ゼニガタアザラシの赤ちゃんと野生アザラシ 2005年5月21日

今回の一番の目的は産まれたばかりのゼニガタアザラシの赤ちゃんを見ることと、お客さんへの餌ねだりによって戦場と化してない落ち着いたゴマフ・ゼニガタプールを見ることです。

そのため札幌を朝早く出て、開園とほぼ同時くらいに入園します。ぼつぼつお客さんも入ってきますが、普通のおたる水族館を見る流れは、水族館内の水槽を見 て、ネズミイルカを見て、また水槽があって…、最後にアザラシ達の海獣公園という流れとなります。海獣公園にたどり着く最初のお客さんは開館からかなり 経っ た こ ろになります。よって、開館と同時に入場し水槽もイルカもすっ飛ばせば、海獣公園を独占できます。

朝の海獣公園

この日はまだ餌の販売がまだ準備中というくらいの時に着く事ができました。ゴマフ・ゼニガタアザラシたちもまだのんびりした顔つきで泳いだり、 岩の上で寝ていたりしました。ワモンアザラシとしては世界ではじめて飼育施設で生まれた子供ワモンアザラシのワモルも餌をもらってのんびりした様子。このワモル、立ち泳ぎをしながら、首を傾けたままくーるくるくーるくる回 るのですが、これは何なんでしょうね。結構くるくる回っているのでおたるに行った際にはご覧になってください。


朝の海獣公園。まだお客さんがいません。

 

動画(1.0MB)
くーるくーる回るワモル 時計回り。

 

動画(1.0MB)
回るワモル 反時計と見せかけて時計回り。

 


岩の上で寝ているゴマフアザラシ。

 

換毛期なので、毛が茶色っぽい。

 

伸びています。

お客さんがいない頃のゼニガタアザラシの親子。並んで昼寝(朝寝?)です。ゼニガタの赤ちゃんはお母さんのおなかの中で白い産毛が抜けて産まれてくるそう なので、産まれた時から大人と模様は替わりません。

 

左が赤子
お母さんは換毛期なのかな。
ちょっと汚れた毛並みですね

 

動画(1.2MB)

ゼニガタアザラシの赤ちゃんの動画です。

そうこうしているうちにお客さんが海獣公園にたどり着き始め、餌を与えだすとアザラシたちは静から動へ一変します。あいかわらず餌ねだりのため、柵を乗 り越えてくるゼニガタ君。ゼニガタの赤ちゃんはこいつのいるプールにいます。赤ちゃんは同居のアザラシ全員が餌ねだりをしている中をよちよち泳いでい ました。まだ事情がわからなくて擦れていないんでしょうねぇ。赤ちゃんのお母さんアザラシも赤ちゃんそっちのけで餌ねだりをしていました。

 

こいつは換毛が終わったのかな。きれいなゴマフ
がらになっています。

 

 


赤ちゃんゼニガタの同居人
柵越えゼニガタ。

 

動画(3.7MB)

ゴマフ・ゼニガタの餌ねだり

 

動画(1.6MB)

こいつも柵越えゼニガタと赤ちゃんゼニガタの同居人
水しぶきがすごくてカメラにもかかってしまいました

おたる水族館裏の野生ゴマフアザラシ

さてぼちぼちお客さん達も海獣公園にたどり着き、ゴマフプールもにぎわいだしたころ、一人の職員さんに「裏に野生のアザラシがいますよ」と声をかけら れました。さっそく水族館裏の海に行ってみます。水族館のすぐ裏の岩に一頭のゴマフアザラシが寝転がっていました。驚かさないように姿勢を低くして近づい て行きます。30mくらいまで近づいていも逃げなかったので、その辺で腰を下ろして眺めます。
アザラシがいた位置はワモン、オタリアプールのすぐ裏です。この位置は高台にある水族館本館からやってくる途中の坂道からばっちり見える位置なん ですよね。でも野生のアザラシに気付く人はいないようで、時おりゴマフ・ゼニガタプールの喧騒から逃れようとする人が来るくらいでした。私も職員さんに教 えていただかなければ気づかなかっただろうなぁ(^^;
ボーっと眺めているともう一頭の野生アザラシが海で泳いでいるのを見つけました。海坊主みたいな頭が水面からヒョコヒョコ飛び出ます。
職員さんによると、野生のゴマフアザラシは結構いるらしいのですが5月になっても見られるのは珍しいそうです。よく考えると水族館の裏に野生のゴマフア ザラシがいるってすごいですよね。さすがおたるです!おたる水族館に行ったらこれからかは裏の海も見ることにします


岩の上に転がっている野生のゴマフアザラシ

 

こんな顔をしています

 

拡大写真

アザラシがいたあたり。左はワモン・アゴヒゲプールです。
クリックすると拡大画像が見られます。
どこにいるかわかりますか?

