管理人半不在のお知らせ

秋の夕日はつるべ落とし。あっという間に夜がやってくる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は27日の金曜日に焼尻島に渡り野生のゴマフアザラシを見てきました。この間行った天売島よりも近くにアザラシがいました。といってもアザラシまで100mくらいはあったかなぁ。
昨日28日はおたる水族館に行ってきました。ゴマフ・ゼニガタアザラシの主力たちは冬プールに移動していてアザラシプールはちょっと寂しかったです。
今回の焼尻島とおたる水族館の訪問の様子はサイトに載せたいと思っております。
そして明日10月30日(月)から所用で阿寒湖方面に行ってきます。帰宅の日ははっきりとは決めておりませんが今週一杯は不在になる予定です。隙あらば週末の連休あたりに紋別のとっかりセンターまで行こうかなと思っていますがどうなるか…。
出張先でもインターネットには接続すると思いますが、掲示板・メールの返信などは遅れが生じると思います。申し訳ないです。

今期営業最後~初冬のおたる水族館 2006年10月28日

おたる水族館が冬期休業にはいる前に今年度最後の訪問に行ってきました。といってもこのページを作っている現在は訪問から4ヶ月くらい経っていまして、記憶があやふやな部分もございますがご了承ください(^^;

まずは屋内のネズミイルカとゴマフアザラシの混合飼育プール「ネズミイルカとゴマフアザラシのほのぼのプール」から紹介します。


今回の入館で一番驚いたのが、こういった掲示形式の展示物が充実していたこと。その掲示も、思わず見入ってしまうような質が高いものばかり。さすがおたる水族館。
この展示物にはネズミイルカのジロキチが最高齢ということとゴマフのたまこが静岡のあわしまマリンパークにお嫁に行ったことが書いてあります。

ほのぼのプールに暮らすゴマフアザラシとネズミイルカの生態の
説明です。これも今回の訪問で始めて見ました。

 

アザラシの分類についての掲示です。

 

食べ物についての掲示。
おたるのアザラシはホッケとイカナゴを食べているそうです。

 

イルカとアザラシの泳ぎ方の違いについて。
振り返ればイルカとアザラシが一緒に泳いでいるので
すぐに実際の泳ぎ方と比べることができます。

 

プールに住んでいるゴマフ。
ほのぼのプールに住んでいるゴマフは若いアザラシが多いです。

 

プールの底に沈んでいるアザラシ。
イルカのほうは常に泳ぎまわっていてゴマフはこのように沈んだり浮上したりと気ままに生きていました。

 
この写真のゴマフもたまに息を吸うために浮上していました。

動画(3.74MB)

じゃれあうアザラシたち。
館内が暗く写真がぶれていますがご容赦ください。

続いて屋外に出てアザラシの主力部隊が暮らす海獣公園へ。海獣公園はすっかり冬支度が終わっており、ほとんどのアザラシたちは越冬用のプールに引っ越していました。

 

 


動画(657KB)

誰かわかりませんがワモンアザラシ。
体の模様がえらい事になっていました。

 

すごい模様ですよね…。
ワモンのちゃんとした?模様はこちら。

 

ワモルも真っ黒になっていました。

 

ワモンアザラシの名前板。
以前に比べ頭数が減っていました。
バックヤードとかにいるのかな?

 

ワモンの隣プールは夏に行ったときはオタリアプールでしたが、今回の訪問時は年老いたアザラシが暮らすプールになっていました。掲示板に「冬に」とあるので夏になったらまた移動するのでしょう。

 

お年寄りアザラシは背中に藻が生えるくらい
のんびり暮らしていました。

 

動画(1.2MB)

お年寄りアザラシたち。

 

お年寄りゴマフの背中。藻がびっしりと生えています。
毎日↑の写真位まで水につかっているのでしょう。

 

動画(582KB)
越冬用プール。あまりお客さんが来ないのか
不意の訪問者にばしゃばしゃ騒いでいました。

次はクラカケアザラシのプールです。クラ カケは日本ではおたる(2006年10月現在)でのみ飼育されている珍しい種類のアザラシです。名前にあるように体の表面に鞍を掛けたような模様がでるの でこの名前があります。メスよりオスのほうが模様ははっきりしているそうで、さらに子供のうちはあまりクラカケ模様が目立たないといいます。
おたるで飼育しているのは2頭のメスの子供。ですのであまり模様が目立たないと思いますが、それでもだいぶ模様がはっきりしていました。

 


動画(1.79MB)

