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北海道のアザラシたち~野生アザラシの生息地と飼育施設の訪問記録~

北海道はアザラシ王国。各地に野生のアザラシを見られる場所がありますし、アザラシ専門施設や水族館や動物園で飼育されているアザラシもたくさんいます。

ここは野生モノと飼育モノ問わず、北海道のアザラシたち蒸し暑い眼差しを注ぎ続けた私のアザラシたちを見に行った記録を整理したコーナーです。

野生アザラシ

 

*私が遭遇した野生アザラシ観察の記録です。
日付脇の記号は以下の情報を表しています。
◎…10頭以上のアザラシを見ました。
○…1頭~10頭程度のアザラシを見ました。
×…アザラシを見られませんでした。

野生のアザラシを探しに行く前の準備について紹介したコーナーはこちら

野生アザラシ探索に必須の双眼鏡の選び方を紹介したコーナーはこちら

抜海港

ゴマフアザラシの越冬地として有名な北海道最北の稚内市にある港です。冬ならほぼ確実に野生アザラシを見られると思います。
私は↓の記録にもある通り、5月や9月にも抜海港でアザラシを見ました。

2005年5月4日…◎:野生の越冬の様子です。
2006年9月23日…○:越冬場所として有名な抜海港ですが、初秋の抜海港の様子はどんなものなの?という疑問からあえて9月に訪問しました。
2006年11月4日…◎:抜海港の夕暮れと観察所の様子。
2006年11月5日…◎:夜明けの抜海港の様子。同じ日の昼にも行ったのですが数が少なくなっておりました。
2007年3月4日…◎:朝日を浴びて金色に染まったり、利尻富士をバックに転がったりする100頭以上のアザラシたち。
2007年3月7日…◎:暴風雪の抜海港。雪が降ろうが風が吹こうが彼らは自然の中で生きなければ成りません。
2008年1月11日…◎:2008年のアザラシ初めは猛吹雪でした。200頭以上いたけども。
2008年1月14日…◎:この日も吹雪。でもアザラシは400頭以上。こんなに大量のアザラシを見たのは初めてです。
2008年1月15日…◎:晴れの中の吹雪。不思議な光景でした。アザラシは130頭余り。
2008年2月23日…◎:ノシャップ寒流水族館とともに。天気は大荒れ!
2008年2月24日…◎:晴れた冬の太陽の日差しを受け活発に動き回ります。

 

宗谷漁港

稚内市街から、日本最北端の宗谷岬に向かう途中にある漁港です。宗谷岬付近は岩場も多く、アザラシの気配が濃厚にあります。宗谷岬観光のついでにチェックしましょう。比較的アザラシまでの距離が遠いので、双眼鏡は必須です。

2006年11月4日…◎:宗谷岬を訪問中にアザラシが転がっているのを見つけました。アザラシ目的ではない移動中だったのでゴマフの大群を見つけたときは驚きました。
2006年11月5日…◎:前日に引き続き訪問。やはり大量のアザラシが転がっておりました。
2007年3月4日…◎:冬の宗谷漁港に転がるゴマフです。
2007年1月14・15日…◎:アザラシのほか、トドやオオワシ、オジロワシなども追いかけてきました。
2008年2月23日…×(高波)

紋別港内

オホーツクとっかりセンターもあるアザラシの聖地・紋別市ですが、もちろん野生のアザラシも豊富な土地。運が良ければ紋別港の中で野生アザラシが見られます。

2006年2月19日…〇:はぐれ流氷の上に転がるゴマフアザラシをオホーツクタワーから眺めてきました。
2007年12月24日…〇:紋別港内を泳ぐゴマフアザラシの様子です。
2008年2月11日…〇:結氷した氷の上に転がるゴマフアザラシの子ども。ガリンコ号や流氷の様子、とっかりセンターの様子も。

能取岬

北海道の北東の拠点都市・網走市郊外にあるオホーツク海の岬です。

岬の先端まで車で行けますので、アザラシ生息地の中ではアクセスが比較的容易です。ただしアザラシまではかなり遠いので双眼鏡は必須。肉眼ではアザラシがいても気づかないかも。アザラシを見つけるには、ある程度慣れが必要かもしれません。

2006年2月25日…×
2007年2月11日…×
2007年2月25日…◎:能取岬沖で遊泳するゴマフたち
2007年3月6日…×
2007年12月22日…○:笹薮をかき分け、岩礁に遊ぶゴマフの様子を見てきました。
2007年12月23日…◎:岩場に上陸するアザラシ。
2007年12月24日…◎:この日も岩場のアザラシ達を見てきました。数は20頭以上。
2008年3月22日…◎:オジロワシに襲われるアザラシの様子。
2014年3月8日…○: 能取岬沖のゴマフ

