北海道旅行フィナーレ!釧路動物園→帰京~2014夏・北海道旅行その13~

2014年夏の北海道旅行最後のエントリーです。
羅臼沖でシャチを追いかけた我々は北海道旅行最後の泊地、釧路へ向かいます。
ホエールウォッチング中は夢中で気づかなかったのか、クジラ船から下船後、私も妻も疲労困憊に加え全身が極度の筋肉痛に襲われるようになって来ました。昨日の羅臼岳登山がメインの原因だと思いますが、諸々疲労がたまっていた感はあります。この午後から急に筋肉痛が出てきました。知床のアクティビティが終わって気が抜けたからでしょうか。
肉体的な筋肉痛もさることながら、精神的にも磨耗してしまい、好奇心の飽満感はマーライオン並みに戻しそうなくらいぱんぱかりんで、どこに寄る気もせず本日の泊地の釧路に直行。
釧路市は言わずもがなの道東第一の都市。そして学生時代に何度も来た街で、平野の河口に開ける街の感じが新潟に似ています。それと食い物は道東の旨い魚や肉や野菜が集まる場所、また孤独なフィールド調査から生還して久しぶりに文明に抱かれるのが心地よかった覚えがある、なんとも懐かしい街でなんとなく無意味にうろうろしたくなるのですが、今回は疲れすぎてうろつく気にならないぞ・・・。
釧路到着後、美味しい寿司屋に入ったのですが、疲れすぎたせいか寿司もよく食べられず、なんと二人で25貫で店を出てきてしまうありさま(我々夫婦二人は通常でも40貫は食べるし、空腹で手加減しなくて良いなら70貫はいきます)。疲れでご飯が喉を通らないというのは初めての体験でした。そしてこのとき思うように寿司を食えなかったというのは今でも後悔の種の一つになっています。
今夜は釧路駅前の釧路ロイヤルイン泊。スーツケースを車から下ろしそれを引きずってホテルの中に入るのすら辛い筋肉痛。夫婦揃って変な体付きで苦痛に顔を歪めながらチェックインしていたので不審がられなかったかな。
部屋に入って明日の帰京・帰宅のために荷物を整理して、妻はあっという間に20時半に就寝。
私は一杯飲みたかったものの、筋肉痛のためホテルの外、セイコーマートにすら行く気にならず、ホテルの自販機でビールを買ってきて一人寂しく乾杯、北海道旅行最後の夜を過ごします。
街の灯を眺めながら、今現在の夜の羅臼岳の登山道や羅臼沖のクモヒトデやシャチに想いを馳せる、、、というような感慨に浸る間もなく、ビール一缶であっという間に就寝(多分21時半頃)。翌朝、布団も被らず右手に空のビールの缶を握ったまま死んでいる自分を発見することになるのです。
さて北海道最終日。今日は午後の釧路空港発の便で帰京です。帰りたくないけど、人が全く亡くならず、物も壊れない大災害でも起きて3年くらい帰ることができなくなることを期待しますが、そんなことが起こるわけもなく。
まずは朝食。今日は釧路ロイヤルインの売りは朝食バイキング。私なんぞは北海道内ではセイコマ至上主義なので、朝飯はセイコマ(ホットシェフがあればなお良し。さらに朝からホットシェフでカツ丼(無ければ親子丼でも可)が並んでいればさらに良し)で満足なのですが、妻はやたらホテルの朝食バイキングが好きなのです。客室のアメニティや立地やなんやらよりとにかく朝食バイキング、特にパンが旨いか、これが重要。
この日の宿泊は北海道の最終日、私の我がまま満載のハードスケジュール知床旅行に付き合ってくれた妻への感謝の念も込め、朝食バイキングの評価が高い釧路ロイヤルインを用意しました。
とにかく朝になって妻を起こして朝食会場に。さすがに二人とも疲れきっていて起きたのは8時くらい。私も釧路の街中の宿泊なので、戦闘モードを解除してこの日は早朝の出歩きはしません。
