温暖化でアザラシが増える?

本日のNHK総合21:00からの番組である「ニュースウォッチ」の見出しに「温暖化北の海にも異変…急増アザラシ」という見出しがありました。
私はもちろんこんな時間は仕事をしていましたので番組を見ることはできなかったのですが、どんな内容だったのでしょうか。
純粋にどこかのアザラシの個体数が増えているという研究でも発表されたのかな?そうだとしてもそれと温暖化の関係はどうやって突き止めたのか気になります。
「アザラシが増えている」と言われても私が思いつく話題は抜海港で過ごすアザラシが増えたとか焼尻で越冬している個体が増えたとか局地的なしょぼいものくらいです。
そもそも南北に長い日本、南の国では野生のアザラシはなかなかいません。温暖化が進めば単純に考えるとアザラシは北上し、北の国でもアザラシが減るような気がします。
抜海港のアザラシと言えば、人工構造物の漁港内にいる限り、その「居心地」には気象条件に加え人為的な影響もあるのでしょうね。なぜアザラシが抜海港に集まるのか、と言うのはもちろんですがそれよりむしろ、なぜ抜海港以外の付近の漁港にはアザラシは集まらないのか気になります。例えば稚内市の日本海側のノシャップや西浜、あるいは天塩町の港や天塩川河口などにも集まってもよさそうな気がします、素人目には…。
まぁいいや。今からちょこっっと一月の上旬に行った礼文と利尻のサイト作成をしようかなと思います。サイトにアップされるのはもうちょっと先になりそうです。

175万円

http://cweb.canon.jp/ef/lineup/super-tele/ef800-f56l/index.html
キヤノンが175万円の超望遠レンズを出すそうです。800mm。175万円といえば、キヤノンが一般相手に売っている一番高いデジカメ本体より高いじゃないですか。
いやーすごいですね。私のカメラとはと桁が二つ違います。あはは。
宝くじが当たったら欲しいです。
でもここまで大きなレンズだと持ち運ぶのも大変そうです。ちなみに長さは46cm。重さは4500g!烏龍茶の2リットルペットボトル2本より重いじゃないですか…。ここまで重いと手持ちは肉体的にも無理そうですね。うは。800mmという時点で手持ちは無理か。でもこいつがあれば遠くの岩場にいるとっかりがぐっと近くで撮れるのでしょうね。
誰が買うんだろう。そして何を撮るのだろう。キャノンのサイトには野鳥や野生動物の撮影と書いているけど、そんなに動きの速いものを撮ることができるのかな。あ、抜海港や港に転がるとっかりどもくらいなら撮れそうな気がします。

