1.5畳の小さな小さな書斎:我が家の団地リノベーション11

我が家のリノベーションシリーズ、先回玄関を紹介しましたが、今回が一応のラストになります。(全体間取りはこちらを参照)

ラストは私が一番好きな場所で、我が家で唯一ほぼ私の意見だけで作った場所である自分の書斎、、、と言うと少し大仰ですがワークスペースです。撮ってきた生き物の写真を眺めたり、パソコンでこのサイトを作ったり、好きな本を読んだりする場所です。

そんなスペースがどんな具合かというと、、、
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現在のワークスペース。撮影用に片付けましたが、どちらかというとごちゃっとしている空間が好きですし、いつもはもっとごちゃっとしています。広さは↑写真にも写っている 黄色いメジャーで今測ってみたら縦150cm×横180cm=2.7m2ほど。畳数で書くと、京間では1.5畳、団地間では1.88畳に相当するようです。家を新築するに際して一畳や二畳の書斎を作られるお父さん方も多いようですが、我が家も例に漏れず1.5畳、一畳半の書斎です。

施工に当たってのイメージ図。私はこれまでのリノベーションのエントリーで紹介した妻が描くイラストを描く絵心は無く、正直なところ小学生低学年レベル。。。そして私の場合は上面図や立面図など2次元のもの。汚いメモで施工会社さんに見せるのも恐縮してしまいますが、でも自分の城ですから自分で描きました。何枚か図を描いたうち、一部を紹介します。
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これは上面図。正面は机とその上は棚、机の左は床から天井まで棚、右側は入り口とその上は棚、背面は明かり取りの窓より上は棚、と360度棚に囲まれる空間にしたかったのです。

机の奥行きは60cm程度を指定しました。奥に深すぎても手が届きにくいですし、このくらいがベストかなと思いまして。

棚板と机板の素材は、書斎は木工部が多くなりそうなのと、棚板は木が反って狂ってきても困るので、この空間の部材は安価だけど頑丈な合板を指定しました。机の板の厚みは3~4cmの汎用サイズの材を使用するように指定。今測ってみたら3.2cmの厚さでした。十分がっしりしています。

机面の高さは、一般的な高さの70cmを指定。私の身長は無駄にでかいのですが、職場の机と違って、このワークスペースは裸足で使用するつもりで、靴の高さ分を計算に入れる必要も無いのでこの高さ。

イラストの椅子は”エルゴヒューマン”と書いています。エルゴヒューマンとはこの会社の椅子のことですが、全くテイストが異なる椅子を置いているのは上の写真からも明らか。。。
(書斎の椅子選びの顛末はいずれ別エントリーを立てようと思います。)
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各棚の奥行は20cmと25cmと2パターンで、市販の一般的な書棚に比べ浅めを指定。私が持っている本は大きくてもB4サイズ(奥行257mm)程度、大半は B5(182mm)以下なので、このサイズを指定しました。棚の幅はなるべく統一しつつ、高さは可変にして、ワークスペース内で棚板を使い回せるようにし ました。全体の高さは一緒でも収納物に応じて4段の棚板と2段棚にしたり、3段の棚×2にしたりできます。棚板が足りなくなったらDIYで追加できます。

引き渡し当初。何も入っていない状態です。
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狭い空間内に高さ可変の棚を造りまくるという造作工事で大工さん泣かせだったようです。。。

これが今の様子。机の正面・側面は本棚。背面は壁で、ちょっと見難いですが、明り取り・換気が出来る窓があります。この窓枠も古建具で買ってきたもの。桟が特徴的で気に入っております。(その窓の様子は居間の紹介のほうに掲載してあります。)
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棚内に突っ張り棒を何本か設置しています。奥の突っ張り棒は短めで比較的重いものが吊るせるので、私と妻の二人分の中型ザックを吊るしています。

