おたる水族館、、、外の海岸で転がる野生アザラシ=北海道積丹旅行8=

積丹半島を後にしてやってきたのは小樽市。この街には海獣飼育では国内有数の規模を誇るおたる水族館があります。今日は小樽に戻ってきたのが16時くらいなので残念ながらおたる水族館には入館しませんが、この水族館の恐ろしいところは館内で飼育している海獣のほかにも野生の海獣がうっかり水族館外の海にいたりするところです。10年前(もう10年も経つのか!)の訪問時もゴマフアザラシが水族館裏で転がっていました。
おたる水族館裏はちょっとした高台になっており灯台が立っております。その小高いと岩に登ると水族館や外の海の様子が一望できます。今回はここに上って海の様子を見てみます。
150412-1648-IMG_3333.jpg
このポイントから水族館の海獣公園を”タダ見”が出来てしまいますが、水族館まではちょっと距離があるので、おたる水族館の面白さの1/100も分からない場所ではあります。トドプールでは相変わらず餌の争奪戦を繰り広げているようです。
150412-1635-IMG_9893.jpg
さて、水族館外の海岸を双眼鏡でリサーチすると、だいぶ遠くに、何やら怪しい影が岩場の上に転がっている。。。多分アザラシですね。
150412-1644-IMG_9908.jpg
怪しい影は水族館をはさんで反対側の祝津パノラマ展望台側から確認した方が良さそう。(3枚上の写真ですとちょうど太陽光で白っぽくなっているあたりが祝津パノラマ展望台になる)
早速移動します。
祝津パノラマ展望台からの光景。写真右上の灯台が写っているあたりが先ほどまで写真を撮っていた辺り。そして眼下の海岸にアザラシが転がっているはずですが、なかなかの高度感・距離があります。
150412-1703-IMG_3336.jpg
いた!!!
150412-1711-IMG_9951(1).jpg
ゴマフアザラシですね。先ほど積丹で見たアザラシよりもだいぶ小さい。まだ子どもかな?
しかしあまりにも爆睡しているのか、全く動くそぶりが無い。死んでないよね、、、とか思い始めた頃、
寝たまま前足同士、後足同士を擦り合わせていました。生きていてちょっと一安心。
150412-1710-IMG_9942.jpg
あ、起きた!
150412-1710-IMG_9946.jpg
と思ったらまた寝た、、、。
150412-1714-IMG_9956.jpg
結局、こいつは日が暮れて暗くなるまで、ここで寝続けて、夜の帳の中に消えていきました。
150412-1808-IMG_9961.jpg
日が暮れたので私のほうも時間切れ。今日は早朝から活動し、神威岬・積丹岬・おたる水族館の裏で野生のゴマフアザラシを見て、トドの死体も見たしなかなか盛りだくさんな一日でした。
この日の夕飯は昨日に引き続き再度、山岡家。小樽にも山岡家が出来たんですね。街中ではなく5号線の朝里のほうに。ちょっと時の流れを実感。今日はしょうゆ味ですが、やはり昨日食べた塩味よりこちらの方が旨い。
150412-1912-IMG_3344.jpg
わざわざ北海道まで来て食べるのを他人に勧める味ではないですが、私にとっては学生時代を思い出させる懐かしい味。なんでもバクバク大量に飲み食いしていた時代です。
さて、今日も泊地は小樽です。が、さすがに疲れたので昨夜の健康ランドではなく、普通の安いビジネスホテルに泊まります。早朝から動いていたせいか、部屋で缶ビールを飲んでベッドにひっくり返ったら、着替えもせず朝まで寝てしまいました。

6年ぶりにおたる水族館へ 2012年11月17日

小樽10時 雨 気温6.5℃ 風速 0.5m/s

先回の訪問から約6年経ってしまいました。北海道のアザラシ記録自体2008年3月の羅臼以来なのでまともなサイト更新自体が約4年半ぶり。(何かこの レイアウトのページを更新するの自体が久しぶりで、作業自体が新鮮ですが(^^;)

さて2012年は国内の航空路線に格安航空会社が就航しLCC元年とも呼ばれておりますが、北海道もその恩恵に与れまして、成田や関空から新千歳行きの LCC が就航しました。LCCの中の一つ、エアアジアジャパンのウェブサイトを見ていたらキャンペーン価格で成田~新千歳が片道2980円!これは行くしかないっ。
では、いつ行くかと北海道内のどこへ行くかを考えます。上記キャンペーン価格は11月一杯くらいまで。12月以降は観光や帰省で混むのでしょうね。11 月というと時期的には道内 各地の野生アザラシには若干早く、さらに新千歳から太平洋側・オホーツク海側に行くには雪が降り始めるようないや~なタイミング。一方で新千歳から比較的 近い小樽市のおたる水族館の通常営業 は11月一杯。そこで私自身しばらくぶりの北海道訪問でもありますし、アザラシ的にはスタンダードなおたるに行くことにし、おたると近く久しぶりの訪問に なる札幌市の円山動物園に焦点を絞り、天候と余裕があれば積丹 くらいまで行ってこよう、という計画にしました。

