マンタ舞う海!~パラオダイビング旅行記7~

ブルーコーナーでギンガメアジの壁のような群れを見た後、やってきたのはジャーマンチャネル。英語で書くとGerman Chanelで”ドイツの水路”。ここはパラオが日本の委任統治領になる前、ドイツの植民地だった頃に、サンゴ礁を掘った人工の水路近くのポイントです。(ジャーマンと言いつつ、この水路はアメリカがこの水路を作ったという説もあります。また大戦中にアメリカがこの水路を日本軍が通らないように工作したという話もありまして、実際はよく分かりません。アメリカなら自分が作った水路ならアメリカンチャネルとか命名しそうなものですが、、、。水路をどこが作ったかはこのサイトの内容に関係ないので先に進みます。)

航空写真を見ると水路の存在がはっきり分かります。

船からは名高いセブンティアイランドも見えます。天気も良くなってきて海も空も良いコンディション。

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海の上から写真を撮ると海底の岩礁や砂の白さがわかりますが、このポイントのうりはサンゴではなくマンタ!マンタとなると3ヶ月前に石垣島・川平石崎でこんなマンタを見ているので、マンタなら容易なことでは驚かないぜ、、、と思いながら海に入ります。


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十年一昔、、、山中湖「富士マリモ棲息地」の碑

昨日所用があり富士五湖方面へ。
富士五湖といえば日本でも有数のマリモ生息地!私が駆け出しのマリモファンだった頃、勢いに任せて当時住んでいた北海道から日本各地のマリモ生息地を見に行って、富士五湖周辺にも行ったことがあります。当時はまだ車の免許も持っていない若さ(!)だったので、河口湖周辺の安宿を根城にして、公共の交通機関と自分の脚でウロウロしたものです。飛び込みアポなしで来たマリモを気にする変な学生にも町役場や観光協会の皆さんは優しかったものです。
そんなことを思い出しますが山中湖に行くのは実に当時の2002年ぶり。厳密に言えば2012年に富士山に登ったときに上から山中湖を眺めていますが、、、)所用のついでに湖畔の「富士マリモ棲息地」の碑を拝んでこようと思いました。
(2002年3月に撮影した「天然記念物富士マリモ棲息地」の碑。山中湖畔に建っているのです。当時書いた様子はこんな所に。拙い文で恐縮ですが。)
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さて2015年の山中湖。マリモ棲息地の碑は代わらず立っているのかな?と思いながら山中湖に向かいます。山中湖畔を車で走っていると13年分の感慨というか山中湖に来たのはそれほど昔ではない感覚だったのですが、あれから大学を無事に卒業し、さらに北海道を出て、仙台に住んだり、石垣に住んだりふらふらして、最近は妙な国々に行かされたり、団地で変な部屋を作ったりとか当時想像も出来ないようなことをしてきて年を食ったなぁ、、、と妙な感覚になります。
私の感慨はともかく富士マリモ棲息地の碑を探しますが、なんとなく国道138号線の山中湖畔を走行中、湖沿い側に注意を払って運転していたら程なく見覚えのある懐かしい石碑の姿が!
かつては石碑がぽつんと寂しく湖畔に立っていた記憶がありますが、今は駐車場が整備され、ちょっとした植樹やベンチが置かれ、マリモの解説板も置かれ「マリモ公園」として整備されていました。
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これはなかなか嬉しい。山中湖でもちょっとはマリモがメジャーになったのでしょうか。
ただ、↑のレポートにあるトイレ「毬藻庵」は見つけられませんでした。残念ながら老朽化で撤去された?
、、、と思ったまでは良かったのですが、我が家に帰って、2002年当時の写真を眺めつつ作日(2015年)の写真を整理していて妙なことに気付きました。
「棲息地碑の背景が変わっているような・・・・?」
上のカットとは異なる碑を正面から捉えた写真を並べてみると、、、
(2015年↓)
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(2002年↓)
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左側の浮き桟橋とマリモ公園の整備のおかげでなんとなく見落としがちですが、背景の山の稜線の感じが違うような。別々の場所に同じものが2本あるのかと思いましたが、台座のシミ模様から多分同一のもの。となると、石碑が動いた??
改めて、↑に引用した私の拙いレポートを見てみると、「山中湖村役場付近の湖岸に生息記念碑があると村役場で教わった」と記載がありますし、ページ最下部の「山中湖の地図」を見ても役場近くに碑があるように見えます。2015年の碑はもっと北側で地図で言えば毬藻庵のあった辺りなはずですが、、、。
夜な夜な夜中になるとマリモ棲息地の石碑が湖畔をズリズリ動いて、13年かけて現在の地へ、、、となると面白いのですが、昔の記録が間違っていたのかなぁ、学生の頃に作ったものだし。。。と思わないでもない。
念のため検索してみると、、あっさり解決しました。山梨日日新聞のサイトに”碑は2009年に現在の場所に移された”とありました。しかし残念ながら今でも関心はめちゃくちゃ低いようですね(>_<) 山中湖畔の皆さんの想いは素晴らしいですが残念です。確かに私が碑を眺めているとき(夏休みの最初の週の土曜の午後なので観光客は周辺にそれなりにいましたが)誰もこの碑を見にくることはなかったです。 まぁいくら貴重な生物だとしても、山中湖のマリモを実際に見ることはできるところは極限られている現状であり、実際に食べることも触ることはもちろん見ることも出来ないとなれば、石碑だけでは、一部のマニアは除き一般の方の関心を引くのは困難でしょう。。。トキやウナギにしたって実際に見たり食べたりできるから関心が高いわけですから。希少野生生物の保護の難しさを改めて感じます。 富士マリモ棲息地の碑の位置
(追伸)トイレ「毬藻庵」はグーグルのストリートビューで確認したところ健在のようです。というよりフジマリモ棲息地の碑から数十メートルしか離れていないようです。むしろ昨日の訪問時によく見落としてしまったな、思います。。。
ストリートビューの画面。画面左側の細長いのが「マリモ棲息地の碑」。右奥の平屋がトイレ「毬藻庵」です。