机左の最も本を手に取りやすい高さの棚には人生の指南書たちや生き物を調べるのに便利な図鑑類を収めました。

机正面のポールは横に長いので重いものを吊るすには不向きですが、2本のポールを平行させて、よく使う文房具は前列に、あまり使わないものや写真などは後列に吊るしています。後列はコルクボードも吊るしてあり山バッジやメモなどもピンで貼られています。

明り取り窓側(椅子の後ろ側)から撮影。
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机の上の周りでは、独身時代から愛用しているモニターアームの継続使用を決めていましたので、その設置やパソコンや電気器具の配線用に、予め机の左奥に 15 cm四方の穴を開けるように指定。しかし穴は少し大きすぎました。半分の7cm四方くらいでよかったかな。。。正面奥にも配線用の横長の小穴を開けたけど、ご覧の通り使用していないです。今はパソコン関係もワイヤレス化が進んでいます。

モニターアームは机の上で簡単にモニターの角度や位置を変えられるのでありがたい。手書きの本気モードのときはモニターを簡単に机の隅に追いやることも出来ますし、モニターを使うにしてもDVDを見るとき・PC作業のときで微妙に角度や位置を変えられます。


↑の写真に写っているモニターアームは定番のコレです。この記事をアップした後、何回かご質問を頂いたので、掲載しておきます。。。

PCモニターはiiyamaブランドの24インチの黒フレームのもの。マウス・キーボードはロジクールのワイヤレスでこれも黒。机の下は左側にパソコン本体と無線LAN関係の機材。机の下の右側にカメラや重要書類が入っている防湿庫。これらも色が黒です。

そして椅子の座面も黒。
イス選びはここに書いたとおり難航しておりました。その経緯は別エントリーにする予定なので、今日はそこをすっ飛ばして、イス選定過程が終わり、椅子を書斎用に発注した際、座面は濃茶色の布を張るように指定していたのでした。しかし製造元の方で間違って黒の布を張った座面の商品が納品されてきたので す。製造元に相談したところ無償で交換OKになったのですが、試しに黒張りの椅子をこのスペースに入れてみたら、、、。上述の通り小物類はむしろ黒が多い 空間であり、椅子の座面も茶より黒の方が統一感が出来てしっくりくるんじゃないか、、、となってそのまま黒座面の椅子が居座っています。本当に縁というか、偶然というか不思議です。いまではお気に入りの椅子です。

これは書斎内部から出口側の様子を撮影した写真。
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右下に移っている障子は出入り口の引き戸。引き戸の上にはやはり突っ張り棒を一本張って、写真やらアザラシやらサンタさんが吊るされています。写真は適当に好きな写真を吊っていますが、この面は宮古島旅行のものです。サンタは一年中吊るされています。ここくらいは毎日クリスマスです。棚にはCanonのプリンタもちょうどよく納まっています。

全面書棚の収納能力は絶大で、贅沢に使っていますが、まだ1/3程度しか埋まっていません。本を気兼ねなく買えるのはずいぶん贅沢な気分です。

最後に照明。
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山小屋で使われていそうな、古い家で使われていそうな電球ソケットで、ざっくりとアルミ削り出しの角度が浅めの円錐状のフードのものが欲しかったのです。

イメージに近かったのは後藤照明の製品。
後藤照明のソケットはプラスチック製のものから真鍮製までいろんな種類が出ています。プラスチックのソケットはやだなぁ、、、ということで金属製のソケットから形状が気に入ったものを選びました。購入したものは後藤照明のGLF-0253BR+GLF-0104の組合わせ。後藤照明の商品にはオプションで電球ガードも付けられます。電球ガードはかっこいいですが、使う場所は書斎なので、電球ガードの網目状の影がうるさくなってもな、、。と思って、我が家ではガードはつけていません。

こいつに白熱球の透明ガラスで球状型60Wタイプの電球を嵌めてます。

明かりを灯したところ。
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白熱球は柔らかい光。シェードの裏の影は指紋ではなく、一個一個の個体差のようです。

