のどかなのどかな日南線で鹿児島県志布志市へ~九州旅行③~

九州旅行続き。宮崎駅から南下して鹿児島県を目指します。最後の未踏県です。

宮崎駅からは鹿児島市に向かうのも面白くない。1960-70年代の新婚旅行のメッカで風光明媚な青島に向かい、日向灘沿いを南下して鹿児島県入りする九州の中でもローカル線極まりない日南線で南下することにしました。

日南線背の車両がこちら。

年季の入ったディーゼルカーが一両。大きな体をブルブル言わせて発車。昔のディーゼルカーはこんな感じだったし懐かしいぞ。
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未踏県の大分県から宮崎県へ~九州旅行②~

普通列車3日乗り放題切符で博多駅から旅に出た九州旅行。初日は日本最西端(沖縄県を除く)のたびら平戸口駅を目指しました。

九州は案外小さく、早朝の博多駅を出て、たびら平戸口駅を訪問しても博多駅には15時頃に戻ってきました。

今回の旅の目的は残り3つ。未踏県の大分県・鹿児島県の地を踏むこととJR最南端の駅の地を踏むこと。
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日本最西端の駅へ~九州旅行①~

話は昨秋までさかのぼります。”子どもが出てきたら、一人でほっつき歩くような旅行をするのが出来なくなるかもしれないから、今のうちに行っとけ”と思って旅に出た九州島内旅行の話です。

東国に住むことが多く、これまで住んだことがない九州に来たのですが、横浜への帰省などで手一杯で案外九州島内を回れていない。生涯未踏の都道府県も残すは九州の2県(大分と鹿児島)のみ!さらに端っこ好きなので日本最西端の駅と最南端の駅(※いずれも沖縄県を除く)も見ておきたい。そんな思いから3日間の自由時間を作って、旅に出ることにしました。

 

旅の始まりは九州最大の旅客駅である博多駅。日が上る前の早朝にやってきました。旅の目的は端的に言って未踏の大分県と鹿児島県に行くこと+最南端と最西端の駅に行くことくらいしかない。

今回の旅行は”旅名人の九州満喫きっぷ”という普通電車は3日間乗り放題である切符を使うので、どこに向かってもいいのです。乗る電車も決まっていないのです。博多駅からはいろんな方面に電車が出ているのでこういった旅には好都合。博多駅で九州全体の地図を眺めているうちに、まずは南側に固まっている未踏県の大分や鹿児島、最南端駅は後にして最西端の駅に行ってみようかなと思います。

まずは西に向かうためホームに止まっていた大牟田行き普通電車に乗る。どこに泊まるどころかどの電車に乗るかも決まっていない3日間の始まりです。


早朝なのでガラ空き。しんと静まったガラ空きの電車に用事もなく乗っている感覚、時折モーターが変にうなるくらいの感覚の寂寥感がたまらない。
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出雲大社界隈から下関まで~鳥取・島根旅行④~

2017年になりました。単身赴任先から帰省し、穏やかな正月を迎えております。このブログも12年目です。のんびり無理せず記録していこうかなと思います。今年もよろしくお願いいたします。

と、新年なのに恐縮ですが昨年春の山陰旅行の続き・・・。

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鳥取砂丘と日本のハワイを越えてさらに西を目指します。国道9号は一般国道ですが、途中から高速道路のような高架の高規格道になり、さらに有料の高速道路・山陰道になります。社会人の余裕に任せて高速道路でスピードアップ。おかげで鳥取県西部中心都市の米子市や島根県庁所在地の松江市もすっ飛ばしてしまうのですが。

そしてすっ飛ばして向かった先は、島根県の観光地で最も有名と思われる、、、出雲大社!縁結びの神様とかパワースポットとかいろいろあるようですが、最近観光客も増加傾向にある地域です。

山陰道終点の出雲ICを降り、北上します。田んぼの間を走ると出雲大社の門前町に入ります。

門前町の半ばで見つけたのは廃止されたJRのローカル線の駅、旧・大社駅。鉄心が疼きます。
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すでに廃線された駅なのですが、出雲大社をイメージした和風の木造駅舎は国の重要文化財になって保存されています。

中に入ってみると、開業当時の雰囲気をよく残して保存されています。天井も高く、窓口らしい”きっぷうりば”、がっしりしたカウンターなど素敵。
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昔の鉄道遺物の展示などもありましたが、その中に陶器製の駅弁用お茶入れが!
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陶器のお茶入れを求め小淵沢駅まで行った身としては引き付けられるものもあります。釉薬が塗られている、茶色のお茶入れは欲しいぞ。他に何か実用的に使うことはきっとできない形だと思うのですが。

旧大社駅を後にして、出雲大社前の門前町を歩いて出雲大社へ。この写真の奥に見えている鳥居が出雲大社の本殿かな、、、。
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電線が地下埋設されて、道路も石畳っぽくなり、両脇の商店も今どきの古民家風っぽい店と昔からのtraditionalなお土産屋さんが混在しているきれいな観光地っぽい。

