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龍安寺の石庭

2月の最終の土日に京都に行ってました。一年前のほぼ同時期にも京都に行ってましたが所用を片付けて、世界遺産にもなっている龍安寺の石庭。
日本でもっとも有名な庭園の一つだと思いますが、造った人作った意図、謎に満ちた庭のようです。私のような素人にその謎が解けるわけもなく。
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石の形や種類もばらばら。岩と白砂とコケで構成される、コケの維持や白砂の箒目など維持にはものすごい手間がかかっている推察されますが、誤解を恐れずに言えば一見人間の手があまりかかっていないように見える世界です。その中石庭を不思議な雰囲気で閉じ込めているのが背景の油土塀。菜種油を練り混んだ粘土で作っているそうで独特で不思議な色合いや縦筋が石庭の境界を明確にしています。石庭、岩のごつごつ感や背景の塀を何百年前も過去からこいつらがここにあって自分が死んでもここにあるんだろうなぁと思うと頭が下がります。
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石庭の岩はこんな顔をしているんですね。コケにとっても石庭は日光を遮るものはないし回りは砂と岩だらけだし、乾燥しがちでなかなか過酷な条件かと思いますが、がんばっています。頭が下がります。
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もちろん白砂に綺麗な箒目を入れる作業も何百年も人間が受け継いできた作業。頭が下がります。
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境内には枝垂桜が多い。春には石庭が笑うらしいです。笑った石庭を見てみたいですがすごい人なんだろうなぁ・・・。
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それにしても石庭、見える岩の数が何個か数えるのがお約束のようで、みんな数えてました。私はひねくれモノなので数えませんでした。龍安寺を出ても時間的な余裕があったので続いては北野天満宮へ梅を見に行くことにしました。

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