11月16日16時40分成田空港を発ち、北海道へ。久方ぶりに降り立った新千歳空港は、なつかしい!!という感覚はあまりなく、綺麗さっぱり 記憶から抜け落ちていました。空港ってどこも似たような感じだし。。。北海道在住時代はあんなに使ったのにまるで別の空港のように感じてしまいました。
この日は札幌に泊まり、翌 17日に車を借りていざおたる*へ。(*注:いまさらながらですが当サイトでは「おたる」というかな表記はおたる水 族館を、「小樽」と漢 字表記するときは街の小樽を指しま す)

17日の天気は生憎の雨。冬の日本海側特有の鉛色の厚い雲が覆っております。まぁ懐かしい天気といえば懐かしい天気な訳ですが・・・。冬も近く雪も降っ てきそうな気配です。

札幌から何度も通ったおたる水族館へ の道を辿っていきます。札幌市街やおたるへの道はさすがに私でもよく覚えており、懐かしい気分になりました。おたる水族館に着いたのは9:30頃。おたる は9時に開館ですが、雨のせいかお客さんは少なく駐車場には3台くらいしか車が止まっ ておりませんが、早速入館です。
(今回は管理人の久しぶりの訪問に付きノスタルジーを覚える場所がたくさんあり、いつも以上に主観的な内容になっ ておりますが、ご了承ください)


玄関前のタコのマスコットは相変わらずです。 やっぱりおたるの玄関には彼がいないとですね。今まではあまり意識しなかったですが、よく見たらこのタコはちゃんとウェイトを腰に捲いており、何か機材を 背負っています。ダイバーがモチーフなんですね。

 

札幌のホテルから見た街並み。この日は一日中こんな空でした。

 

入館前の「ごあんない」
どうやら先日までジンベエがいたんですね。特別展は「お化け屋敷ふぅ~ 恐怖の箱めぐり」。「ふぅ~」ってなんぞや?という気になりますが特別展の様子は また後ほ ど。これがなかなか突き抜けた展示でした・・・。

 

おたる水族館の入館ゲート横には年間パスポート申し込みスペース。通常料金が大人1300円ですが年間パスポートは2600円。良心的な価格設定です。私 は購入を迷いましたが、今回は見送り。北海道在住なら買っていたなぁ。
おたるのパスポートはサンピアザ水族館も割引になるそうな。

 

入館券もこの通りリニューアルされてました。
シンプルながらも日本で住むアザラシだらけ。各種の特徴が描き分けられて、目立たないですが右下に「おたる水族館では北海道の海にすんでいる5種類すべて のアザラシに会うことができます」とさりげなく、しかし、しっかりとアピールされております。
アザラシマニアなら「おぉ!」となるものです。一般の方はそこまで気にしないと思いますが、やっぱり国産アザラシに拘り、おたるは国内の海獣界の頂点の一 つとして認識している私としては、やっぱりおたるがこのようなアピールをされるのはうれしい。

 

おたるでもバックヤードツアーが開催されるようになっていました。これは以前になかったものです。この日は一日二 回。先着順なのでまずは私も入館と同時に申し込んでおきます。この様子も後ほど。
(写真を退館直前に適当に撮ったのしかなく、反射光で見難くなってまして申し訳ない。)

 

おたるの門番ともいえるセイウチ君のぬいぐるみ?も健在。
おたるの入口はどうしても「昭和」な感じがしますが、私はこの雰囲気は嫌いではないです。

さて、おたる水族館に行かれたことがある方はご存知か と思いますが、ここの水族館は入館後はしばらく館内の魚類系の水槽を見た後に、屋外の海獣公園に降りて行きアザラシやトドを見ることになります。私もこの 日はその順に見ていったのですが、このサイトはアザラシサイト。まずは海獣公園のほうから紹介し、後ほど館内展示を紹介したいと思います。

まず目にはいったのが越冬プールに移されたアザラシ たち。ここにアザラシがいるということは活きのいいゴマフやゼニガタの現役アザラシのメイン プールは空な訳で、ちょっと残念。季節的にもうちょっと早く来るべきでした。

 