クラカケアザラシ
プールが暗くて泳ぎ回るのでぶれている写真ばっかりでした(^^;

 

クラカケは不思議な模様です。

 

ゴマフやゼニガタの模様が保護色になるというのはまだわかるのですが、このクラカケの模様はどうしてこのような模様になったのでしょうか?不思議です。この模様によって海や流氷の上で目立たなくなるとは思えないし…。うーん。

 

陸に上がったクラカケアザラシ。
二頭のうち一頭は今は亡きひろおで保護されたクララ。
もう一頭は釧路動物園で保護されたクラリス。
どっちがどっちかはわかりません(^^;

 

この写真はどっちかな?
クララはお腹に傷があったので実際に見れば
見分けることができるかも。
傷のほうはだいぶ目立たなくなってきていたようですが。

次はいつもの海獣公園。アザラシたちも大半が越冬用プールに引っ越していて静かになっていました。


海獣公園。静かで物寂しい雰囲気の秋のプール。

 

いつぞや野生のアザラシを見かけた海獣公園裏の海岸。

 

海獣公園もずいぶん展示が増えていました。
喜ばしいことです。

 

こちらもアザラシの名前や性格を書いた展示物。
以前このサイトで「おたるも飼育しているアザラシの名前を知りたい」などと生意気なことを抜かしたことがありました。その後、ちょうどタイミング良く、おたる水族館が展示物に力入れはじめ、このような名前や性格を載せた掲示が増えてきて気づきました。
それはおたるは飼育しているアザラシの数が多すぎて、私に見分けることは無理です。名前とかあっても誰が誰やらわかりません、生意気なことを書いてごめんなさい。
でもアザラシの個性などの掲示を見るのは楽しいです、マニアにとっては。

 

釧路からゼニガタがやってきて、さらに数が増えたようです。
見分けるコツも書いてありますが、難しい…(^^;
全頭見分けている職員さんは尊敬します。

 

越冬用プールに引っ越したお知らせ。
このお知らせと書いてあるやつは、
流木にマジックでアザラシの体を書いてあるのですね。
上手ですし、良いセンスだと思います。

 

こっちは保護されたアザラシの名前板。

 

アザラシのリハビリに必要なもの。
食べ物や薬やミルク等に加え一番右上の写真に
「もっとも大事なもの 体力・折れない心・深い愛情」
とあります。アザラシをたくさん保護して育てているおたる水族館だけに重みのある言葉です。

 

子供プールはまだアザラシが残っていました。
彼はゴマフアザラシの子供ですね。

 

動画(2.36MB)

こんな目で見られたら餌を与えたくなります。
二頭ともゴマフの子供です

 

ゼニガタの子供も一緒に暮らしています。

 

ゼニガタアザラシ。
真っ黒な体に白い眉毛が映えてかっこいい。

次はアザラシ以外の展示。

 


動画(747KB)

特別展示では生物と料理の展示をしていました。
写真はアメフラシと和え物の展示。
水族館で飼育動物を食べ物として展示するのは斬新な視線かもしれません。

こちらはニンジンにたかるウニの子供。
ウニがニンジンを食べるとは知らなかったなぁ。

 

おたる水族館正門。
この後、半年近い冬期休業に入ります。
お客さんは入らなくても飼育動物の世話のために
職員さんは働いていると思います。
今年もワモンの赤ちゃん生まれるかな?

2007年2月15日作成

焼尻島の岩場に上陸するゴマフアザラシ 2006年10月27日

*焼尻島の簡単な地図をこのページ最下部に掲載しております。ページ内の文章に出てくる地名の位置はそちらを参照にしてください。

北海道西部・日本海にある焼尻島は野生ゴマフアザラシの越冬地としてアザラシマニアの間では知られているかもしれない島です。ここのゴマフアザラシは越冬 のために島には晩秋にやってきて春先に北に帰るのでアザラシシーズンは冬なのですが、近年では島に一年中居座るアザラシもいることが指摘されております。 またアザラシ たちが魚を食ったり、網を破ったりするなど漁業被害も出ています。5kmほど西にある天売島も同様にアザラシの越冬地でして、焼尻島と同じ問題を抱えています。

1年中居座ってるとしたらいつ行ってもアザラシがいるはずですが、やはり越冬アザラシのシーズンは冬です。そこで2006年10月27日に、そろそろ越冬アザラシどもが島に来たかなという思い と、真冬の訪問は天気も辛いし島内での移動に自転車が使えなくなるしという思いで焼尻島に行ってきました。焼尻島で は前述したようにアザラ シが漁業被害を出しています。よって被害を受けている漁師さんがいらっしゃるわけで、私も厳粛な面持ちで焼尻島に向かいます。漁師さんにとっては害獣を見に来 る観光客なわけですから。

