サイト内に広告が挿入されています

与那国島のハンマーヘッドシャーク

与那国島でハンマーヘッドシャークを見たいと思い機会を狙ってきました。和名はシュモクザメ(撞木鮫)と呼ばれる鮫の一種です。やっぱり冬場の与那国といったらハンマーヘッドでしょう!ということで行ってきました。2/18-21の三泊四日。18と21は移動日なので実質ダイビングは19と20日の2日間×3本です。あ、19日の一本目は「海底遺跡」ポイントなのでハンマーヘッドねらいは5本ですね。
ハンマーヘッドは1月~2月上旬くらいがシーズンらしいですが、まぁそこまで大きくシーズンは外れてないですし、5本潜れば、、、何とかなるでしょう。石垣のマンタも5本潜って見られないほうが珍しいですし。天気はずっと雨~曇りで海も暗いですが何ほどのことあらんと言う気分です。
与那国のダイビングは船を係留しないドリフトダイビングが主流(なのかな?私の店では6本ともそうでした)ハンマーヘッド狙いのポイントはそこそこ深いので係留は無理でしょうし。私の船は6本とも、船に乗って、ガイドの合図でいっせいにどぼんと潜り水深10mで集合。潜行ロープも一切なし。器材のセットもチェックもそれぞれのダイバーに任せているというか、一切チェックもされませんでした。かなり体育会系というか放置プレイというかそんな感じです。
で、どぼんと潜ると広がっていたのはこんな世界。
IMG_1068.jpg
四方というか下も青。海底はまったく見えません。天気も悪かったし結構濁っていたので。。。
見えない海底に向かっていくインストラクターと一緒のチームのダイバーたち。水深は60~70mくらいで、大体20mくらいでハンマーヘッドが現れるのを待ちます。最初はめちゃくちゃ怖かったですねぇ・・・。行き先が何もない海底に向かって泳ぐというのはなかなか気が狂いそうな作業です。石垣のダイビングはかなり甘いことを感じました。それでもガイドを見たり、他のダイバーを見たり昔撮ったデジカメ(powershotG12)の画像を見たりしながら正気を保ちます。海中のパニックは死にますし。
ダイビングショップには楽しい写真やハンマーヘッドの写真しか載っていないと思いますが、こんな海でハンマーヘッドが現れるのを待つことがほとんどでした!!(ハンマー狙いの私の場合)↓
IMG_1087.jpg
私からやや下にいた一緒に潜ったダイバーのお二人。左右も下にも何も写っていないでしょう?
この日は曇りで透明度も低かったこともあると思いますし、2本、3本と潜るうちに慣れてくるもので、2日目は余裕ができてきました。逆にハンマーヘッドが出ないと何も見えないで暇になってきます。20分くらいで上がろうぜ、、、みたいな。
さて本題のハンマーヘッド。
打率でいうと4/5の確率で見られました。ただし、4のうち3は1匹がちょろっと現れたくらいですので写真はたいしたものがありません。残りの4のうち1は、、、
見ましたよ~~~、ハンマーヘッドの大群!!!
ガイドの話では200匹くらいいたと言ってましたが、こっちはうわ~~~!と思うだけで数は数えられません。この一本は2回群れを見られました。200匹くらいのと50匹くらいの群れでしたねぇ。
では写真。濁ってて曇りだったのであんまりたいした写真はないです。心に刻みこめ~というもんです。。
IMG_1082.jpg
濁っているでしょう?それなりの大きさに写っていますが、模様ははっきりしないです。
IMG_1082hosei.jpg
補正するとこんな具合です。頭の形がトンカチ型です。さすがハンマーヘッド。群れからはぐれて下でうろうろしているのがいたので特長的な頭を写せてよかったです
IMG_1071hosei.jpg
(むちゃくちゃ補正しています。)群れはこんな感じです。水の中から真正面にいたので頭はわかりにくいですね。この写真だけでも40匹くらい写っているようですが、群れの前のほうから後ろのほうまでは全部見えないんですね。濁っていて。ボーっと遠くのほうから白い腹が見えてきて、みんなで様子を見ながら追いかけるようなダイビングでした。
また八重山の珍しい海の生きものが見られて良かったです。
でもハンマーヘッドシャークをwikipediaで検索すると、死亡事故もある生き物なんですねぇ。こわ。。。
ちなみにハンマーの出なかった1本は他の魚もまったく現れず、見た生き物は漂っているプランクトンのみという始末でした。
海底遺跡は次のエントリで紹介しますかね。

タイトルとURLをコピーしました