網走湖

網走郊外にある湖。網走湖が結氷するとアザラシが河口からさかのぼってきます。
アクセスしやすいポイントなので「網走の流氷観光のついでに」という意味でおすすめです。

2006年2月25日…○:結氷した湖の上に転がるアザラシです。
2007年2月11日…×
2007年2月25日…○:1頭で転がる孤高のアザラシ。
2007年3月6日…○:半分水没しながら氷の上に転がっているアザラシがいました。
2007年12月22日…×
2007年12月24日…×
2008年3月22日…○:湖口付近に転がる野生のゴマフアザラシ。
2014年3月8・9日…×:アザラシはいませんでしたが・・・。

 

羅臼町(知床半島)

世界自然遺産の知床半島もアザラシの国。冬の終わりの頃、流氷上でアザラシが出産します。運がよければ白い毛皮に覆われたゴマフ・クラカケアザラシの赤子を見ることができるかも。

2008年2月9日…○:国後島を背景にゴマフアザラシたちが遊んでいました。
2008年2月10日…◎:流氷の上のアザラシとワシ。岩に上陸するアザラシたち。
2008年3月22日…○:2月に見たところと同じ海岸で眺めました。
2008年3月23日…○:流氷の上に転がる若いアザラシ。

野付半島

北海道東部・別海町にある野付湾・野付半島にはゴマフアザラシが定住しています。
野生のアザラシを見るには町営の観光船に乗らなければ見えません。観光船は夏季のみの営業でなので留意ください。干潮時の訪問がおすすめ。

2005年9月17日…◎:町営観光船に乗って、大潮の干潮時、潮が引いた干潟に転がっている群れを見てきました。
2007年9月17日…○:↑の2年後。今回は満潮時の様子です。
2008年9月15日…◎:サイト未掲載

風蓮湖

野付半島の南・別海町と根室市の境にある汽水湖が風蓮湖です。私のアザラシ遭遇率はかなり低い。遭遇してもかなり遠いかも。
管理人自身も遠めに見ただけですし、あまり情報を持っていません(^^;

2005年9月17日…◎:はるか湖の沖合いにアザラシがいたような雰囲気でした(^^;
2007年9月16日…◎:はるか遠くにアザラシの群れが浮かんでいました。ここはアザラシまでの距離が遠いです。。。

大黒島

北海道東部・厚岸町の無人島で、ゼニガタアザラシが定住している島です。
98%のアザラシ遭遇率を誇るウォッチングツアーが夏季に開催されますが、海況が悪いとツアーが中止になります。小さな船で行くので中止になりやすいのが玉に瑕。

2006年8月14日…-(船欠航)
2006年9月16日…-(船欠航):再度ウォッチングツアーに参加を試みたのですが…。厚岸の博物館の様子も。
2006年10月21日…-(船欠航)
2008年9月14日…◎:上の写真を撮ったときです。ようやく開催されたツアーに参加しました。サイトには未掲載

 

大津港

十勝川河口の大津町にある港です。

ゼニガタアザラシが出没する港として最近報道され、知名度が上がりました。ただし定住しているのは一個体だけのようなのでこの個体が寿命を迎えたら見られなくなるのかな。

2006年8月25日…×
2006年9月13日…○(上の写真を撮影した日。サイト未掲載)

襟裳岬

北海道の中央部が南に向かってとがっていますが、その南端が襟裳岬。襟裳岬にはゼニガタアザラシが定住しているので一年中アザラシが見られるはずです。管理人が空振ったときは濃霧や大しけで見えませんでした。陸からアザラシまで遠いので双眼鏡必須。

2005年8月15日…×(濃霧)
2005年11月3日…◎:朝のゼニガタアザラシ
2007年3月11日…×(濃霧)

小樽市

おたる水族館の裏手の岩場で野生のアザラシが見られます。おたる水族館訪問の際はぜひ探してみてください。

2005年5月12日…〇:おたる水族館裏の海に野生のゴマフアザラシが。さすが海獣王国おたる水族館です。
2015年4月12日…〇:10年前と同じくおたる水族館の裏の海岸に転がっていました。

積丹岬

北海道西部・アザラシの目撃情報が多い積丹半島に位置する岬です。千歳空港・札幌に比較的近い場所です。

2006年11月19日…×
2007年2月17・18日…○:二日連続で岩場にアザラシが転がっていました。
2015年4月12日・No1,No2…〇:人通りの少ない岩場に数等のアザラシが転がってくつろいでいました。

