焼尻でゴマフを見てきました

最近引越し等で忙しい、気分転換をしたい、北海道の気になるアザラシ場所を見ておきたい、ということで日帰りで焼尻まで行ってきました。
詳細は例によってサイトにあげますが、作る時間があるのか自分…(^^;まぁ何ヶ月・何年掛かっても作るつもりではあります。
以下の写真は焼尻での一コマ。まだ写真の整理が終わってないので適当に選んだ写真を適当に縮小したのであまりいい写真ではないかもですが雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。
今回は70頭程度のアザラシが転がっていました。写真はその1コマです。やっぱりゴマフアザラシはいいなぁ…。このように岩場に転がってたまにボーボー泣いておりました。
IMG_4401.jpg
(画像の圧縮のし過ぎでかなり汚い写真ですね…。)
さて明日は大学院の卒業式。名実ともに大学という組織から抜け出ます。名残惜しい気は…あんまり無いなぁ。自分はあまり悔いの残らない大学生活を送ったと思えますし、正直なところ半ニートのような学生生活はおなか一杯な気分です。平日にアザラシ出没場所に私も出没できるのは良かったですが…。
でも最近あわただしたかったので一週間くらいは休みが欲しい。
四月からは新天地で頑張りますー。

ゴマフアザラシの大群~焼尻島礼賛~

*焼尻島の簡単な地図をこのページ最下部に掲載しております。ページ内の文章に出てくる地名の位置はそちらを参照にしてください。

北海道西部・日本海にある焼尻島は野生ゴマフアザラシの越冬地になっている島です。詳しい訪問の方法は焼尻島の紹介コーナーに譲るとして、ここでは3月22日の訪問の様子を紹介しましょう。今回はゴマフアザラシの大群を見てきました。

今回の訪問は2007年3月22日。管理人は関東で就職するために、北海道を3/27に離れる予定でしたので、今回の探訪が北海道在住時代最後の野生アザラシ探訪です。よって今回は北海道アザ ラシ生活の1つの節目と考えていたのですが、その節目は抜海でも積丹でもなく、今のところあまり知られていない(?)アザラシ生息地でかつ社会人になったらなかなか行けない離島の焼尻島にしようと思っていました。

今回もいつもの通りの強行日程。朝4時に札幌を出てその日の午前に島に渡り、午後には札幌まで戻ってきます。

出発した途端出くわすのは、がちがちに凍っ た北海道の早朝の道路。滑ることこの上なしです。管理人自身赤信号で上手く止まり損ねたり、路外に落っこちそうになったりしながらひやひやしつつ焼尻行き のフェリーが出る羽幌港を目指 します。途中で4~5台が追突している玉突き事故や路外に落っこちている車を数台見かけながら北上します。

羽幌には8時半頃到着。札幌からは4時間半くらいかかりました。先回の訪問の記録だと、先回は3時間くらいで到達していたようなので、時間はだいぶ余計にかかりました。かなり安全運転で行ったり休憩を取ったりしたのでそんなもんですね。羽幌発9時のフェリーで焼尻島に向かいます。


羽幌町市街。
日が高く上ると道の氷もだいぶ溶けてきました。

相変わらずの羽幌フェリーターミナル。


本日もフェリーオロロン2に乗り込んで焼尻島まで1時間の航海です。学割をつかえるのも最後です。

本日のお供たち。
いつものデジカメ・双眼鏡に加え手袋とマフラーを持ってきました。

段々近づいてくる天売島(左)と焼尻島(右)

わかりにくい写真ですが北方には利尻島が見えていました。
残念ながら利尻富士上部には雲が掛かっていましたが…。

波も低く、穏やかな航海でした。徐々に焼尻島が近づいてきます。


先回の訪問でアザラシを見つけた灯台ふもとの岩礁近辺。
ご覧のとおりまだうっすらと雪がある焼尻島です。

大きな画像(234KB)
左の写真と同じ岩礁な訳ですが…
向かって右側の岩の根元にアザラシっぽいものが転がっているような…。大きい写真をご覧頂くと確認できます。フェリーからでもアザラシが確認できるのかも。

半年ぶりに焼尻港へ入港です。

焼尻資料館。かつて北海道の沿岸がニシン漁で賑わった頃に建てられた小納家の建物を利用しています。資料館が開いているのは5月~8月末なのでこの日は思いっきりしまっていました。冬に開けてたら一日にお客さんが0ということもありえるでしょうからねぇ(^^;

