近所で野生イルカが跳ねている

海獣記というタイトルになるのに海獣がずいぶんご無沙汰な本サイト。久しぶりに海獣話です。

自宅近所の海でキスを釣りに行こうと思って、海岸線を車で走っているとばっちゃんばっちゃん水しぶきが上がっていました。

何事かと思って双眼鏡を覗いてみると、、、

イルカが跳ねている!朝の光の中、はしゃいでいます。イルカが跳ねると魚は釣れないといわれますので、キス釣りはやめてイルカ観察をすることに。何イルカかはよくわからないけど・・・。
 →続きを読む

ブルーコーナー近海で野生のハシナガイルカを追う~パラオダイビング旅行記5~

さて、あまつ丸の早朝ダイビングを終えた後は、パラオのダイビングポイントの中でも世界に名が轟いているポイント、”ブルーコーナー”方面に向かいます。パラオに来たからにはここは行かねばというポイントの一つですので、わくわく南西方面に出航です。

20151210093620IMG_8793_G12

天候は朝より雲が出てきて、曇り時々晴れ。この日のみならず私の滞在中のパラオの天気は猫の目のように変わりました。
 →続きを読む

ポロニオ岬・大西洋暮色と南半球の星空~ウルグアイ旅行記7~

カボ・ポロニオ国立公園のポロニオ岬でミナミアメリカオットセイを見た後、帰途に就きます。

 

来るときと同様、オフロードトラックに乗り込み(さすがに疲れたので行きとは違い、帰りは一階席にしました)、海のほうを見ると、、、

IMG_4754
海の中から怪しい鰭が。。。

多分、野生のイルカですね。海の中に駆けつけたいですがじっと我慢。一眼レフと望遠レンズが欲しいですがこれも仕方ない。じっと見ていると、このときに背鰭を一瞬見せてくれたあとは姿を消してしまいました。何イルカだったのでしょう。

 

ポロニオ岬の集落の中の家の壁に描かれていた絵。トラックの荷台から見えました。

  IMG_4775

オットセイの絵も。タテガミも描かれてあり、なかなか凝っていて素晴らしい。この右のおじさんは世界一貧しい大統領として有名だったムヒカ前大統領かな?人気があるんだな。。。


 →続きを読む

潜るマッコウクジラ・跳ねるシャチ~2014夏・北海道旅行・その12~

羅臼沖でのホエールウォッチングの続きです。

シャチたちのジャンプ
をたっぷり眺めた後は、船長の「マッコウを探しに行くぞ~」の号令のもと、シャチ海域を離脱しマッコウ探しです。といっても乗客の肉眼で見つけられるものではないですから、船長と船長をサポートするお姉さん任せなわけですが。
操舵室にはソナーやらマッコウレーダーやらが備えられているのかまでは不明ですが、「やはりマッコウクジラは難易度が高く、簡単に見つかるもんじゃないよな~」とか思いつつのんびり海上の様子を見ながら過ごします。
羅臼沖は魚が豊かな海。ホエールウォッチング船以外にも漁船が行き交います。むしろ漁船の方がメインな海ですが、漁師さんたちは深夜に出て朝方帰ってくるので、我々の乗っている観光船と行き交う方がレアなのか?日ロ境界線も近く国後島も大きく見えます。
IMG_6584.jpg

 

マッコウが出るまで暇ですから、海鳥の写真を撮ったりします。小さい上に高速で動くのでピントが合わすのが難しい。写真の鳥はずいぶん派手に見えますが、オシドリのオスかなぁ・・・?海によくいるミズナギドリやカモメの形態では無いような気がしますし、となるとカモの類だと思うのですが、オシドリが知床半島と国後島の間の海にいるのだろうか。。。
IMG_6591.jpg

 

船が全速で走ること15分。なかなか新たな動きも無い。やっぱりマッコウは難しいよなー、と思いつつ、他のお客さんたちもなんとなく所在無くなってきた頃、「マッコウの噴気を見つけた」との船内アナウンス!
船内が俄に色めき立ちます。私もその流れにのって舳先近くにへばりつき、双眼鏡を取り出します。噴気は船から進行方向11時とのアナウンス。確かに海の中から蒸気が吹き上がっていましたが、これは、遠いぞ。。。肉眼のお客さんはおそらく見えますまい。
揺れる船の上で頑張って望遠レンズを駆使して撮影したのが以下の写真。遠さが実感いただけるのではないでしょうか。
IMG_6596.jpg

 

船は全速でマッコウに向かって進んでいきます。海の上なので距離感がよくわからないですがまだ2~3kmくらい?私も必死に双眼鏡で噴気を追い続けます。しかしこの揺れで双眼鏡を使ったりカメラのファインダーを覗くと普通の人なら酔ってもおかしくないぞ・・・。私は何の因果か船に強いのでどうってこと無いですが、自信の無い方は酔い止め薬を服用したほうが良いでしょう。
マッコウの噴気は、まだ肉眼では見えない距離です。
あと1~2kmくらいに近づいたかな、、、と思ったその時!
マッコウクジラが尻尾を上げてしまいました。マッコウクジラの尻尾から落ちる水の量はものすごい量。体の大きさが推測されます。
IMG_6609.jpg

