風蓮湖の遥か彼方のアザラシ再び 2007年9月16日

? 2007年9月16日に風蓮湖まで行ってきました。ちょうど2年前の2005年9月17日に 行って以来の訪問です。

 2年前の9月は野生アザラシウォッチャーとしても、アザラシサイト管理人としてもまだ駆け出しの頃。あの頃に作ったページを見ると アザラシ知識・経験は乏しいものの勢いを感じます。2年前は阿寒湖に滞在し、平日は大学院の研究を、休日は道東のアザラシスポットをと駆け巡っていました。当 時に比べ、時間の融通は利かなくなったものの、管理人自身のアザラシ経験値は増えました。その経験を持って再び風蓮湖に向かいます。2年前の風蓮湖訪問ではアザラシがいたのか いないのか良くわからない状態でしたから、今度こそ白黒付けに行きます。
 向かうのは2年前と同じ走古丹先端。

▼地点でアザラシを探しました

風蓮湖のアザラシはやはり手ごわかった…。

 走古丹の突端は2年前と同じ姿で拡がっていました。ただし2年前は9月の大潮の干潮に間近な時間でしたが、今回はかなり潮が満ちている時間に到達です。アザラシウオッチングにはかなり厳しい潮です。
 さて、今回はアザラシがいたのか、以下で検証していきましょう。(検証といっている時点でかなり厳しい戦いだったことがばれてしまいますが…(^^;)


動画(4.5MB)

風蓮湖で撮影した動画から切り出した一コマ。
2頭のアザラシが同時に水中に潜った際に後足
が写っていました。見事なまでにアザラシらしい「短足」です(^^)

 


特に意識をしないで写真を撮って適当に縮小した写真では
こんなもんです。

 


この写真の左に写っているアザラシはかなり白いですね。多分ゴマフアザラシの群れでしょう。

 


カメラの倍率を上げていくと何か水面を漂っている物が写っているような…。


何か水面から飛び出してひょこひょこしています。


さらに限界まで倍率を上げるとこんな画像。
白っぽい三角状。多分アザラシの頭部だと思いますが…


周囲を見回すとこんな突起物がたくさん水面から出たり入ったりしていました。


アザラシは多分15~30頭位は漂っていたのではと思います。


これは横向きのアザラシの頭部だと私は思います。
2年前はわからなかったですが、今はなんとなく経験がアザラシのどこの部分でどっちを向いているかわかるような気がします。


今回はアザラシまでの距離は300m以上。私の感覚では2年前の訪問時より遠くにいたように感じました。2年前に比べ、管理人のカメラは進歩しているはずですが、それ以上に距離が拡がったのかも知れません。

 


風蓮湖はほぼ海抜0mから0mの水面のアザラシを見ます。アザラシまでの距離の割りに、高台からアザラシを見ることのできる天売島、積丹岬、あるいは能取岬にくらべアザラシを見るのはきつく感じました。

 


動画(5.7MB)

今回はいつもよりはるかに高解像度な動画を用意しました。そうではないと見えないですから(^^;

 


動画(5.26MB)

こちらもアザラシがひょこひょこ水面から顔を出したり
引っ込めたりしている様子の動画です。

 


撮影をした走古丹の先端付近。
人っ子一人いない素敵な場所です。

 


走古丹へ向かう道。
二年前もサイトに載せていましたが変わらない姿で迎えてくれました。


風連湖北岸。
ススキの穂が出て秋でした。
北海道の秋はあっという間。すぐに冬です。


北岸のススキの野にいたタンチョウ。こやつは特別天然記念物に指定されていますが、最近はだいぶ増えているようで、ぼちぼち農業被害も出し初めています。とはいえ大きな鳥で、やはり優雅な鳥です。

 2年前といい今回と言いどこか不完全燃焼な風蓮湖訪問。仇を取りに行かなくてはです。しつこい私をここまで退けられる場所もなかなか珍しい。(能取も私をさんざん振っているけど…。)

 あ、このページを作るにあたり、2年前のページを見ましたが、アザラシ経験の増えた今の目で見てもアレはアザラシだと思います。

2007年10月18日作成

風蓮湖の遥か彼方のアザラシ 2005年9月17日

? 野付半島でアザラシを見た後、勢いに乗って野付半島の南にある風蓮湖も訪れてみます。 ここで「野生のアザラシを見かけた」という情報を載せている本やサイトが結構あるので気になっていた場所です。

 まずは湖の北側の細長い半島になっている 走古丹を目指します。この風蓮湖も野付半島と同じく、細長い半島で海と仕切られています。半島の突端を目指しますが半島の幅は30~100mってところ でしょうか。海側はたくさんの釣り人が連なっていました。一方湖側は荒涼とした雰囲気で野付半島に通じるものがあります。ちょうど大潮の日の干潮の時刻付 近に訪れたため干潟もできていました。

 まずは北側に突き出ている半島の先端(下図▼の部分)からアザラシを捜索します。まずは抜海港のようにテトラポッドに張り付いている奴がいないか先端部に積まれているテトラポッドに探しますがいません。

 続いては野付半島のアザラシのように干潟に打ちあがってないか探します。肉眼ではまったく見えませんでしたが、続いて双眼鏡を用いたらそれっぽいものを見つけました!

