野生動物観察(鳥・哺乳類)とおすすめ双眼鏡

アザラシやトキなど野生動物捜索での必須アイテムが双眼鏡と思います!この最重要アイテムについて記載しておきます。

ご飯は1日くらい食べなくても死にませんし、服も一日くらいは着ていなくても風邪や肺炎になるくらいで病院にいけば何とかなりますが、双眼鏡が無いことには遠くのアザラシや鳥を見つけることは出来ません。肉眼で見える近距離に野生動物が来るのは相当限られた条件ですし、見慣れていない野生動物を探すのは困難。せっかく野生動物を見ようと思うなら、良質な双眼鏡を持っていくと旅が200倍くらい面白くなると思います。

とはいえ、最初から何万円もするような高価な双眼鏡を購入する必要は全くありません。現に2005年くらいから野生のアザラシや鳥を追いかけ始めましたが、2010年くらいまで私が使っていた双眼鏡は5000円くらいのもので、今使っているものも10000円くらいのものです。

それでは、野生動物観察に向いている双眼鏡とは、、、ですが、私が自信を持っておすすめする購入する双眼鏡は”極普通の10倍以下(8倍が推奨)のズーム機能が無い”双眼鏡です。

購入してはいけない双眼鏡というのもあり、それは怪しいメーカーの激安980円双眼鏡や怪しい通販の「10-50倍」とか「20-100倍」とかの高率ズームを謳う双眼鏡などで、これらは資源の無駄遣いのゴミカス双眼鏡を思っていただいて構いません。真っ当な双眼鏡が5000円程度から手に入るのに較べれば、これらはボッタクリもいいところです。例え980円でも全く使えない道具を買ってしまっては、お金をドブに捨てたも同然です。

では、具体的にどの双眼鏡がアザラシや野鳥探しに向いているか、という話ですが、簡単に言ってしまえば、日本のメーカーで皆さんが聞いたことがあるような有名メーカーの双眼鏡を買えばOKです。もちろん各社、見え方や操作性に傾向・好みがありますが、最低限の十分な双眼鏡の機能を有しています。もっと具体的に言うと「ニコン」「ペンタックス」「ビクセン」「オリンパス」「キヤノン」あたりの製品です。

出来れば実際に手にとって覗き込んで、気に入ったものを買っていただければ良いのですが、なかなか双眼鏡を並べて比較するのも大変な方もいらっしゃると思いますので、参考まで10000円以程度で手に入るおすすめの双眼鏡を以下に書いておきます。

PENTAX 双眼鏡 タンクローR
一番最初に掲載するのは、PENTAXが作る入門双眼鏡の定番中の定番の機種のタンクロー。8倍のモデルと10倍のモデルがありますが、おすすめは8倍のほう。倍率が高いほうがなんとなくよさげに感じるかもですが、鳥や動物を見るのは8倍くらいがもっとも使いやすいと思います。
2013年11月現在、amazonでは本機は4000円台の値段で売られていますが、値段に比べてその性能は非常に高い。今現在amazonの双眼鏡カテゴリの人気No,1ですし、口コミの評価の高さからも優秀さが伝わるのではないでしょうか。安心してご購入ください。

この双眼鏡は”双眼鏡なんか今後使うかなぁ、、”と思っている人にこそ体験して欲しい物です。鳥やアザラシなどの野生動物を見なくてもコンサート鑑賞や野球、サッカー観戦にも使えますし、これで月や星を見るのも楽しい。私もお金を持っていない大学時代にタンクローを買って、随分お世話になりました。長年このタンクローを使っていたのですが(現在は発売されていないリンク先の商品の一段階上のモデルでした)、その長年の相棒を礼文島の海岸で紛失してしまった苦い記憶があります。野生アザラシや鳥の観察にはこのタンクローでリサーチし、いるのを確認した後に写真を撮影し、ここのサイトへの掲載していました。今は違う双眼鏡を使っていますが、そんな思い出があるので、今でもタンクローが時々欲しくなります。

PENTAX 双眼鏡 タンクローWP

上記タンクローシリーズの完全防水タイプ。1m防水で、丸洗い可能。見え味も文句無いですが、上記タンクローの約2倍の価格。悩ましいですが、防水が必須じゃないなら私は安いタンクローRを買うかな・・・。タンクローRに較べると若干重いし。しかしフィールドで水で濡れてもいいというのは精神的には非常に具合がいい・・・。ここまで来ると購入される方の意思次第でして、見え方でこちらを購入して後悔するということは無いでしょう。

それじゃ、お前自身はどんな双眼鏡を使っているんだよ、という話ですが、私が現在使っているのも特に高い双眼鏡ではなく、入門機クラスで、↓の双眼鏡です。

PENTAX 双眼鏡 PAPILIOII6.5×21
タンクローと同じPENTAX製のPapilio。入門的な双眼鏡の倍率は一般的には8倍のものが多いですが、本機の倍率はそれより低い6.5倍。視野は明るく、十分見やすいですし、私自身が使っていますので、性能面は実感を持っておすすめできるのですが、タンクローRより若干大きいのと倍率が6.5倍という変わった倍率なのと値段もタンクローRの2倍はするということで、初めて双眼鏡なら、前述のタンクローRのほうをすすめるかな・・・。
ただ実際に使っている身としては、遠くは倍率の6.5倍はあまり8倍との差を実感していないですし、6.5倍でアザラシ捜索には十分です。この双眼鏡は、至近距離(50cm!)のものにもピントが合うという面白い特徴を持っています。昆虫や植物といった細かめの生物を観察もなかなか楽しいですし、妻は美術館にこの双眼鏡を持っていって絵の画家の筆のタッチをこの双眼鏡で観察して面白かったといっていました。

Nikon 双眼鏡 スポーツスター
非常に小型ながら、視野が広くて明るいというのが特徴であるニコンが作る双眼鏡。小型で軽いので女性向け。私の妻が使う双眼鏡がこれ。私もたまに借りてみましたが申し分ない性能でよく見えます。ただしタンクローよりは値段が高いのでそこをどう考えるかですかね。
私自身は本機のようなシュッとしたフォルムのダハ型より、タンクローRやPapilioのようなのようなずんぐりむっくりしたポロ型の双眼鏡が好きですが、これも好みの問題かな。見え味もペンタックスの方が私は好みですが、ニコン派の人もいるだろうし、製品としてはこちらも素晴らしいものだと思います。

双眼鏡の世界はお金を出せば出すほど、性能が比例して、快適さ、視界のきれいさが上がる世界なのですが(たまにそうでも無いやつもありますが)、使い倒せる価格帯の入門機のほうが気軽という面もあります。お金持ちの方はこういうのに行っちゃってください。私は試し覗きしかしたことが無いですが、その試し覗きでも入門機と違うことが分かるくらい性能はずば抜けていました。