~家を買う④~団地を買い逃してしまう・・・

先回のエントリでは古い団地の耐震性について長々と書きましたが、団地にもそれなりに耐震性はある納得し、古い団地も候補に入れて、家を探すことにしました。
我々の家を買う重要視する観点は以下の点

①安い(借金をあまり背負いたくない。フラット35などもってのほか)
②駅から徒歩10分以内。
③私の職場と妻の職場のいずれにもアクセスしやすい立地・路線であること。
④広くなくてもいいけど夫婦二人暮らしなので専有面積は最低50m2くらいは欲しい。戸建てでもマンションでもいいけど駅近くに戸建ては少ないし、便利な戸建ては値段も高めなのでマンションのような集合住宅が現実的か?
⑤旧耐震基準時代の建物なら壁式構造のものに限る。

これらの条件のうち、「古い団地でも良い」と思えば、①の「安い」という条件と⑤の壁式構造という条件はほぼクリアされます。なんせ1000万円以下の物件がごろごろしている世界です。
③の妻と私の職場へのアクセスも面積の条件もそれほど難しい条件ではありません。鉄道路線を念入りに調べれば大体この辺かな?というエリアが分かります。
団地はもちろん大抵の分譲マンションでも50m2程度の広さはありますので、④の条件もあまり考えなくてもクリアできます。
②の駅から利便性の条件が最も厳しい・・・。当然分譲中古マンションでも駅近くの物件はなかなかのお値段。団地はまとまった土地を大規模造成して建築しているものが多いので、バスで駅に出るのが前提のような立地も多いのです。特に安い団地物件はバス便が多い。逆にいうと駅近くの便利な団地という条件を満たす団地というのは、むしろ小数派、駅までの距離が近い便利な団地はやはり人気で部屋の値段も高い。もちろん周辺の新築マンションに較べれば数分の一の値段でもありますし、一般的な中古分譲マンションに比べてもかなり安いものではありますが、、、。

高いと嘆いても、仕方ありません。逆に資産価値が落ちにくいとも考え駅近くの団地に狙いを定めて、妻が上記条件を満たす何個かの団地を見つけてきました。やっぱり価格優先条件だと団地は強いです。

どこの団地も「ザ・団地」という感じで、低層で箱型の「団地」建物が建っています。
この後は各団地の空き部屋の売買を管理している不動産屋さんにアポイントを取って、空き部屋を見せてもらいます。内覧というやつですね。これをすると家を買うんだな、、という実感が湧きあがって来ます。

しかし団地物件は場所は違っていても見事なまでに各戸の部屋や水周りの配置が似通っていて、団地達は同時期に一斉に建てられた、ということがよく分かります。と、同時に今我々が住んでいる古い団地型社宅にも似ていてホッとするような気もします。
売りに出されている団地は建物は古いのですが、分譲型の団地=住民皆さんの財産だけあって丁寧に使われ、古いながらも大切に使われてきた、というのもよく分かります。我が家の団地型社宅は45年位前の間取りや内装のままで、さらに浴室のコンクリートタイルは割れ、窓に網戸もなく、アルミサッシはゆがみ、すきま風が入るような部屋ですが、内覧した団地の部屋はこまごまと修繕がなされていて、感動します。不動産屋さんからは相当古いですよ。。と釘を刺された部屋でも「我が家よりきれいだ」と二人で盛り上がるので不動産屋さんも「こいつら、どんな家に住んでいるんだ、部屋を買っても、代金を支払えるのか、、、」と思ったに違いありません。

何個か団地を見たり、また団地以外の物件を見たりしますが決め手にかけて迷っているうち、妻が見つけたとある団地に目が止まり、内見を申し込みます。この団地を初めて訪れたのは2013年12月下旬で、もう年末の暮れに差し掛かる頃でした。その日はよく晴れた穏やかな日で、団地内の歩道を散歩するお年寄りや団地内の昭和じみた公園で遊ぶ子供たちがたくさん溢れて、極ぬるい空気が団地中に満ちていたのを覚えています。

その団地の最寄り駅は横浜市西部中心に近く、とても賑やかな駅。オッサンたちや男子大学生が好む居酒屋や焼肉屋やラーメン屋の激戦区が多く賑やかでもありますが、団地に踏み込むと、閑静な環境。駅前の賑やかな場所と緑がもさもさ生えてぬるい空気が流れる団地に来られる、というギャップにやられました。立地が良いので、団地としては高めの価格設定ですが、交通の利便性・住環境を考えれば納得できる価格。

この団地に惹かれますが、いくら団地が安いと言っても、これまでの人生の中で一番高い買い物には間違いありません。不動産屋さんからは、この物件は相場からもかなり安いので、すぐに売れてしまうだろうから買うなら早く決断を、、と言われます。しかし、我々としては何か決断を急かされているようで若干引きます。正直なところ「古い団地だしそんなすぐに売れるわけないだろう、そんな物件を売ろうと焦らせる作戦じゃないか?」とタカを括っていたら、本当に数日のうちに売れてしまいました・・・。不動産屋さんの言葉が全面的に正しかったわけで、やはり自分たちが良いな、と思った物件は他の人も良いな、と思うわけです。

決断は大事ということが身に沁みます。とはいえ、額も大きいですしやはりこれなら買ってもいいかな?と思った一回目の物件で即買うという決断はなかなかできないだろうな、とも思います。
買い逃すと、逆に惜しくなるのが人情。私たちもすぐに買わなければ家無しになるわけでもないですし、気長に待ちましょう。(と、不動産屋の担当さんにも慰められた・・・。)
はてさて、どうなることやら・・・。この続きはこちらです。

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コメント

  1. やあちゃん より:

    はじめまして。
    突然、コメント差し上げて申し訳ありません。
    私もただいま横浜市内で団地住まいをしています。
    団地リノベーションで検索していてこちらのブログにたどり着きましたが、記事を読ませていただいてると私の住んでいる団地と共通点が多く、もしかして同じ団地に住んでいらっしゃるのでは?と思い、居ても立っても居られずコメントしてしまいました。この団地は本当に立地条件と駅へのアクセスが良いのでとても気に入っています。
    団地住まいをする前は団地に偏見を持っていた私ですが、住んでみると本当に日当たりの良さ、風通しの良さと良いところが沢山あり、すっかり気に入ってしまいました。
    いま団地内で広い間取りで駅に近い棟に住み変えようか検討中なんですが、間取りを参考にさせていただきたいと思います。

  2. ぴぃすけ より:

    やあちゃんさん、コメントありがとうございます!やあちゃんさんのように団地住まいの方に共感して頂けるのはとってもありがたいし光栄だと思います。団地煮偏見が合ったというのは非常に良くわかります。しかし住んでみるとなかなか良いですよね。普段住む分の快適性は新築の同程度の広さのマンションに遜色無いと思います。

    さて、団地内で住み替える方も結構多いようですよね。ポストによく「この団地の部屋を探している人がいます」的な不動産会社のチラシが入っていますし。。。
    私どもも移住したにもかかわらずやっぱり他の方のお家の様子も気になっており、団地でリノベーションした方の内覧会や物件の現地販売・案内会があると覗きに行ったりしております。そのような場でお会いするかもしれませんね(^^)もし同じ団地だとして、内覧会をされたら訪問者の一人に多分紛れ込んでいると思います。。。