連休の釣果

皆さんこんばんはー。連休+二日有給休暇を取って今年の初アザラシを楽しんできた管理人です。
その様子はいずれサイトに上げるつもりですが、かいつまんで簡単にどんな旅行だったか紹介したいと思います。
1/11 稚内着。この日のめぼしい活動は抜海港のみ。この日の抜海アザラシは観察所のボードによると263頭。
抜海のあと宗谷漁港にも向かったのですが、向かう途中で暗くなってしまいました。稚内泊。
1/12 早朝のフェリーで礼文島へ。波は高くフェリーは揺れていました。最初船首側の船室に陣取ったのですが、あまりの揺れで船尾側の船室に逃げました。
島到着後レンタカーを借りたものの礼文島の天候も悪かったです。断続的に吹雪でした。それでも島北部の波の穏やかな入り江で泳ぐアザラシ数頭を見かけました。夕方のフェリーで利尻島へ。利尻島泊。
1/13 この日の予定は日中、利尻島でアザラシを見て、夕方のフェリーで稚内へ戻り、翌日は朝早く羽幌に移動し焼尻島へ渡る予定でした。しかし、あまりの天候の悪さ、波の高さに、夕方の稚内へ戻るフェリーが欠航することが朝の時点で決まりました。もちろん利尻空港の飛行機も欠航。
 この日はレンタカーを借りて利尻島でアザラシを探しますが、あまりにも波が高いせいか1頭のゴマフアザラシを見たのみでした。空振りでなくて良かった…。宿のおばちゃんにもアザラシの具合を聞きましたが、利尻ではアザラシはあまり見かけないと言っていました。いそうなもんですが…。
 この日は上述の通り稚内に戻る夕方のフェリーが欠航のため利尻島泊。
1/14 朝のフェリーで稚内へ。連休最終日なのでかなりのお客さんを乗せ出航です。稚内到着後レンタカーを借りて抜海港へ。この日は観察所ボードによると抜海アザラシは413頭。確かに大量のアザラシが転がっていました。抜海のあと宗谷漁港方面へ。数はあまりいないものの宗谷漁港近辺にもゴマフアザラシが転がっていました。また宗谷岬に程近い弁天島周辺を泳ぐトドを見ました。この日は枝幸町泊。
1/15 先日北海道新聞で報道されていた枝幸町のアザラシ出現場所に行ってみるも空振り。猛吹雪で視界もあまり効かないし。稚内への帰途、弁天島に上陸しているトドを見ました。でも天気が悪く吹雪だったのでいい写真は撮れず。一瞬だけ抜海港に寄った後、稚内空港から羽田へ戻ってまいりました。ちなみにこの日の抜海観察所のボードにかかれていたアザラシの頭数は129頭。一日でずいぶん変わるものです。
以上のような2008年アザラシ初め旅行でした。焼尻に行けなかったのが残念ですが抜海で大量の野生アザラシを見られたから良かったでしょうか。ちなみに焼尻島航路は1/13の時点で5日連続休航とのこと。よく考えると焼尻航路の船は利礼航路よりはるかに小さい船ですし、利礼航路ですら欠航するような天候の中、出航できるわけ無いです。この季節の焼尻島に渡るにはかなりの運と戦略が必要そうです。。。

雪時々晴れ 常にアザラシ 2008年1月15日の抜海港

(吹雪 気温-6.9℃ 風速2.7m/s: 稚内 2008年1月15日 9時現在)

 5日間に渡った08年新春アザラシ旅行もいよいよ大詰め。行く前はワクワクですが実際来てしまうとあっという間です。11日には抜海港、12日は礼文島、13日は利尻島、14日は再び抜海港と宗谷漁港、そして本日最終15日は再々度の抜海港です。
  本日も含め吹雪に見舞われた五日間ですが稚内市街から伸びる道道106号線の抜海港へ向かう角を曲がった瞬間、青空が覗き、ぱーっと、最後の最後にあたりが明るくなりました。 北海道を離れる間際の出来事です。神様が最後に美しい景色を見てくれたと思うか、私が離れるので北海道やアザラシたちが嬉しがっているのかは神本人のみぞ知り ますが、ともかく抜海港の駐車場に車を置きアザラシを見に行きます。


急速に晴れていく抜海港。
写真左側から青空が広がっていきます。


テトラの上のアザラシにも日が差し込みます。


転がるアザラシたち。晴れようが雪が降ろうが転がるのもいれば水の中ではしゃいでいるのもいます。


束の間の晴れ間。真冬の抜海港です。

 


動画(873KB)