 

しかし、マッコウクジラが尻尾をあげるときは深く潜るとき。この後しばらく海面に浮上してきません。
船長のアナウンスから「あ~~~!」っという声が。双眼鏡を見ている客からも「あ~~~!!」っと声が上がる。私もファインダーを覗きながらまっっっっこ~~~~~!!!ってなもんです。
IMG_6615.jpg

 

近くでは見られなかったけど、確かにマッコウクジラはいるということが見られたからまだ運が良かったと思うことにします。
船長からは「潜ってしまったもんは仕方ないので、再びシャチに行く。途中でマッコウがいたら考えるけど。」とアナウンスがあって、進路を変え再びシャチのいる海域へ移動です。
ほどなくシャチの海域へ。すぐに見つかるシャチたち。君たちはお手軽でいいね。(注;この季節シャチを見られるは相当運が良いことなのですが、感覚は麻痺して来ます)シャチたちはマッコウクジラより相当知床の沿岸寄りにいました。
IMG_6626.jpg

 

鎌形の綺麗なシャチの背ヒレ。
IMG_6653.jpg

 

今回見たシャチはすべてメスか子供のシャチでこれでも背鰭が短いようです。オスのシャチは背鰭の高さだけでも2mもあるそうな。しかし警戒心も強くメスや子供よりなかなか近づけないとのこと。
この日のオスのシャチはロシア側海域境界線近くにいたようで姿は見られず。
IMG_6655.jpg

 

一頭のシャチが足ヒレを高く持ち上げ、水を跳ねあげました。
IMG_6665.jpg

 

跳ね上げた水が尻尾に降り注ぎ、水滴が弾けます。綺麗ですね。シャチも遊んでいると思います。
IMG_6666.jpg

 

こちらの写真の背景は国後島。国後島もすぐ側。北方領土には北海道ではレアな生き物がゴロゴロいるそうで一度は行ってみたい。
IMG_6683.jpg

 

遊んでいるシャチ。複数頭でじゃれあって遊んでいるようです。
IMG_6702.jpg

 

ここでホエールウォッチングは時間切れ。シャチに別れを告げ羅臼港へ帰港する進路をとります。もっと見たかった。。。
IMG_6721.jpg

 

船は速力を上げて羅臼港へ。航跡が名残惜しいです。
すれ違った他社の船。お客さんは救命胴衣を着用。私たちの船の客も着用しています。
IMG_6737.jpg

 

帰り道でもイシイルカの相当の数の群れが左舷右舷両側で跳ねまくっています。しかし相変わらず姿は捉えられない。。。
IMG_6793.jpg

 

羅臼港近くまで戻ってくるとサケマスの定置網が目に入るようになります。改めてシャチやクジラと人の生業の近さを実感します。
IMG_6820.jpg

 

羅臼港近くで船内放送で船長さんが「羅臼は陸からマッコウクジラの噴気を見ることが出来る世界で唯一の場所。」と自慢気に言っていたのが印象的でした。たしかに陸から近いところでシャチが跳ねていました。私の写真の背景に羅臼の街が入っている写真が何枚かある通りです。マッコウも近くによってくることもあるのでしょう。羅臼は漁業も好調そうな上に観光資源も豊富で豊かな街の印象でした。
そして羅臼港に帰港したら慌ただしく次の14時便のお客さんと入れ換え、、、本当に着いた途端です。がーーっと降りて、ぶわっと乗って、ががっと出港していきました。乗るときに撮り損ねた本船の写真をまた撮り損ねてしまった。。。船が気になる方は知床ネイチャークルーズさんのサイトで確認ください。
このホエールウォッチングが今回の知床旅行の最後のアクティビティ。天気もなんとかもったし、季節外れのシャチをたくさん見られましたし、遠くにマッコウクジラ、姿はよくわからなかったけどイシイルカ(の上げる水しぶき)も見られましたし、最後を飾るにふさわしく、なかなか良かったと思います。
羅臼帰港後は近くの道の駅ですっかり虜になった羅臼の海で育った昆布を買って帰ります。しかし海底からわさわさ生えている昆布がこの値段で売られていたら、、、と下世話な勘繰りをします。
遅い昼ご飯を食べたあとは知床と友人と別れ、本日の泊地、釧路へ。
この長かったような短かったような知床半島を山から海までを満喫する旅のフィナーレも近づきつつあります。