焼尻島へは北海道本土の羽幌町からフェリーに乗って向かいます。(焼尻島も行政的には羽幌町に属します。)10月~4月は島へのフェリーは1日1便、午前9時発です。これに乗るためにまだ暗い午前5時半に札幌を出発。札幌~羽幌町は180kmほど。
羽幌のフェリー乗り場には8時半頃に到着。車は北海道に置いていき、車に積んできた折り畳み自転車を引っ張り出し、こいつで焼尻島内の移動をする予定で す。羽幌港発は定時の9時。焼尻島まで55分の航海です。運賃は2等で片道1530円。(私は学割で1200円ほどで乗りました。)


まだ暗いうちに札幌を出発します。時刻は午前5:30。
日が短くなったものです。写真は私が通った自動車学校の前で。

羽幌のフェリーターミナルにあったトドの剥製生首。
普通に展示していますが冷静に見るとすごい展示の仕方かも(^^;

天売島・焼尻島へのフェリー「おろろん2」
一ヶ月前に天売島に渡ったときもお世話になりました。

 


徐々に島が見えてきます。右が今回の目的の焼尻島。
左奥は先日行った天売島。

焼尻島のフェリーターミナル。
小型にして天売島と同型です。

焼尻島に上陸。
焼尻島は暑寒別天売焼尻国定公園に指定されています。

島に着き早速自転車を組み立てます。この日は日帰りの予定できています。フェリーは羽幌港→→→焼尻島→天売島→焼尻島→→→羽幌港という順に航海します。つまりフェリーが焼尻島から天売島に行って引き返してくるまでが私の勝負。持 ち時間は2時間25分。この間にアザラシを見つけないとここまで来た意味がありません。

まずは動き出す前に港付近でアザラシ情報収集を、と 思ったのですが、この日は観光シーズンを外れているせいかお土産屋さんも観光案内所も閉まっていました。港付近には漁師さんがいっぱいいましたが、アザラ シが漁業被害を出しているこの島の漁師さんに「アザラシを見に来ました。どこにいるのですか?」と聞くのも気が引けたので素通りします。
仕方が無いので事前に調べておいた「南部の焼尻島灯台付近で見られるかも」という情報を元に島南部に自転車で向かいます。

港から焼尻島灯台までは距離が近く断崖の上を自転車で走ること10分くらいです。距離はそれほどでもないのですが、この付近は海岸に岩礁が続き、アザラ シがいそうな岩礁がずっと続きます。自転車で少し走って、草むらに分け入り、断崖の上から岩礁を双眼鏡で一つ一つ見ながら進んでいく、という作業の繰り返 しです。これは時間がかかり、正直なところかなり焦りました。これほどアザラシが転がっていそうな岩礁が続いているとは思いませんでした。
地図を片手に焼尻島灯台付近をうろうろします。焼尻島灯台の西部にはサフォーク種の羊の牧場が広がっています。


焼尻島特産の羊。食肉用。
超高級食材です。

焼尻島の道。牧場までは2車線の道路が整備されていましたが、牧場から先はほぼ無人地帯。道も細くなります。

その辺をうろうろしていると、妙な訪問者 が気になったのか牧場の職員さんが話しかけてきてくださいました。こちらも「人を探して情報を聞かないと埒が明かないなぁ」と思っていたところなので非常 にありがたいです。アザラシを見に来たことを告げるといろいろ情報をくださいました。
岩礁はたくさんあるがアザラシは特定の岩礁でよく見かけるとのこと。その岩礁がよく見える断崖への行き方も教えてくださいました。ちょっとわ かりにくいがなんとなく踏み跡がついているそうですし、見たところ焼尻の海沿いの崖に生えている草の丈は低いようなので根性を出せばなんとかなるでしょ う。
他に聞いたアザラシ情報は、やはりこの季節よりも冬の方がよく見かけることと、昼間は岩礁に上って昼寝をしていること。

牧場の職員さんは「この季節に観光とはご苦労なことだね」とちょっと笑っていました。そういえばこの日、観光客は全く見かけませんでした。平日だから仕方ないかな。職員さんにお礼を言って早速、件の岩礁がよく見える断崖の上まで移動です。