ナデ肩にセグロカモメとトドの○○=北海道積丹旅行4=

野生のエゾリスと遊んだ後は島武意海岸の駐車場に車を止め、積丹自然遊歩道で女郎子岩まで往復し、海岸に何かいないか探す予定です。
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と、その前に、駐車場からすぐのところにある徒歩専用のトンネルを潜り島武意海岸へ偵察に。
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短いですが、明かりもなく天井の低いなかなか雰囲気のあるトンネルで、怖がりな子どもは嫌がるかも?
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トンネルを出た瞬間、目に入ってきたのはこんな光景。
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漁船が多い!今日は海上は凪ぎで日が差して暖かい。絶好の漁日和なわけです。しかしアザラシや海棲哺乳類を探すには厳しくなる条件です。島武意海岸は地形は悪くなさそうですが、これでは上陸するアザラシはいなさそうです。しかも遠目にもたくさんの漁船がいるので今日の積丹半島は全体的にこんな感じなんでしょうね。(漁師の方々は水産業を営んでいるので、漁を止めて欲しいと言うようなことをここで主張するつもりは全く無く、単に漁船が多い→人の気配が濃厚→アザラシが岩場に上がらなさそうということを言いたいだけです。漁船が多いなら多いなりの海獣の探し方をするまでです。)
ひとまず積丹自然歩道を島武意海岸から女郎子岩まで往復することにします。アザラシ以外にも鳥を探しながらブラブラします。
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アップダウンはありますが、天気は良いし眺めも良いので快調です。遊歩道もよく整備されており歩きやすい。でもすれ違う人もいないです。あまり人は来ないのかな。もったいないです。
一羽のホオジロが遊歩道をチロチロうろついていました。
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途中、海の上に鳥山が出来ているのを見つけました。あの鳥山の海に潜ってみたい。どんな光景が繰り広げられているのか。想像するとわくわくです。
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そんな光景を見ながら遊歩道のアップダウンを繰り返しているうちに女郎子岩に到着です。展望台でザックを降ろし休憩。
女郎子岩は着物を着て子どもを背負った女性の姿に似ているので、このような名前がついたようです。義経との悲恋伝説もあり、姫が義経を慕ったけど、叶わぬ恋で石になったという話もあるとのこと。
伝説はともかく、確かに人の立ち姿に見えなくも無い岩。
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お、女郎子岩の右肩のところになんか鳥がいる。
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足がピンクだからセグロカモメかオオセグロカモメかな?
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しかし石になって動かなくなっても、その肩は鳥の住み処になっていると思うと、この方を思い出さずにはいられない。女郎子岩はこの方よりだいぶなで肩だけど。
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再び遊歩道を歩いて島武意海岸の駐車場へ戻ります。
途中、高い崖にオスプレイが止まっているのを見て。営巣中かな。
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モズもいて、頭でっかちですがなかなか凛々しい。
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駐車場に戻ってきました。写真を撮りながらかなりゆっくり歩いて往復2時間くらい。積丹岬遊歩道はアザラシは空振りでしたが、まだ積丹先周辺で気になるところもあるので、後で戻ってくることにして、一旦積丹岬を離れ先を急ぎます。次は日本海に突きだしている神威岬を目指します。
運転しつつも、なんかいないかなーと海上にも注意します。
冗談のような配色をしたシノリガモが岩場から海に飛び込んで浮いていて、右下のマガモは我関せずでしらーっとしている。
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釣り人がちらほらいるなぁ、、、と思い、通りすぎそうになる一瞬、釣り人の先の海上に何かいるのに気づきました。
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多分形から見ると海獣の頭。トドかアザラシか。
いずれにせよ、車を路肩に止め、望遠レンズを抱えて車を降り、岩場を飛び跳ねて岩場の突端で双眼鏡とレンズを構えます。
、、、トドの死体でした。
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そんなに古い感じはしない死体でしたが、前足と頭の角度は変わらないまま漂っていました。この死体も海の生き物に利用されるのでしょう。合掌です。
そんなのを見ながら神威岬へ向かいます。神威岬は絶対アザラシがいるだろうと思いつつ、何回か来ているにも関わらず、まだ未遭遇のポイント。今回は独りですし、双眼鏡と望遠レンズを担いで少し丁寧に見ようと思います。