続いてアゴヒゲアザラシ・セイウチ舎。。。の前にアゴヒゲプールの裏の壁はSeal Wallとなっていて、2011年と2012年のイベントで来館者の方々が思い思いに描いたアザラシの絵で賑わっています。いろんなアザラシがあってなか なか面白い。私も描きたかったなぁ。。。

 

Seal Wallは壁一面。描いている方は老若男女いろいろあるようですが、みんなアザラシが好きという想いが伝わってくるようでうれしいですね。
そしておたる水族館のアザラシのプッシュっぷりが伝わってくるようです。

 

振り返ってアゴヒゲアザラシプール。以前はワモンアザラシもいたのですが、このプールはアゴヒゲのみになってし まってました。 メンバーはウパウパ、パオパオ、ノンノンの3頭。みんな以前と変わらず元気そうで何より です。

 

アゴヒゲプールの隣のセイウチ舎。ここも変わらずウチオとウーリャ夫妻が暮らしていました。以前はセイタという子 供もいたのですが彼は残念ながら亡くなっ てしまいました。その後ツララという女の子が産まれましたが、彼女はイルカスタジアムのショーに出ているのでここにはいません。ツララはまたあとで紹介し ます。

 

ウーリャが立ってました。カバみたいですね(^^;
セイウチもアザラシと同じく食肉目ですが。
おたるのセイウチは活発で見ていて飽きません。

 

オスのウチオは立派な牙を持っています。芸達者でガラスにむちゅむちゅします。芸風は前から変わりません。

 

ウーリャもガラスにむちゅむちゅ。

次はクラカケアザラシのプールです。セイウチ舎から少 し離れています。雨はいよいよ本降りになり、冬の荒天模様になってきました。私はアザラシ好きですがそれでも、かなり辛いぞ、この天気は。。。

クラカケアザラシプール。建物全体にクラカケアザラシの絵が描か れ、すっかり「クラカケアザラシの家」の雰囲気になっていました。

 

クラカケアザラシは不思議な模様。ゴマフとかワモンとかゼニガタの模様は岩に似ているとかで進化の過程で外的に目立たないから今の模様のが生き残ったのは なんとなく判るのですが、このクラ カケアザラシの模様は何なんでしょうね???見るたびに不思議に思います。

 

おたる水族館のクラカケアザラシは一頭だけでクララ。クララは閉館間際のひろお水族館で見ました。ひろおが閉館後、おたるに移ってきました。右上の写真では7歳との表 示がありました。ひろおで見たのは保護されたばかりでした。
この日はプールの隅でずっと逆立ちしていて愛想がないことこの上なしです。0歳のときは愛想があったものですが。

 

クラカケアザラシ舎にはワモンアザラシもいました。以前はアゴヒゲプールにいましたがこっちに移っていたのね。繁殖賞の徽章が誇らしげです。

 

クラカケアザラシのクララは愛想がないですが、ワモンアザラシは愛想がいいのがいました。プールの前で手を動かすと、、、

 

手に合わせて顔をふにふに動かしていました。

 

カメラを構えてたら寄って来ました。
しかし、あまりにも近くに寄って来過ぎてピントが。。。
↑では頭をプールのガラスに擦っています。

 

左の個体は頭に傷があり、どうやら一番若い釧路から来たミントのようです。世界で始めて飼育下 で繁殖したワモルも健在で妹ができていたとは。さすがおたる。ワモルも相変わらずくるくる回っていました。ワモルのお母さんやお父さんなども他の 個体も気になりますが、、、

次は海獣公園のメインであるゴマフ・ゼニガタプール。ただ前述したとおりアザラシたちも大半が越冬用プールに引っ越していて静かになっていました。まだ 海獣公園にいるのは子供のアザラシと年老いたアザラシ。
荒天のため、当初はおたる名物のアザラシの餌やり販売は休止されていましたが、徐々にお客さんが入って来ると営業を開始していました。なかなか商売熱心 です(^^;


餌を持ってうろうろしていると、若いアザラシたち一目散に寄ってきます。

 

子どもアザラシプールのゼニガタとゴマフの子ども、水面を叩いて餌をねだるのはしっかり受け継がれていました。アザラシは賢いです。

 

この伸びているのはゼニガタアザラシのまる。お客さんに口が近い。
左の目が緑のゴマフは病気(緑内障だったかな?)で目がこんな色になっているそうです。それでも餌争奪戦に激しく参戦していました。

 

餌が尽きて去るときはこんな風に哀愁たっぷりに見つめられて見送られてしまいます。その視線の結果、人は餌をもう 一バケツ買ってくる羽目になるのですが。。。おたるはアザラシ・人間が一体となってここの餌代で稼ごうとしているかのようなっ。

 

