男鹿水族館GAOその8~ひれあし’s館のアザラシたち②~

アザラシは水の中では自由自在。陸上生活ではその不器用な動きに愛嬌すら漂う体は水の中では驚くほど俊敏な動きを行います。
あごの下(交尾のときの傷)おっぱいがついていて体色が薄いのでマリーですね。
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アザラシは水の中では自由自在。
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水面に向かって一気に加速!
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翻って水の中へ。
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しっかし驚くほど水がきれい。この写真ではアザラシが空中を浮いているかのよう。
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なのでこんな近くでアザラシの部位の写真も撮れます。
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プールのトンネルは人気コースなので渋滞も。
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その人気コースの水底で転がる迷惑なやつも。しかも背中にはどういうわけか、ウンコを乗っけています。。。近寄りがたい。
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水中の覗き窓もいろいろな角度から見ることができて面白い。お客さんが多くても喧嘩しないで見ることができる。マニアがどっかりと窓の前にいてもそれほど目立たない。
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マニアの蒸し暑い眼差しが気になったのか、私が観察している窓に一頭のアザラシが近寄ってきて、向こうから覗き込んできました。アザラシの瞳、なんとなく真っ黒かと思ってましたが、こうやって近くで見てみると当然ながら瞳孔があり、瞬膜もあり食肉目の獣の目をしていますね。
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しかし人懐っこいアザラシです。鼻をアクリルにこすり付けるくらいまで寄ってきました。
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近寄ってきたアザラシの泳ぐ動画


一方で最年長のマリー(このアザラシだけは体色が特徴的で見分けがついた)は餌をもらって眠くなったのか、お客さんが来る覗き窓の前のお気に入りスポットで昼寝です。時々息を吸いに水上に上がりますが、息を吸ったらそのまま水面から降ってきて、プールの底でごろんと横たわります。
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プールの底で一回バウンドし、、、
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水面から降るように落っこちてきて、プールの底でバウンドして、そのままずりずり滑って昼寝に戻るマリーの様子の動画


昼寝体制へ。
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お昼を過ぎたせいか、アザラシたちの動きも緩慢になり、昼寝モードに包まれます。
私のほうも次の目的地があるので13時過ぎに退館します。
男鹿水族館はアザラシはゴマフ一種のみで飼育頭数も4頭のみと数字上は決して目立つ水族館ではありませんが、アザラシの面白さを感じるには素晴らしい水族館でした。本州では鴨シーやしながわ水族館並みにおすすめの水族館です。なかなか行くのは大変ですが、その価値は十分あります。
さて、ずいぶん福島・秋田旅行も長くなってきました。次回で最終回。関東に戻ります。ただ、戻る前に寄っておきたいところが。。。

男鹿水族館GAOその7~ひれあし’s館のアザラシたち①~

ここからは男鹿水族館ひれあし’s館のアザラシに絞った内容です。
この男鹿水族館のアザラシ展示はすばらしく、見ていて飽きが来ません。飼育されているのは日本でもっとも多くの施設で飼育されている、つまりあまり希少さは少ないゴマフアザラシのみの展示ですが、それだけでも十分楽しめるとても良い施設です。
プール清掃用?のホースで遊ぶアザラシ。一番の年長のマリーかな?彼女はホースの水で遊ぶのが好きらしいです。
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分かりにくいですがホースの先からもやもやしたものが出ていました。薬液なのかお湯なのかよくわかりませんが。
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地上に出てみると職員さんとマリーがホースの水で遊んでいました。こういうシーンはホッとします。
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再び水中。
この短い前肢がアザラシの魅力の一つ。
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プールは中にトンネルも設置されていて構造的にアザラシが回遊したりできるようになっているのですが、、、
トンネルの屋根に引っかかっているやつがいました。
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引っかかりつつも頭が痒いのか短い前肢で一生懸命頭を掻いていました。水の中でも痒いんですね。
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私が送る蒸し暑い眼差しに気づいたのか、ハッとこっちを見てきて、
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また頭を掻くのに戻っていました。
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そうこうしているうちにトンネルに引っかかっていた体が外れ、頭を掻きながら浮かび上がっていきました。。。
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前足をつばさのようにして泳いでいるように見えますが、彼らの前足は泳ぐ推進力にはあまりつながりません。
、、、何でこんなまじめな顔をしているんだろ。
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彼らの推進力はこれまた極短い後足と紡錘形の体からひねり出される。
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この辺でアザラシプールを優雅に泳ぐ動画をば。携帯で撮っているので画質はいまいちですが・・・。


