腕時計のプレゼント~rikiのクロノグラフ~

今年の誕生日は腕時計を妻がプレゼントしてくれました。
送ってくれた時計はrikiシリーズのもので、日本のSEIKO社のALBAブランド。
「riki」という名は日本の工業デザイナーの渡辺力氏から。このシリーズは2001年(氏が90歳!)より“自由で堅実なデザイン”をコンセプトにしたシリーズとのこと。渡辺力氏はシンプルで見やすいデザインの時計を数多く世に送り出されています。
実は妻からこのrikiの時計を送ってもらうのは2回目。
1回目は完全に妻の選球眼のみで選んできてくれました。当時私は腕時計を着用せず携帯電話などで時刻を確認しておりましたが、そんな夫を見て社会人としてはアレだと思ったのかもしれません。
その時に購入してくれたのはシンプルな文字盤に落ち着いた茶色の皮ベルトの時計で配色もデザインもとても良い物だったのです。が、女性の妻が選んだせいか文字盤が小さめでバンドも細い品だったのです。一応男女兼用のものではありましたが、私のような180cmオーバーの熊のような男がつけるには華奢で可愛すぎる、むしろ妻に似合うなと思い、実際に妻の方が似合ったので、最近は妻が使用していました。この辺のスケール感は私と妻で違うなと感じました。
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(妻が購入してくれた時計一個目。妻の腕時計になりました。rikiのAKPK402ですね。)
私の方は相変わらず腕時計を着用しない生活が続いていましたが、さすがに私にプレゼントした時計を妻自身が着けているのを気にしているのか、今年の誕生日に再度時計をプレゼントしてくれる提案を受けました。今度は自分で気に入りを探すことにして、秋葉原のヨドバシカメラや有楽町のビックカメラまで出向きました。
買いたい時計を決めずに腕時計を見たことはこれまで無かったですが、膨大な時計を眺めていると好みが浮かび上がってきます。
・デザインはシンプルに。でもシンプル過ぎず。
・銀色の金属ベルトは好みではない。
・黒の文字盤は好きではない。真っ白もイマイチ。
・できれば文字盤の数字はアラビア数字。全体のデザインがよければ数字ではなくて良い。
・大き目の文字盤サイズ。でも遊び過ぎないもの。
・仕事のスーツでも、休みの日でも使えるようなもの。
・今回は海や山に使えそうなアウトドア時計やダイビングコンピュータのようなものは無し。(よく考えたら今までそういう腕時計しか持っていなかった・・・。)
・できれば国産メーカー、でも気に入れば舶来ものでも良い。
・日用品なのでアホみたいに値段が高いもののは嫌だけど、いい年なので安っぽすぎるものではないもの。
そんなところでしょうかね。まずは値段で線引きせずに時計コーナーのショーケースを高いものも安めのものも問わず国産メーカーから舶来メーカーまで探したのですが、どうも決め手にかける。。。こう一目ぼれするようなものが無いのです。趣味性が高いものですからお金をかければ良いってものではないのですが。
「絶対にこれだ!」というものは無いものの、気に入ったのはドイツのツェッペリンのクロノグラフとスイスのモンディーンの時計。どっちも舶来もの。ツェッペリンは名前の通り古い飛行船のイメージにぴったりなクラシカル計器類のようなデザイン。モンディーンはシンプルながらも見やすく赤の針がアクセントになるデザインです。
  
(左がツェッペリン・右がモンディーン)
しかし、rikiの展示コーナーに入ると、やっぱりrikiのコーナーにある一つの時計に一瞬で心を奪われて、ほぼ即決。念のため時計コーナーをもう一周りして腕時計を眺めたけど、やはりrikiのもの以上に気に入るものはなくでした。
私めに買って頂いたのはこれ。
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rikiのクロノグラフ。AKPV404というモデルらしいです。
大き目の文字盤でシンプルな腕時計はデザインが間延びしがち。一方でクロノグラフは針、稼動部が多いせいか、うるさいデザインになりがち。しかし、このrikiのクロノグラフは、クロノグラフ部分の小さな文字盤が、見た目が間延びしない程度のアクセントになり、かといってシンプルなクロノグラフなのでうるさくなりすぎず、デザインとシンプルさの調和が私の好みです。バンドも苦手な金属ではなく皮のものですし。
このモデルも文字盤の色に黒や青、白、それぞれに応じて皮バンド部分も違う色があり、文字盤回りの金属も金色や銀色といったように細かな組み合わせがあったようですが、褪せた紙のような色をした薄黄色の文字盤に濃茶色の皮バンド、ステンレスをシンプルに削り出したような質感の銀色のケース枠のモデルに一目惚れしました。この辺の配色は妻が最初に選んだ時計と似ていると思います。元々二人の好みが似ているのか、好みが似てきているのか、、、両方かもしれません。
並べてみるとやっぱり配色は似ています。が、文字盤(ケース)の大きさ、バンドのごっつさは相当違います。クロノグラフの文字盤が44㎜。小さい時計の方は35㎜。ベルトの太さも1.5倍くらい違うようです。
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AKPV404とAKPK402を並べてみます。
一万円そこそこの価格で良質な時計を供給するSEIKO社と渡辺力氏に敬意を表します。ただ残念ながらこのクロノグラフモデルは廃番になったのかrikiのサイトのカタログからは消えてしまっています。あやうく買い逃すところだったのか。
またrikiから楽しいクロノグラフを出してほしいですが、私は今のものを気に入っていますので、しばらくは手を出さないと思うけど。。。
いずれにせよ、rikiシリーズは子供向けの良質なデザインの本物の時計を出したりする着眼点も面白いし、なにより良質で低価格の時計を作る日本のお家芸で王道を行くような素晴らしいシリーズだと思います。
  

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