野生のミナミアメリカオットセイのコロニー・Cabo Polonio国立公園~ウルグアイ旅行記6~

Cabo Polonio国立公園(ポロニオ岬国立公園)にやってきた話の続きです。 ポロニオ岬の集落の海岸から数百m離れた島にSea Lionが群れていましたが、さすがに遠くてまともに写真を撮るのは厳しそうでした。 ちょいとがっかりして、アシカのコロニーが眺められる砂浜をあとにして、ポロニオ岬灯台の裏の岩場に登ったのですが、、、。

 

何のことは無く、こんな具合に灯台裏の岩場にもたくさんのSea Lionが転がっていました。

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ツアー参加者からも歓声があがります。 この岩場に転がっていた海獣ですが、体はプンタ・デル・エステの海獣より小さい印象でした。この海域のアシカ(Sea Lion)の仲間のうちミナミアメリカオットセイの方かと思いました。(以下この項では便宜的にミナミアメリカオットセイとして扱って記載します。)

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良いですね、この距離感。なかなか近いです。

起きているも寝ている子も良い表情です。
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ウルグアイの大西洋岸を北上し、Cabo Polonio国立公園へ~ウルグアイ旅行記5~

プンタ・デル・エステで野生のオタリア?(Sea Lion)を見て、さらなる海獣パラダイスを求めてウルグアイ東部の大西洋岸を北上します。 やってきたのはプンタ・デル・エステから東へ2時間ほど移動したCabo Polonio国立公園の入り口。といっても、そこはどこだよ、、という感じですが↓の写真のようなウルグアイの牧草地が広がる片田舎に国立公園の入り口があります。 IMG_4491

まっ平らな土地に幹線?日本でいう県道クラスの道が敷かれていますが、通る車もほとんど無いような牧草地の中にひょこっこり建っているのがCabo Polonio国立公園の入り口のビジターセンターです。地図では以下のところ。

このサイト掲載に当たり、改めて地図を見ていて気付いたのですが、ここまで来ると首都モンテビデオよりブラジル国境が近かったのか。よく行ってきたな、、、と思います。   プンタ・デル・エステで蒸し暑くなった海獣熱の勢いのまま、南半球の海獣の群れを見たくなり、そのためにこの国立公園までやってきました。ここのCabo Polonio国立公園の中は海獣のコロニーがあるらしいのです。 ビジターセンターの入り口に立っていた国立公園の看板にも海獣の写真が大きく載っています。


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プンタ・デル・エステの野生のオタリア~ウルグアイ旅行記4~

さて、大西洋の素晴らしい夜明けを見たあと、私が向かった先は港方面。この港には野生のオタリア(sea lion)が住みついていると事前に情報をキャッチしており、これは”海獣記”としてはぜひ見届けてこねばならないだろう、と鼻息を荒くしていたのです。 港内にはヨットが停泊してあります。いかにも富裕層のリゾート地という雰囲気。
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突如、やつらは視界に入ってきました!

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何か黒いのが船下ろし場に寝転がっています。。。

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トド岩に上陸する野生トド=北海道積丹旅行10=

おたる水族館裏のトドの観察の続きです。
トドが海に入ってしまったので、海面観察は少し休憩にして、祝津の灯台の高台からおたる水族館の様子を見ることに。
朝の開館前の水族館。海獣達は起きているけどのんびりしている様子。
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水族館のトドのオスとメス。野生個体もすぐそこで泳いでいるほど小樽の気候は野生のトドにマッチしているのか、トドも活き活き暮らしているように見えます。海につながったプールで屋外で飼育しているせいかもしれません。
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、、、と思っているうちに体の大きなオスがトド岩に再度上陸しました。
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海水で濡れた体が日光でキラキラ光っています。
オスに続いて体の小さなメス?子ども?も上陸。その上をウミウが飛んで行きます。
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こんな近くで漁師さんの船があっても特に動じず。
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エンジンを切って、海底の獲物(貝類?)を狙っている漁師さんにはトドもあまり警戒しないのか。漁船を警戒していたら小樽の海では暮らしていけないと思いますが。
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上陸しているトド群れの近くに泳ぐトドもいました。
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この日のトド岩の様子。なかなか多くの大小の漁船がトド岩周辺で漁をしたり、航行したりする様子がわかると思います。
コンデジで撮影したので上の写真のような画質とはいきませんが動画もアップしてみたり。

