発信機装着のアザラシ 3頭すべて消息絶つ

とっかりセンターのアザラシの保護&野生復帰事業ですよね、これ。やはり野生は厳しい。。。アザラシは食物連鎖の頂点ではないですから、他の捕食者の食物になることもあるのは自然の性ですが、やはりセンターの職員さんを筆頭に保護した方、育てた方には自然の摂理以上のものがあるかと・・・。
紋別沖:発信機装着のアザラシ 3頭すべて消息絶つ
毎日新聞 2013年06月12日 22時20分
 紋別市沖のオホーツク海で今月2日、生態調査のため衛星発信機付きで放流されたゴマフアザラシの幼獣3頭が、8日までにすべて消息を絶ったことがわかった。北海道大学北方生物圏フィールド科学センターによると安否は不明だが、外敵の襲撃などで死んだ恐れがある。関係者は「海に帰したばかりだったのに」と肩を落としている。【山田泰雄】
 市とセンターが11年度から始めた共同研究事業で、人間に保護・飼育されたアザラシの野生復帰の可能性や、回遊ルートなどを調べるのが狙い。今回は今年4?5月に保護した雄の幼獣4頭のうち3頭に発信機を装着し海に帰した。1度に複数の個体を放すのは初の試みで、新たなデータが期待されていた。
 3頭は、地元の流氷観光船ガリンコ号にちなみ「頑(がん)」「臨(りん)」「墾(こん)」と命名。3日までは▽湧別沖であまり動かない「頑」▽サロマ湖に向かう「臨」??といった興味深いデータが得られていたが、4日、湧別沖の「頑」の電波が発信されなくなり、5日には「墾」の信号も紋別北部沖で途絶。網走沖にまで移動していた「臨」も8日に消息を絶った。
 北方生物圏フィールド科学センターの三谷曜子助教(海棲(かいせい)ほ乳類・海洋生物環境学)は「発信機の故障・脱落は、わずか数日では考えにくい」として、シャチに襲われたり漁業で混獲されたりして死んだ可能性を指摘する。ただ「3頭を同じ場所で放しても、個体によって行動が異なることは確認できた」と話し、次の事業実施に向け、放流の時期などを再検討するという。   ◇
 センターは今回のアザラシに関する目撃情報を求めている。詳しくはセンター(0138・40・8836)または市観光交流推進室(0158・24・5300)。

アザラシの祖先の化石とか~国立科学博物館のアザラシ展示~

科学博物館、先回はマリモを中心になんとなくしんみりと10年を振り返りましたが、
今回は”とっかりblog”らしくアザラシ中心で参りましょう。ただあまり見る時間が無くすべての展示を見たわけではないのでアザラシ的には漏れがあるかもしれません。
アザラシ関係の展示で見つけたのは以下の三つ。
①アロデスムス~アザラシの祖先の化石~
科博のアザラシ関係で一番おもしろかったのがこれ。アザラシの祖先のアロデスムスの化石と復元した骨格標本です。
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しかもちゃんと日本で見つかった化石です。ゴマフアザラシの骨格は知床博物館のコーナーに掲載していますが、
だいぶ華奢になったような…。(もっともこれがゴマフアザラシの直接の祖先かはわかりませんが、、、)
私自身のアザラシ歴の中でもアザラシのご先祖様に会ったのは初めてです。
しかし、骨が残っていないところを復元したところも多く、よく補完できるなぁと感心します。
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②クラカケアザラシのはく製
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日本で見られる施設はおたる水族館だけという日本近海にいるアザラシのうちで最も珍しいアザラシが
クラカケアザラシなわけですが、その標本が科博に展示されていました。
これもなかなかレアな物かと思います。
北海道にいる生き物シリーズとして、マリモやヒグマ、タンチョウなどと一緒のコーナーにいました。
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③ゼニガタアザラシの剥製
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ゼニガタは日本ではスタンダードなアザラシですが、ゼニガタアザラシのはく製が二体、北の海を再現したコンブ林の中にありました。
訪れるちびっ子たちにラッコ、オットセイ、モグラと間違われていたのが、ご愛嬌。子供たちは思ったことを言うのでアザラシたちに対する感想を聞いているのもなかなか楽しい物です。
なかなか、珍品が多かったのでアザラシマニア的にも行く価値は大だと思いました。それ以外にも
イリオモテヤマネコっぽくないヤマネコの標本や、
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絶滅したと報道されたニホンカワウソの骨格標本や、
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恐竜の足ハンバーグなどがあります。
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動いているアザラシは上野動物園にゼニガタアザラシが昨年末に入りましたので、これと科博のアザラシをセットに上野でアザラシ三昧をするのも良いかもしれません。生き物好きなら見るのに一日は確実にかかると思います!
しかも公共施設なので入場料は安い!高校生以下は無料ですし。
アクセスや料金等はこちらを参照ください。

知恩寺手作り市のアザラシ飴

知恩寺手作り市シリーズその2です。
二つ目はアザラシの飴。ちゃんと食べられるのですが、残念ながら夏の暑さにやられて若干融け気味で流れてしまってます。形もちょっとゆがんでしまった。。。
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横から。前足がつぶれてしまったです(´・ω・`)
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今度完全版を探してきます。こちらも知恩寺の手作り市で入手したもので、作っている方のサイトはこちら。それにしてもいろんな飴細工があるんですね。なかなかもったいなくて食べられないです(^^)賞味期限は三ヶ月くらいあるそうなのでしばらく飾っておきたいと思います。