断崖の先端は道から少し離れているので自転車を道に置き、軽い藪のなかへ徒歩でわけ入ります。藪の中はサンダル、ハイヒール等で歩くのは不可。スニーカーも 辛いかも。私は履き潰した軽いトレッキングシューズのようなもので行きました。ソールが磨り減っていたので、笹や茅のような草ですべり怖かったです。


道路から見た焼尻島灯台。

藪の中への突入口はわかりにくいです。
ここは突入口1。道路の海側の脇がわずかながらアスファルトで舗装されているのが目印です。

突入口1付近。自転車を止めているあたりから藪に入ります。

左写真とは逆方向。
道路のカーブと写真左側の青い屋根の倉庫?が目印。

突入口2
道路の海側に立っている2本の電柱(ワイヤー付き)の間に踏み跡がついています。もっとも突入口1と2は数十mしか離れていないですからどっちから入ってもあまり変わりはありません。まぁこの辺から入ってね、ということで(^^)

藪の中で管理人の足元を写してみました。
10月で膝から腿くらいまで草が当たったかな。
私は身長があるのでこのくらいで済みましたが、
女性や子供はもうちっと辛いかも。
なおこの時は焼尻島では毒毛虫が大量発生中でした。訪問される方はその辺も十分にご注意を。

断崖から焼尻島灯台方面の写真。この写真を撮っている管理人の背後はすぐ断崖です。
電柱が立っているあたりが道路。道路まで50~100mくらい。

崖の上に出ると岩礁がよく見えました。アザラシのほうは…肉眼でも転がっているのが確認できました!このアザラシを見つける瞬間が野生アザラシウォッチングの醍醐味ですね(^^)

肉眼でも確認できるので先日の天売島よりかなり近い場所に転がっています。とはいえアザラシまでは100~150mほど。ゴマ粒程度にしか見えないので ここでは双眼鏡は必須ですね。双眼鏡で確認すると6頭のゴマフアザラシが手前に転がり、その少し奥にさらに1頭転がっていました。


中央の岩礁がアザラシがよく上陸しているらしい岩礁。
断崖から最も直線距離の短い所で撮影するともろに逆光でした…。

 


動画(1.44MB)
アザラシが転がっていました!
中央に6頭写っています。が、逆光なのでまともに写りません。光の向きを考え断崖の上を右往左往します。
アザラシは転がっているだけなのであまり動きの無い動画です。

大きな写真(280KB)
右往左往した結果。アザラシはちょっと遠くなりました。(サイトに載せる写真は切り抜きや縮小をしまくるので影響は出にくいのですが(^^;)

大きな写真(226KB)
中央下に6頭が中央上に1頭が写っています。

アザラシ部分を切り抜きました。天売島よりだいぶまともな写真が撮れてよかったです。でも良いカメラはほしいなぁ…。


動画(637KB)
アザラシのいる岩礁。撮影している断崖の上には柵等はありません。人はほとんど来ないので落っこちたら助からないでしょう。
アザラシはやはり寝ているだけなので…今回は動画が不発です。

 


アザラシ岩礁とは別方向の写真。
標高が高いので見晴らしが良いです。

 


このように沿岸に岩礁はたくさんあるのですが、アザラシがいるのは上記の写真を撮った岩礁のみでした。上記岩礁には彼らの居心地の良さを決める何かがあるのでしょうね。

この日の滞在時間は冒頭にも書いた通りわずか2時間25分。残り約一時間ほどです。断崖から道路に戻り、島を見るべく自転車を漕ぎます。


距離は遠いものの道路からもアザラシのいる岩礁が見えました。
断崖に接近するのが困難な場合、道路上からの観察も可能です。

道路上からアザラシを見るとこんな具合です。
右上の1頭だけ離れているやつが好き。

同じく道路上からアザラシの群れを撮ってみました。

焼尻島はこの写真のように岩礁がたくさんあり、
どの岩にアザラシがいるのかわからないとアザラシ見物には苦労することうけあいです。このページがアザラシ見物の一助になればよいのですが。

焼尻島の景観。雄大な景色です。
左奥の島は天売島。

島を一周する道路。
時間の都合で島一周はしなかったのですが、
かなりの激坂な予感…(^^;

少し島の内部に入ってみました。
羊の牧場(牧草地?)が広がって
その奥には林がありました。

この林が焼尻島で有名なオンコなのでしょうか。
広葉樹も混じってたし遠かったのでよくわかりません。
アザラシ以外にはあまり興味を持たない管理人(^^;)