朝食は道東産の魚・肉・野菜・乳製品にあふれていて美味しい。今回の旅行で初めて物質的な贅沢を味わっているかも・・・(^^;
焼き魚が釧路から根室沿岸で採れた魚たちを使ってあるのが良いです。朝からザンギとか阿寒ポークのカツといったガッツリメニューがあるのも素敵。小技ですが地元産野菜を使ったメニューもちらほらあり嬉しいです。
普通の白米飯も北海道米で美味しかったですし、ヤッコとか大根おろしとか地味だけど胃袋にはやさしいメニューもあります。私は米好きなので、このバイキングの売りであるパンはあまり食べなかったけど、某サイトの口コミでも高評価なのできっとパンも美味しいのでしょう。
朝食と同じメニュー+刺身・炉端(道東産のホッケ・牡蠣・ホタテ・サケ・サンマ・カレイ・ツブ・ホッキくらいの種類数は増やさなくて良いけど道東産には絶対こだわる)を出して、一人3000円(アルコール別会計)くらいで、夜もバイキングをやればいいのに、とか思ってしまいました。このメニューならその辺の居酒屋に行くより絶対こっちにきます。3000円じゃ安すぎるかな。。。ワンドリンク付きで4000円でもいい。それでも安すぎるか、と言うくらいの充実振りです。
優雅な朝食を終え、北海道滞在最終日の行動を開始いたします。この日の行動は13時発の東京行きの飛行機で帰京、その前に9年ぶりの訪問となる釧路動物園も訪問しようと思っております。
ホテルを名残惜しくチェックアウトして、釧路動物園へ。
、、、しかし、相変わらずひどい筋肉痛で思うよう動けない。走れないしよく歩けない。少しの荷物が重いのも難儀なので、広角レンズをつけたカメラだけを持って車から降ります。
駐車場近くの西門から、釧路動物園に入場です。
IMG_6829_20140812010007c17.jpg
入場したのは、10時。帰りの飛行機やレンタカーを返す時間から逆算して動物園は11時半くらいには出ないとまずい。ですので1時間ちょっとの滞在時間です。一方、釧路動物園の面積は国内最大級で、とにかく広い。ひどい筋肉痛でうろつくにはちょっとには辛い。
よって短時間で見るポイントを絞ります。
せっかく北海道の動物園にいるので、北海道の動物を中心に見ていきたい。なかでも釧路動物園の目玉のひとつになっているのがシマフクロウの展示。一昨日昨日の夜とシマフクロウは見てきたけど、昼間のシマフクロウの様子も見たいところです。他のフクロウ類の展示も充実しているので、これは押さえておきたい。一方でとっかりブログの本来の趣旨であるアザラシの展示は9年前に来た頃と比べてもそれほど目新しい物はなさそうなので、優先順位は低くてもいいか。。。。
そこで動物園の最奥部にいるシマフクロウをめがけて一直線に進み、帰りがけにアザラシを見て出てくることにしました。その他、特に海外産の動物は基本的には無視します。
早速入場して歩いていきますが、釧路動物園は湿原の縁というか原野と山の境のような場所に位置し、文字通り土地には困らず造られているので、本当に広い。
足を上げるのも苦痛なくらいの筋肉痛なのでノロノロ進みますが、なかなかシマフクロウの展示にはたどり着かない。普段なら何てことの無い坂が太ももに牙を剥きます。
ようやくたどり着いたシマフクロウの住処。なかなか奥の方にあります。広めのゲージに緑が溢れた本来の生息地である森の環境に近い形で飼育されていました。とても静かな位置で、大事に扱われていることがとても良くわかります。さすがシマフクロウ。
IMG_6840.jpg
シマフクロウは止まり木の上でじっと寝ています。広角レンズしか持ってきていないので顔の表情までは写せなかったのが心残り。
IMG_6833.jpg