知恩寺手作り市のアザラシ置物

妻が一週間くらい出奔し、京都に行ってました。先日京都へ行ったばかりというのに。それはともかく、帰ってきて手渡されたものが二つあり、一つはアザラシの置物。
手のひらサイズでアザラシが寝転がっている様子を象ったもの。この置物が高いクオリティで、マニア心をくすぐるものがあります。
正面から。愛くるしい顔で寝ています。材質は陶器のような…。でも割れる感じはしないので、粘土かな?結構軽いのですが、締まっています。色は灰色基調で水玉模様。強いて言えば大人のゴマフアザラシか。体長に比して体幅が広いので越冬期のゴマフでしょうかね?その辺は実物でも個体差が有りますが、程よいデフォルメ感が心地よいですね(^^)
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実際のアザラシの寝姿では首の裏から、短い前足がぴったりと体にくっつき、そのまま尾部へとつながる一連のラインが全体的にやる気の無さを醸し出すラインになり、そこが大きな魅力の一つなのですが、この作品はその雰囲気を見事に再現しています。絵や造形物でその雰囲気をここまで再現しているものは私は見たことがありません!
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背中側からはこんな感じ。小さな動物埴輪みたいで可愛い。後足のやる気の無さが熟睡っぷりを表してますね。
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このアザラシのクオリティを見ると作成した方を知りたくなります。入手したのがハンドメイド物を扱う「知恩寺の手作り市」なので、一品物でしょうし、ここまで再現度が高い作品を作る方ならブログやウェブサイトをやっているのではと思い、作品に刻まれた「zoo」の文字と「手作り市」で検索したところ、やはりサイトをお持ちのようでした。敬意を表して紹介させていただきます。製作者さんのサイトはこちら。そのほかの動物の作品も拝見することができます。
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(写真を撮ってたら食卓に生春巻きがあったので紛れ込ませてみました。鮮やかな生春巻きとよく合います(^^;)

海獣図鑑!

アザラシアシカセイウチのみの類を扱っている海獣図鑑です!ついに出たかというより、初版が2年前のようなので情報をキャッチするのが遅くなり汗顔の至りです。アザラシマニアの方では知っている人が多いような気がしますし、出版された当時私の周りでも話題にされている方がいたかも?ただ当時は八重山にいましたし、まったくアンテナを張っていなかったので、なかなか(^^;
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内容はなかなか濃いですよ。日本で見られるアザラシはもちろん、世界のアザラシ科全18種・アシカ科全16種・セイウチ科1種がすべてカラー写真+カラーイラストで紹介されています。文は海獣界の雄・鴨川シーワールドの荒井一利園長で、イラストは田中豊美さん。イラストも丁寧に書かれていますし、なんというか本自体が非常に丁寧に作られている印象を受けました。例えばゴマフアザラシのイラストがゴマフアザラシを紹介するところ、アザラシの生態を紹介するところ、鰭脚類を紹介するところといった具合に何カットか入っているのですが、それぞれが使い回しではなく別の絵を使用されているのです。文のほうも(まだ全部読みきれていませんが)鰭脚類の生態からアザラシ全般の生態、それから各種ごとの生態や分布等などが解説されています。写真のほうも珍しいロスアザラシやヒョウアザラシ、ウェッデルアザラシなども載っており、しかもちゃんと生態の解説がゴマフアザラシやゼニガタアザラシなどのメジャーなアザラシとと同レベルで繰り広げられています。私はあまり海外のアザラシには国内に比べれば興味が薄いのですがそれでも面白かったです。
一応子供向けの図鑑だとは思うのですが、内容は難しいので大人のマニアでも十分読み応えがあります。私も思わずうなってしまいました。東京駅至近の丸善丸の内本店で購入し、東京駅から家近くの駅まで約40分かかるのですが、1/3も読みきれなかったほど内容が濃いのです。
例えば、本の冒頭近くに「約2800万年前にアメリカ西海岸で誕生した「エナリアークトス」(→19ページ)という動物が、鰭脚類の祖先と考えられています。・・・」といった調子で表現されているわけです。アザラシの祖先は犬や熊の仲間です、とかではなくこのレベルの解説がはたして子供向けかは置いておいて・・・。
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全アシカ16種と全アザラシ18種を並べた大きさ比較コーナー。こういうポスター欲しいですね。クジラ・イルカでは有るのに
私は良書としてアザラシファンにはおすすめできますが、世間的には間違いなく奇書の類に入る書籍と思いますので、興味のある方はお早めにお求めされたほうがよいかもしれません(^-^;)2年経っても初版が東京の真ん中の本屋で売られているわけですし・・・。

国内最高齢ゴマフアザラシ亡くなる(マリンピア日本海・新潟)

ゴマフアザラシ:国内最高齢「ノリ」天国へ 人間の年齢で100歳以上--マリンピア日本海 /新潟 – 毎日jp(毎日新聞)
大往生ですね。飼育担当職員さんとも仲が良かったようですね。私が幼稚園ころ、当時はまだ新潟市立水族館と言う名前でしたが、水族館でまだ若いノリにあったかもしれないですね。