今年のアザラシの赤ちゃん。ゼニガタ2頭にゴマフ2頭。
うちゼニガタの一頭はおたる水族館生まれ。ゼニガタが産まれたのは5/7ですし、他の3頭も保護されたのは4~5月。子どもを見たいのならやはりこの季節 に来るしかないのか。
ゴマフ2頭は怪我や病気でほとんど目が見えないそうです。

 

おじいさんおばあさんプール。ゴマフ・ゼニガタアザラシのお年寄りたち。あまり動かないせいか藻を背負っているの は昔と変わらず。おたるの餌争奪戦を生き残ってきたアザラシたちなので、彼らの面は歴戦の猛者の雰囲気を漂わせています。

そうこうしているうちに怪獣公園のショータイム!ショータイムの前には放送が入るのでお客さんが集まります。

 


海獣公園ショータイム。セイウチ、アザラシ、ペンギン、トドという流れは変わりませんが、「大樽ごはん」という新 しいイベントが加わっていました。何でしょうね、大樽ごはん?写真は雄雄しく(メスもいると思いますが。。。)トドたちが餌争奪戦を繰り広げているようで す。

 

ショー中のアザラシ。その体型からかダイナミクスさはイルカやオタリアなどにはかないませんが一生懸命間と脱力感 が伝わってきて私は好きです。演じていない待機中のアザラシの様子も可愛いのでお見逃しなく。

 

滑り台を腹ばいで登って、

 

滑り落ちるアザラシ。アトラクション的には何てことはないかもしれませんが、真横からアザラシの歩行ぶりを見られ るめずらしい機会。

 

諸事情によりショー中にハードルに囲まれてしまったペンギン。ショーが終わって仲間たちが餌をもらっているにも関 わらず、まだハードルの中に。。。背中に哀愁が漂っています。(このあとハードルを倒して無事に脱出していました。)

 

ペンギンショーの次はトドショー。
トドは本当に豪快なショー。敷地が広いからこそです。

 

4頭のダイビング。この最上部から飛びます。
お兄さんの身長と比較してもわかるとおり、結構な高さがあります、この台。

これが小樽の大樽ごはん。リヤカーに満載された魚をトドやアザラシたちに与えるものです。この魚の量!お客さんが 買ってアザラシたちに与えているのは彼らにとってはおやつくらいのもんでしょうかね。

 

大樽ごはんで立ち上がるゼニガタアザラシのまる。やっぱり人気者になっていました。

 

すばやい動きで魚を取りに行くゼニガタアザラシの子ども。隣プールのアザラシがうらやましそうに覗き込んでいました。

 

老いたアザラシプールでも大樽ごはん。
こちらは落ち着いて餌を食べていました。

 

トドのショープールではひっそりとショーの練習をしていました。
努力の賜物ですね。

次はアザラシ以外の展示。私が実際に見た順番で言えばアザラシやトドたちの前に見たですが編集の都合上後半部分に持ってきました。

水族館に入ってまずは順番に展示を見て行きます。


水族館の玄関の「ご案内」にも掲げられていた
「特別展 お化け屋敷 ふぅ~」
水族館をはいってすぐのところにある展示で、まだまだお客さんも元気があって食いつきのいいところにあるいわば「顔」にあたる企画展ですが、
何でこの季節にお墓なのかはともかく、この内容がまたぶっ飛んでいるおたるクオリティーなわけです。まずは、お墓を模した水槽、ろうそくやお供え、卒塔婆 まで作ってなかなか再現率が高い。

 

魚より髑髏に目が行ってしまう水槽や、、、
(黒のツートンが魚)

 

「脚の箱」という意味ありげな箱の中に顔を突っ込んで見られるのが何かというと、、、

フナムシの大群。
これは力技で驚かす気がすお化け屋敷感がしないでも無いですが、お客さんが入館して5個目くらいに見る水槽がフナムシの大群(^^)確かにぞわぞわしま す。

 

これは写真で見ると何てことないですが、真っ暗な部屋にはいってボタンを押すと電気がついて、お客さんはアザラシ や貞子?の剥製や標本に驚くという仕掛けです。(もう展示期間も終わっちゃったと思うのでネタばれ。。。

 


そんな展示を見て次に出るコーナーが「ほのぼのプール」(^^;
フナムシや貞子のあとになかなかですよね。かつてはネズミイルカとアザラシのほのぼのプールだったのですが、やつらの組み合わせは殺伐としていたのか、仲 が悪かったのか、ここのプールからアザラシはいなくなっていました。看板の絵や文字のフォントが過 去のものを再利用していてうまいと感心しました。

 

こちらは秋らしい展示。モミジをあしらった赤が展示が生えるベニザケの展示です。ベ ニザケはもともと日本にはいない種類のサケの仲間ですが、試験放流をされているそうな

 


しかしここまで真っ赤になってしまったら敵に見つかりやすい気もしますが、紅葉で埋め尽くされるこの季節はむしろ 赤色のほうが目立たないとか合ったのでしょうかね?