 でも「なんとなく」アザラシっぽいものくらいにしか見えない距離なのでなんとも言えません。ひとまずデジカメの最大倍率ズームを使って撮影した後、車に戻ってノートパソコンで撮影した画像を確認してみますが、デジカメにも「それっぽい」の域を出る画像はありませんでした。
 この後、風を受けない位置に移動して撮影したりカメラを固定したりしていろいろやってみましたが、どれも似たような写真でした。百聞は一見に如かず と言いますし、まずは下の写真たちをご覧ください。
 とりあえずアザラシっぽいやつはアザラシと仮定して書いてあります。

 


走古丹先端への道。

 

 

アザラシらしき写真

干潟の波打ち際に転がっているのがアザラシ…?


クリックするとアザラシらしき部分の大きな写真が見られます

?干潟にいたアザラシ?光学10倍で撮影。

 

 

 


クリックするとアザラシらしき部分の大きな写真が 見られます。


クリックするとアザラシらしき部分の大きな写真が見られます

野付と同じように干潟に寝ているんだと思いますが…。


ちなみにズームを使わないで撮影した写真です。
写真からアザラシのいる付近を切り出してみました。
肉眼ではまったく何がなにやらわからんです。

 

これらの写真に写っていたのが本当にアザラシの可能性があるのか検証しましょう。

一つ目は「そもそもこれは流木とかで生物ですらないんじゃないの?」という可能性です。
これはありえないです。なぜならわずか数十秒のうちに消えてしまったので…。これも写真で見てください。

まずはアザラシが写っている写真です。陸上の建築物は以下の写真では一緒です。
撮影時間は2005年9月17日、11:26:46


なにやら水しぶきのようなものがたくさん上がり…
撮影は2005年9月17日、11:26:56

消えてしまいました。
撮影時間は2005年9月17日、11:27:16

 二つ目は「鳥とか他の動物じゃないの?」という可能性です。
コチラの写真をご覧ください。干潟の波打ち際の 写真ですが、左の白い点がカモメ、中央にアザラシがいて右側にアオサギが写っています。鳥はこのように写りますし、アオサギは結構な大きさがあります。 ですからこのアザラシっぽいやつはかなりの大きさがあり、さらに鳥ではないでしょう。干潟ということから考えても他の大型陸生哺乳類ではないでしょ う。動物だとするならアザラシが妥当なところだと思います。

 

 多分、野付半島のアザラシのように干潟で転がっていたのでしょうね。でもこれではアザラシを見たというより確認したというのがせいぜいです(^^; そ れでも私が走古丹先端に着いてから数分で海中に消えてしまったのですから、もう少し到着が遅れたらと思うとまだ運が良かったと見るべきでしょうか…。

 

 風蓮湖のアザラシは以上ですべてです。申し訳ない!あとはおまけの写真を掲載して煙に巻きます。


風蓮湖にいたタンチョウ2羽です。
釧路湿原など淡水の湿原のイメージが強い鳥ですが
最近は増えて分布域を広げています。


タンチョウ2羽と色が茶色いもう1羽。茶色いのは子供かな。
3羽で干潟をうろうろして餌を食べていました。


タンチョウは走古丹漁港の裏手で撮影しました。


走古丹からうっすらと見えた北方領土(おそらく国後島)です。
知床半島かと思いましたが、地図で確認したら知床より国後の方が近い場所でした。
 

2005年9月17日作成

風蓮湖に生息するゴマフアザラシ

風蓮湖(別海町)

ここは野生のアザラシの目撃情報が多い場所なのですが、私自身ははっきりとアザラシを見たわけではないです(^^;

 


営業期間・休業日
(2005年度)野生のアザラシなので営業とかは無いです。

営業時間
上に同じ

アクセス
私は北側の走古丹先端で見ました。

 

公式サイト
なし

 

雑感・感想など


走古丹突端より内陸方面を眺めてみるといました。
 風蓮湖を扱った本やサイトではアザラシの目撃情報が結構乗っています。私が訪れた時は左の 写真のようにぼんやりと影のようにしか見ることができませんでした。これって本当にアザラシ?というような感じですが、ここでは強引にアザラシとして話を 進めさせていただきます(^^; ええ、私もアザラシを確認したけど見たという感じはしないです。なお訪れた際の訪問記のほうにはもっとたくさん写真があるのでほんとにアザラシかどうか疑問を持つ方は参 考にしてください。
 デジカメはズームを最大にすると換算すると380mm程度までズームができるのですがそれでもこんなものでした。多分野付半島と同じように干潟で寝転がっているのだと思いますが…。

 訪れる際には双眼鏡持参で行きましょう。私の訪れた際は、肉眼では影すら見つからない距離にいました。
 

 上が風蓮湖の地図ですが私が訪れたのは▼の部分です。北側から先端まで車でいけます。

 風蓮湖内ではたくさんのアオサギがいました。気持ち悪いくらいうじゃうじゃと…。また渡り鳥が豊富そうな湖でした。そうそうタンチョウも見かけました よ。鳥マニアにはたまらなさそうな湖です。

 


走古丹漁港裏で見かけた特別天然記念物のタンチョウ