そんな空間に引きこもっています。このスペースは自分の想いも多く、長くなってしまいました。

我が家のリノベーション・各部屋の紹介は今回の書斎の紹介で終わりです。なんとなく一通り紹介しないと落ち着かなかったので、ほっとしています。しかし、この新居に引っ越してから家が快適すぎてあまり出かけなくなりました。

我 が家のリノベーションシリーズは、幸いにも好評のようでリノベーションをどっぷり紹介する前に比べ、アクセス数が何倍かになってしまいました。まずは部屋ごとに区切って我が家を紹介しましたが、住んだ後に吟味を吟味を重ねて揃えていった椅子類や我が家に多用されている古建具、少しずつ揃えた照明などの話も面白いのではないかなと思うのです。
しばらくその辺の我が家の話はぼちぼち触れて行こうと思いますので、しばしお付き合い頂けましたら幸いです。

 

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古建具、洗い出しのタタキ、檜床の玄関:我が家の団地リノベーション10

我が家のリノベーションの紹介も大詰めです。お風呂に続いて、今回は玄関です。(全体間取りはこちらを参照ください)

玄関は来客が一番最初に目にする場所で文字通り我が家の顔役です。(なので我が家のリノベーション紹介も玄関から書くべきだったか、、、と思わないでもない(^_^;)

見た目、光を考えつつも実際に住む私たちにも使いやすい間取りを考えました。

お客さんが玄関に入ってまず目にするのが、この古建具たちと檜床。三つの部屋の入り口の古建具が見渡せます。
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玄関は明るくしよう、家全体に光と風が通るようにしよう、ということで玄関から家の奥まで広がりのある空間としつつもあまり生活臭は見えないように間取りを考えました。

引き戸は開け放てば光も風も通りますが、閉じても各部屋を仕切る建具は木枠のガラス窓なので光はそこそこ入るようにしました。しかし玄関に近い建具はやはり中が見えると見苦しいですから結霜ガラス・擦りガラスを使って直で中は見えないようにしています。

これは玄関から入って左側の古建具。洗面・トイレと廊下を仕切っています。
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この建具は私が我が家で最も好きな建具。これも他の建物で使われていた古い建具です。
材は欅。この建具、桟の複雑な配置や構造からも独特な雰囲気が漂っています。ガラスは上は結霜ガラス、その下は磨りガラス。ガラスの下部分の腰板も欅の一枚板。
古建具屋さんでこの建具を初めて見たとき、この建具の持つタダならぬ雰囲気に痺れました。そしてこの建具が入るなら良い家になるな、、、と直感しました。今では見慣れてはきましたが、まじまじと見るとやはりドキドキワクワクします。

この建具、お店の方に聞くと面白い歴史を持って数奇な運命を持っているようですので、それだけで1エントリー立てられそうなので、それはいずれまた。

上の建具に向かい合わせになっているのが、こちらの古建具。寝室と廊下を仕切ります。
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これは上の建具に比べればシンプルなもの。これも相当古いので上部の桟にはネズミにかじられた後があります。この古建具は杉材です。

玄関の床材は台所や洗面スペースと一続きの檜無垢材。巾は15cmの上小節材です。タタキは妻のアイディアで小石が浮き出る洗い出しにしました。
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この洗い出しのタタキが我が家ながらまた素敵なのです。タタキのアップ写真。
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洗い出しは、セメントに砂利を混ぜた物を敷き、乾く前に文字通り表面を水洗いして小石の頭を出す左官職人さんが行う日本の工法です。

タタキにタイルを張るということも考えなくもなかったのですが、我が家はこれまで紹介した通り、昔から日本家屋で使われてる古い建具を入れていますし、材料も檜や杉などの国産材、漆喰壁など日本在来の材料や工法が採用されています。それならタタキもタイル張りよりも日本らしい洗い出し工法の仕上げをお願いしました。