一方、水族館の中のアザラシ。まだ寝ているのか、二度寝なのか、、、。
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さて時刻も8:30過ぎで日も高く昇ってきました。そろそろ次の目的地に行くか、と思って車を見ると、
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一昨日の夜のように右前輪のタイヤが空気が抜けて凹んでいる。うーん。一昨日の経験がありますし、ここは小樽という北海道でも大きな街なので慌てはしないですが、どうしたものか。
一昨日はスタンドで空気を入れてから、200kmくらい走っても異常はなかったのですが、やはりバルブが劣化しているのかどこからか空気が漏れているのでしょうね。
ひとまず小樽の街中の早朝から開いているスタンドを求めて移動。こころもちゆっくり車を動かします。
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小樽運河も信号待ち時にちらっと見るのみ。何度も見ているのでもういいかな、ここは。
運河近くのセルフのスタンドでガソリンを入れつつ、空気圧を測ってみると、0でした。この見た目のタイヤなら仕方ないかもしれません。
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空気入れで空気を入れてあげると、しっかり適正圧まで入る。
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一昨日の経験から言っても、今日一日くらいは走り回っても不具合もないでしょうし、あまり考えても仕方ないので、次の目的地に向かいます。タイヤに配慮してまずは5号線で札幌方面へ向かいます。

小樽の海と野生トドの群れ=北海道積丹旅行9=

北海道旅行も3日目にして早いですが最終日。今日の午後には東京に戻ります。
昨日の長時間活動に疲れて20時に寝こけたところですが、早朝、薄明るくなるくらいに跳ね起きます。ちょうど日の出の頃の時間。
出発の用意をしつつ、本日の行動を考えます。思い浮かんだ案は、昨日に引き続き積丹半島先端の神威岬・積丹岬に向かう案が一案。久しぶりにおたる水族館に入館する案が一案、小樽は早々に切り上げ、どこか他のところで時間を使う案が一案です。
積丹半島先端案は昨日の訪問でそれなりにアザラシを堪能し、本日再訪しても時間が経っていないので、あまり昨日と代わりが無いかな、、、と思います。おたる水族館案は一人で行くのも寂しいところ、今回はもう少し野生動物を見たいと思います。3案目が一番魅力的ですが、小樽のあとどこに行くかは決まっていない。。。
旅先の自由で贅沢な悩みを抱えたまま出発!まずは昨日のおたる水族館の裏でアザラシを見ましたので、あのアザラシがどうなっているか見に行こうと思います。
ホテルから10分ほどで水族館のある祝津地区に到着。早速灯台のある高台に上って海の様子を確認します。
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海は今日も穏やかで凪。朝の光で綺麗ですね。
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昨日、アザラシが寝こけていた岩は空席になっていました。カモメの類がたくさんいますね。
アザラシはいなかったのですが、珍客がいました。2枚上の写真で右側に小島が写っていますがそこに、、、
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野生のトド!
しかも何頭かいるようです。
この小島はトド岩と呼ばれておりますが、その名のとおりトドが来るんですね。おたる水族館裏の灯台より祝津パノラマ展望台からの方がトド岩に近いのでそちらに移動。
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祝津パノラマ展望台から見たトド岩。向かって左端の岩場にトドが。
朝日を浴びてかっこよいです。
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6~8頭くらいの小さな群れ。
と、そこに漁船が近づいてきました。今日はべた凪の海。天気も良く漁日和。この祝津は漁港がありますし、漁船の往来もなかなかあります。
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トドの群れは船に向かって吠え出しました。警告と威嚇のつもりかもしれません。寝ているやつもいるようですが。。。
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それでも漁船が近づいてきたので一斉に海に飛び込む!
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トドが小樽の海で暮らすのもなかなか大変です。
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トドは海に入ったあともトド岩周辺や漁船の周辺をヒョコヒョコ頭を出しながら回遊していました。
漁師にとってはトドは魚を食べ、たまに網に引っかかって漁具を壊すこともある厄介者でもあるトド。漁師さんの気持ちからすればどこか行って欲しいと思うのも理解できます。私個人としてはトドと漁業の共生を望むのはもちろんですが、ここでは淡々と見たままを紹介し、個人的な思いを書散らすのみです。
もうしばらくおたる水族館裏の海の様子を観察することにします。