 

動画(1.7MB)

野生のゴマフの遊泳&上陸シーンです

 

岩の中央左にアザラシが泳いでいます。
後ろの大きな船は小樽港発着の大型フェリー

 

泳いでいたアザラシの表情です

 

拡大写真

真ん中がワモン・アゴヒゲプール
野生アザラシは中央やや左にがいます。

!!
左の写真とほぼ同じ位置から
望遠で撮影。

 

拡大写真

水族館本館裏手から

 

拡大写真

左と同じ位置から望遠で撮影→縮小したもの

 

右上の写真の縮小前にアザラシ部分を切り抜き

ワモン・アゴヒゲたちも相変わらず元気そうでした。


ワモンたち

 

アゴヒゲたちは会議中?

 

立ち泳ぎワモン

 

アゴヒゲアザラシのアゴヒゲ

 

ワモンの裏側

連休の日本最北水族館 2005年5月4日

5月の連休中、再びノシャップ寒流水族館に行ってきました。今回は3月に産まれたゴマフアザラシの赤ちゃんを見るためと、稚内市の抜海港の野生ゴマフアザラシを見たかったのでそのついでとい うこともあります。

10時ごろにノシャップ岬に着いて、利尻富士が見えたので記念撮影、その後いよいよ水族館に入ります。水族館は連休のせいか前回の真冬に行ったときに比 べかなり混雑していました。

今回はもちろんプールにも水が入っていてアザラシたちはちゃんと泳いでいました。また餌の無人販売コーナーが置いてあって、アザラシに餌を与えることが 出来るようになっていました。餌やりは家族連れを中心に人気があるようで、飛ぶように売れていました。餌をねだるのはおたる水族館ほど激しいものではなく、基本的には待ちの姿勢でいて落ちて きたら食べる、というものでした。これが普通ですよね(^^)おたるのを見ているとあれが普通だと思い込んでしまいそうです。


動画(926KB)

餌をねだるゴマフアザラシの大人

餌が投げ入れられる隙をうかがうゴマフアザラシ

同じく。餌の投入を待つゴマフ

首の後ろの肉が段になっています(^^)

ゴマフアザラシの赤ちゃんは隅っこの目立たない子供アザラシ用スペースに、先回行ったときもいたアザラシたちと一緒に入れられていました。赤ん坊は動き が鈍く、もけっと固まっていました。離乳してからそんなに経っていないでしょうから寂しかったりするのかな。
さすがに生後一ヶ月立っているので、白い毛はほとんど抜けてゴマフ模様になっていましたが、背中や後頭部にはまだ名残の毛が残っていますね。

動画(4.7MB)

赤ちゃんアザラシの動画です。

赤ちゃんアザラシ
背中に白い毛が残っていますね

赤ちゃんと一緒のプールにいた子供アザラシ

同じ子供アザラシです。プールの傾斜に顔を置くのが好きなのかな

簡単なアザラシの中プールでやっていました。このプールはペンギンとアザラシが同居しています。顔がつぶれた体に模様の無いアザラシも相変わらず健在で した。仁王立ちも健在です。

動画(1.84MB)

わっかとボールを使ったショー

アザラシと同居人のペンギン

動画(5.42MB)

ショーで使うわっかを片付け忘れたのか、
そのわっかでゴマフアザラシが二頭で遊んでいました。
動画の中には右の子の背面倒れも微妙に入っていました

模様の無い顔のつぶれた仁王立ちアザラシ

今回はその日の夕方に札幌に帰らなくてはいけなく、かつ抜海港にも寄る予定だったので、30分くらいで出てきてしまいました。

抜海港の野生アザラシを見に行く 2005年5月4日

 北海道の最北端、稚内市に抜海港という漁港があります。この漁港は日本海に面し、利尻島が間近に望める港です。この港は11月くらいからたくさんの数の ゴマフアザラシが越冬する場所として最近ずいぶん有名になりました。冬から春になり暖かくなるにつれ、ゴマフアザラシの数は減っていきます。しかし今年は ま だ数十頭単位で残っているようなので五月の連休に行ってきました。

