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上越新幹線「とき」の丸いやつの引退その2

さて、先回に引き続き上越新幹線の話。

上越新幹線「とき」の丸いやつの引退その1
新潟っ子にとって、新幹線と言えば白地に緑帯の上越新幹線。東京へ遊びに行ったり、修学旅行で京都に行ったり、大学受験に行ったり、あるいは帰省する親戚が乗って帰ってき...

大宮から東京に帰ります。が、やっぱり新潟っ子としては、新幹線と言えば白地に緑の上越新幹線なわけです。下が青くなっているやつではなく、白に緑にこだわりたい。とはいえ友人に聞いたら白地に緑は今は一編成一本しかないかなりのレアなやつで、しかも「とき」に何色が来るかは事前に分からず運次第とのこと。
大宮駅で何本も新しい東京行きの新幹線を見送り、夕方に乗る予定だった上越新幹線で、やってきたのはこれ↓
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やっぱり新幹線はこの色。新潟っ子には刷り込みのようなものかもしれません。他地方や東京で育った人には違う万感の思いがあると思います。
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上越新幹線は「とき」。東京行きの新幹線は新潟っ子には別れの象徴でもあり、見ているだけでもいろいろ込みあげるものがある。「とき」はこの白地に緑色がよく似合う。
さっそく車内に乗り込むと、終点が近づいた列車ならではの気怠い雰囲気が漂っています。
私の感傷とは別に、初めて上越新幹線に乗った広島出身の友人は隣の席で爆睡をこいて、約20分後東京駅に到着。
先頭の団子鼻に東京の灯りが映りこんでいました。上越新幹線が開業して30年くらい、いろいろな景色を見てきたことでしょう。
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短い折り返しの準備時間が過ぎ、慌しく新潟行きの「とき」として出て行きました。夜の新幹線が去っていくシーンは何とも言えない別れの哀愁が。新潟っ子にとっては上越新幹線ホームで東京に去って行く人を見送るシーン名訳です。何か胸いっぱいになってしまいますね。この日は過ぎ去りゆく団子鼻の200系というのもありますが(>_<)
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名残惜しいですが、上越新幹線「とき」は新潟に向けどんどん加速して行きます。まだまだ現役でいける気がします。もったいない。
それにしてもこの白地にシンプルな緑の帯を巻いたデザインは現役新幹線の中でもっとも美しい。。
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進行方向の後ろ側を示す赤い灯を後輩の新幹線の腹にたなびかせて東京駅をあとにする新潟行き「とき」。
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追記)
この丸い頭の上越新幹線は予定通り3月15日に引退したそうです。まずはおつかれさまと言いたいところです。。
次に私が乗る「とき」は二階立てのか、尖り頭のか・・・、いずれにせよあまり上越新幹線という気がしないしますし、ああいうのは新しい長野新幹線か、はやて・はやぶさの東北新幹線で仙台や青森に出張に行く気分になりそうです(>_<)仕方ないのですが・・・。

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