積丹半島へ、、あ、なんか横切った!=北海道積丹旅行3=

北海道二日目。今日は積丹半島を目指します。まずは積丹岬周辺を廻ってから、アザラシが絶対にいるだろうと睨んでるもののまだ未遭遇の神威岬周辺を行く予定です。多分午前中くらいでいいとこまわれそうなのであとは適当に積丹半島を回るか小樽に戻ってくるか、と思っています。
起床は5時。昨夜の就寝は1時半でしかも健康ランドの大部屋絨毯の上にごろ寝ですので、大して快適でもなく、疲れも取れない。こんなところに泊まったのは、目が覚めたらさっさと早朝にチェックアウトしても惜しくないから!貧乏性です。
北海道はすでに初夏の気配というと大袈裟ですが、朝の五時にはすっかり夜が明けています。お天道様が出ている時間は無駄にしたくない。さらに朝は特に動物が活発ですし、まだ人間に荒らされていないです。なので、早朝から車で移動です。これもお伴がいたら気を使うところです。前日はタイヤトラブルでしたが今日はタイヤも快調のようです。
小樽港の脇を通ったら、新日本海フェリー小樽新潟航路の”ゆうかり”が巨体を休めていました。8年前、これで北海道を離れたんだよな、、、と思うと当時を思い出して切ない。自分もおっさんになったもんです。
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確か新潟小樽航路の北行きの小樽入港は早朝4時半頃。今は客を降ろしたあとで、港もひっそりしています。船も折り返しの出港まで静かに眠っているよう。
国道5号を小樽から余市へ。マッサンのニッカウィスキー余市工場は素通り。なかなか面白い場所なのですが、行ったことはありますし、今回は動物メインです。
余市から国道229号線へ。北海道の左のツノの部分に入っていくのですが、この辺で朝六時開店のセイコーマート達が目を覚まし出しましたので朝食と昼食を調達。一人の時は昼食を食堂で取る時間も無駄に思えてしまうので。。。
古平町の往時を偲ぶ立派な中央旅館のが建つ交差点を曲がって、積丹方面へ。この角は8年前に来たときも曲がった覚えがあります。
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やがて真っ白な雪に覆われた高峰が。積丹岳か余別岳かな。上の方はつるっとした艶かしい姿。
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国道から道道913号線に入り、積丹岬周辺の拠点となる島武意海岸の駐車場を目指します。早朝なのですれ違う車もいない。
と思ったら車窓になんか横切るのが一瞬見えました。車を止めてのろのろ引き返すと、、、
エゾリスでした。野生ものは久しぶりに見ました。
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3~4頭くらいのエゾリスが木を登ったり、雪の上を走り回ったり。
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やっぱりタイワンリスよりかわいい。タイワンリスより一回り小さく耳が長い。
野生リスなので近づいてくるわけではないけど、あまり人間を怖がる風でもない。暫く遊んでから再び島武意海岸方面へ。
ほどなく島武意海岸の駐車場に到着。積丹岳方面がよく見えました。
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まずは海沿いの斜面の上を行く積丹の自然歩道を回ってみます。