 

タラバガニ?アブラガニ?すんませんカニは詳しくないのです。でも北海道の水族館らしく立派なサイズのカニがいま した。

 

サンゴ礁水槽。西表島の海でも会った懐かしいマンジュウイシモチ(通称イチゴパンツ)。後ろのサンゴの骨格は天然ではありえない紫色になっていたのが気になる。。。

 

この口が常に半開きの魚はフウセンウオ。北国の深い海にいますがその鮮やかな色彩とすっとぼけた顔で近年人気の魚 です。そういえば稚内のノシャップ寒流水族館ではこいつをイメージキャラクターにしていたな、、、と思ってこのサイトのノシャップ寒流水族館のページを見ましたが、アザラシの写真 しか載せてねえ、ホント使えねえ。今後はアザラシ以外でも気に入ったものは掲載しておこうと思いました。上の写真は変な向きになっていますが、ちゃんと写 真の上が水槽の上方向であっています。吸盤でガラスに吸い付くんですね、フウセンウオ。吸盤は決行グロイので水族館に行ったらガラスの裏を覗き込んであげ てください。

これはチンアナゴ(ガーデンイール)
石垣島で会いました。天然物は近づくと砂に引っ込むのですが、水族館のは人に慣れているのか出ずっぱり。この魚はいろんな水族館で飼われている人気者です が、砂の無い水槽で飼うとどうなるんでしょうね?ちょっと見てみたい。

 

こちらはイルカショープールでショー中のセイウチのツララ。上でも紹介した芸達者なウチオ・ウーリャ夫妻の娘です。血筋を受け継いだのか、娘も芸達者で ショーデビューをしていました。シャボン玉を勢いよく吹いていました。

 

オタリアショーの組体操。オタリアはずいぶん艶々して黒光りしています。トドより小さくて可愛らしい。まぁ私は私は茶色っぽくて豪快なトドの方が北海道ら しくて好みです。

最後にバックヤードツアーの様子を少し。参加者は大人を中心に10名程度、水族館フリークっぽい男性や夫妻(若干同好の香りがする)、若い女性の4名く らいのグループ、一組くらいの親子とかなり年齢の高い(^^;メンバーでスタートします。


バッ クヤードツアーは通常の展示も解説を交えながら見つつ、途中から一般のお客さんは入れないバックヤードに行きます。こんなところから?というようなとこ ろから水族館の裏側に侵入し、研究スペースや治療スペースやらを見せていただきました。しかしその通路が入り組んでいること!おたるに何度も来ている私で すがどの辺にいるのかよくわからなくなりました。↑の写真はサンゴの水槽を上から見ているところ。南の海を再現しているだけあって光は明るい。

 

これはバックヤードにいた前述のフウセンウオ。洗面 器のようなタライで飼育されていましたがこんなにいるとは!北の海の深いところにいるそれなりに珍しい魚ですが。丸々してころがっていました。

 

こちらは別水槽のフウセンウオ。折り重なるように積もっていました。非常につめたい海にいる生き物なので、水族館ではむしろ水を冷やして飼育しているそう です。クーラーのようなものですよね。ということは電気がないと彼らの飼育はできないんですね。人気が出そうな魚ですがなかなか一般家庭で飼育するのは大 変そう。

 

バックヤードツアーを終わって出てきたところはやはり普通のお客さんがいるフロア。え?というところから出てきます。近くのプールにはコツメカワウソがい てせわしなく動いていました。彼らはおたるでは貴重な後足を足として使う哺乳類。

おたるには結局9時半から15時くらいまでいました。天気が悪くなったので、積丹行きはあきらめて、この日はおたるをじっくりと堪能することにしたの で。

私も約6年ぶりの訪問になりましたので、すっかり一訪問者として楽しんでしまいました。ので逆にマニアックな視点はあまりなかったかもしれません。あと です ね、海獣の話も少ないと思います。これは天気が冬の荒天模様になってきて、屋外の海獣公園はじっくり見ていられなかったのですよ。もっとじっくりアザラシ の解説や特徴を書いた展 示をじっくり見たかったのですが、私も人の子でして、寒いもんは寒い。降っているのは雪ではなく雨で、雪ならまだ払えるのですが冷たい雨に濡れるのは溜ま りません。私がおた るで一番好きな大人ゴマフゼニガタアザラシたちは越冬用プールに行っていて相手をしてくれないし。
ので、今回のコーナーは特に海獣公園の話が手薄になっているのは自覚しているのですがいかんともしがたく、申し訳ない!やっぱりおたるの海獣は春先~初 夏の穏やかな季節にじっ くりのんびり観察したいものです。