そして、お客さんを迎える玄関の照明はあのときの自作照明。
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こいつの作成経緯は前のエントリーにある通り。今でもすっとぼけた表情で玄関にぶら下がっています。

点灯するとこんな具合。
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透明の裸電球玉なので柔らかい光です。私が作成してから不具合を起こすこともなく働いてくれています。

玄関回りは古建具、檜床材、漆喰壁、洗い出しのタタキと和に片寄った雰囲気ですが、アルミ素材シェードのこの照明も馴染んでいます。純粋な日本家屋ではなく和洋折衷な団地の懐の深さがあるからでしょうか。

玄関は明るくて風通りがよく、古建具と洗い出しタタキ、檜床、漆喰壁の我が家らしい空間にできたかなと思います。玄関は我が家の顔、綺麗に整えておきたいと思います。

さて、リノベーション紹介シリーズ、次回はいよいよ最後の部屋になり、私のワークスペース・書斎の紹介になります。

 

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前オーナーさんありがとう空間の浴室:我が家の団地リノベーション9

我が家のリノベーション紹介シリーズ9番目!洗面所に続いて、同じ水周りの浴室です。

リノベーションと言いながら恐縮ですが、この浴室は我が家のリノベーションの中ではほぼ唯一の手を入れなかった場所なのです。なぜなら、90年代半ばに前オーナーさんがしっかり浴室設備更新をしてくれており、風呂は団地建築当初のバランス釜ではなく、ボタン一つで湯張りから保温までやってくれるお風呂になっていましたから。

カチカチバランス釜のシャワーの流量を調整できないようなボロ社宅に住んでいた我々にとっては最新鋭も良いところのお風呂。これをリノベーションしてもそれほどお風呂の機能が向上することもなさそうですし、もったいないので、基本的には綺麗に掃除をしてそのまま使うことにしました。
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我が家のお風呂。この写真は購入当初に撮影したので、今の様子とは少し違います。まず壁面の手すりは必要ないので撤去しました。

 

照明も交換。元々はプラスチックカバーのまるっこい気乗りしない照明が設置されていましたが、松本船舶電機製作所製の船舶照明・1号デッキライトに交換しました。(ただしこのライトは浴室での使用は推奨されていないので、自己責任で設置しています)
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上の写真を撮影後に”ランプガード部が最初からこんなにくすんでいたかな・・・”と思い、購入当初の写真を引っ張り出してきました。
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やっぱり購入当初は金属がピカピカしています。真鍮製なので、だんだん味わいが出てきているのでしょう。くすんだ方がそれっぽい雰囲気が出て私は好きです。

このライトはガードが金属で、ガラスの透明カバー。そんな見た目なので電球はフィラメントが見える透明玉が欲しかったのです。一方で、船舶照明は防水性が高く、ということはカバー内の密閉度が高い。普通の白熱球では熱が籠ってしまうのではという懸念もあります。最終的に選んだのは熱が出にくいLEDの透明玉。今はLEDの透明玉が売っているんですね。
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昼間はこんな見た目です。

浴槽部の水栓もあまり面白味がないタイプのものだったので、、、
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(写真はリノベーション工事中の浴室が物置きと化している際に撮ったものです。)

ハンドル部だけ洗面所と同じレバーハンドル(三栄水栓製作所製)に交換しました。
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この水栓の基はTOTO製の混合栓。レバーハンドルに付属してくるアジャスターをかませれば三栄水栓製作所のレバーも取り付け可能です。洗面所では交換した色が異なるスピンドル部分の部品は、交換をサボっています。やっぱり色が違うと目立つかな。余裕が出来たら交換しよう。

↑の写真の左に遠慮がちに写っているのが給湯のパネルスイッチ。ボタン一つで保温はもちろん湯張りも温度調整も出来ます。優秀すぎる。。。これはこのまま使用しています。

他に変更した箇所としてはこの写真に写っている壁面の背の高い物置きは撤去しました。
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我が家の浴室には石鹸とシャンプーとカミソリくらいしかないので、大きな物置きは要らないし、この手のものは掃除がめんどくさくなって水垢の巣窟になることが目に見えているのと若干くたびれている雰囲気が出ていたので、、、。