クジラの骨を拾って洗って標本にする

北海道の海岸で見たミンククジラの死骸。死後、相当時間が経過し、ほぼ肉は無くなり骨格のみの状態、かつ骨は周囲に散乱し、長時間放置されてきたようです。朽ちるに任せるという状態だったこと、妻が骨を持って帰りたいと言い出したことから、散らかっている骨の中から手ごろなサイズを持って帰ることにしました。
持って帰ってから標本にするまでの様子を紹介します。方法は適当ですので、内容に責任は持てません。ちゃんとした骨格標本を作りたい、という方はしかるべき文献・サイト等を確認してください。ですが、素人の思いつき、適当にやってもこのくらいはできるよ、ということです。

①骨を選ぶ
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この中から持って帰る骨を選びます。クジラなので一個一個の骨も相当でかい。持って帰らなければいけないですのでザックに入るくらいの手ごろな大きさの骨を物色します。

②海で骨を洗う
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クジラの死体はウジまみれ、また7月という気温が高くなる季節がら、ものすごい匂いを発しています。
少しでもきれいにするべく、まずは手近な海水で洗浄。↑の写真は海に向かう妻の後姿。人間と比べてこのくらいの大きさの骨を持って帰ります。なお、素手で骨を持っていますが真似しないでください。この日は道具が無く仕方なかったものの、動物の死骸は寄生虫やら感染症やらなんやら持っている可能性がありますので、素手で触らずビニール手袋や持ち帰る袋越しに触るようにするべきです。
骨についているウジやなんやらは海水であらかた落ちますが、匂いはいかんともし難い。

③運搬
車に持って帰って適当な買い物で貰うようなビニール袋に収納しますが、漏れ出てくる香りが強烈・・・。コンビニに寄って厚手のビニール袋を購入し、三重に包んで持って帰ることに。これでさすがに匂いは漏れ出てこなくなりました。骨はとがっている部分もありますので厚手のビニール袋が具合がよく、そして袋がザックやカバンの中で袋が破けたら大惨事なので袋はケチらずに。
北海道から羽田に戻る際、骨はビニール袋に包んだまま機内持ち込みのザックの底に入れておきました。手荷物検査ではひっかっかることは無く、中は検められませんでした。しかしもし空港で袋を開けてくださいと言われれば、異臭騒ぎ、軽いバイオテロを起こせそうな気がします。麻薬取り締まり犬がいたら嫌だな、と思い緊張します。
持って帰ってきたビニールの包み。開けるとものすごい悪臭がすると思われて、さすがの私も帰宅後1~2日くらい放置・・・。
といっても、いずれも処理しないといけないので勇気を出して処理をします。水で流しながらの作業が想定され、屋外の流し場のようなところで作業を進めたい。
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↑問題のビニール包み。
覚悟を決めて、骨を洗う石鹸(といっても私がいつも使うボディソープ)を用意し、水を全開で出しながら、息をつめて袋を開いていきます。無駄に厳重に密閉されているので、袋の口を解くドキドキ感が高まる。
出てきた骨がこれ。
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写真を撮る必要が無ければさっさと洗い流したいものです。臭いはやはりすごいですし、骨の陰や落ちきっていない肉からは海水洗浄で取りきれなかったウジちゃん達が”コンニチハ”しています。ビニール袋に一週間入っていたくらいでは元気いっぱいなままなんですね。写真中央右下の色が濃い部分はまだ少し肉が付いていてその上の小さな白い線はウジちゃんですがそんな情報は要らないですよね。わかっていますが書きたい。

