明日、北海道を離れます

永遠に続くかのように思っていた北海道生活も明日で終わります。

明朝のフェリーで本州に渡ります。小樽から新潟に渡り、2~3日後、関東に向かいます。

私は7年間北海道にいたわけですが、振り返ってみても長かったような短かったような気分です。北海道に来た頃はまだ十代だったのがちょっと信じられません。北海道に来る以前の生活は霞がかかったようにはるかに前のように感じます。本州の夏に耐えられるのかな、自分。

何はともあれ十代~二十代半ばを北海道で過ごせたことは幸福なことだったと思います。いろいろな人に出会うことができましたし、いろいろなことを経験しました。

 

さて近況は、引越し・両親が来たのでそのもてなし・卒業式・別れの宴・諸雑用等で今日までばたばたしていました。今日は区役所に転居届けを出しに行ったり、道知事・札幌市長選の不在者投票を行ったり、北海道銀行の預金を全部下ろしたり、北海道の出版社の本を最後とばかり買い漁ったり、長年お世話になった学食に行ってみたり、研究室の教授・仲間に挨拶をしたりしてきました。

そうそう、私は3/17が誕生日で今年は免許の更新年。北海道で免許の更新をしておきたかったので忙しい中、手稲の運転免許センターに行ってきました。私もようやくゴールド免許を手にしました。優良ドライバーです。

 

さてさて、今後のサイトの運営についてです。
このサイトのタイトルは「北海道のアザラシたち」。管理人は北海道を離れますが、サイトは今までどおり淡々と運営します。住居は離れても年に数回は北海道に遊びに来るでしょうから、その時にまたネタを仕入れることになるでしょうし。またサイトにまとめていない北海道のアザラシネタも何個かありますので、しばらくはそれらのネタをアップできるようにがんばりたいです。今後も北海道のアザラシ情報を提供していきたいです。

関東に移った後は関東の水族館・動物園にいるアザラシを見に行くこともあるとは思いますが、今のところそれらをこのサイトで扱うつもりは無いです。気が変わって作るかもしれないけど(^^;

訪問者の皆様にとっては今までと変わりなく気長な目でサイトを訪問していただければ幸いです。

焼尻でゴマフを見てきました

最近引越し等で忙しい、気分転換をしたい、北海道の気になるアザラシ場所を見ておきたい、ということで日帰りで焼尻まで行ってきました。
詳細は例によってサイトにあげますが、作る時間があるのか自分…(^^;まぁ何ヶ月・何年掛かっても作るつもりではあります。
以下の写真は焼尻での一コマ。まだ写真の整理が終わってないので適当に選んだ写真を適当に縮小したのであまりいい写真ではないかもですが雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。
今回は70頭程度のアザラシが転がっていました。写真はその1コマです。やっぱりゴマフアザラシはいいなぁ…。このように岩場に転がってたまにボーボー泣いておりました。
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(画像の圧縮のし過ぎでかなり汚い写真ですね…。)
さて明日は大学院の卒業式。名実ともに大学という組織から抜け出ます。名残惜しい気は…あんまり無いなぁ。自分はあまり悔いの残らない大学生活を送ったと思えますし、正直なところ半ニートのような学生生活はおなか一杯な気分です。平日にアザラシ出没場所に私も出没できるのは良かったですが…。
でも最近あわただしたかったので一週間くらいは休みが欲しい。
四月からは新天地で頑張りますー。

ゴマフアザラシの大群~焼尻島礼賛~

*焼尻島の簡単な地図をこのページ最下部に掲載しております。ページ内の文章に出てくる地名の位置はそちらを参照にしてください。

北海道西部・日本海にある焼尻島は野生ゴマフアザラシの越冬地になっている島です。詳しい訪問の方法は焼尻島の紹介コーナーに譲るとして、ここでは3月22日の訪問の様子を紹介しましょう。今回はゴマフアザラシの大群を見てきました。