シマフクロウの餌。オスなんてそんなもんさ、、、(;ω;)
IMG_6842.jpg
シマフクロウを見たら、もう西口に引き返すような形で移動。
北海道にいる小型の肉食獣のエゾクロテン。これも一度野生のものを見てみたい。かわいい顔をしていますが牙は獰猛です。
IMG_6844.jpg
北海道を代表する大型肉食獣のヒグマ。ずいぶん近くに寄ってくるので迫力があります。飼育している動物園ならではの迫力。
ここまでガラスに近づいてくるのは訳があります。
IMG_6848.jpg
ヒグマの説明板の脇にはヒグマのおやつを投入できる口が。子供たちがおやつを投入するとひぐまがガラス越しの近くにやって来る仕組み。アクティブなヒグマを見るのは楽しいです。
IMG_6850.jpg
エゾフクロウ。止まり樹に仲良く並んでいました。シマフクロウより手頃なサイズでかわいい。目も昼間のせいかつぶらですし。
IMG_6853_201408120100463b3.jpg
シロフクロウ、地べたにすわる。こいつは北海道にとっては北極圏からの食客。日本のフクロウより精悍な顔つき。地べたに座っているけど。人間の近くにいるけど。
IMG_6857.jpg
思わず動物たちを見るのに時間がかかってしまったのと、筋肉痛で動くが鈍いのとで、なかなかアザラシプールにたどり着きません。
しかし体が思うように動かないので走るわけにもいかず、焦るけどあまり早くない早歩きの変な状態。
ようやくたどり着いたアザラシプール。2005年以来9年ぶりの訪問ですがこんな感じだったかな?
IMG_6868.jpg
メンバーはゼニガタアザラシのみのモノクラス編成。
IMG_6864.jpg
アザラシプールで暮らす面々。面々は9年前と比べれば大分入れ替わったか。ゼニガタアザラシの飼育下の寿命は25~30年と言われています。ですので超大雑把に言うとアザラシの年齢×3が人間の年齢くらい。人間界の9年はアザラシ界の27年~30年。そう考えると時間がたったな、と思います。
IMG_6867.jpg
、、、感慨に更ける間もなくアザラシプール滞在時間5分で出口へ。たぶんアザラシを水族館・動物園に見に行って最短の観察時間だったと思います。無念ながら飛行機の時間が迫ってきているのと自分が素早い動きができないためです。
レンタカーのガソリンを入れて返却し、釧路空港へ。釧路空港から羽田空港へ。
IMG_6875.jpg
夏の入り口らしい積乱雲を抜けて東京へ。世間は海の日の3連休。
IMG_6879.jpg
これから夏の大冒険に向かうと思われるおおはしゃぎの子供たちでごった返す羽田空港に到着です。
もっと北海道にいたかったなー、と思う一方で体も筋肉痛でズタボロ、心も好奇心が磨耗しつくすほどはしゃぎまくってきた5日間で、これ以上のアクティビティには耐えられなかったし心も追い付かなかった気もします。
一回で全部味わうにはもったいない。
振り返ってみると知床の世界遺産の心意気である、山から陸まで一体となった生態系を文字通り羅臼岳のお花畑から山から流れる川に生息するシマフクロウ、海岸の豊かな昆布の森から海底のウニやホタテやホテイウオ、沖合いのシャチのジャンプまで見て、実物に触ることができた旅でした。知床の山が霧に巻かれがちなこの季節にしては天気にも恵まれた旅でしたし、日頃の運の悪さを貯めて幸運を放出したような知床滞在にできました。
超ハードだったけど。富士山八ヶ岳ベルギーよりハードでした。。。
しかし帰って落ち着くと、困ったことに知床の秋の海、冬の海の様子も見てみたくなりました。。 
これはまた行かないといけません!その時はまたここで紹介したいと思います。