そして水族館を出る間際に 売店で購入したおたる水族館の本。立て続けに二冊(→)出ているんですね。ずいぶんおたる水族館も攻勢に出ているようでうれしい限りです。どちらもおたる 水族館 が作成に関わっていて職員さんがイラストや文を作成している本。
二冊とも表紙をごらんいただければ判るとおり、海獣中心の本。左の「かいじゅうさん、ハイ!」は海獣+鳥、右のほうは魚もいますが半分以上は海獣の話。 職員さんの話やトドやアザラシの逸話も紹介されており、おたる好きな人にはお勧めできる本です。やっぱりパブリックな出版物でも海獣やアザラシ・トド・セ イウチが大きなウェイトを占めるんですよ、ここは!

さて、おたる水族館はこのくらいにして、札幌に戻ります。翌日は札幌市の円山動物園に向かう予定です

2012年12月9日作成

今期営業最後~初冬のおたる水族館 2006年10月28日

おたる水族館が冬期休業にはいる前に今年度最後の訪問に行ってきました。といってもこのページを作っている現在は訪問から4ヶ月くらい経っていまして、記憶があやふやな部分もございますがご了承ください(^^;

まずは屋内のネズミイルカとゴマフアザラシの混合飼育プール「ネズミイルカとゴマフアザラシのほのぼのプール」から紹介します。


今回の入館で一番驚いたのが、こういった掲示形式の展示物が充実していたこと。その掲示も、思わず見入ってしまうような質が高いものばかり。さすがおたる水族館。
この展示物にはネズミイルカのジロキチが最高齢ということとゴマフのたまこが静岡のあわしまマリンパークにお嫁に行ったことが書いてあります。

ほのぼのプールに暮らすゴマフアザラシとネズミイルカの生態の
説明です。これも今回の訪問で始めて見ました。

 

アザラシの分類についての掲示です。

 

食べ物についての掲示。
おたるのアザラシはホッケとイカナゴを食べているそうです。

 

イルカとアザラシの泳ぎ方の違いについて。
振り返ればイルカとアザラシが一緒に泳いでいるので
すぐに実際の泳ぎ方と比べることができます。

 

プールに住んでいるゴマフ。
ほのぼのプールに住んでいるゴマフは若いアザラシが多いです。

 

プールの底に沈んでいるアザラシ。
イルカのほうは常に泳ぎまわっていてゴマフはこのように沈んだり浮上したりと気ままに生きていました。

 
この写真のゴマフもたまに息を吸うために浮上していました。

動画(3.74MB)

じゃれあうアザラシたち。
館内が暗く写真がぶれていますがご容赦ください。

続いて屋外に出てアザラシの主力部隊が暮らす海獣公園へ。海獣公園はすっかり冬支度が終わっており、ほとんどのアザラシたちは越冬用のプールに引っ越していました。

 

 


動画(657KB)

誰かわかりませんがワモンアザラシ。
体の模様がえらい事になっていました。

 

すごい模様ですよね…。
ワモンのちゃんとした?模様はこちら。

 

ワモルも真っ黒になっていました。

 

ワモンアザラシの名前板。
以前に比べ頭数が減っていました。
バックヤードとかにいるのかな?

 

ワモンの隣プールは夏に行ったときはオタリアプールでしたが、今回の訪問時は年老いたアザラシが暮らすプールになっていました。掲示板に「冬に」とあるので夏になったらまた移動するのでしょう。

 

お年寄りアザラシは背中に藻が生えるくらい
のんびり暮らしていました。

 

動画(1.2MB)

お年寄りアザラシたち。

 

お年寄りゴマフの背中。藻がびっしりと生えています。
毎日↑の写真位まで水につかっているのでしょう。

 

動画(582KB)
越冬用プール。あまりお客さんが来ないのか
不意の訪問者にばしゃばしゃ騒いでいました。

次はクラカケアザラシのプールです。クラ カケは日本ではおたる(2006年10月現在)でのみ飼育されている珍しい種類のアザラシです。名前にあるように体の表面に鞍を掛けたような模様がでるの でこの名前があります。メスよりオスのほうが模様ははっきりしているそうで、さらに子供のうちはあまりクラカケ模様が目立たないといいます。
おたるで飼育しているのは2頭のメスの子供。ですのであまり模様が目立たないと思いますが、それでもだいぶ模様がはっきりしていました。