今回の訪問は2007年3月22日。管理人は関東で就職するために、北海道を3/27に離れる予定でしたので、今回の探訪が北海道在住時代最後の野生アザラシ探訪です。よって今回は北海道アザ ラシ生活の1つの節目と考えていたのですが、その節目は抜海でも積丹でもなく、今のところあまり知られていない(?)アザラシ生息地でかつ社会人になったらなかなか行けない離島の焼尻島にしようと思っていました。

今回もいつもの通りの強行日程。朝4時に札幌を出てその日の午前に島に渡り、午後には札幌まで戻ってきます。

出発した途端出くわすのは、がちがちに凍っ た北海道の早朝の道路。滑ることこの上なしです。管理人自身赤信号で上手く止まり損ねたり、路外に落っこちそうになったりしながらひやひやしつつ焼尻行き のフェリーが出る羽幌港を目指 します。途中で4~5台が追突している玉突き事故や路外に落っこちている車を数台見かけながら北上します。

羽幌には8時半頃到着。札幌からは4時間半くらいかかりました。先回の訪問の記録だと、先回は3時間くらいで到達していたようなので、時間はだいぶ余計にかかりました。かなり安全運転で行ったり休憩を取ったりしたのでそんなもんですね。羽幌発9時のフェリーで焼尻島に向かいます。


羽幌町市街。
日が高く上ると道の氷もだいぶ溶けてきました。

相変わらずの羽幌フェリーターミナル。


本日もフェリーオロロン2に乗り込んで焼尻島まで1時間の航海です。学割をつかえるのも最後です。

本日のお供たち。
いつものデジカメ・双眼鏡に加え手袋とマフラーを持ってきました。

段々近づいてくる天売島(左)と焼尻島(右)

わかりにくい写真ですが北方には利尻島が見えていました。
残念ながら利尻富士上部には雲が掛かっていましたが…。

波も低く、穏やかな航海でした。徐々に焼尻島が近づいてきます。


先回の訪問でアザラシを見つけた灯台ふもとの岩礁近辺。
ご覧のとおりまだうっすらと雪がある焼尻島です。

大きな画像(234KB)
左の写真と同じ岩礁な訳ですが…
向かって右側の岩の根元にアザラシっぽいものが転がっているような…。大きい写真をご覧頂くと確認できます。フェリーからでもアザラシが確認できるのかも。

半年ぶりに焼尻港へ入港です。

焼尻資料館。かつて北海道の沿岸がニシン漁で賑わった頃に建てられた小納家の建物を利用しています。資料館が開いているのは5月~8月末なのでこの日は思いっきりしまっていました。冬に開けてたら一日にお客さんが0ということもありえるでしょうからねぇ(^^;

焼尻郵便局。
郵便局は北海道の地方でもあります。
焼尻にもATMがあります。地方へ旅行に行く際、この郵便局のネットワークの強靭さは頼りになります。

本日も日帰りの予定。焼尻滞在時間は船が焼尻の先の天売島にいって引き返してくるまでの約二時間。
ですが先回の訪問でアザラシのいる場所は目星がついているので、焦ることなくぷらぷら歩きます。

天気は快晴。道路も広くて誰も通りません。
風も凪いで穏やかな焼尻島です。

さて先回の訪問で目星をつけておいたアザラシ観察場所に分け入ります。先回は草が多くて大変でしたがその辺は冬の間にうまい具合に枯れています。写真にも写っていますが、こんな小さな島でもやぶの中には投棄された大型家電があったりして複雑な気分になります。

お待たせいたしました。以下からは焼尻のアザラシ達の登場です。今回は大群ですよっ。ごゆっくりどうぞ~。


まずは遠目にアザラシが転がる岩礁。アザラシは岩礁内でも3箇所くらいに別れて群れになって転がっていました。

こんな具合に岩礁の浅瀬に転がっています。

こっちにも。ざっと数えたら上陸しているので70~80頭。
泳いでいるのもいたので100頭近くはいたように思います。

動画(2.03MB)