神威岬

上述の積丹岬の近くの神威岬。風光明媚な岩場のこの岬でもアザラシを見ることがあります。ここもアザラシまでの距離は遠いので双眼鏡は必須です。

ただ、、、私とはあまり相性が良くなく、何回か訪問してようやくアザラシの姿をカメラに収めました。

2015年4月12日…〇 アザラシがいると信じて、何回も通っていた神威岬。ようやくアザラシを見つけることができました。ゴマフアザラシの群れです。

礼文島

北海道の最北の島の礼文島です。ゴマフアザラシの目撃が多い島。
冬期は島まで行くのは大変ですが、島内では岩場に上陸するアザラシの群れを道路から見ることが出来ました。海が荒れると岩場には上がらないかも。

2007年3月3日…◎:20頭くらいの群れがゴロゴロ岩礁に転がっていました。
2008年1月12日…○:この日は猛吹雪でした。上陸個体は見られず、海からひょこひょこ頭を出すのが数頭いたのみです。

利尻島

利尻富士で有名な利尻島ですが、アザラシの気配もあります。

2008年1月13日…○:真冬の日本海、猛吹雪の海を泳ぐ一頭のアザラシを見ました。

天売島

北海道西部日本海側に浮かぶ有人島です。ゴマフの越冬地ですが近年は定住しているのもいる模様。生息地近くの道路が冬期除雪されないので晩秋と春先の無雪期を狙うしかないのかな?アザラシ以外も面白いのでおすすめの島です。

2006年9月23日…○:天売島初訪問。アザラシまで遠かったのですがとても良い印象を受ける島でした。
2008年5月4日…◎:多くのゴマフアザラシを観察することができました(サイト未掲載)

焼尻島

上の天売島の隣の島。天売島と同じくゴマフの越冬地。 天売島に比べアザラシ観察スポットにはアクセスはしやすいかも。まぁ島に到達すること自体がなかなか難しいのですが…。焼尻島もアザラシ抜きでも行く価値はある魅力的な島です。

2006年10月27日…○:初訪問。岩礁に転がっていました。
2007年3月22日…◎:岩場に転がる大群のゴマフアザラシたちです。
2008年2月23日…-(船欠航)
2008年5月4日…◎(サイト未掲載)
2008年5月5日…◎(サイト未掲載)

飼育アザラシ

アザラシ専門施設

オホーツクとっかりセンター

オホーツク海側にあるアザラシ専門の施設。北海道のアザラシ飼育施設の東側の雄です。

2005年2月22日:祝・とっかりセンター初訪問!氷の張ったとっかりセンターのプールの様子です。
2005年2月23日:給餌解説の様子ですね。
2005年5月3日:とっかりセンター裏方見学ツアーと給餌解説を収録した動画が充実しています。
2005年6月4日:アゴヒゲアザラシ・ワモンアザラシの給餌、ゴマフプールの様子などです。保護されていたゴマフアザラシの子供達の放流の様子です。
2005年8月13日:センターの夏休み企画「餌やり体験」を中心とした内容です。
2005年8月14日:同じく夏休み企画の「写真展」とコムケと担当職員さんを中心とした内容です。
2005年10月8日:秋の三連休に行ってきました。オス・メスゴマフの給餌、子供などです。
2005年11月23日:とっかりクイズ大会、ワモンの子供の写真・動画が多いです。
2005年12月23日:とっかりセンターのクリスマスイブ前夜・雪の上で遊ぶアザラシたち
2005年12月24日:とっかりセンターのクリスマスイベント1日目・コムケサンタとこむすびトナカイです。
2005年12月25日:クリスマスイベント2日目・怠け者のアタックサンタクロースの紹介です。
2006年2月18日:氷に覆われたプールに暮らすアザラシの様子。給餌の最中におならをしまったアザラシの様子も収録(^^)
2006年2月19日:センターの前から発着する流氷砕氷船ガリンコ号の乗船記・センターから少し離れたオホーツクタワーで見かけた野生のアザラシの様子。
2006年8月26日:オホーツクとっかりセンターでアザラシ好きの方が集合しました。コムケが人気者になっていました。
2006年8月27日:↑の続きです。
2007年2月10日:流氷シーズンのとっかりセンターに行ってきました。センターのアザラシは元気一杯にすべり台を滑ったり、餌をねだったりしていました。
2007年2月11日:流氷祭り開催期間。センターは非常に賑わっていました。紋別沖の流氷の様子も。
2007年3月6日:父と二人で行ったのですがセンターを貸しきり状態でした。
2007年12月24日:二年ぶりのとっかりセンターのクリスマスイベント。コムケサンタ大活躍です。
2007年12月25日:雪が降ったクリスマスのセンター。
2008年2月11日:流氷と紋別の港にいた野生のゴマフアザラシととっかりセンター。