焼尻郵便局。
郵便局は北海道の地方でもあります。
焼尻にもATMがあります。地方へ旅行に行く際、この郵便局のネットワークの強靭さは頼りになります。

本日も日帰りの予定。焼尻滞在時間は船が焼尻の先の天売島にいって引き返してくるまでの約二時間。
ですが先回の訪問でアザラシのいる場所は目星がついているので、焦ることなくぷらぷら歩きます。

天気は快晴。道路も広くて誰も通りません。
風も凪いで穏やかな焼尻島です。

さて先回の訪問で目星をつけておいたアザラシ観察場所に分け入ります。先回は草が多くて大変でしたがその辺は冬の間にうまい具合に枯れています。写真にも写っていますが、こんな小さな島でもやぶの中には投棄された大型家電があったりして複雑な気分になります。

お待たせいたしました。以下からは焼尻のアザラシ達の登場です。今回は大群ですよっ。ごゆっくりどうぞ~。


まずは遠目にアザラシが転がる岩礁。アザラシは岩礁内でも3箇所くらいに別れて群れになって転がっていました。

こんな具合に岩礁の浅瀬に転がっています。

こっちにも。ざっと数えたら上陸しているので70~80頭。
泳いでいるのもいたので100頭近くはいたように思います。

動画(2.03MB)

今回焼尻で見たアザラシはみんなゴマフアザラシでした。

気持ちよさそうに転がっていました。
飼育されていない天然者の彼らなりに天敵に襲われたりとか魚がなかなか獲れなかったりと悩みもあるのでしょうが、岩場に転がっている姿を見ると羨ましくなるのも事実。

動画(582KB)

動画にはほとんど風の音しか入っていませんが、たまにボーボー鳴く声が聞こえてきました。

半分水に沈んでいるやつもいれば前足をパタパタ振っているやつもいればカメラ目線のやつもいます。

動画(2.19MB)

見つめてくるアザラシたち。
不意の訪問者が珍しかったのかな?

ゴマだらけ。
日本にもこんな場所があるのです。海外に自然風景・動物を見に行くのもよいですが、日本の自然も実はなかなかの物です。
日本人には知られていないですが(^^;

岩場の上のゴマフは毛が乾いてふかふかに見えます。毛代わりにはちょっと早いので、毛は薄汚れているのが多かったです。

動画(2.55MB)

海の上のぽつぽつは泳ぐゴマフ達。
日向ぼっこしているやつらの他にも泳いでいるのがずいぶんいました。

焼尻島周囲の海岸はほぼすべて岩場なのですが、アザラシが上陸しているのは特定の岩場のようです。居心地のよさがあるのでしょうね。

手前の岩場がアザラシの横たわる岩礁。
奥に横たわるのは北海道。この岩礁は島の南岸です。

アザラシ岩礁付近に立つ灯台です。

アザラシを見た崖の上ではいたるところにふきのとうが顔を出していました。気温はまだまだ低いのですが、南向きの開けた崖の上なのでふきのとうも早く芽を出すのでしょう。春です。

名残惜しいものの、引越し、大学院の卒業等の用事が札幌に山積みでしたので北海道に引き返します。港に向かいます。


焼尻島遠景。
ちょうど北海道行きのフェリーが近づいてきました。

フェリーおろろん2。島の生活を支えるフェリーです。
冬期の焼尻島・天売島は一日に一往復、この船が北海道から生活物資を運んできます。文字通り命綱な船。

焼尻島岸壁。お客さんは少なかったです。
焼尻島の人口は300人ほどですから、冬の平日はひっそりとしています。

焼尻島のフェリーターミナル。


暑寒別天売焼尻国定公園・焼尻島。
看板の下の橇がいいですね。

動画(919KB)

船の上からアザラシが転がっていた岩礁方向。

焼尻島の大きな魅力はアザラシの数が多いことはもちろんですが、抜海に比べ観光客が行きづらい場所なので静かにアザラシを独占できることです。今回の 訪問も島の人が一人いた他は私ひとりしかアザラシを見ているのはいませんでした。あと抜海はテトラポッド等の人工的な建造物にアザラシが住み着いているの ですが焼尻は天然の岩礁の上に転がっています。その辺も好きなところです。(逆に焼尻より抜海のほうがいいと思うところは、アザラシが近い、遭遇の確実 性も高い、利尻富士をバックに転がるアザラシを見ることができる、といったところでしょうか)