 抜海港は稚内市街から車で20分ほどのところにあります。港にアザラシたちはどこにでもいるわけではないのですが、北側の防波堤の辺りにいる時が多いようです。と言ってもどこにいるかわかりませんよね(^^;わからなかったら素直に地元の人に「アザラシはどこですか」と聞いてくださ い。

一番近いところにいたゴマフアザラシの群れ。
近いといっても40mくらいは離れています。
デジカメを最望遠にして撮影(光学10倍 35mm換算で380mm相当)


クリックするとアザラシ部分の拡大画像にななります。

左写真の中央部をトリミング→リサイズ

 


クリックするとアザラシ部分の拡大画像になります。

人間が来たときには若干興味を示したものすぐまた昼寝に戻ります。

 


抜海港からは利尻島がよく見えます。
雲が若干かかっていましたが…。


動画(2.6MB)
みんなのんびり転がっていたのであまり動きが無いのですが
野生アザラシの動画です。


一番近いところにいた群れの奥にももう一群いました

 

 私が行った時は、防波堤の消波ブロックの上にゴロゴロ転がっているのが簡単にわかりました。思わず「いたいたいた!!」って叫んだ後、持参したデジカメ と双眼鏡を持って車を降ります。特に駐車場があるわけではないので、他の車の邪魔にならないような場所に適当に駐車して大丈夫です。もうちょっと見物人が いるかな、と思ってきたのですが、先客は誰もいませんでした。もっとも眺めている間に結構な数の人が集 まって、中には野鳥を見るのに使うようなプロミナと三脚を持っているような方までいらっしゃいました。

 


換毛期なので毛が茶色いです。デジタルズームも使って撮ってみました。(光学10倍、デジタル3.2倍)


こっちも換毛期なので毛が茶色いです。


クリックするとアザラシ部分の拡大画像が出ます。

一番手前の群れの右奥にいた群れです。


クリックするとアザラシ部分の拡大画像が出ます。

さらにもう一群がかなり離れたところにいました。

 


ちなみに望遠を使わないとこんな感じに写ります。(35mm換算で36mm相当)
真ん中のテトラポッドに一番近い群れがいて、その右側直線で100mくらいのところにもう一群、左側奥200~300mはなれたところにもう一群いまし た。

 今のところ特にアザラシの案内板や案内所があるわけではないので、よくわからなかったら先述したとおり地元の人に聞きましょう。なおアザラシの越冬する 真冬時には稚内市が観察小屋を建てます。職員さんが常駐しているかはわかりませんが、そこを目指していけば到着できると思います。

とっかりセンター裏方見学ツアー

 北海道もずいぶん暖かくなり、流氷もはるかかなたに去りました。そんなころ何気なくとっかりセンターの公式サイトを眺めていると、連休中に裏方見学ツ アーなるものを行うと書いてありました。そろそろ紋別にも行きたいと思ってた頃ですし、連休を使って思い切っていくことにしました。
 早速とっかりセンターに電話をして裏方ツアーの予約をします。が、営業時間内にもかかわらず電話がなかなかつながりません。いや、回線が混んでいるわけ ではなく留守 番電話になるんですね。おそらく、ですが職員さんの数も少ないですし、この春先というのはアザラシの出産シーズンで親とはぐれた赤ん坊アザラシ の世話とかで忙しくて電話をなかなか取れないときがあるのかもしれませんね。何回か電話をして無事予約することが出来ました。職員さんが電話に出られなく てもそんな事情があるのかもしれませんので、怒らないでくださいね。
 そうそう、今回からはもっときれいに写真を撮りたい、動画も撮りたいと思い新しく購入したカメラで撮影しております。

 