大きな石柱に出雲大社とあります。
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参道を進むと立派な拝殿が見えてきます。拝殿前の参道が曲がっている。
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拝殿前。
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拝殿。太い大きなしめ縄。出雲大社も修理が終わって間もないようで、真新しい建物もちらほら。

御本殿の周りを一周して、
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ばばっと参拝して帰る。ちゃんと調べてゆっくり来たほうがおもしろかったかな、とも思う。

境内の中の桜が満開でした。
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天気はぱっとしないけれども。

門前町を歩いていると、また電車の駅を発見。
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出雲大社前駅。こっちは旧大社駅と違って現役で使用されている駅。一畑電鉄というローカル私鉄の駅なんですね。

何となしに中に入ってみると、、、
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こちらはアーチ状の天井にステンドグラスに吊り下げ照明と旧大社駅とは打って変わって洋風な内装。国鉄(JR)の旧大社駅と張り合ったのかな?出雲大社前駅の開業は昭和5年、旧大社駅は大正13年の建築のようです。

一畑電鉄の出雲大社前駅はホームに出ることが可能だったのでちょっと線路の具合を見てみることに。
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ベンチや蛍光灯の具合はひなびた雰囲気ながらも、堂々とした鉄骨アーチのホームの屋根。JRとは違う画一していない雰囲気が素敵です。こういう電車を使って旅ができる人はとてもうらやましい。贅沢なことなんだろうなと思います。そしてかつては旧国鉄とローカル私鉄の二本が出雲大社の門前町を終点とするくらい老若男女の参拝客が集まっていたのでしょうね。

出雲大社では参拝作法の違いや他地方神社との建築様式の違いなども面白かったのですが、その門前町の佇まいなどを眺めるのがおもしろく、そんな時間が長かったようにも思います。

 

しかし、のんびりしているわけにはいかない。この日のうちに山口県まで、できれば九州に入るくらいまで進む予定なのです。

出雲市からは山陰山陽を縦断する高速の一つの松江自動車道で南下し、広島県へ。中国山地の真っただ中で中国自動車道に合流しさらに西へ。広島市内の安佐SAで休憩。この辺で日が暮れてしまいました。

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さらに西へ西へ。中国道は山の中なので敬遠して、比較的海沿いで新しく線形の良い山陽道で西へ。

広島県から山口県に入って、高速を降りたのは本州の最西端の下関市。この日はここで泊まることにします。

高速を下りて本州と九州の間にある関門海峡を見に行くことにしました。
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関門海峡の向こうは九州。九州までは1㎞くらいかな?案外近くに見えます。そういえば何年か前に九州の門司側から下関側に海底のトンネルを通て渡ったことがありました。あれから8年も経っているよのか・・・。まだ社会人2年目くらいだった頃の旅です。そんなことを思い出しつつ、夜の海峡を眺めます。ここは潮の流れが速く、夜でも潮が流れているのがわかる。

明けた翌日。九州に入る前に橋のたもとの壇ノ浦PAへ。


本州側の関門橋の袂。これを渡れば九州。ようやく晴れてきた春の光の中、九州に上陸です。

 

今回の旅行で47都道府県のうち未踏だった鳥取県と島根県を訪問できました。あと未踏の都道府県は2県。大分県と鹿児島県です。九州に赴任している間に行こうと思います。

早春の鳥取砂丘と日本のハワイ~鳥取・島根旅行③~

未踏の山陰旅行の2日目。一人酒盛りをした鳥取温泉をチェックアウトし、朝の鳥取砂丘へ。

昨夜の訪問とは違う、観光シーズンには早すぎて観光客もいない寂しい雰囲気の砂丘西側(子供の国側)の無料駐車場に車を止め、海まで歩くことに。
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足元の砂の上にはちょろちょろと草の新芽が出ております。春です。鳥取砂丘は砂丘の維持のため植物を抜いている作業を行っています。世界的には砂漠化や土地劣化で植生の衰退に喘いでいる中、豊葦原の国は恐ろしいものです。

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あまりにも漠として広い風景。現在地がよく分からなくなるのか、たまに地面から生えている道標が頼りです。

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歩いてきた道を振り返ると、足跡がずーーーっと残ります。歩いてきた跡がわかる道。

やがて日本海へ。
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春浅く、曇天で鉛色の空が広がる日本海。気がめいりそうな空模様ですが、日本海側育ちの身には少し懐かしい気もします。

寂寥とした海と砂の風景を見て満足します。あまり時間もないので車に戻ります。今日は鳥取県をさらに西進し、島根県を経由してさらに山口県までいかねばならないのです。

鳥取市街に戻り、国道9号を西に向かって島根県へ。県境付近にあった道の駅”はわい”

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日本のハワイ。漢字では羽合と書くようですが、こういうのは嫌いじゃないです。むしろ好き。春というよりむしろ冬の寒々とした空の下というギャップも、鼻の下がツンと痛くなるようなやるせなさが好き。

道の駅”はわい”を越えて、到達45県目になる島根県を目指してさらに西へ!