今回の焼尻訪問は3月末でしたが、天気は快晴、波は凪ぎ、風も穏やかでのんびり転がっているアザラシを見ることができました。北海道アザラシ生活の最後 に良い天気で見ることができてよかったです。アザラシ神からの恵みでしょうか。北海道にはまた行くつもりでいますが、次はぜひとも泊まりで焼尻に行きたいですね。


焼尻島のアザラシの様子を紹介

焼尻島は日本海側の北海道の沖合いに浮かぶ小さな島です。この島ではゴマフアザラシが数多く越冬します。ただ現在ではアザラシによる漁業被害も起こっており複雑な事情を抱えております。


大きな写真(280KB)
岩礁に転がるアザラシ。


アザラシ部分を切り抜きました。
天売島よりだいぶまともな写真が撮れてよかったです。


動画(637KB)

奥がアザラシのいる岩礁。
撮影している断崖の上には柵等はありません。


焼尻島はこの写真のように岩礁がたくさんあり、
どの岩にアザラシがいるのかわからないとアザラシ見物には苦労することうけあいです。このページがアザラシ見物の一助になればよいのですが。
焼尻島は北海道日本海側の羽幌町の沖合い約25kmに浮かぶ人口344人(平成18年10月)、面積5.2平方キロメートルの島です。焼尻島は隣の天売島とともに野生 のゴマフアザラシが秋にやってきて春先に北に帰る越冬地となっています。ただ近年では春になっても北に帰らないアザラシがいたり、アザラシが魚 網を破るなどの漁業被害を出したりなどの現状があるようです。

管理人も2006年10月に数は少ないものの焼尻島でゴマフアザラシを見ました。アザラシファ ンにとっては一年中見られるとしたら嬉しいことですが、地元の漁業被害という実情を見ると複雑な気分にもなります。地元の漁師さんにとっては害獣を見に来たわ けですから神妙な面持ちで訪問します。

焼尻島へは羽幌町(焼尻島も行政的には羽幌町に属する)からフェリー・高速船で渡ります。フェリーで55分。5~9月は島へ行くフェリーが2便以上ある ので比較的余裕のある日帰りができます。しかしアザラシ最盛期の冬期間10~4月は船が1日1便になります。このフェリーは羽幌町⇒⇒⇒焼尻島⇒天売島⇒ 焼尻島⇒⇒⇒羽幌町という航路を取るのでやろうと思えば日帰りができます。冬期に日帰りをしようとすると島での滞在はわずか2時間ほどです。無雪期はとも かく降雪期には島 内での移動も困難になりますし、アザラシ見物を視野に入れての日帰りは難しいかも。

島での移動は徒歩でも可能ですが、自転車か車が現実的です。島にはタクシーというかハイヤーの ようなものがあるようです。レンタカーはありません。島行きのフェリーには自家用車を載せられますが、料金は高いので島内のタクシーに乗ったほうが安いでしょう。
普通の体力を持っている方には自転車をおすすめします。風景が素晴らしいのでとても楽しいです。島にはレンタサイクルもあります(シーズンによる。 要問い合わせ。)私は自分の折り畳み自転車を持ち込みました。島の一周には自転車で2時間ほど。アザラシは比較的港から近い場所にも出没するのでアザラシのみを狙うなら島を一周する必要は無いかもしれません。

私は島東南部の焼尻島灯台付近の岩礁でアザラシを見ました。ここからアザ ラシまでの距離は100~150m程度あります。おそらく肉眼で確認することは困難です。双眼鏡は必須ですね。(双眼鏡で見つけた後は肉眼でもゴマ粒のようなアザラシが見える距離ですが)写真撮影をするなら望遠レンズが欲しいところです。

焼尻 島はアザラシの越冬地ゆえにアザラシの最盛期は冬~春先になります。私がアザラシを見た場所の近くまで人家や特産のサフォーク種の羊牧場があるのでその辺へのアクセス道路は除雪されると思います (未確認) その点ではアザラシウォッチングスポット付近にまったく人家が無い天売島よりトッカリストにやさしい島かもしれません。それでも冬期に訪問す る際は装備は充実させないとアザラシどころではない訪問になるでしょうし、下手をすれば死にます(^^;