今回焼尻で見たアザラシはみんなゴマフアザラシでした。

気持ちよさそうに転がっていました。
飼育されていない天然者の彼らなりに天敵に襲われたりとか魚がなかなか獲れなかったりと悩みもあるのでしょうが、岩場に転がっている姿を見ると羨ましくなるのも事実。

動画(582KB)

動画にはほとんど風の音しか入っていませんが、たまにボーボー鳴く声が聞こえてきました。

半分水に沈んでいるやつもいれば前足をパタパタ振っているやつもいればカメラ目線のやつもいます。

動画(2.19MB)

見つめてくるアザラシたち。
不意の訪問者が珍しかったのかな?

ゴマだらけ。
日本にもこんな場所があるのです。海外に自然風景・動物を見に行くのもよいですが、日本の自然も実はなかなかの物です。
日本人には知られていないですが(^^;

岩場の上のゴマフは毛が乾いてふかふかに見えます。毛代わりにはちょっと早いので、毛は薄汚れているのが多かったです。

動画(2.55MB)

海の上のぽつぽつは泳ぐゴマフ達。
日向ぼっこしているやつらの他にも泳いでいるのがずいぶんいました。

焼尻島周囲の海岸はほぼすべて岩場なのですが、アザラシが上陸しているのは特定の岩場のようです。居心地のよさがあるのでしょうね。

手前の岩場がアザラシの横たわる岩礁。
奥に横たわるのは北海道。この岩礁は島の南岸です。

アザラシ岩礁付近に立つ灯台です。

アザラシを見た崖の上ではいたるところにふきのとうが顔を出していました。気温はまだまだ低いのですが、南向きの開けた崖の上なのでふきのとうも早く芽を出すのでしょう。春です。

名残惜しいものの、引越し、大学院の卒業等の用事が札幌に山積みでしたので北海道に引き返します。港に向かいます。


焼尻島遠景。
ちょうど北海道行きのフェリーが近づいてきました。

フェリーおろろん2。島の生活を支えるフェリーです。
冬期の焼尻島・天売島は一日に一往復、この船が北海道から生活物資を運んできます。文字通り命綱な船。

焼尻島岸壁。お客さんは少なかったです。
焼尻島の人口は300人ほどですから、冬の平日はひっそりとしています。

焼尻島のフェリーターミナル。


暑寒別天売焼尻国定公園・焼尻島。
看板の下の橇がいいですね。

動画(919KB)

船の上からアザラシが転がっていた岩礁方向。

焼尻島の大きな魅力はアザラシの数が多いことはもちろんですが、抜海に比べ観光客が行きづらい場所なので静かにアザラシを独占できることです。今回の 訪問も島の人が一人いた他は私ひとりしかアザラシを見ているのはいませんでした。あと抜海はテトラポッド等の人工的な建造物にアザラシが住み着いているの ですが焼尻は天然の岩礁の上に転がっています。その辺も好きなところです。(逆に焼尻より抜海のほうがいいと思うところは、アザラシが近い、遭遇の確実 性も高い、利尻富士をバックに転がるアザラシを見ることができる、といったところでしょうか)

今回の焼尻訪問は3月末でしたが、天気は快晴、波は凪ぎ、風も穏やかでのんびり転がっているアザラシを見ることができました。北海道アザラシ生活の最後 に良い天気で見ることができてよかったです。アザラシ神からの恵みでしょうか。北海道にはまた行くつもりでいますが、次はぜひとも泊まりで焼尻に行きたいですね。