浴室は以上のように物の撤去や交換などのマイナー修正だけで使用しております。浴室をリノベーションすると何十万円コースの予算がかかりそうですが、水回りがぼろいとやはり気持ちが沈みがち(私の旧居のお風呂がボロボロでしたので)。なかなか難しい選択を迫られるところですが、我が家は前オーナーさんの徹底したリノベーションと大切に暮らされていたお陰で浴室のリフォームをしなくても快適なお風呂を手にすることができました。そういう意味でも掘り出し物物件でした。

この浴室では前オーナーさんに感謝する日々です。

さてリノベーションシリーズも佳境に迫ってきました。次回は我が家のこだわりの玄関(のタタキ)と廊下の古建具たちを紹介します

 

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配管はむき出しに、シンクは実験用で、床はフラットに。洗面所とトイレ:我が家の団地リノベーション8

我が家のリノベーションの後の部屋紹介シリーズ、そろそろ後半戦に入ります。先回のクローゼットに続いて、今回は洗面・トイレの水周りをやろうかなと思います。(全体間取りはこちらを参照)

まずは例によって、工事前に妻が描いたイラストから。
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、、、と思ったら、あまり洗面部分は描かれてませんでした。それでも横幅の広いシンク、レバー式水栓、フローリングにタイル壁。洗面脇の縦の排水管に直接排水をつないでいるのは確認いただけるかと思います。

これが実際どうなったかというと、、、

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大体イラストのイメージ通り。

シンクは理科の実験室にあるような無骨で大き目なシンクなイメージでTOTOのSK6というその筋のやつを入れています。

水栓もシンクのざっくりした雰囲気に合うようにシンプルなレバー水栓。水栓は三栄水栓のシンプルな混合栓CK111-13のハンドルをレバー式に自分で交換したもの。この水栓はキッチンの水栓に比べると驚くほど安い優秀な水栓です。

タイルは、キッチンのタイルと同じサンワカンパニーさんのものですが、こちらはモザイククレマ。キッチンのモザイクノーチェよりつるっとした印象。より清潔感が出るかなと思ったのですが、あまり変わらなかった。
2015年9月15日追記:妻より指摘があり、この洗面の実験シンクは大阪のリノベーション会社「株式会社アートアンドクラフト」さんの施工事例を参考にしたとのこと。アートアンドクラフトさんのサイトに施工事例が掲載されていますが、洗面に実験用シンクがを使用している素敵な事例が多いです。)

シンク横の縦配管はあえてむき出しにして、壁の漆喰と同じ系統の白ペンキで塗りました。

通常、洗面所に鏡はありそうなものですが、我が家の洗面には鏡は置きませんでした。妻は身支度は洗面所で行わない人ですし、私もなるべく自分の顔を見なくても済むようにしたいので、洗面に鏡は置きませんでした。今後、必要があれば、右側の壁に可動式の鏡でも追加も出来るでしょう。

トイレと洗面の床はキッチン同様、檜の無垢材にしました。
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水周りに無垢材は敬遠されがちとは思いますが檜風呂というものもあるし、水に濡れたら無垢材は終 わり、、、ということもないでしょう。濡れたらなるべくすぐ拭くようにして、それでも汚れたらそれはその時考える覚悟です。
お風呂以外の床に段差の無い家にしたかったのでトイレも無垢の檜の床材で統一です。当然男の立ちションベン禁止。あの跳ねさえなければトイレの床は綺麗なわけですからスリッパも置いてません。全面フラットな床にできたので掃除ロボットがトイレの中まで侵入して掃除しています。さすがに便器の裏まではもぐりこめないようですが。

便器はTOTO製でウォシュレットはもちろん、上部手洗もないシンプルなやつ。TOTOのピュアレストMRです。
あ、右側に洗濯機が写っていますが、団地にも入るプチドラム式を置いてあります。洗濯機の顛末はこちらを参照ください。