海岸沿いの空き地に止めて自転車を撮影。
思えばこのような理由で私の元にやってきた彼です。まさしく本領発揮。彼がいなければ2時間で焼尻のアザラシを見つけて帰ることはできなかったでしょう。感謝。DAHON社BOARDWALK D-7。安いモデルですがよく走ります。

港に戻りフェリーへ。わずかな滞在でしたが
最低限の目的は果たせたかなという気持ちです。
また行きたいなぁ。

フェリー上からアザラシのいた岩礁方向を望みます。
今度はゆっくり来たいですが果たして願いはかなうのか…。

本日のお供。
日帰りなので身軽身軽。
かばんには財布と双眼鏡とデジカメと予備の電池とスタンプ押印用ノートくらいしかはいってないです。

駆け足な訪問でしたがひとまずアザラシを見ることができて満足です。ただ島の東側と南側の一部しか回っていないので他のとこにもアザラシがいたかもしれないです。

それからここで紹介したアザラシの観察場所は断崖の上でうっかり落ちると死ぬかもしれません。その辺のところは十分に留意してください。落っこちても私は知りません(^0^)


アザラシ猟の映像を見た人々の反応

以前紹介したpya!というサイトで環境保護団体IFAWが作成したアザラシ猟に関する映像が投稿されました。映像にはアザラシが狩られる様子が写っています。結構キツイ映像なのでご覧になる方はそれなりの覚悟を(ただしこの映像が中立的に撮られているかはpya!内でも議論されています。)
今エントリーではアザラシ猟の是非・あるいは映像そのものについては脇に置いておいてそのビデオを見た人々の反応が興味深いので取り上げたいと思います。
映像及びそれを見た人々のディスカッションはこちらから見られます。
映像を見て投稿された意見を見ると「アザラシかわいそう、猟を止めろ」という意見は少数派のようです。
ピックアップ(多くの人に指示されている)されている投稿は以下のもの。(2006年10月26日現在)
「非常にショッキングな映像ですが、実際アザラシを必要としている人間がいる事も事実であって、その為に犠牲になるアザラシがいる事も事実。新鮮な魚をさばく時は生きたままさばきますよね?それは、よりおいしく魚を食べる為で我々人間が望んでしている事。私は人間が食物連鎖の頂点だとは思いませんが人間の糧になる動植物達を、残さず粗末にせず少しでも感謝の気持で接すれば彼らに対する償いにもなるのではないでしょうか。 」
この意見には私も賛成です。
そしてもう一つのピックアップされている投稿が
「環境保護団体が作るものは全部こんなもの。全体の一部、特に見る人の同情や反感を買いそうな部分のみを編集しています。見たことは無いが、捕鯨調査の船にも某環境保護団体の船が立ち入って取材をし、取材中は愛想よく振舞って見せてカメラをまわし、編集する時はクジラを捕らえる瞬間や解体している部分だけになっていたらしい。今回も同じようなものと予想できる。これが全部と考えるのはとても危険ですよ? 」
この投稿が今回の映像に当てはまるかはともかく、この意見が支持されている状況を見ると、かなり多くの方が環境保護団体を胡散臭く感じているのでしょうか。この他にも環境保護団体を胡散臭く感じている意見もちらほら見られます。私も自然保護団体を全面的に支持するのは危険だと思います。
アザラシ猟に関してもなるべく中立な視点で冷静に見ていきたいと思います。
参考)
管理人のアザラシ猟そのものに関する考えはアザラシ掲示板140番、171番以降のスレッド、及びここの過去のエントリーに書いてあります。
在日ノルウェー大使館内「ノルウェー内におけるアザラシ猟」より。(上記動画はカナダで撮影されたもののようです)

「アザラシは、速やかに痛みを伴わない方法で殺すことが規定されています。猟の道具で許可されているのは、ライフル銃と特別なかぎざおのみです。成長したアザラシはライフルで、子アザラシはライフルまたはかぎざおを用いて殺します。かぎざおによる猟は原始的に見えますが、動物を速やかに殺すには最も適しています。また、親から独立していない子アザラシを殺すことは、法律で禁止されています。
生きているアザラシの皮を剥いでいるかに思える映像を見ることありますが、実際にはアザラシは死んでいます。アザラシの場合は特に動物の死後に見られる筋肉の痙攣が長時間におよびます。これはアザラシが水中で過ごす時間が長いために、血液中に多量の酸素を含んでいることが理由です。(酸素の吸入が途絶えても筋肉が機能することがあります。)
アザラシ猟が解禁になる前に、猟師は毎年ライフル銃の訓練と試験を受ける必要があります。船には、獣医もしくは同等の資格を持つ監督官が乗船し、漁業当局に報告します。」

親父が退職していました!