北海道の道の駅制覇認定証を手に入れました

北海道の道の駅のスタンプをスタンプ帳に押したら頂ける
認定証を頂きました。ちゃんと自分の手で運転して全駅回ってきました。何か現代版のお遍路さんみたいですが感慨深いです。
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頂いたのは2006年度のものでして、今年は一年掛からずに周ることが出来ました。昨年の7月まで就職活動でほとんど道内を回っていなかったので実質8ヶ月くらいかな。
アザラシを見に行ったり、調査に行ったり、本州まで陸走で行ったりするついでにスタンプを押し捲りました。スタンプを押すために用も無い道の駅に行ったりしていました。
西興部村とか福島町とか厚沢部町等、失礼ながら道の駅スタンプラリーが無ければ一生寄ることも無かったかもしれない町村にも行けたのは良かったです。
おかげで北海道本土の全ての176市町村を通り、その空気を吸う事も出来ました。北海道全180市町村に行くことを目標にしていたのですが、離島の奥尻町・利尻富士町・利尻町が残ってしまいました(離島の礼文町はいったことがある)。今後の人生の楽しみにしておきます。

北海道生活もあと一週間

北海道に住んでいるのもあと一週間。それに伴い引越しやいろいろな手続きでばたばたしています。サイトのネタも溜まっていますが、なかなか時間をサイト作成に割けずにいます。
近況報告です。まず最近はアザラシを見ていません。悲しきことです。先週の土曜日17日に阿寒湖を引き上げてきました。阿寒湖でお世話になった皆さんに御礼を言って、また社会人になっても関係のある世界で働くのでその件もあいさつをして阿寒湖を後にしました。学生生活最後の日の阿寒湖は晴れていて雄阿寒岳も綺麗に見えていました。阿寒湖を離れ雄阿寒岳に背を向けて車を走らせた時、学生生活も終わったなぁと実感してちょっとほろっとしました。
この日は十勝の十勝川温泉泊。宿泊先に行く前に前に北海道を離れる前に見ておきたかったばんえい競馬を見るために帯広競馬場に行ってきました。ばんえい競馬は想像以上におもしろかったです。空気の悪い、いかにもな競馬場の雰囲気も久々に味わえました。あとは子供でも歩いて追いかけながら馬を応援できる競馬も良かったです。迫力もあったなぁ。さすが北海道遺産。
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十勝川温泉もモール泉という変わった泉質で知られる温泉です。おじさんにはあんまり関係ないけど美人の湯とのこと。ここもさすが北海道遺産に指定されている温泉です。
アザラシ抜きの旅でしたが久々にゆっくりすることができる旅行でした。
今週は引越しで忙しいです。空いてる時間に大学に行きお世話になった方に送る修士の論文を製本したり、宴をしたりしていました。さらに免許の更新のために警察に行ったり住所変更のために区役所にいったりしています。

阿寒湖滞在終わり

 こんばんは。今までエクセルやワードで研究のデータをまとめて、ヘロヘロになっています。何とか仕事も終わり、これで大学での研究はひとまず区切りがついたかなー、という気分です。私自身はもう研究からは離れますが、私が用いた研究手法を用いて研究をしてみたいという方や私のデータを一部使用して論文に共著という形で投稿したいという方にも恵まれ、私が大学で築き上げたデータやノウハウが無になることがなさそうなのが嬉しいです。
 また私のようなフィールド系の研究をしていると、大学の中で同年代の人と大学関係者しかいない研究室に篭る研究分野と違い、大学の外での研究が多くなり、いろいろな方と知り合うことができ、それもよかったな思います。特に私の場合、大学の外に滞在する期間が長く、阿寒や釧路近辺ではいろいろな方と知り合い、また助けていただきました。(迷惑もかけたとは思いますが…)
 そういった方たちは土地に根を下ろしている方々がほとんど。なので何年たっても北海道に来たら落ち着ける場所や酒を飲む相手がいるのだろうなと思えるのは幸運なことだと思います。
 こういった縁を大切にしていきたいものです。
 それにしてもあと2週間後には東京に行って社会人になるのが未だに実感が無いです。全然フレッシュぽく無いフレッシュマンだなー。