トイレ内部。
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超シンプルなペーパーホルダーは前に熱く書いたten tin doorsさんのOIR-061です。
棚を床近くの下部につけました。ペーパーがずらっと並んでいて、これはこれで便利ですが、もうちょっと良い美しい使い道がありそうな。おいおい考えます(^^;

トイレから洗濯スペースの灯り取りの窓もキッチンと同じく枠は古建具で嵌めているガラスは昔ながらの結霜ガラス。中が見えると困りますし。。。我が家の窓はこの結霜ガラスの採用が多いです。

トイレ天井にも横配管があります。
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元々この部屋の購入当初のトイレは天井を低くして配管も隠されていました。しかしトイレに圧迫感は嫌だなと思い、ここは配管をむき出しにしても、天井を限界ギリギリまで高くしました。

今のところ、横配管には緊急用にペーパーを一巻だけ挟んでいますが、ここも何かもっと楽しい使い方ができそうです。トイレの高さを確保のため、トイレの扉は天井まであるシンプルな木製の引き戸。この引き戸は我が家の屋内建具で唯一新造した建具になります。
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トイレの照明は邪魔くさくならないように天井にダウンライトにしました。ペンダントライトがぶら下がっていたら頭をぶつけそうなので。。。

洗面の方の照明の紹介を忘れていました。ここは引っ掛けシーリングソケットを設置してあるのですが、どうも気に入った照明がみつからない。ひとまず、裸電球を直接天井から生やして、気に入った電灯が見つかるまで凌ごう、、、となっております。
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ただ裸電球も透明の真ん丸玉をつけると漆喰の天井の反射もあり結構綺麗です。使っているものはpanasonicのこれ。確かヨドバシあたりで250円くらいで買ってきたような記憶がうっすらあります。電球も100~200円くらいなので、多分総計600円程度のチープな感じです。

洗面トイレは水周りで電気が故障もするのも嫌なので、なるべく電気器具が無いシンプルな構成にしましたので、結構あっさりな感じかもしれません。浴室暖房なども設置せずです。

さて、次のリノベーションシリーズでは浴室の紹介をしたいと思います。

 

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我が家の収納庫、クローゼットの工夫:我が家の団地リノベーション7

我が家のリノベーション紹介シリーズ、先回紹介した寝室と背中合わせのクローゼットの話です。(全体間取りはこちらを参照)

ここは我が家最大の収納スペースで、季節家電から使用しない季節布団、旅行用のスーツケース、夫婦二人分の普段着・仕事着・靴下・山道具・海道具までと、大物から小物までが放り込まれます。その割りに2.5畳程度しかないのでスペースの有効活用が求められます。

中を紹介する前に恒例になりつつある(?)工事前に描いていた妻のスケッチ。
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人の頭の高さくらいに大きめの板棚を設置、その上は衣装ケースや季節の布団や季節家電等の日常ではあまり入れ替えをする必要がない物を置くスペースです。それより下は日常的に着用する衣類や仕事着のスペースです。

イラスト右下に逆サイドが描かれているように、3段の可動棚を2列作ったのですが、この様子は下に掲載している写真の方が掴みやすいかも。

クローゼット奥(イラスト左側)はスーツケースや季節家電などの大物置き場。イラストのMBというのはメーターボックスのことで、中には水道やガスのメーターが入っているのですが、ここには我々の私物は入らないデッドスペースです。

このクローゼットを紹介するにあたって、どのように書けば様子が伝わりやすいか悩みました。居住している現在では既にたくさんの荷物が入っていますので、むしろ工事中の写真のほうがイメージが伝わるのではないかと思い、以下の写真を用意しました。
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棚板の上に妻が転がっていますが、これはクローゼットの棚板の上に登って奥の壁に漆喰を塗っている様子です。クローゼットの内部は目立たないところなので、ここで漆喰塗りのコツを会得してから寝室を塗りました。

