているかですが、私が滞在している間は行っておりませんでした。ただ私がいた間だけでもコンドル、アシカ、フクロウ、ビー バーと頻繁に給餌解説案内の放送が入っていたのでアザラシでも行っているのではと思います。

一通り園内をぶらついてアザラシプールの前に戻ってくるとなにやら人だかりがしています。見てみるとアザラシ二頭が泳ぎだしてモモの方がたまにプールに 立ったりしていました。モモが立つたびにお客さん大喜びです。レッサーパンダも他の動物園で立って大喜びだったですから、それに通じるものがあるのか もしれませんね。

 

 


動画(2.2MB)

立つアザラシ。

 


動画(1.2MB)

側面からです。もう大人気でした。

 


えも言われぬ表情で立っていました。

 


水面から出す顔と眉毛が素敵です。

その後もアザラシを眺めたり立つアザラシに大騒ぎしている人たちを眺めたりしたあと帰ってきました。おびひろ動物園は来年の春まで休みです。

2005年11月5日作成

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