ちょっと違う角度から。男鹿のアザラシはアクリルに体がぶつかるくらい近くに寄ってくれます。
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だからお客さんの目の前にやってきてこんなに近くに。
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水もきれいだから、とにかく観察がしやすい。みんなで夢中で眺めてしまいます。人間の子どもがお父さんに気づいた何かを伝えようとしたり。
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お母さんアザラシが小さい子の前でごろごろ寝てみたり。
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男鹿のアザラシたちは自由に暮らしています。泳ぐだけで人間を楽しませてくれて、人間は楽しい休日を送る。素敵なことです。
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男鹿のアザラシの写真は次回もう一回紹介いたします。いやーなかなか面白くて2時間くらい眺めていたので、写真はたくさんあります(^^;

男鹿水族館GAOその6~ホッキョクグマ一家~

2013年現在、男鹿水族館でもっとも注目を集めている動物はこの動物でしょう。
ホッキョクグマ。。。
ただでさえ人気の高い生き物ですが、昨年末に赤子が産まれて可愛い盛りの子どもが見られるので人気者です。
お母ちゃんと子どもは同じプールで、走り回っていました。豪快に飛び込む母ちゃん。
ホッキョクグマも肉球が有るんですね。
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父ちゃんは一人隔離されたプール。活動的な母子と対照的に、ゴロゴロ寝ていました
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お父ちゃんの豪太のプール前。お客さん多い。
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転がる子どものミルク。微妙な顔で見つめるのは母ちゃんのクルミ。
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豪太の餌の時間。プールに浮かべられたのは秋らしく鮭が丸々一本。
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軽々と咥えて持ち上げ。
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あっという間に噛み千切って食べていました。ホッキョクグマの大きな体から見たら鮭一本にしても、人間にとってのシシャモくらいのもんかもしれません。
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さて、ホッキョクグマを見てこれで男鹿水族館は一通り見て回ったので、残り時間はひれあし’s館の美しいプールでアザラシどもを眺めて過ごすことにします。

男鹿水族館GAOその5~アザラシの給餌~

給餌の時間が近づいてきたのでひれあし’s館の地上部に急いで向かいます。
ゴマフアザラシの給餌はこの日は10:40~。
水面に出てきたアザラシの写真を撮っている人が多いですが、むしろアザラシにとっては今日のお客の面はどんなもんかいな、、、、という感じで客の面構えを観察しているのかもしれません。
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もう一頭やって来ました。やっぱりお客さんを観察しています。
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給餌が始まりました。笛の音で合図が送られていますが、アザラシは給餌中にプールに戻ったり案外せわしない。
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取り出したるは長い棒。職員さんを真剣なまなざしで見ています。
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水中から勢いよく飛び出し、鼻先をポールの先へ。
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ボールも持ってくるアザラシ。ちょっと得意げ。
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餌を持ってきた職員さんを見送る姿が印象的。
もっと餌無いの!?という視線で見つめていました。
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アザラシの給餌の後はとなりのアシカのプールでも給餌です。漢字の解説からで丁寧な解説で好印象。
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アシカはまだ若いのが一頭のみの飼育でいろいろ仕込んでいる最中とのこと。
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これは職員さんがプールの左上の高いところに移動したのに合わせ、プールの高台に登ってくる練習。一応まだ練習中で調子が悪いときには上がってこないかも。という前置きがあった上でお客さんの前での公開練習になりました。
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さて次はホッキョクグマの紹介。ホッキョクグマは赤子が生まれたばかりで、男鹿水族館で最も勢いがある展示かもしれません。給餌時間中に囲むお客さんの数もアザラシの比ではありませんでした。残念ながら。。。