釧路動物園にいってきました

200509_20_57_c0031357_0544331.jpg

本日は釧路市の釧路動物園に行ってきました。もちろん主な目的はアザラシです。詳しくは後日サイトのほうに掲載すると思いますが、ゼニガタアザラシ主体という珍しい構成でした。
その後釧路ラーメンを食べ、インターネットカフェで一昨日訪れた野付半島や風蓮湖のページをアップし、スーパーに行って食材や雑貨を買って阿寒湖に帰ってきました。本日の阿寒湖は快晴、月も綺麗に出ています。
それで今、たまっていた衣類をコインランドリーで洗濯をしておりますが、乾燥機に入れているのにぜんぜん乾きません。使えないですね。明日からまた朝早い生活なのでがこまったものです。

釧路動物園のゼニガタアザラシ 2005年9月19日

 今月は阿寒出張に来ているので、ここを拠点に週末は道東のアザラシスポットを巡っていま す。今回訪問したのは釧路市の郊外にある釧路市動物園です。釧路市動 物園は釧路市街を抜けて元湿原だったであろう原野の中を10kmほど走ってたどり着きます。ですから湿原の中の動物園という印象ですね。園内の池には白鳥 の渡りの中継地としてして利用されていますし、野生のアオサギの営巣地があったり、飼育されているタンチョウに野生のタンチョウが求愛しに来るなんてこともあるようです。さすが道東の動物園です。
 アザラシに関してはゼニガタアザラシ主体の飼育をしています。飼育しているアザラシは大人ゼニガタが5頭、子供ゼニガタが4頭、子供ゴマフアザラシが1 頭という珍しい構成です。大人のプールと子供のプールは離れた位置にあるので訪れる際には注意ですね。

 


動物園の正門です。


釧路動物園は2005年で開園30年を迎えたようです。

ではでは早速親愛なるアザラシたちを紹介していきましょう。

 

子供アザラシプール
 子供のアザラシたちが暮らすプールは浅いプールでした。それでも元気よく泳ぎ回っていました。釧路の子供アザラシは動きもたくさんあって楽しかったで す。プールに落ちてる落ち葉をくわえて泳いだり、気が狂ったように猛スピードで泳いでみたりいきなりお客さんの前に打ちあがってみたりと見ていてあきませ んでした。人間でもアザラシでも子供というのは好奇心が豊富ですね。


子供プールはこんな形です。


眠そうにしていたゼニガタの子供。


動画(2.0MB)

ゼニガタの子供達の様子。


動画(2.2MB)

葉っぱをくわえて泳ぐゼニガタの子供です。


動画(7.9MB)

のんびり口であうあうしながら泳ぐゴマフの子供の横でゼニガタアザラシの子供が狂ったように猛烈なスピードで泳いでいました。普段はのんびりしているアザラシも水中本気を出すと速いです。


動画(4.8MB)

ゼニガタの子供が一頭しかいないゴマフアザラシを追っかけまわしていました。


動画(0.5MB)

仰向けで打ちあがっているゴマフアザラシの子供です。
前足をぴよぴよさせながら打ちあがっている様子が素敵でした。


動画(1.1MB)

これも気持ちよさそうに転がっているゴマフアザラシの子供です。鼻を開いたり閉じたりしていました。


動画(4.0MB)

前二つの動画ではのんびりしていたゴマフの子供ですが、
この動画では活発です。この子も本気を出すと速く泳いでいます。


一頭だけいるゴマフアザラシの説明パネルです。
4/9に保護されたということはそれ以前は釧路動物園にゴマフは一頭もいなかったのかな。


これもゴマフですね。結構いかつい顔です。
男の子なのかな?


立ち泳ぎしているゴマフの子供です。


私が持っていたカメラを不審そうに見るゼニガタの子供です。


これもゼニガタの子供。
子供なのに髭が立派ですね。


大あくびするゼニガタの子供です。

 

 

大人のゼニガタアザラシプール
 大人のゼニガタプールはオタリアと金属の柵で仕切られているプールに暮らしています。たまにオタリアにボーボー吼えられていました。アザラシは基本的には吠えないので吠えられても飄々としている様に見えました。  


動画(2.5MB)

大人ゼニガタのプールです。
結構狭いところに多数が暮らしていました。
隣のプールとつながっているのですが、隣に行くには一回上陸し無ければいけないのでみんな狭いところに固まっていました。


動画(3.5MB)

そのうち一頭が柵が開いている所に気付いて恐る恐る隣のプールに行きます…。
が、隣のプールに入ったとたん隣人のオタリアに吠えられていました。
動画中に入っている叫び声は隣のプールのオタリアの物です。


動画(2.0MB)

オタリアに吠えられるゼニガタアザラシです。
このゼニガタは大人ですが、それでもオタリアとの体格差は歴然です。
オタリアのオスはゼニガタの3倍くらいの大きさではないでしょうか。


動画(2.6MB)

オタリアとゼニガタアザラシ急接近です。

 


ゼニガタアザラシの説明パネルです。


最近設置されたっぽい雰囲気のゼニガタアザラシの説明パネル。ゼニガタという名前からかレトロな雰囲気。


大人のアザラシプールの近くにあったアシカとアザラシの見分け方のパネルです。
ちなみに釧路動物園にはアシカの仲間はオタリアしかいません。北海道近海にいるアシカの仲間の代表であるトドがいなくて南アメリカのオタリアを飼育しているのは意外でした。