水族館

おたる水族館

北海道のアザラシ飼育施設の西側の雄。アザラシはもちろん、トドやセイウチなども飼育しており、海獣の飼育充実度は国内有数の水族館で、全国的にもっと注目されてもいいと思います。

2004年7月18日:おたる水族館の初訪問です。
2005年4月24日:ワモンアザラシの子供などワモン・アゴヒゲアザラシの様子です。
2005年4月24日:春のおたる第二弾、ゴマフ・ゼニガタプールです。
2005年5月21日:生後10日ほどのゼニガタアザラシの赤ちゃんや水族館裏で見つけた野生のゴマフアザラシの様子などです。
2005年7月24日:夏のおたる水族館の様子。
2005年11月20日:越冬用プールの様子とネズミイルカとの混合試験飼育の様子。
2006年4月15日:ゴマフの白い赤ちゃん。ワモンの子供・クラカケなど。
2006年10月28日:晩秋のおたる。クラカケ子供の特徴のある模様が印象に残っています。ほのぼのプールの様子も。
2012年11月17日:6年ぶりのおたる水族館。6年の間に進化したおたる水族館の様子です。

稚内市立ノシャップ寒流水族館

北海道最北の稚内市にある市営の小さな水族館。しかしゴマフアザラシを繁殖させたりしていてアザラシマニアには比較的知られている水族館です。上の抜海港宗谷漁港とセットで訪問しても良いかもしれません。

2005年2月24日:真冬の水族館の様子です。水を抜かれたプールで遊ぶアザラシたち
2005年5月4日:ゴマフアザラシ赤ちゃん(生後一ヶ月)や給餌の様子、大人アザラシの様子
2008年2月23日:抜海港の野生のゴマフアザラシとともに特集します

サンピアザ水族館

札幌市近郊の新札幌にある都市型水族館。比較的小さな水族館です。

2005年7月31日:数年ぶりにサンピアザ水族館に行ってきました。ゴマフアザラシのプールの様子が中心です。

市立室蘭水族館

室蘭市にある小さな水族館。私が訪問した時はお客が少ない時代だったのですが、最近は、指定管理者制度を導入していろいろ改革が行われているようです。

2004年10月:室蘭水族館初訪問です。客が己一人でした!ゴマフ・ゼニガタアザラシプールの様子を紹介。
2005年9月11日:二度目の訪問。一回目の訪問に比べかなり好印象を受けました。

登別マリンパークニクス

温泉で有名な登別市にある北海道では新しめの水族館です。

2006年10月15日:ニクス初訪問です。プール・給餌解説の様子と館内の様子を一通り。

ひろお水族館(残念ながら閉館してしまいました)

十勝地方南部の広尾町にある水族館なのですが、2005年に閉館してしまいました。

2005年8月15日:初訪問です。水中のアザラシの様子や貴重なクラカケアザラシの紹介です。
2005年11月3日:閉館日に行ってきました。たくさんの人が訪れていましたよ。
2006年8月25日:閉館後のエピローグ。。。

動物園

札幌市円山動物園

札幌市にある北海道最大の動物園。2018年にホッキョクグマ館がオープンしてアザラシもそこで暮らしています。(私はリニューアル後は未訪問です)

2004年9月2日:初訪問です。アザラシプールの紹介です。
2012年11月18日:8年ぶり(!)の円山動物園。8年間の間に面白い動物園になっていました。

旭川市旭山動物園

行動展示を先駆けの旭川市の動物園。アクリルの円柱状の水槽を上下に泳ぐアザラシの姿はあまりにも有名で一見の価値ありです。

2005年2月18日:有名な円柱水槽の紹介・感想など。
2005年12月10日:給仕解説・屋外プールの様子
2006年1月23日:円柱水槽を中心にあざらし館内部の動画・写真を使った詳しい紹介
2007年2月13日:冬の平日に行ったのですが激込みでした。でもアザラシ達は生き生きしていました。さすが旭山。館内展示物も大分変わっていました。

おびひろ動物園

帯広市近郊にある市営の動物園。

2005年11月3日:今期営業最終日に行ってきました。初訪問です。

釧路市動物園

釧路市郊外にある市営の動物園。

2005年9月19日:初訪問です。子供プールと大人プールをそれぞれ紹介
2014年7月:久しぶりの釧路動物園です。ゼニガタアザラシ。

ノースサファリサッポロ

札幌市南の郊外にあるふれあい型の動物園。私が訪問したのがオープンしたばかりだったので、現在はまた異なるかも。

2006年1月28日:初訪問。ほかにもペンギンとかビーバーとか。

博物館など

斜里町立知床博物館

生きたアザラシを飼育してはいませんが、アザラシの毛皮や石器、骨格標本など興味深いアザラシの展示が充実しています。

2005年11月15日:アザラシに関する展示がたくさんある博物館。

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