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野鳥観察を初めることになる。

先回のエントリーでは近所の公園を散策して野鳥の写真を少し載せました。私は鳥は全くの門外漢で街中やその辺の公園を飛んでいる鳥は全く分からない。
冗談ではなく、せいぜいカラスとスズメくらいしか名前と顔が一致しないのです。先回のエントリーも必死こいてインターネットで検索してエントリーを書いたのです。マリモやアザラシやいくらかの植物はともかく、鳥は知らないのです。
しかし、先回載せたハクセキレイは名前は聞いたことがあったし、姿を見たこともあったけど、姿と名前が一致したのは初めてで、軽く感動します。インターネット万歳。
そう思うと街中や公園で見かけるあいつやこいつの名前も知りたくなります。これまでオオワシオジロワシシマフクロウタンチョウトキマガン・・・といった象徴的な鳥はわざわざ見に行ったりしたので鳥自体は嫌いではないですし、北海道の僻地や石垣島など生態学的に非常に面白い地域にいたにもかかわらず、身の回りのちっこいやつ・地味なやつは気になるのですが名前は覚えないでここまで来てしまいました。野鳥に目を向けずに過ごしてきたのは今さらながらもったいない。
何より大きな理由は我が家で絶大な権力を持つ奥様が鳥を覚えたがっており、拒否権が無く我が家は野鳥観察を始めることになりました。
まぁ、鳥なら近所の公園に行けば何かしらいるだろうから、気軽に観察・勉強できそうですし、野鳥を見る道具もアザラシ観察に使っている双眼鏡やカメラ・レンズを流用すればひとまず追加投資はいらなさそうですし、その他、最近忘年会続きで肥えてきているので、散歩がてら鳥を探すのは休日ごろごろしているよりはるかに健康に良さそうです。
とはいえ、公園や野山の鳥を見ることはずぶの素人では難易度が高い。勘所がわからないのです。そこでまずは野鳥に詳しい好事家の知人に教えを請うことにし、一緒にフィールドを廻ってみることになりました。場所は横浜市内の某公園。森林がメインの環境ですが草地や池もある大き目の公園です。
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まずはこいつ。私でも同定できる数少ない鳥。スズメ!
スズメといっても馬鹿にしてはいけません。こうやってじっくり見ると模様といい表情といいなかなか愛嬌があるものと改めて感じます。
ではこれは?
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カラス。。。までが、私の限界。
師に教えを請うとハシボソガラス。街でごみを漁っているのは主にハシブトガラスとのこと。名前は聞いたことがあるのです、2種とも。でも見分けがつくかというと自信が無いです。誰もが最初は初心者だから、、、と慰められます。
やる気が無い写真で恐縮ですが、↓は私が同定できる数少ない鳥。
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オオバンです。スズメやハシボソガラスに比べ名前がマイナーなこの鳥を私が見分けられるのは、仙台に在住していた時代、カモ類のカウント調査を手伝ったことがありました。カモの仲間はそれこそ種類が多く、素人が見分けることは難儀ですが、オオバンは嘴の色とおでこの色に特徴があり、私でさえ見分けられる鳥。(ついでに言うとオオバンはツル目クイナ科なのでカモ類でもない。)そこで私はカモ類の同定・カウント調査では全く役立たないのでこのオオバンのカウントをする係を担って、辛うじて調査時の無職を免れた、、、という経験がありオオバンは同定できます。ただ、このときの経験のおかげでガンカモの仲間は他の小鳥に比べればかろうじて見分けがつきます。苦い経験が時には必要なわけですね。
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これは先回のエントリでも載せたハクセキレイ。同行の師によると他にもセグロセキレイとかいるようですが、私の頭ではまだ追いつかないです。。。
この日は土曜日の午前中の3時間ほどでしたが、この他、モズやカシラダカなども見ましたが、見た鳥を記録に残そうと思って撮影した写真はほぼ全滅。。。アザラシより難しいぞ・・・。当たり前ですが鳥を撮ろうと思ったら、相手は小さい上にすばしっこい。さらに森の中は暗いし、空を見上げると逆光になることが多いし、枝や葉っぱが縦横無尽に伸びて障害になります。障害物の乏しい海上に頭を出したり、岩の上でのんびり寝転んでいるアザラシを撮るのとはわけが違います。
デジタルカメラはフィルムの残枚数を気にせず撮りまくれる素敵な機材ですがフィルム時代はみんなどうやって鳥の写真を撮っていたのか、と思います。とりあえず慣れるまでは数で稼ぐしかないでしょうかね。
これからは鳥を見に行ったときのエントリーは、最後に見た鳥を記録していくことにします。
本日見た鳥:
コゲラ、モズ、キンクロハジロ、シジュウカラ、ハシボソガラス、カシラダカ、ヒヨドリ、メジロ、カワセミ、オオバン、ホシハジロ、スズメ、カビチョウ(外)

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