焼尻島の景観。雄大な景色です。
左奥の島は天売島。


島を一周する道路。
時間の都合で島一周はしなかったのですが、
かなりの激坂な予感…(^^;
焼尻島はオンコ(イチイ・針葉樹)の島として知られています。秋から冬に強力な季節風が海から吹きつけるため上に成長できず、左右に広がるように成長し 変な形に成長しています。そのほかミズナラなどの広葉樹もあり自然林が形成されています。その点が天然林がほとんど無い隣の天売島と最も異なる点かもしれ ません。

アザラシや野生動物の情報の提供してくれるような施設は島には無いようです。強いて言えば役場の支所がそのような情報を持っているかもしれません(未確 認)ただ小さな島ですし、普通の島民の方もどこにアザラシがいるかくらいは教えてくださるような気もします。私はネットや島のパンフレットでアザラシ生息 地の情報をあらかじめ入手してから訪問しました。(10月に2時間日帰り訪問をやったので…。)

島を一周する道路は人家を離れると細い道になります。そのような場所ですから観光シーズンを外せば観光バスやツアー団体客はまずいません。私が10月に訪問した際、 観光客らしき人間は自分以外に見かけませんでした。しかし島の景観は雄大で海はとても綺麗です。(天売島のほうが島の高さがあり、天売には樹木が無いので景観の雄大さでは天売島のほうが少し上かな…)
なお焼尻島は日本海に浮かぶ島ゆえ に冬は島への連絡船が欠航することも多いそうなので、その辺は天気図とにらみ合いです。

2006年11月1日作成

焼尻島の岩場に上陸するゴマフアザラシ 2006年10月27日

*焼尻島の簡単な地図をこのページ最下部に掲載しております。ページ内の文章に出てくる地名の位置はそちらを参照にしてください。

北海道西部・日本海にある焼尻島は野生ゴマフアザラシの越冬地としてアザラシマニアの間では知られているかもしれない島です。ここのゴマフアザラシは越冬 のために島には晩秋にやってきて春先に北に帰るのでアザラシシーズンは冬なのですが、近年では島に一年中居座るアザラシもいることが指摘されております。 またアザラシ たちが魚を食ったり、網を破ったりするなど漁業被害も出ています。5kmほど西にある天売島も同様にアザラシの越冬地でして、焼尻島と同じ問題を抱えています。

1年中居座ってるとしたらいつ行ってもアザラシがいるはずですが、やはり越冬アザラシのシーズンは冬です。そこで2006年10月27日に、そろそろ越冬アザラシどもが島に来たかなという思い と、真冬の訪問は天気も辛いし島内での移動に自転車が使えなくなるしという思いで焼尻島に行ってきました。焼尻島で は前述したようにアザラ シが漁業被害を出しています。よって被害を受けている漁師さんがいらっしゃるわけで、私も厳粛な面持ちで焼尻島に向かいます。漁師さんにとっては害獣を見に来 る観光客なわけですから。

焼尻島へは北海道本土の羽幌町からフェリーに乗って向かいます。(焼尻島も行政的には羽幌町に属します。)10月~4月は島へのフェリーは1日1便、午前9時発です。これに乗るためにまだ暗い午前5時半に札幌を出発。札幌~羽幌町は180kmほど。
羽幌のフェリー乗り場には8時半頃に到着。車は北海道に置いていき、車に積んできた折り畳み自転車を引っ張り出し、こいつで焼尻島内の移動をする予定で す。羽幌港発は定時の9時。焼尻島まで55分の航海です。運賃は2等で片道1530円。(私は学割で1200円ほどで乗りました。)


まだ暗いうちに札幌を出発します。時刻は午前5:30。
日が短くなったものです。写真は私が通った自動車学校の前で。

羽幌のフェリーターミナルにあったトドの剥製生首。
普通に展示していますが冷静に見るとすごい展示の仕方かも(^^;

天売島・焼尻島へのフェリー「おろろん2」
一ヶ月前に天売島に渡ったときもお世話になりました。

 