男鹿水族館GAOその4~はたはた~

男鹿水族館は秋田の水族館。先回のラストに秋田の魚といえば、、、、と書きましたが、何の魚かわかりますでしょうか。
秋田の魚といえば、やっぱりハタハタです。県魚にも指定されているこの魚、男鹿水族館のの展示は相当気合が入っています。
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男鹿水族館には生体の展示もあります。薄暗い水槽一面ハタハタで、よく目を凝らしたら泳いでいるハタハタもいれば水底に着底しているハタハタや、さらに砂に潜っているハタハタもいて、同じ種でも過ごし方が違う。なんとも珍妙な魚です。
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そしてこのハタハタを見た地元の秋田の人の反応が良かった。
若いお兄ちゃんは「うまそうなハタハタだなぁ」とつぶやけば、3歳くらいの子供連れの若いきれいなお母さんは「○○ちゃん(子どもの名前と思われる)の好きなブリコはこの魚から取れるんだよ」と教えている、小学校高学年くらいの兄ちゃんは水槽の中の魚が卵持っているか気にしたり、というような反応や会話がずっと続くのです。本当にこの魚は秋田の人にとっては身近な食材ということがよくわかりました。
よそ者にとっては何より、ダイレクトな地元の方の反応によってこの魚の秋田での位置づけを知ることが出来ました。
もちろんまじめな漁業資源管理の話も。一時期ハタハタは乱獲され、漁獲制限が敷かれたこともある魚なのです。パネルを拝見するとほんとに危機的状況になったこと、そしてその回復に向けて漁業者も含め禁猟を行い努力して資源を回復させたんだなということがわかります。
と、同時に人間が一種に壊滅的打撃を与えるほどにまで搾取する知能と一方で禁猟から数年で相当の資源回復をする海の豊かさやハタハタのたくましさを感じます。そりゃアレだけ卵があれば条件さえ良ければ回復するのも頷けます。
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ハタハタは魚の姿のままでも食べたりしますが、秋田ではしょっつるの材料としても使用されます。しょっつるは魚醤の一種。醤油よりうまみも強く、塩分も濃い。塩魚汁という漢字の通りです。味はうまみが強く東南アジアの魚醤のニョクナムよりさわやかな気がします。水族館ではしょっつる屋さんの協力の下、仕込み中のしょっつるの展示もありました。
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水族館製のしょっつるの仕込みも進んでいるようです。
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しょっつるを味わいたい方は館内のレストランで。
つゆにしょっつるを作った秋田名産の稲庭うどんがレストランで食べることが出来るようです。
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余談ですが、退館後に秋田のマックスバリュに行ったら普通にしょっつるが売られていました。こういうお土産屋ではなく地元の方が行くお店にあるローカル色が濃い商品は嬉しい。私も一本買いました。これが大正解で、本当にうまい。あらゆる料理に合うというと大げさかもしれませんが、醤油の上位互換な感じです。。。
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ハタハタを見ているうちにアザラシの給餌時間が近づいてきたので、焦ってひれあし’s館に戻ります!
次はアザラシの給餌の様子を紹介します。

男鹿水族館GAOその3~魚水槽など~

先回のエントリではひれあし’s館を一通り紹介しましたが、ひとまず順路どおりに男鹿水族館を紹介します。
男鹿水族館に入館して正面に見えるパネル。緒言というか、水族館の心構えが書いてあるのですが、秋田の海を本当に誇りに思っているんだなぁ、という思いが伝わってきます。
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いきなり出てくるのが男鹿水族館最大の男鹿の海大水槽。人間の高さと比べるとその大きさが分かるのではないでしょうか。この展示がなかなか魅せてくれます。飼育されているのは日本海・秋田の魚が中心。要するにどちらかというと地味な魚ですが、魚影が濃い、水がきれい、背景の擬岩を使った修景のおかげで奥行きも感じさせてくれるし圧倒的な生物感を感じさせてくれる大水槽になっています。
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水族館の大水槽としてはそれほど大きくない(妙な日本語)が、こんなに感動した大水槽は久しぶり。対極に位置するのが美ら海水族館のジンベエとマンタ水槽。ただでかいだけで四角四面のコンクリの床?がむき出しで修景もせず、ジンベエとマンタさえ飼っていればいいんだろ的な大味なあの水槽に比べれば男鹿水族館のこの水槽のほうが丁寧に作られているし、泳いでいる魚や壁にへばりついている魚、隠れている魚などがいて生き物を探す面白さもあります。この男鹿の大水槽は800t、美ら海の水槽は7500tだそうですが、大きさじゃないなぁと思います。
魚に夢中な子どもの様子。
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男鹿の海大水槽で飼育されている魚。やっぱり見た目は地味目のやつが多い。。。
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アザラシの餌は一日二回とのこと。10:40の回をあとで見に行くことにしよう。
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アオリイカ。なかなか渋い展示ですがイカの頭のひらひらの動きは見飽きない。
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北国の水族館ですが、南国のサンゴ水槽があります。やはり北国の人は明るい南の海にあこがれるのか。ただし背景のサンゴは生きていない模したものを使っていました。それにしてもバイカナマコが一番目立っていました。懐かしいなぁ。
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バイカちゃんの後はオニヒトデ。こいつも懐かしい生き物です。散々殺戮しましたが、逆に刺されたりもしたり。
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アクアマリンに引き続きホヤの展示。なかなかインパクトのある見た目ですからね。
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イワトビペンギンの家計図。こんなに事細かに把握しているのか。。。
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ペンギンの水槽の前には縁結びの?神社を模したものが。賽銭箱に加え、おみくじを売ったりなかなか商魂たくましい。
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クラゲ、、、まぁ、良いんじゃないかな。男鹿水族館は最低限の展示。
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そして次は秋田の魚といったら、、、こいつを抜きにして秋田の魚を語れないという魚の展示です。