ナデ肩にセグロカモメとトドの○○=北海道積丹旅行4=

野生のエゾリスと遊んだ後は島武意海岸の駐車場に車を止め、積丹自然遊歩道で女郎子岩まで往復し、海岸に何かいないか探す予定です。
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と、その前に、駐車場からすぐのところにある徒歩専用のトンネルを潜り島武意海岸へ偵察に。
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短いですが、明かりもなく天井の低いなかなか雰囲気のあるトンネルで、怖がりな子どもは嫌がるかも?
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トンネルを出た瞬間、目に入ってきたのはこんな光景。
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漁船が多い!今日は海上は凪ぎで日が差して暖かい。絶好の漁日和なわけです。しかしアザラシや海棲哺乳類を探すには厳しくなる条件です。島武意海岸は地形は悪くなさそうですが、これでは上陸するアザラシはいなさそうです。しかも遠目にもたくさんの漁船がいるので今日の積丹半島は全体的にこんな感じなんでしょうね。(漁師の方々は水産業を営んでいるので、漁を止めて欲しいと言うようなことをここで主張するつもりは全く無く、単に漁船が多い→人の気配が濃厚→アザラシが岩場に上がらなさそうということを言いたいだけです。漁船が多いなら多いなりの海獣の探し方をするまでです。)
ひとまず積丹自然歩道を島武意海岸から女郎子岩まで往復することにします。アザラシ以外にも鳥を探しながらブラブラします。
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アップダウンはありますが、天気は良いし眺めも良いので快調です。遊歩道もよく整備されており歩きやすい。でもすれ違う人もいないです。あまり人は来ないのかな。もったいないです。
一羽のホオジロが遊歩道をチロチロうろついていました。
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途中、海の上に鳥山が出来ているのを見つけました。あの鳥山の海に潜ってみたい。どんな光景が繰り広げられているのか。想像するとわくわくです。
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そんな光景を見ながら遊歩道のアップダウンを繰り返しているうちに女郎子岩に到着です。展望台でザックを降ろし休憩。
女郎子岩は着物を着て子どもを背負った女性の姿に似ているので、このような名前がついたようです。義経との悲恋伝説もあり、姫が義経を慕ったけど、叶わぬ恋で石になったという話もあるとのこと。
伝説はともかく、確かに人の立ち姿に見えなくも無い岩。
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お、女郎子岩の右肩のところになんか鳥がいる。
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足がピンクだからセグロカモメかオオセグロカモメかな?
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しかし石になって動かなくなっても、その肩は鳥の住み処になっていると思うと、この方を思い出さずにはいられない。女郎子岩はこの方よりだいぶなで肩だけど。
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再び遊歩道を歩いて島武意海岸の駐車場へ戻ります。
途中、高い崖にオスプレイが止まっているのを見て。営巣中かな。
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モズもいて、頭でっかちですがなかなか凛々しい。
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駐車場に戻ってきました。写真を撮りながらかなりゆっくり歩いて往復2時間くらい。積丹岬遊歩道はアザラシは空振りでしたが、まだ積丹先周辺で気になるところもあるので、後で戻ってくることにして、一旦積丹岬を離れ先を急ぎます。次は日本海に突きだしている神威岬を目指します。
運転しつつも、なんかいないかなーと海上にも注意します。
冗談のような配色をしたシノリガモが岩場から海に飛び込んで浮いていて、右下のマガモは我関せずでしらーっとしている。
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釣り人がちらほらいるなぁ、、、と思い、通りすぎそうになる一瞬、釣り人の先の海上に何かいるのに気づきました。
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多分形から見ると海獣の頭。トドかアザラシか。
いずれにせよ、車を路肩に止め、望遠レンズを抱えて車を降り、岩場を飛び跳ねて岩場の突端で双眼鏡とレンズを構えます。
、、、トドの死体でした。
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そんなに古い感じはしない死体でしたが、前足と頭の角度は変わらないまま漂っていました。この死体も海の生き物に利用されるのでしょう。合掌です。
そんなのを見ながら神威岬へ向かいます。神威岬は絶対アザラシがいるだろうと思いつつ、何回か来ているにも関わらず、まだ未遭遇のポイント。今回は独りですし、双眼鏡と望遠レンズを担いで少し丁寧に見ようと思います。