 


動画(1.79MB)

クラカケアザラシ
プールが暗くて泳ぎ回るのでぶれている写真ばっかりでした(^^;

 

クラカケは不思議な模様です。

 

ゴマフやゼニガタの模様が保護色になるというのはまだわかるのですが、このクラカケの模様はどうしてこのような模様になったのでしょうか?不思議です。この模様によって海や流氷の上で目立たなくなるとは思えないし…。うーん。

 

陸に上がったクラカケアザラシ。
二頭のうち一頭は今は亡きひろおで保護されたクララ。
もう一頭は釧路動物園で保護されたクラリス。
どっちがどっちかはわかりません(^^;

 

この写真はどっちかな?
クララはお腹に傷があったので実際に見れば
見分けることができるかも。
傷のほうはだいぶ目立たなくなってきていたようですが。

次はいつもの海獣公園。アザラシたちも大半が越冬用プールに引っ越していて静かになっていました。


海獣公園。静かで物寂しい雰囲気の秋のプール。

 

いつぞや野生のアザラシを見かけた海獣公園裏の海岸。

 

海獣公園もずいぶん展示が増えていました。
喜ばしいことです。

 

こちらもアザラシの名前や性格を書いた展示物。
以前このサイトで「おたるも飼育しているアザラシの名前を知りたい」などと生意気なことを抜かしたことがありました。その後、ちょうどタイミング良く、おたる水族館が展示物に力入れはじめ、このような名前や性格を載せた掲示が増えてきて気づきました。
それはおたるは飼育しているアザラシの数が多すぎて、私に見分けることは無理です。名前とかあっても誰が誰やらわかりません、生意気なことを書いてごめんなさい。
でもアザラシの個性などの掲示を見るのは楽しいです、マニアにとっては。

 

釧路からゼニガタがやってきて、さらに数が増えたようです。
見分けるコツも書いてありますが、難しい…(^^;
全頭見分けている職員さんは尊敬します。

 

越冬用プールに引っ越したお知らせ。
このお知らせと書いてあるやつは、
流木にマジックでアザラシの体を書いてあるのですね。
上手ですし、良いセンスだと思います。

 

こっちは保護されたアザラシの名前板。

 

アザラシのリハビリに必要なもの。
食べ物や薬やミルク等に加え一番右上の写真に
「もっとも大事なもの 体力・折れない心・深い愛情」
とあります。アザラシをたくさん保護して育てているおたる水族館だけに重みのある言葉です。

 

子供プールはまだアザラシが残っていました。
彼はゴマフアザラシの子供ですね。

 

動画(2.36MB)

こんな目で見られたら餌を与えたくなります。
二頭ともゴマフの子供です

 

ゼニガタの子供も一緒に暮らしています。

 

ゼニガタアザラシ。
真っ黒な体に白い眉毛が映えてかっこいい。

次はアザラシ以外の展示。

 


動画(747KB)

特別展示では生物と料理の展示をしていました。
写真はアメフラシと和え物の展示。
水族館で飼育動物を食べ物として展示するのは斬新な視線かもしれません。

こちらはニンジンにたかるウニの子供。
ウニがニンジンを食べるとは知らなかったなぁ。

 

おたる水族館正門。
この後、半年近い冬期休業に入ります。
お客さんは入らなくても飼育動物の世話のために
職員さんは働いていると思います。
今年もワモンの赤ちゃん生まれるかな?

2007年2月15日作成

おたるの記事を追加しました。

本サイトのほうに4月15日に行ったおたる水族館の記録を載せました。
以前のエントリに「細かいマニアックな内容や動画は本サイトに掲載するときに載せます」と書いてから4ヶ月近くたってしまいました。私自身も訪問の記憶が薄くなりつつありましたが、写真を見ると思い出すものですね、本日めでたく公開にこぎつけました。
ちゃんとしたコーナーを1から作るのは「網走湖の野生ゴマフ」のコーナー以来なので動画の圧縮の仕方等を微妙に忘れたりしてて勘を取り戻すまで若干時間がかかりました。
ひさしぶりのアザラシレポート、楽しんでいただければ幸いです。