徐々に島が見えてきます。右が今回の目的の焼尻島。
左奥は先日行った天売島。

焼尻島のフェリーターミナル。
小型にして天売島と同型です。

焼尻島に上陸。
焼尻島は暑寒別天売焼尻国定公園に指定されています。

島に着き早速自転車を組み立てます。この日は日帰りの予定できています。フェリーは羽幌港→→→焼尻島→天売島→焼尻島→→→羽幌港という順に航海します。つまりフェリーが焼尻島から天売島に行って引き返してくるまでが私の勝負。持 ち時間は2時間25分。この間にアザラシを見つけないとここまで来た意味がありません。

まずは動き出す前に港付近でアザラシ情報収集を、と 思ったのですが、この日は観光シーズンを外れているせいかお土産屋さんも観光案内所も閉まっていました。港付近には漁師さんがいっぱいいましたが、アザラ シが漁業被害を出しているこの島の漁師さんに「アザラシを見に来ました。どこにいるのですか?」と聞くのも気が引けたので素通りします。
仕方が無いので事前に調べておいた「南部の焼尻島灯台付近で見られるかも」という情報を元に島南部に自転車で向かいます。

港から焼尻島灯台までは距離が近く断崖の上を自転車で走ること10分くらいです。距離はそれほどでもないのですが、この付近は海岸に岩礁が続き、アザラ シがいそうな岩礁がずっと続きます。自転車で少し走って、草むらに分け入り、断崖の上から岩礁を双眼鏡で一つ一つ見ながら進んでいく、という作業の繰り返 しです。これは時間がかかり、正直なところかなり焦りました。これほどアザラシが転がっていそうな岩礁が続いているとは思いませんでした。
地図を片手に焼尻島灯台付近をうろうろします。焼尻島灯台の西部にはサフォーク種の羊の牧場が広がっています。


焼尻島特産の羊。食肉用。
超高級食材です。

焼尻島の道。牧場までは2車線の道路が整備されていましたが、牧場から先はほぼ無人地帯。道も細くなります。

その辺をうろうろしていると、妙な訪問者 が気になったのか牧場の職員さんが話しかけてきてくださいました。こちらも「人を探して情報を聞かないと埒が明かないなぁ」と思っていたところなので非常 にありがたいです。アザラシを見に来たことを告げるといろいろ情報をくださいました。
岩礁はたくさんあるがアザラシは特定の岩礁でよく見かけるとのこと。その岩礁がよく見える断崖への行き方も教えてくださいました。ちょっとわ かりにくいがなんとなく踏み跡がついているそうですし、見たところ焼尻の海沿いの崖に生えている草の丈は低いようなので根性を出せばなんとかなるでしょ う。
他に聞いたアザラシ情報は、やはりこの季節よりも冬の方がよく見かけることと、昼間は岩礁に上って昼寝をしていること。

牧場の職員さんは「この季節に観光とはご苦労なことだね」とちょっと笑っていました。そういえばこの日、観光客は全く見かけませんでした。平日だから仕方ないかな。職員さんにお礼を言って早速、件の岩礁がよく見える断崖の上まで移動です。

断崖の先端は道から少し離れているので自転車を道に置き、軽い藪のなかへ徒歩でわけ入ります。藪の中はサンダル、ハイヒール等で歩くのは不可。スニーカーも 辛いかも。私は履き潰した軽いトレッキングシューズのようなもので行きました。ソールが磨り減っていたので、笹や茅のような草ですべり怖かったです。


道路から見た焼尻島灯台。

藪の中への突入口はわかりにくいです。
ここは突入口1。道路の海側の脇がわずかながらアスファルトで舗装されているのが目印です。

突入口1付近。自転車を止めているあたりから藪に入ります。

左写真とは逆方向。
道路のカーブと写真左側の青い屋根の倉庫?が目印。

突入口2
道路の海側に立っている2本の電柱(ワイヤー付き)の間に踏み跡がついています。もっとも突入口1と2は数十mしか離れていないですからどっちから入ってもあまり変わりはありません。まぁこの辺から入ってね、ということで(^^)

藪の中で管理人の足元を写してみました。
10月で膝から腿くらいまで草が当たったかな。
私は身長があるのでこのくらいで済みましたが、
女性や子供はもうちっと辛いかも。
なおこの時は焼尻島では毒毛虫が大量発生中でした。訪問される方はその辺も十分にご注意を。

