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釧路湿原の動物たち~2014年春の道東旅行②~

釧路湿原西部の鶴居村でタンチョウを眺めた後は釧路湿原北部を横断する道道1060号線で湿原を横断します。

この道道(どうどう・北海道の道、他県では県道ですね)はダートなので、冬季も通行可能なのか気になっていましたが、この日は問題なく通行可能でした。

釧路湿原西側・コッタロ湿原展望台

1060号線で釧路湿原を横切る途中でコッタロ湿原展望台に。コッタロ湿原展望台は9年前の記事でも取り上げた場所です。季節は違って水面は凍っていますが、この湿原中の沼の形は懐かしくて涙が出ます。
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、、、眺めていると湿原の奥になんか動くものがいるのに気づきました。
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エゾシカです。私が北海道にいた頃には湿原の低い部分でエゾシカを見ることはほぼ無かったのですが、この陽は湿原のいたるところでシカを見ました。
エゾシカが爆発的に増えている話を身をもって実感します。

人家の庭にタンチョウ

タンチョウも増えているのか、釧路湿原の東側の民家の軒先のようなところにも、、、。
朝起きて家の庭にタンチョウがいたらびびると思いますが、この地域の人々には普通のことなのでしょうね。うらやましい生活。
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釧路湿原を舞うオオワシ

釧路湿原は野生動物の王国。達古武地域の道路沿いの林にオオワシが止まっていました。眼光の鋭い。
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飛ぶと優雅でそして、存在感が半端無いオオワシ。北海道の鳥として認めてあげたい。

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カラスが飛んでいるオオワシに並走してちょっかいを出していましたが、オオワシは気にもとめていないのか悠々と飛んでいました。カラスは何を思って自分よりはるかに大きなオオワシに向かっていくのか。
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学生の頃、何回も来た達古部沼。湖畔にはキャンプ場があり夏にはそれなりに賑わうのですが、この季節はキャンプ場も閉鎖され、沼はひっそりと強烈に凍っていました。
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凍った湖畔の上には風と雪が作る不思議な紋様。
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釧路湿原の東側には釧網本線の線路が敷いてあり、達古武沼の際を通っています。ちょうどSL列車がやってきました。
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寒いので蒸気が濃くて美しい。

細岡展望台からの光景

釧路湿原西側の細岡展望台から。釧路湿原の代表的な展望台。ここから眺める景観は日本の土地概念を超越しています。見渡す限り広がるひろい土地にこの時人間は20人くらいか。

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細岡展望台に着いたのは16時ころ。3月に入り春めいてきているとはいえ、北国の日はまだまだ短く16時頃には夕方の気配です。

エゾシカステーキ

今日は釧路市街で一泊します。ということで、釧路在住の友人も合流し、釧路市内の居酒屋で宴。
まずは「湿原内でも増えているなぁ。。。」と思ったエゾシカのステーキ。

やっぱりこいつらは食って個体数を管理したい。釧路ではスーパーに肉が出始めているようですが100g600円くらいするそうです。観光客はともかく日常的に食べられるかというとなかなか手を出しにくい値段か。もっと流通量が増えれば単価も下がると思うのですが、そんな単純じゃないのかな。エゾシカ肉の味はほんとに美味しいと思います。
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これはくしろ夕日ハイボール。
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釧路は世界三大夕陽の街だそうで、それにあやかった商品のようです。ちなみに残りの2つの街はインドネシアのバリ島、フィリピンのマニラだそうな・・・知らなかった。

明日も朝早くからごそごそ起きだす予定があるのですが、居酒屋も去りがたく、かなり遅くまで飲んでしまいました。しかし翌日AM5時からの行動を開始です。

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