④物理的な洗浄作業
さて骨を洗っていきますが、上にも書いたとおり思い付きで作業を進めます。
まずは水を流しながらボディソープで洗浄。とりあえず素手で触っても嫌じゃない状態にもっていきたいのと、この悪臭を何とかしたい。洗浄道具は宿泊先のホテルで使っていた使い捨ての歯ブラシを持って帰ってきたもの。
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クジラだって哺乳類ですから、肉は熱を加えたほうが骨から綺麗に外れるかなと思いまして、シャワーの温度を最高にして洗い流します。ボディソープを付けては歯ブラシで擦り、熱水シャワーで洗い流すの繰り返しです。このくらいになると見た目はともかく、臭いはだいぶマシに。

⑤化学的洗浄
ボディソープ+歯ブラシで物理的に洗浄した後は、化学的に洗浄。強力な異臭の素はクジラの肉が腐敗したようなものと考えられますので要はタンパク質。タンパク質を分解すれば、ほぼ匂いと汚れは解決するのでは、、、と思います。タンパク質を分解するものといえば、トイレや風呂の排水溝の詰りを取る洗剤(下の写真に写っているのはダイエーのPB商品ですが、分かりやすい商品名でいえばパイプユニッシュとか、あの類のものです。→パッケージデザインはこんなの)がありますので、骨にぶっ掛けて、静かにお風呂の温度くらいのお湯を注ぎ、骨がヒタヒタに浸かるくらいにします。
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その後、放置すること一昼夜。(子供がいじったりカラスがいたずらしないような場所で骨に洗われて頂きます)

出てきた骨がこれ↓
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だいぶまともな見た目になったのでは無いでしょうか。匂いは分解されたタンパクと骨と塩素の混じったような匂いが仄かにします。

⑥漂白作業
次は骨っぽい白さを出すためのに漂白作業です。⑤が終わった骨を一度軽く水洗いし、漂白剤に浸けます。家庭にある漂白剤といえばやっぱりコレ→
漂白剤の銘柄は何でもいいのですが⑤で使う洗浄剤は塩素系のものですので、漂白剤も塩素系にしてください。くれぐれも酸素系漂白剤を使わないように。
漂白剤も適当な量を骨にふりかけ、骨がひたひたになるまでお湯を注ぎ一昼夜放置。
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当初、洗浄剤と漂白剤の濃度がよくわからず、あまりタンパクが分解されなかったり、漂白されなかったりということがあり、⑤と⑥を濃度を変え2~3度繰り返しました。
そのあとの骨がこちらです。
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もう少し漂白剤を濃くすれば真っ白になるのかもしれませんが、濃い漂白剤は骨を痛めそうなのと、あまり真っ白すぎても好みではないので、この程度で漂白は終えました。
⑥乾燥
水で漂白剤と洗剤を綺麗に洗い流し、風通しの良い日陰で陰干しします。
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よーく乾燥させたら出来上がり。
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裏側はこんな感じ。
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一部にうっすらと茶色いシミが残っていますが、ひとまずコレで完成。茶色いのが気になったらまた漂白剤に漬け込めば白くなるでしょう。
匂いは無臭。