それはともかく、上のイラストのL字型になっている棚板のイメージはこの写真で伝わるのではと思います。まだこの段階では服を吊るす金属の棒はまだ設置されていません。

引渡し直後、荷物がまだクローゼットに入っていない状態。入り口側から撮影した写真です。
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可動棚は横2列になるようにレールをつけていますが、この写真では奥の1列に棚板が寄せられています。可変棚は現在、二列で3段棚状態で使っています。夫婦二人で暮らすには、この収納スペースでは狭いかなと思ったのですが、案外まだ余裕があります。よく考えると人間も一日にそれほど多くの服を着るわけでもないし、私は平日はスーツを来て働きに出るわけで、大して私服は持っていないし、多く持つ必要も無い。

クローゼット入り口は中が見えない方がいいかなと思い、簡単に仕切れるカーテンレールを着けましたが、カーテンで仕切るとクローゼットに湿気が篭りそうなのと、お客さんが来ても寝室に入らない限りこのクローゼット内部が見える訳でもないので、今のところカーテンは付けてしておりません。

これが現在のクローゼット。若干お見苦しいですが、右の金属パイプには、リーマンの私の仕事着が吊るされています。左側の壁際が可変棚。天井近くの棚板の上が季節物など日常ではあまり動かない物用のスペース。
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棚板上部の季節物収納場所は収納ボックスを活用しています。
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この季節物スペースは無印良品の収納ボックスのサイズから遡って設計しました。

我が家が新居で採用したのは無印良品のここら辺の奥行55cm・巾44cmのシリーズの収納ボックス。この奥行シリーズは高さ18cm、24cm、30cmのボックスの3種類が出ています。天井がそれほど高いわけでもない我が団地の場合は高さは24cm×2段か、18cm+30cm辺りが妥当な組み合わせ。いずれにせよ48cmの高さを前提にするのが使い勝手が良さそう。そこで高さ48cmに取り出しのための余裕を考えて高さは52cm・奥行は58cmでこの棚板部分の設計をオーダー。測ったように(測ったのですが、、、)ぴったり!まぁ無印の収納ボックスの規格は今後変わるかもしれませんが、こんな収納ボックスは、おそらく十年オーダーでも買い換えるものではないと思うので、今が良ければ何とかなると思います。

なお旧居で使っていた衣装ケースは普通の団地押し入れ用で奥行が70cmほどありました。この狭いクローゼットに奥行70cmのケースは無謀だったと思います。さらに無印のボックスは通常の衣装ケースのように蓋で上下で開け閉めするのではなく、引き出し式なのでこのような設置位置が高い場所での使い勝手は蓋式より遥かに良い。結果、旧居の衣装ケースは私の両親にドナドナされました。

このクローゼットは人が中に入って、物を出し入れしますが、通路スペースは人が横になってギリギリ奥まで入れるくらいの幅です。流行のウォーク・イン・クローゼットといえるほど余裕があるウォークインではないサイズ。クローゼット内に人が通るためのスペースを設けるとそこは何も活用できない無駄スペースになりますので、我が家のクローゼットの通路用スペースは必要最低限にしました。

 

クローゼットの奥(MBの上)は特段何か設けるつもりも無かったのですが、スペースが余っているのでもったいない。
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そこで旧居で使用していたものの、新居では出番がなくなった突っ張り棒たちを駆使し、簡易的な棚を作ってみました。突っ張り棒も三本並べば棚になります。案外便利で、あまり日常的に使わない軽めの山道具やスリッパ、妻の着物用の履物など雑貨類を置いています。

クローゼットは住むスペースではないので日陰になりがちなスペースですが、シンプルな構造と住む前に設計のサイズから指定したお陰で、結構使いやすく面積の割りに物が入るな、と感じております。

最後にクローゼット部分の間取りについて。このクローゼット部分は団地建築当初や前オーナーさんたちの間取りでは、開口部を部屋の中心部に向けたクローゼット・押し入れでした(前の間取りはこちらを参照)。我が家では開口部を90度回転させ奥に長細いスペースにしました。これは微妙に私と妻の起床と就寝時間がずれているためで、お互いの出勤・帰宅時にお互いに寝ている方を起こさないように、という配慮です。この工夫は良かった!