知床羅臼沖でイルカ・クジラを追いかける。あ、何か跳ねた!!~2014夏・北海道旅行・その11~

北海道旅行5日目のメインイベントにして、私が今回の旅行で最も楽しみにしていたのが、これから参加するホエールウォッチング。以前羅臼からワシとアザラシを見るために海に出たことがありましたが、今回はそのクジラ版です。
今回お世話になるのは「知床ネイチャークルーズ」さん。羅臼には他にも何社かこのホエールウォッチングの業者さんはいらっしゃるようです。
この日の出港は8:30、11:30、14:00の3便。どれでも良いといえばいいのですが、朝は霧が立ち込めることが多いことから2便目の11:30発に。出港の10分くらい前に行くと、しきりにスタッフの方が私たちの名前を読んでいる様子。どうやら乗船していない最後の客だったようで慌ててて乗り込みます。出港の用意が出来たらウロウロせず早めに港に行きましょう。。。
慌しく出港です。乗り込む前に乗る船の写真を撮りたかったのですが、そんな時間は無い。。。船の構造は船室の上が屋上デッキになっていてここが一番観客の密度が高い。1階も回遊型のデッキになっていて先端部から後ろまで自由に移動できます。陣取りは好きなところで構わないと思いますが、私は比較的空いている1階の舳先の辺りにいました。酔いにくいのは一番後ろかな?逆に一番酔うのが一番前。
さて、この季節、この羅臼沖のクルージングで何が見えるかということですが、知床ネイチャークルーズさんのサイトに詳しく載っています。これを拝見すると7月はミズナギドリ、イシイルカは高確率で、ついでマッコウクジラが半分くらいの確率で、運が良ければミンククジラ、シャチが見えるかも、というところです。アザラシや海ワシはやはり冬。
おみくじ的にはシャチorミンククジラorマッコウクジラのうち2つ以上見られたら大吉。1つなら中吉。1つもダメでイシイルカのみなら小吉、イシイルカも見られなかったら凶といったところでしょうかね。盛大な運試しでワクワクします。
まぁ何日か前にミンククジラは見ているからいいか。骨だったけど・・・。
個人的にはやはり巨大なマッコウクジラか水族館でも人気者で白黒のツートンがかっこいいシャチを見たい。
天気のほうは晴天とは言えないですが、朝よりは回復傾向で国後がはっきりと見えますし、雨の心配も無さそう。運が向いてきたかな。逆に運を使い果たさないようにしないと。
IMG_5995.jpg
出港して程なく、船の両脇で何か跳ねています。船内放送が入り、イシイルカとのこと。白と黒のツートンカラーをしているイルカです。こんなにあっけなく見えるとは、、、。さすが高確率で見られるイルカです。いやー、これで「凶」は無くなった。
ちなみに妻は船内放送をよく聞いてなかったらしく白黒の見た目から「シャチだ、シャチだ」と騒いでいました。信じているほうが幸せでしょうし、面白いからしばらく素性は教えないでおくことにします。
IMG_6000.jpg
しかしこのイシイルカ、水しぶきは盛大に上げますが、海上に姿を見せない。写真を撮っても姿を写せないというなかなかもどかしく難易度の高い被写体です。うーむ・・・。
IMG_6053.jpg
船はどんどん沖へ進み、日ロの境界線付近へ。安全のマージンは取っていると思いますが、やはり怖いような複雑な心境。あんなに近いのになぁ。。。
、、、とそうこうしているうちに、船長からシャチ発見のアナウンス!船内が俄かに色めきたちます。「そんな焦らなくても近くで見せてやるよ」と船長からのアナウンス。
やがて国後島をバックになんか黒いヒレが見えてきましたよ!
IMG_6069.jpg
しかも何頭かいるようです。
IMG_6080.jpg
どんどん近づいてきます。シャチですね。
船も速力を落としていますが、シャチもこっちに近づいてくる!
IMG_6103.jpg
船長の「こっちに来るぞー!!」の声の下、船の下をシャチがくぐりました。水の中でさすがに写らないけど、ぼんやりとその影はお分かりいただけるかと。
IMG_6129.jpg
潮を吹くシャチ。シャチもイルカやクジラの仲間ですから頭に空気孔があります。背景は羅臼沿岸の街。
IMG_6335.jpg
いやー、シャチですね。本当に見られると思わなかった。
メスのシャチ、子供シャチが何頭かいるようです。人間と遊ぶつもりは無いと思いますが、彼らも遊びの時間のよう。
ジャンプするシャチ!
IMG_6366.jpg
お見事。
IMG_6367.jpg
つぶらな目が見えるくらい近くに寄ってきたりもしました。あまり表情は分からなかったけども・・・。
IMG_6277.jpg
勢いよく潮を吹くシャチ。
IMG_6241.jpg
後ヒレを振っていたり。
IMG_6271.jpg
何かもう飽きるくらいシャチです。かっこいいです、シャチ。
IMG_6430.jpg
町からそれほど遠くないところでシャチが見られるのが素晴らしい。背景は羅臼。
IMG_6509_20140812004721210.jpg
1頭が海面に出ていますが、海中にももう1頭いるようです。
IMG_6562.jpg
シャチは船の周りを着かず離れず泳いでいます。船もエンジンを止めるというか弱めて漂うように。
IMG_6568.jpg
シャチの尻尾。こんなに水をはね散らかしているんですね。
IMG_6489.jpg
シャチを十分堪能し、贅沢にも客がシャチに少し飽きが来た頃、「次はマッコウさがしに行くぞ~」との船長の声で海域を離脱、シャチともお別れです。
エンジンを吹かしてさらに移動。知床半島先端部の北東方向へ船の向きが変わったようです。
IMG_6479.jpg
シャチを見れて大吉気分だったのですが、さらに大吉二つ目のマッコウクジラを見ることはできるのでしょうか!?