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我が家の収納庫、クローゼットの工夫:我が家の団地リノベーション7

我が家のリノベーション紹介シリーズ、先回は寝室を紹介しました。

杉材床と自分達で漆喰を塗った寝室:我が家の団地リノベーション6
団地リノベーションした我が家の紹介シリーズ。先回はキッチン関係でした。 次は寝室です。(全体間取りはこちらを参照) ここは他の部屋とは異なる特徴が2点あります。...

今回は寝室のクローゼットの話です。(全体間取りはこちらを参照)

ここは我が家最大の収納スペースで、季節家電・使用しない季節布団・旅行用のスーツケース・夫婦二人分の普段着・仕事着・靴下・山道具・海道具までと、大物から小物までが放り込まれています。その割りに2.5畳程度しかないのでスペースの最大の有効活用が求められます。

中を紹介する前に恒例になりつつある(?)工事前に描いていた妻のスケッチ。
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人の頭の高さくらいに大きめの板棚を設置、その上は衣装ケースや季節の布団や季節家電等の日常ではあまり入れ替えをする必要がない物を置くスペースです。それより下は日常的に着用する衣類や仕事着のスペースです。

クローゼット奥(イラスト左側)はスーツケースや季節家電などの大物置き場。イラストのMBというのはメーターボックスのことで、中には水道やガスのメーターが入っているのですが、ここは我々の私物は入らないデッドスペースです。

イラスト右下にあるとおり、逆サイドには3段の可動棚を2列作ったのですが、この様子は下に掲載している写真の方が掴みやすいかも。

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このクローゼットを紹介するにあたって、どのように書けば様子が伝わりやすいか悩みました。居住している現在では既にたくさんの荷物が入っていますので、むしろ工事中の写真のほうがイメージが伝わるのではないかと思い、上の写真を用意しました。

棚板の上に妻が転がっていますが、これはクローゼットの棚板の上に登って奥の壁に漆喰を塗っている様子です。クローゼットの内部は目立たないところなので、ここで漆喰塗りのコツを会得してから寝室を塗りました。

それはともかく、上のイラストのL字型になっている棚板のイメージはこの写真で伝わるのではと思います。まだこの段階では服を吊るす金属の棒はまだ設置されていません。

引渡し直後、荷物がまだクローゼットに入っていない状態。入り口側から撮影した写真です。
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可動棚は横2列になるようにレールをつけていますが、この写真では奥の1列に棚板が寄せられています。可変棚は現在、二列で3段棚状態で使っています。夫婦二人で暮らすには、この収納スペースでは狭いかなと思ったのですが、まだ余裕があります。よく考えると人間も一日にそれほど多くの服を着るわけでもないし、私は平日はスーツを来て働きに出るわけで、大して私服は持っていないし、多く持つ必要も無い。

クローゼット入り口は中が見えない方がいいかなと思い、簡単に仕切れるカーテンレールを付けましたが、カーテンで仕切るとクローゼットに湿気が篭りそうなのと、お客さんが来ても寝室に入らない限りこのクローゼット内部が見える訳でもないので、今のところカーテンは付けておりません。

これが現在のクローゼット。若干お見苦しいですが、右の金属パイプには、リーマンの私の仕事着が吊るされています。左側の壁際が可変棚。天井近くの棚板の上が季節物など日常ではあまり動かない物用のスペース。
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棚板上部の季節物収納場所は無印良品の収納ボックスを活用しています。
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そして、この季節物スペースは無印良品の収納ボックスのサイズから遡って設計しました。

我が家が新居で採用したのは無印良品のここら辺の奥行55cm・巾44cmのシリーズの収納ボックス。この奥行・幅シリーズは高さ18cm、24cm、30cmのボックスの3種類が出ています。天井がそれほど高いわけでもない我が団地の場合は高さは24cm×2段か、18cm+30cm辺りが妥当な組み合わせ。いずれにせよ48cmの高さを前提にするのが使い勝手が良さそう。そこで高さ48cmに取り出しのための余裕を考えて高さは52cm・奥行は58cmでこの棚板部分の設計をオーダー。測ったように(測ったのですが、、、)ぴったり!まぁ無印の収納ボックスの規格は今後変わるかもしれませんが、こんな収納ボックスは、おそらく十年オーダーでも買い換えるものではないと思うので、今が良ければ何とかなると思います。

なお旧居で使っていた衣装ケースは普通の団地押し入れ用で奥行が70cmほどありました。この狭いクローゼットに奥行70cmのケースは無謀だったと思います。さらに無印のボックスは通常の衣装ケースのように蓋で上下で開け閉めするのではなく、引き出し式なのでこのような設置位置が高い場所での使い勝手は蓋式より遥かに良い。結果、旧居の衣装ケースは私の両親にドナドナされました。

このクローゼットは人が中に入って、物を出し入れしますが、通路スペースは人が横になってギリギリ奥まで入れるくらいの幅です。流行のウォーク・イン・クローゼットといえるほど余裕があるウォークインではないサイズ。

 

クローゼットの奥(MBの上)は特段何か設けるつもりも無かったのですが、スペースが余っているのでもったいない。

そこで旧居で使用していたものの、新居では出番がなくなった突っ張り棒たちを駆使し、簡易的な棚を作ってみました。
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突っ張り棒も三本並べば棚になります。案外便利で、あまり日常的に使わない軽めの山道具やスリッパ、妻の着物用の履物など雑貨類を置いています。

クローゼットは住むスペースではないので日陰になりがちなスペースですが、シンプルな構造と住む前に設計のサイズから指定したお陰で、結構使いやすく2.5畳という面積の割りに物が入るな、と感じております。

最後にクローゼット部分の間取りについて。このクローゼット部分は団地建築当初や前オーナーさんたちの間取りでは、開口部を部屋の中心部に向けたクローゼット・押し入れでした(前の間取りはこちらを参照)。我が家では開口部を90度回転させ奥に長細いスペースにしました。これは微妙に私と妻の起床と就寝時間がずれているためで、お互いの出勤・帰宅時にお互いに寝ている方を起こさないように、という配慮です。この工夫は良かったなと思います。

さて次回のリノベーションシリーズでは水周りの洗面所とトイレの紹介をしたいと思います。

配管はむき出しに、シンクは実験用で、床はフラットに。洗面所とトイレ:我が家の団地リノベーション8
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