さて次回のリノベーションシリーズでは水周りの洗面所とトイレの紹介をしたいと思います。

 

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杉材床と自分達で漆喰を塗った寝室:我が家の団地リノベーション6

団地リノベーションした我が家の紹介シリーズ。キッチン関係の次は寝室です。(全体間取りはこちらを参照)

ここは他の部屋とは異なる特徴が2点あります。床材に杉の無垢材を使っている点(他の部屋はヒノキ材)と、自分達で漆喰を塗って壁を仕上げている点です。
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まずは杉床材から紹介します。床材は秋田杉の巾11cmの無垢材。寝室に杉を入れた理由は、杉は檜以上に柔らかく足ざわりが穏やかで暖かみがあり、くつろぎの寝室は杉に、、、と思ったから。

実際に杉材を入れてみての感想ですが、まずは見た目が、檜より木目がはっきりして個性が強い。これも面白いです。そして檜より材が柔らかいのも実感できます。柔らかい分、傷も付きやすいと思いますが、ここまで木目はっきりしている木材なので少々の傷は目立たないな、、、とも思います。実際の檜と杉の足ざわりですが、檜のほうがつるっとしていて、若干固い。杉は少しざらっとしています。

 

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ワックスを塗ると木目がさらにはっきりします。↑写真は上半分が蜜蝋ワックスを塗った直後、下がワックスを塗る前の杉材の木肌です。ちなみに、写真の中で黒い丸のように写っているものは節。他の部屋の檜の床材に比べると、寝室の杉材の節の多さは際立ちます。

寝室の出口。
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杉の床材と檜の床材の境目。建具で仕切っています。檜も杉も国産の針葉樹ですがやはり並べてみると感じが違う。手前が杉、奥が檜材です。

 

さて、もう一つの特徴であるDIYによる漆喰壁。材料は他の部屋と同じ栃木産の漆喰で、他の部屋と一緒に左官屋さんに用意して頂きました。左官屋さんから塗りの指導を受けつつ、寝室と隣のクローゼット内部を夫婦二人で仕上げました。
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自分たちでやった結果は、、、仕上げの美しさはやっぱりプロとは雲泥の差。でも壁や壁材についてこんなに考えたこともなかったですし、自分の家のことをよく知ることにもなり、良い経験でした。寝室なので多くのお客さんが見るところではないですし、愛着は湧きますし!

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寝室とクローゼットを仕切る壁。このような角を綺麗に塗るのが本当に難しかったです。ここは最後まで”綺麗だな”と思える仕上げは無理だった。。。なので、改めて職人さんの技術はすごいな、と思いました。

居間と寝室を区切る壁。
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これでも上達してきた頃に塗った壁。我が家はわざと鏝跡や鏝目を残すようなものではなく、ひたすら滑らかな面を目指したのですが、、、。ただ自分で塗ったせいか、塗りムラがあっても愛着がわくので、これはこれでやって良かった!仕上げの壁面のザラザラ感も自分達が仕上げたと思うと嫌ではないです。

↓居間と寝室を仕切る壁に付けられた横長の古建具窓。透明ガラスと細工ガラスが桟で仕切られています。
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居間の記事にも出てきましたが、横長のかわいらしい窓です。この窓のお陰で居間と寝室の仄かな連続感があります。

ただ寝るための部屋なのでささっと終わらせようと思ったのですが、案外長くなってしまいました。家主は思い入れが大きく、ついついいろいろ書きたくなってしまいます(^^;

この部屋と一体的な場所にあるクローゼットの話は次回にします

 

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