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ベルギー/ブリュッセルへ④~もう帰り。

ベルギー4日目。日本へ帰る日です。

前日の記録はこちら。

ベルギー/ブリュッセルへ③~適当にほっつき歩く
ブリュッセル三日目。つつがなく仕事は17時に終了し、再びブリュッセル市街へ。昨日はブリュッセルに駐在している知り合いの日本人の方と一緒に回ったのですが(おかげで...

あっという間のような、来る前はとっとと日本に戻りたいとか思ってベルギーに来たのですが、仕事が終わって。少しうろうろすると「もう少しいたい」と思ってしまうから現金なものです。今回は初めてヨーロッパの空気を吸えただけでも良しとします。
さて、起きてみたら昨夜の雷雨は止んでいたのと飛行機までの時間の余裕はあるので、歩いてブリュッセル中央駅まで向かうことにしました。ブリュッセルに来るときに電車を降りたブリュッセル北駅はどうも雰囲気がよくなかったので。。。

この日は寒く、気温の気温表示が3度。さすがにこれは故障していて、もうちょっと暖かかったように思いますが、吐く息は白い。
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証券取引所と呼ばれる建物のようですが、なぜかダビンチの肖像やモナリザの垂れ幕が。並みの証券取引所のような外見ではないですが現役なのかな?
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パン屋さん。朝の8時くらいから営業しています。パン屋さんは朝が早いです。大きなパンも売っています。
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ブリュッセル中央駅の切符売り場。自販機もあるのですが例によって使い方がよくわからないのとクレジットカードが使えるかもよくわからんので適当に窓口に並びます。切符を買う際には「Bruxelles Airport,One person,2nd class」といえば通じるのですが、ベルギーはまだ国鉄でサービスはよくないそうな。
何より行き先の表示が↓の写真の通りなのでよくわからん。私はベルギー国鉄サイトで空港行きの電車の時間とプラットホームナンバーを何本か調べてメモしていきました。
このサイトで「bruxelles」とか「airport」とか英語で適当に検索できますが、空港駅は向こうの言葉で「Brussel-Nat-Luchthaven」らしいです。
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やってきた列車はこれ。ブリュッセルに着いたときに乗ったやつに比べるとぼろいし落書きだらけ。おまけに10分くらい遅れてました。特に何かアナウンスがあるわけでもない。(もっともフランス語かオランダ語で言われてもわからないですが、そもそも駅の放送の類が何も無かったような?)鉄道に関しては我がJRが恋しくなってきます。
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私が乗った車両はこの通り。ご丁寧に窓部分にまでアートが描かれています。描かれている内容はかつての日本なら不敬罪になりそうな内容ですが・・・。ベルギー国鉄、これでいいのか。。。
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ブリュッセル中央駅をでてブリュッセル北駅付近でふと窓の外を見ると、、、「EROTIC」の店はともかく、これはいわゆる「飾り窓」ってやつですよね。おねーちゃんらしき影が映っているし。オランダの飾り窓は有名ですがブリュッセルはこんなにオープンな感じだったとは。
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北駅付近が微妙な雰囲気だったのも納得。真昼間(というかAM9時くらい)ですが、この写真でも右下のショーウィンドウに写っているし。さすがにマネキンかな?

いや、こういう地元民の息遣いが聞こえるようないかがわしさは嫌いじゃないですが、空港から首都に入る鉄道のメインルート沿いでいいのかな?と思います。まぁ日本も新幹線の路線沿いにある日暮里の辺りを見たらよその国のことは言えないかもしれませんが。
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いろいろ感慨にふけっているうちにブリュッセル空港に到着。手荷物にベルギービールのボトルを偲ばせていたものセキュリティチェックで没収された以外は順調に搭乗手続きを済ませ、搭乗口に向かいます。空港内にはTOYOTAのディスプレーがありました。
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プリウスの仲間かと思ったら「AURIS」トヨタのハイブリッドというとプリウスとアクアが真っ先に思い浮かびますがあえてオーリス。日本車ががんばっているのはなんとなく嬉しい。私は自動車業界とつながりがあるわけでも無いですが。。。そういやホンダのフィットも欧州では「Jazz」という名前で売られていまして、ブリュッセルでもJazzを見かけました。
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この長いベルギーシリーズも終焉に近づいてまいりました。空港でベルギービールJupilerでベルギー滞在を締めくくります。ブリュッセル空港発11時40分でヘルシンキへ向け離陸。
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ブリュッセル→ヘルシンキ便の機内食はサンドイッチのみの軽食。味は選べず。でもなかなか旨いツナと肉のたっぷり入ったサンドイッチでした。
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フィンランド・ヘルシンキ空港着。
この時間から日本の東京・名古屋・大阪へ向けて連続的に便が出ます。ヘルシンキ空港では日本のツアー旅行のおばちゃんたちが、それぞれの空港に散っていくツアー仲間とお別れのあいさつをしていました。
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これが日本に戻るためのマシーン。定刻どおり17時15分発。飛行時間に加え、行きに払った時差を回収するので、日本着は翌朝9時。
フィンランドのfinnairの運行ですがJALとのコードシェア便で客の比率は9割が日本人。機長アナウンスも最初はフィンランド語ですが、その後、日本人乗務員(多分JALの人)が訳して、英語のアナウンスは行われないこともあるという徹底ぶり。いいのかな・・・(^^;
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まずは夕食。ソバと米が嬉しい。パスタの選択があったけど迷わず米を選びました。
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機体の右翼には月が浮かんでいました。
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これが徐々に沈み始め夜の雰囲気になります。
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この季節の北極圏近くの大圏航路を通る航空機はほぼ白夜なので、また登ってきた太陽に翼が輝き始めます。
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最後の機内食。軽食でオムレツとパン。
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成田には定刻9時前に到着。久しぶりに浴びる太陽光線が初夏でした。ベルギーは天気悪かったからなぁ。

 

ベルギーには嫌々行ったものですが、行ったら行ったで、国家のあり方、グローバル経済、鉄道の線路幅やパンの堅さ、トイレットペーパーの硬さに関して、いろいろ考えさせられます。外に出たほうが日本のことを考えると言いますし、何より旅への価値観も変わり、また他の国にも行きたいなぁ、と思いつつ、日本でも行きたいところがたくさんあるし、時間も金もないし。。。(´・ω・`)

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