おたる水族館へ行ってきました

昨日おたる水族館に行ってきました。
いつものような動画を載せた訪問記を作るのはかなり先になりそうですので、
こっちにちらっと載せておきます。
今年度初訪問のおたる水族館。今回の訪問におけるアザラシマニアから見たポイントは4つ。
1、日本初らしいイルカ(ネズミイルカ)とアザラシ(ゴマフアザラシ)を一緒に飼育した屋内プール。通称「ネズミイルカとゴマフアザラシのほのぼのプール」がオープン。
2、去年の終わり頃からおたる水族館にやってきたクラカケアザラシ。クラカケアザラシを飼育しているのは現在のところ国内ではおたる水族館だけです。
3、2006年2月に産まれたワモンアザラシの赤ちゃん。
4、2006年4月10日に産まれたゴマフアザラシの赤ちゃん。
さすが海獣王国のおたる水族館だけあってアザラシの見所満載な内容となっています。では早速紹介。
1、「ネズミイルカとゴマフアザラシのほのぼのプール」
このプールは従来のネズミイルカ水槽を改修+ゴマフアザラシを混合飼育させたものです。去年の11月のおたる訪問では試験飼育段階だったのですが、今冬の営業閉館期間内にリニューアルして正式オープンしていました。ちなみにこのプール、今年のおたる水族館の目玉らしく北海道内ではJR内の広告や新聞広告でPRされているのをよく見かけます。
IMG_0986.jpg

このネズミイルカプール、屋内でちょっと暗めでして写真を撮るのは非常に難しいものでした。イルカとアザラシが泳いでいる水中の様子は動画でちゃんと取ってきたので正式コーナーオープンをお待ちください。
2、クラカケアザラシ
クラカケアザラシは海獣公園のあまり目立たない室内プールにいました。おたる水族館のアザラシ類は屋外飼育が基本な中彼らは室内飼育。この水槽のガラスがちょっと曇ったり水しぶきが飛んだりしていて見難かったのがちょっと残念。
国内ではクラカケアザラシを見られるのはここだけなのに、お客さんはあまり寄っていない様子でした。一般のお客さんにとっては給餌のできるゴマフアザラシやゼニガタアザラシ、あるいはトドのほうが人気でした。
P1010051.jpg

3、2月に産まれたワモンアザラシの赤ちゃん。
おたる水族館ではオスのワモンアザラシの赤ちゃんが一昨年に産まれています。これが世界初の飼育下で繁殖したワモンアザラシ。今年産まれたのはその妹になるそうな。
ワモンアザラシは産まれた時は真っ白な産毛が生えていますが、私が訪問したときは生後二ヶ月経っていましたのですでに普通のワモンアザラシ模様になっていました。それでも瞳がつぶらで可愛い赤ちゃんでした。おたるで繁殖したワモンアザラシは彼女のお兄さんも含め可愛い顔をしております。
IMG_1113.jpg

4、4月10日に産まれたゴマフアザラシの赤ちゃん
ご存知の通りゴマフアザラシの赤ちゃんは白~クリーム色の産毛に覆われて生まれてきます。
生後1ヶ月も経たないうちに普通のゴマフ模様になってしまいますので白いゴマフアザラシの赤子を見たい方は急いでおたる水族館に行ってくださいね。
IMG_1202.jpg

簡単におたる水族館の目新しい点を紹介させていただきました。もっと細かいマニアックな内容や動画は本サイトに掲載するときに載せますので今しばらくお待ちくださいませ。

ゴマフアザラシの出産ラッシュ

道内いたるところでゴマフアザラシの赤ちゃんが産まれたり保護されている模様です。
まずは一発目。おたる水族館でゴマフアザラシの赤ちゃんが産まれた模様です。
おたるは私の居住地の札幌の隣の市ですし、ホームグラウンドと認識している施設なので、これは見に行かなきゃだなぁと思っております。
去年のゴマフの赤ちゃんが出産直後に亡くなってしまっただけに気合が入ります。
何とか今週末に駆けつけたいと思っております。
もう1つの自分のホームグラウンドという想いを持っている紋別市のとっかりセンターもアザラシの赤ちゃんの保護が相次いでいる模様です。
本サイトともリンクしているpramonさんのサイトによるとすでに数頭の赤ちゃんゴマフの保護が相次いでいる様子。
またこちらも本サイトとリンクしているゴマスケさんのサイトによると室蘭水族館でもゴマフアザラシが産まれたようです。
さらにただいま稚内市のノシャップ寒流水族館の公式サイトを見たところ今年の開館案内に「この春生れたアザラシの赤ちゃん達が待っているよ!!」のメッセージが掲載されていました。去年も赤ちゃんが産まれていますし、ゴマフの飼育頭数が多い同館のことですから今年もやってくれたかな。
去年赤ちゃんが産まれた旭山動物園では赤ちゃんはいませんが、アザラシの交尾の写真が掲載されており、来年生まれるかもとの事です。それにしても交尾の写真をどうやって撮ったのでしょう。
本州では先月からいくつかの水族館で出産が相次いでいたようですが、北海道のほうもアザラシの出産シーズンたけなわのようです。