断崖から焼尻島灯台方面の写真。この写真を撮っている管理人の背後はすぐ断崖です。
電柱が立っているあたりが道路。道路まで50~100mくらい。

崖の上に出ると岩礁がよく見えました。アザラシのほうは…肉眼でも転がっているのが確認できました!このアザラシを見つける瞬間が野生アザラシウォッチングの醍醐味ですね(^^)

肉眼でも確認できるので先日の天売島よりかなり近い場所に転がっています。とはいえアザラシまでは100~150mほど。ゴマ粒程度にしか見えないので ここでは双眼鏡は必須ですね。双眼鏡で確認すると6頭のゴマフアザラシが手前に転がり、その少し奥にさらに1頭転がっていました。


中央の岩礁がアザラシがよく上陸しているらしい岩礁。
断崖から最も直線距離の短い所で撮影するともろに逆光でした…。

 


動画(1.44MB)
アザラシが転がっていました!
中央に6頭写っています。が、逆光なのでまともに写りません。光の向きを考え断崖の上を右往左往します。
アザラシは転がっているだけなのであまり動きの無い動画です。

大きな写真(280KB)
右往左往した結果。アザラシはちょっと遠くなりました。(サイトに載せる写真は切り抜きや縮小をしまくるので影響は出にくいのですが(^^;)

大きな写真(226KB)
中央下に6頭が中央上に1頭が写っています。

アザラシ部分を切り抜きました。天売島よりだいぶまともな写真が撮れてよかったです。でも良いカメラはほしいなぁ…。


動画(637KB)
アザラシのいる岩礁。撮影している断崖の上には柵等はありません。人はほとんど来ないので落っこちたら助からないでしょう。
アザラシはやはり寝ているだけなので…今回は動画が不発です。

 


アザラシ岩礁とは別方向の写真。
標高が高いので見晴らしが良いです。

 


このように沿岸に岩礁はたくさんあるのですが、アザラシがいるのは上記の写真を撮った岩礁のみでした。上記岩礁には彼らの居心地の良さを決める何かがあるのでしょうね。

この日の滞在時間は冒頭にも書いた通りわずか2時間25分。残り約一時間ほどです。断崖から道路に戻り、島を見るべく自転車を漕ぎます。


距離は遠いものの道路からもアザラシのいる岩礁が見えました。
断崖に接近するのが困難な場合、道路上からの観察も可能です。

道路上からアザラシを見るとこんな具合です。
右上の1頭だけ離れているやつが好き。

同じく道路上からアザラシの群れを撮ってみました。

焼尻島はこの写真のように岩礁がたくさんあり、
どの岩にアザラシがいるのかわからないとアザラシ見物には苦労することうけあいです。このページがアザラシ見物の一助になればよいのですが。

焼尻島の景観。雄大な景色です。
左奥の島は天売島。

島を一周する道路。
時間の都合で島一周はしなかったのですが、
かなりの激坂な予感…(^^;

少し島の内部に入ってみました。
羊の牧場(牧草地?)が広がって
その奥には林がありました。

この林が焼尻島で有名なオンコなのでしょうか。
広葉樹も混じってたし遠かったのでよくわかりません。
アザラシ以外にはあまり興味を持たない管理人(^^;)

海岸沿いの空き地に止めて自転車を撮影。
思えばこのような理由で私の元にやってきた彼です。まさしく本領発揮。彼がいなければ2時間で焼尻のアザラシを見つけて帰ることはできなかったでしょう。感謝。DAHON社BOARDWALK D-7。安いモデルですがよく走ります。

港に戻りフェリーへ。わずかな滞在でしたが
最低限の目的は果たせたかなという気持ちです。
また行きたいなぁ。

フェリー上からアザラシのいた岩礁方向を望みます。
今度はゆっくり来たいですが果たして願いはかなうのか…。

本日のお供。
日帰りなので身軽身軽。
かばんには財布と双眼鏡とデジカメと予備の電池とスタンプ押印用ノートくらいしかはいってないです。

駆け足な訪問でしたがひとまずアザラシを見ることができて満足です。ただ島の東側と南側の一部しか回っていないので他のとこにもアザラシがいたかもしれないです。

それからここで紹介したアザラシの観察場所は断崖の上でうっかり落ちると死ぬかもしれません。その辺のところは十分に留意してください。落っこちても私は知りません(^0^)