今回はとても個人的な話で、話題は「父の退職」です。
私の父・強はこの写真の目のモデルの昭和24年産まれ・今年57歳の男です。
その父が退職していたことが先日発覚しました。私は先月、故郷の両親が住む新潟に行っていたわけなのですが、親父とビールの缶を調子よく空けていると親父がさらっと言いました。
「実はさ、父さん退職したから。」

私としてはまだ学生の身分ですし、青天の霹靂な発言ですが、ビールの酔いのせいか、まぁそんなこともあるかなというもんです。私が北海道に渡って久しく、近年の故郷の事情に疎いこと、私自身が適当に生きていたことも動揺しなかった理由かもしれません。我が父は定年退職までは数年残っているようですが、母ともそれなりの話をして退職を決めたようですし、母が同意したなら私も異議は無いです。

私の残り半年の学生生活くらいは何とかなるでしょうし。

父の退職には私の就職が決まったことも影響があるのでしょう。私は2006年4月の段階で大学院からさらに進学し研究・勉強を続けるか、就職するか迷っていました。その時点で父は大学院に残るなら学費や生活費の面で心配することはないから好きなほうを選べと言ってくれていました。結果的に私は就職を選び、7月初旬には無事就職先も決まりました。

父には第一志望就職先から内々定が出るまで私から就職活動の状況について話すことはありませんでした。が、電話で最終的に就職先が決まり父に伝えたとき彼は非常に喜んでいたと、後に母から聞きました。

父の職業は、(失礼ながら)子供の目から見ると、父の性格に合っているとは思えませんでした。父は悪く言うと短気な性格、良く言うと一本気な性格だと思いますが、父の会社はいわゆる客商売のサービス業。筋が通っていなくてもお客様に頭を下げる場面もあったのでしょう。母・兄・私を今まで養ってくれてほんとにお疲れ様でした、という気分です。さだまさしの「退職の日」を送りたい気分ですよ(父は戦後生まれですが)

そんなしんみりした気分だったのですが、父は退職の後、農業をやっている母の実家(新潟県魚沼地方の某市)に行って農業やキノコ採り・栽培に励んでいる様子。来年は山菜採りもやるそうな。父自身「農業助手」という肩書きを自称し私にも日々の生活の楽しそうなメールを送ってきます。退職後の日々が充実しているのは結構なことですが、なんか上記のさだ様の歌のイメージとはかけ離れているなー。

一方、父の次男の私は来年からネクタイを締めて新社会人です。背格好も父とほぼ一緒なので、父の会社勤務時代のネクタイやワイシャツ・スーツを頂く一方、私からは森・湖・沼等を駆け回る際に使った作業着や長靴・胴長を父に譲ろうかなと思っています。

それにしても父からの楽しそうなメールを見るたびに私も早々と退職してコメを育てたりキノコを採ったりしたくなります。いいなぁ、キノコ。いいなぁ、椎茸のコマ打ち。
来年からは私は東京勤務。新潟での父のひよっこ農作業でも冷やかしに行こうかと思っております。

今シーズンの初雪

さて阿寒湖や紋別では氷点下になる日が出てきているようです。秋もすっかり深まってきましたね。
札幌は紅葉が始まり今週末が紅葉のピークかな?これからはあっという間に冬です。
先日お伝えしてたとおり、所用で阿寒湖に行ってきました。
で、その帰り道の28日・土曜日のことですが今シーズン初めての雪を見ました。
阿寒湖からいつも通る道(国道274号・日勝峠)で帰るのはつまらんと思い、
一本北の峠(国道39号・石北峠)を越えて帰ろうとしていました。
が、石北峠は積雪のため夏タイヤで通行が禁止。私の車はまだ夏タイヤです。
仕方ないのでもう一本北の峠(旭川紋別自動車道・北見峠)に迂回して札幌に戻ってきました。
で、その北見峠も頂上では思いっきり雪が降っていました。
まだ道路が凍結している雰囲気ではなかったのですが、あまり良い気分ではありません。
雪のほうもまだまだ本格シーズンではなくて紅葉の上に雪がうっすら積もる程度の雪景色でしたが。
もう冬がそこまで来ていますね。
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↑北見峠の山頂で。あんまり雪が写っていなくて残念。