しかしこの骨はどこの骨なんだろうか。知り合いの獣医さんに聞いたところ、頚椎か胸椎の辺りの骨なんじゃないかな?とのこと。人間で言うと首の骨の辺りのようです。

網走から知床ウトロ側へ。フレペの滝周辺~2014夏・北海道旅行・その4~

北海道上陸二日目。
網走を後にして、国道244号線をオホーツク海に沿って東へ。知床を目指します。
、、、と思ったら、ちょっと停車。
網走市の市境には濤沸湖という湖が拡がっています。この湖畔には草が生え、馬が放牧されていました。北海道らしい風景で思わず車を止めます。
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馬は競争用のサラブレッドではなく、足が太くて短い種類の馬。道産子なのかな?観光用なのか、みんな綺麗な毛並みに整えられ、優しい目をした馬でした。
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馬を眺めてからは、順調に東へ。斜里市街を抜け、知床半島に入ります。オシンコシンの滝を無視して、ウトロ市街を抜けて、知床自然センターの駐車場へ。
今日は妻のリクエストで、まずは彼女が好きなフレペの滝、夏verを見ます。今回の旅行は山に海にハードな旅程ですから、少しは妻の希望を叶えないと夫婦仲も険悪になります。
さて、このフレペの滝は流氷の押し寄せる3月頃に来ました。運良く晴れた日で、輝く海と流氷、凍った滝、雪に覆われた山を見たものです。はるか昔のように感じますが、あれから4ヶ月くらいしか経っていないんだな、、、、と思うと感慨深いです。
自然センターの駐車場に車を置いて、遊歩道を歩いて行きます。
知床では珍しくもなんっともない動物ナンバー1のエゾシカ。写真で見ると可愛いですが、実際には口をモグモグ動かしながら目は笑わないでこっちを見つめ続けるというムカつく表情をしていました。
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フレペの滝周辺のエゾシカは人が近づいても逃げません。慣れきっているのでしょう。
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駐車場から15分くらい歩いてフレペの滝の脇の展望台へ。
フレペの滝全景、とは全然違う光景。インパクトはやはり滝が凍り付いている冬のほうが上か・・・。
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フレペの滝は崖の半ばから水が染み出て滝になっている不思議な地形。流れは細く「乙女の涙」とも呼ばれます。
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崖直下の海は印象的な青色をして拡がっています。浅い珊瑚礁の海のような色をしていますが、浅い砂地ならこんな色になるのかな。
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岩が妙に白っぽいなぁ、と思って双眼鏡で眺めたら、断崖に鳥が営巣しています。今の季節は鳥達の繁殖シーズン。フレペの滝の断崖ではウミウが子育てをしていました。敵が来ない素敵な営巣場所なのでしょう。私は転がり落ちないか、むしろ心配になってしまいます。
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岩は白っぽいけど主がいない岩も。子育てシーズンも佳境に入っています。すでに巣立ってしまったあとなのでしょう。
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ヒバリも歌う夏。
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断崖の途中から咲く白い小さな花。よく見ないと見逃してしまうような小さな花ですが、よくここにたどり着いて育ったな、と感心します。
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振り返ったら知床連山。冬の時は全身真っ白でした。少し雪渓が残っていますが、すっかり夏です。
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斜面にはオジロワシ。基本的には冬になると渡ってくるオジロワシですが、道内でも繁殖する個体がいるらしく何個体か見かけました。冬ほど高密度には見かけないです。白と黒のツートンのオオワシは全く見かけなかったです。
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ピントが手前の葉っぱに来ていて残念な写真ですが、エゾライチョウの子供。丸々して可愛い鳥ですが美味な鳥らしいです。かつては食肉用にずいぶん捕られたようです。
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ふとした道端にはヒグマの糞がボトボトと。それなりに新しいのでやはり近くにいるんでしょうね。
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近くの海岸に出たらミンククジラの死骸がうち上がっていました。長さは4mくらい。9.5割くらい肉が無くなっていましたのでここに上がってから相当の日時が経っていると思われます。(↓妻が撮影した写真)
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そしてその辺の棒っ切れを拾ってきて骨をいじりだす妻。気温が低い北海道とはいえ7月。クジラの周囲には腐敗した臭いが立ち込め、ハエがブンブン飛び交い、ウジが大量に湧く中のことですので、自分の妻ながらよくやるなと感心します。普通の女性なら近づくのも嫌がりそうなものですが、妻は動物好きであり、その好奇心が勝ったようです。クジラの骨を持ったり、ひっくり返したりして重さや大きさを体感していました。
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今日は森や海を軽くうろうろして終わり。夜は友人と久しぶりの再会を祝し祝杯、この友人は3月の流氷の時も相手をしてくれたありがたい友人です。しかし、明日以降は文字通り山から海まで知床を堪能していく予定であり、激しい旅程が待ち構えていますので、本日は大ジョッキ2杯くらいで解散します。
我々は宿に戻ります。温泉に浸かって明日に備えカメラの電池を充電したりして就寝。。。
明日は念願の知床の海でダイビングの予定です。アザラシやトドが泳ぐ知床の海の表情はどんなものか楽しみです!