とっかりセンター裏方見学ツアー 
 裏方見学ツアーに参加するため私は予約をして行ったのですが(センターのサイトに は電話で予約をしてくださいとあったので…)、定員には達していなかったようで、当日館内放送で参加者を募っていました。裏方見学ツアーを紹介するために 地元のテレビと新聞も来ていたようです。
 さて館内放送に応じてわらわらと家族連れなども加わり、裏方ツアーのはじまりです。まずはアザラシ達の餌の保存用冷凍庫の見学です。ぎっしりホッケが山 積みになっていま した。次はその餌用ホッケの解凍用のスペースです。解凍といっても普通に水道水で解かしているのですけどね(^^;
?次は靴を消毒してアザラシの治療用の建物の見学です。治療用といっても今の季節はほとんど親とはぐれた赤ちゃんアザラシの保護用スペースに なっていました。保護されている赤ちゃんアザラシは数頭いました。ぐったりしてまったく動けないほど弱っている赤ちゃんアザラシもいれば、狭い治療用ス ペースから脱走を企てるほど回復したもの赤ちゃんもいました。このアザラシたちは元気になったら海に帰されるそうです。全員が無事に海に帰っていけば良い ですね。そうそう、帰る際にこの保護された赤ちゃんアザラシ達の名前を募集していたのでマリモという名前を投稿し帰ってきました。(採用されませんでした が (^^;

この保護された赤ちゃんは治療用プールのある建物から脱走して解説・給餌広場まで一人で来られるほど元気になりました。


脱走した後、コンクリートの上で寝てしまうあたりがまだ赤ん坊ですね。


大量の冷凍ホッケが貯蔵してある冷凍庫。
もちろんアザラシの餌用。


解凍済みの本日の餌用のホッケ。


保護された赤ちゃんアザラシ。この子も元気になって
柵をカリカリしていました。


アザラシの赤ちゃんは目が大きいですよね。


右上の写真と同じ子です。元気そうでガーガー鳴いていました。


治療用プールにいた大人アザラシです。

 


右上と同じアザラシの写真です


職員さん手作りのアザラシ紹介パネル

 先回の冬に行った際、カメラがしょぼかったせいか、きれいに撮影することができなく歯噛みをしたものの一つに、センターの職員さん手作 りの一人一人のアザラシの写真と名前にちょっとした個性・特徴を書いたパネルがありました。これが一体一体、特徴を抑えていて非常に面白く素晴らしい出来 な のです。このパネルで個性を覚えて給餌・解説の際に一頭一頭様子を見るのが私は好きです。今回カメラを新調しちゃんと撮影できたのですこぶるうれしいです。


オスアザラシの紹介パネル。

こっちはメスアザラシの紹介パネル。


アゴヒゲアザラシの紹介パネル

 

 

 

アザラシは発情期&換毛期

 アザラシは現在発情期に入っていて、オスはガーガー鳴いてうるさく活動も活発な、一方、メスは餌もとらず動きが緩慢に なっていました(某コムケを除いて)そのせいかメスアザラシは日向ぼっこをしていて、眠そうな顔を したのがたくさんいました。
 またアザラシは毛代わりのシーズンです。古い毛が抜け新しい毛が生えてくるのですが、古い毛のゴマフアザラシは茶色っぽい色をしていました。これが抜け 再びきれいな灰色の毛が生えゴマフ模様に戻るみたいです。プールには古い毛がたくさん漂っていました。

メスのアザラシは繁殖期でゴロゴロ寝ている子がたくさんいました。


居眠りしているうちに毛が乾きました。


上のヒロがいい表情。下の子(名前失念)の前肢の開き具合も絶妙。


眠そうな顔をしているヒロです。
前肢を下の子に乗っけて下の子がグオッとしているのも良いですね。

 

アザラシの解説・給餌タイム

 今回はデジカメを新調し動画を撮ることが出来るようになったので、給餌・解説の様子を動画で紹介しましょう。メスは繁 殖期であまりやる気がないようなので(某コムケをのぞいて)、オスのアザラシの給餌・解説の様子を フルタイムで紹介します。ある意味ネタばれなので、実際にとっかりセンターに行って見るんだ!という方は見ないでくださいね(^^;


動画(22.8MB)

オスのゴマフアザラシの給餌風景


動画(1.6MB)

メスのアザラシはあまり出てきませんでした。
(某コムケをのぞいて)
恋煩い(繁殖期)で魚ものどを通らないほどです(^^)


動画(2.0MB)

隙あらば職員さんが持っている魚を
奪うアザラシもいます((某コムケですが)


動画(2.3MB)

同じくメスアザラシの給餌風景


動画(910KB)

解説の終わりにはバイバイをしてお別れです。

 


オスの給餌を柵の間に鼻を突っ込んで
じーっと見守るメスゴマフ。

 

ゴマフアザラシ。表情があって素敵な訪問になりました。