釧路動物園の紹介

釧路市郊外にある動物園です。アザラシに関しては道内のアザラシ飼育施設では珍し いことにゼニガタアザラシを主体に飼育しております。

管理人によるお勧め度 B

 

営業期間・休業日
(2005年度)通年(ただし12/24~1/5は休園)

営業時間夏期
(4月10日~10月10日):9:30~16:30 ??? (入園は16:00まで)
冬季(10月11日~4月9日):10:00~15:30 ??? (入園は15:00まで)

アクセス
JR釧路駅から18km 路線バス(阿寒バス)で55分

公式サイト
釧路市動物園 ホームページ

独断による評価
総得点
14点

評価理由

入場料
4点
大人500円中学生以下無料、年間パスポート800円とかなり割安です。隣にある山花温泉の 日帰り入浴 券とセットで890円コースもあります。駐車場は無料。

アザラシ
3点
ゼニガタアザラシ主体の展示で大人プールに5頭、子供プールにゼニガタ4頭、ゴマフアザラシ 1頭が飼育されていました(2005年9月)

展示
3点
一般的なプールですが、子供アザラシがジャンプしたりおとなアザラシが隣のプールのオタリア に吼えられてたりとなかなか面白かったです

企画
1点
解説や給餌は特に何もしてなかったような。

施設
3点
一般的な動物園ですが展示方法に改善の兆しありです。アザラシグッズはあったかな…?

 

 


釧路動物園の正門。

 


新しく設置されたらしいゼニガタアザラシの紹介パネル。

 


動画(2.6MB)

右の茶色いのがオタリア、左がゼニガタです。
吠えているのはオタリアです。

 


動画(2.0MB)

オタリアに吼えられてアワワワしているゼニガタアザラシ。

 


動画(4.7MB)

子供プールではゼニガタアザラシがゴマフアザラシを追いかけたりしていました。

 

 釧路市動物園は2005年に開園30年を迎えた公営の動物園です。入場料は年間パスポート 800円・一般入園料500円と道内でもかなり入場料が安いと感じる動物園です。

?釧路市動物園へ釧路市街から向かうには元湿原であっただろう原野を抜けて到達しま す。街からは結構離れています。

 アザラシのほうは子供ゼニガタアザラシ4頭、大人ゼニガタアザラシ5頭、子供ゴマフアザラシが1頭と道内のアザラシ飼育施設には珍しいゼニガタアザラシ 主体の構成です。(2005年9月現在)釧路から近い厚岸町の大黒島には、日本で数箇所しかないゼニガタアザラシの生息地があるのでその影響なのでしょう か。

  プールは二つに分かれて、二つのプールは少々離れた位置にあります。一つのプールには大人のゼニガタが、もう一つには子供のゴマフとゼニガタが暮らし ています。

 プールは平均的なプールです。大人用のプールは柵が高く少し背の低い子供には見難いようでした。大人のゼニガタプールと金網で仕切られたプールにはオタ リアが暮らしていて、時々ゼニガタに向かって吼えたりしていました。

 ゼニガタアザラシとゴマフアザラシの子供は一緒に飼育されていましたが、どうもゴマフの子供が浮いていたような感じでした。ゼニガタの子供が集合してい るのに一頭だけふらふら泳いだり、ゼニガタの一頭に追いかけられたりしていましたし。ちと心配です。

 展示の方は平均的な内容ですが、改善の兆しは見られました。というのは新しいアザラシの生態を紹介するようなパネルが何箇所かで見かけました。道内の動 物園は旭川市旭山動物園の成功に触発されてか、展示内容の改善を測っている場面を見かけるようになりました。といっても根本的な飼育施設の改善といった ハード面の抜本的な改善は予算的にもきついでしょうから、まずは生態の解説パネルを改善したりとか手軽にできるところから改善をしているのでしょう。

 アザラシ以外の話ですが釧路市動物園で有名なのは何と言ってもシマフクロウでしょう。パンフレットの表紙を飾っているようにこの動物園の目玉です。シマフ クロウは道東に住む世界最大級のフクロウで動物園で飼育しているのは釧路市動物園だけという貴重な鳥です。
 その他にも道東の動物園らしくタンチョウやオオワシ、オジロワシなどはもちろん飼育していますし、園内の池は渡り鳥の中継地として利用されるなど湿原近 くの動物園らしいです。