2016年の旅なので2016年中にアップを終えたかったのですが、時間切れです。あと一回新年明けにでも。来年もどうぞよろしくお願いいたします!

夜の鳥取市街~鳥取・島根旅行②~

未踏だった山陰をめぐる今回の旅行。兵庫県から西進して、鳥取砂丘で日暮れを迎えたので、今夜は鳥取市内で宿泊です。

鳥取といえば砂丘(とそこで栽培されるらっきょうや梨)のイメージが強いですが、鳥取は泊まるにはいい街なのです。なぜなら県庁所在地にもかかわらず駅前に温泉が湧いているから。この温泉は、最近の掘削技術の進歩によって深々と井戸を掘って温泉というか地下水を無理くり出す温泉ではありません。100年以上の歴史があるらしい由緒正しい温泉です(詳しくは鳥取市のサイトを)。紀行作家の宮脇俊三先生も”鳥取駅で長時間停車をする各駅停車列車に乗ったなら駅前で一浴することも可能”といった趣旨を書かれていたような・・・。

私もこの日は鳥取駅が徒歩圏内の温泉旅館に泊まることにしました。夕飯もまだなのでチェックインしてから夕食を求めつつ街をうろうろしてみることに。

何かあるかなー、と思ってまずは鳥取駅に。なんとなく駅に行けば何かあるだろう、、、という思いがあります。駅は街の顔ですし。
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なかなか立派な鳥取駅。高架の駅です。非電化の在来線のみの線路ですが、最近出来た田舎の新幹線の駅より風格がある。さすが県庁所在地。

構内には砂のコナン像。
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鳥取といえば砂!で、これに鳥取県出身の青山先生のコナン。鳥取らしいのかな。

駅を出て、駅前のアーケード街のほうへ行ってみます。
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、、、人がいないぞ。店も開いていないぞ。19:40くらいなのでそんなに遅い時間でもないのですが、日曜の夜だからか。。。夕ご飯に一人で居酒屋に入る気分でもないなぁ、、、と思って写真右の店には入らず。

鳥取県自体の人口が50万人台で、その県庁所在地の鳥取市の人口も20万人を切っている市という認識はありました。が、やっぱり寂しい。

アーケードを抜け、歩いていると”大物な雰囲気のある交差点”に出ました。
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↑これ面白くて、思わず写真に。左の高いビルは映画館”鳥取シネマ”。シネコンじゃない映画館が生きているんですね、鳥取では。20万人クラスの都市でシネコン以外の映画館が街の一等地に生き残っている街がどれほどあるでしょうか。

そしてその隣にある店が不思議な名前のお店。”万年筆博士”さん。既に閉っていますが、ただならぬ匂いを周りに振りましているので↑写真を撮った後、交差点を横断して店の前に。
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いや、”万年筆博士”という名前の”万年筆”はモチーフか何か(南仏の保養地名の「コート・ダジュール」がカラオケ屋さんの名前になっているように)で、オサレカフェ的なものかと思って近寄ったのですが、ガチな万年筆屋さんでした。しかも職人さんがしっかりと作りこんでいる万年筆。改めて万年筆博士さんのサイトを見ると買いたくなります。
このようなお店が街の一等地に成立しているということ、映画館の存在からも鳥取の文化程度は高そうです。駅前が猥雑で賑やかな街は関東にごろごろしていますが、このような街がどれだけあるのか。

文化には敬意は払いますが、夕飯のため一人で入ろうかな、、、という店はみつからず。。。です。

このパターンのときは幹線国道沿いにあるスーパーに行くのです。22時くらいまで開いているし、地元っぽい食材や酒も買えるのです。

再び車のエンジンを廻して買ってきたのがこちら。
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鳥取県智頭町の諏訪娘と鳥取県岩美町の瑞泉(同じ銘柄の大泡盛メーカーがありますが、私は白百合のほうが好きです)。酒の相手は山陰名産とある「するめ糀漬」に、お店にあったとうふ竹輪二種。そして一個前の記事ででてきた浜坂駅のある浜坂直行便のホタルイカ!

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なかでもこのホタルイカ。良いです。酒にあう。いくらでも酒が飲めそうな。部屋に戻って事実あっという間に2合の日本酒が空きます。追加で酒を求めて外へ。、、、ま、客観的に見るとおっさんが一人で温泉旅館で酒盛りをしているだけなので、侘しいことこの上ないのですが(^^;

しかし見知らぬ街のホテルで行う一人酒盛りがこんなに楽しいのはなぜなのか。酒は上等じゃなくて良い(この日は上等だけど)。つまみも上等ではなくて良い(この日は上等だけど)。コンビニで買う酒とつまみでいい。ただしホテル一人宴会の時の酒はアルコール度数は15度以上のやつに限ります!。

この宴会のためにビジネスホテルに泊まっても良いくらい好きです。