アザラシ。この日は天気が悪くお客さんも少ないのか、訪れた当初は珍しげに見てきました。10秒くらいでいつもの体勢に戻って転がっておりましたが・・・。


晴れ間はほんの束の間。徐々に雪が降ってきました。


空はまだ明るいのに雪が降ってきます。雪は太陽を反射してきらきらしていました。その向こうにアザラシがいるなんとも不思議な光景。


雪が激しくなり、厚い雲に覆われるにつれ、徐々に暗くなってきます。


激しく雪が降る中、抜海港を後にします。
次はいつ来られるかなー。


本日のアザラシは129頭。
昨日に比べ三分の一以下の数。日によってずいぶん変動します。また本日は上陸数に対し遊泳個体数がずいぶん多くなっております。

 この辺で時間切れ。雪が激しく振っている抜海港を後にします。

 抜海港に来るのはもう何度目でしょう。この日もそうでしたが、今回の旅行は総じて酷い天気の旅行でした。でも、これこそが真冬の日本海、アザラシの国の気候な気もします。

 さて、北海道の稚内空港から羽田空港に戻ります。現実に戻って行く瞬間です。この天気で飛行機は30~60分遅れ。少しだけ北海道の滞在時間が延びました。

  北海道を離れるこの時、既に私の頭の中は次の遠征計画を立てておりました。次の目的地は道東。流氷シーズンに入ったら紋別~網走~知床の辺りを攻めるつも りでした。結果から言うと2/10前後に道東に行ってきましたがひとまず、ここで2008アザラシ初め新春道北紀行を〆たいと思います。ここまで読んでい ただきありがとうございました(^^)

2008年6月16日作成

宗谷漁港でアザラシとトドとオジロワシを追う!  2008年1月14日・15日

吹雪 気温-3.9℃ 風速10m/s: 宗谷岬14日13時現在

14日の午後、抜海港に続いて宗谷漁港に向かいます。宗谷漁港は偶然通りかかった際に遠目にアザラシを見つけて以来、付近に来た時には寄るようにしま す。アザラシはいたとしてもかなり遠くにいるので双眼鏡が無いと観察は厳しいです。正直なところアザラシを眺めるだけなら抜海港のほうがお勧めですが、荒波をバックに岩場に転がるアザラシの姿もなかなかの物。また、このサイトに宗谷漁港 を掲載した当初は宗谷漁港のアザラシ情報をネットで検索しても全く情報が引っかからなかったものですが、今はわずかながら引っかかるようになりましたね。ちょっと 進歩です。
さて宗谷漁港に移動します。この日も暴風雪の中、アザラシがたくさん転がっていました。アザラシは岩場になって直接波がぶつからない場所でゴ ロゴロです。でも本日も冬型気圧配置で風も強くカメラが安定しない。ぶれた写真や動画が多いですが、ご容赦ください。


動画(1.19MB)

ゴロゴロ転がるアザラシの群れ

動画(674KB)
この日は群れはあまり大きくありませんでした。でもその分、分散されたのか、いたるところに数頭単位で転がっておりました。

岩の上に転がるやつもちらほら。
岩とアザラシは紛らわしいことこの上ないです。

海に浮いているように見えますが、ちゃんと接地しています。

宗谷漁港の風景。曇天の冬の夕方ということもあり
非常に寂しい風景です。

同じく宗谷漁港。
港には人の気配はありません。

漁況の共済。右から「くるま、ねんきん、ノリコー、カサイくらし、チョコー」とあります。くるまやねんきんはそのまんまですがノリコーとチョコーは皆さんご存知でしょうか?
ノリコーは乗組員厚生共済、チョコーは普通厚生共済です。私も今調べてはじめて知った。ノリコーはなんとなくわかりますが、普通厚生共済をなんでチョコーって言うのかな。

 


船も陸に上げられておりました。


付近にはオオワシも止まっておりました。
アザラシを襲う気配は無かったです。

同じく上空のオオワシ。ボーっと見ていましたが何羽もオオワシがうろうろしていたようです。

さて、この日は稚内市から見れば宗谷岬の先にある浜頓別町か枝幸町に泊まる予定です。暴風雪吹き荒ぶ真冬のオホーツクの海沿いをドライブしたかったので。。。と、その途中に海上を泳ぐ怪しい影を見つけました・・・!


おそらくトドです。沖合いを何頭かの群れで泳いでおりました。

同じくトド。だいぶ辛い画像です…。
この日はこれにてタイムアップ。冬の夕暮れは早く写真を撮るのも辛くなります。この写真も感度を上げて撮影した物ですが、そのおかげでノイズの酷い画像になりました。この日は近くの枝幸町で宿泊。

翌15日は前日にも増して酷い風と雪でした。それでもトドののいたあたりに向かうと、、、上陸していました!


何頭くらいいるのでしょうか。10~20頭ほどかな。

実は私は岸からトドが上陸しているのを見るのは初めてです。
この日は吹雪、トドまで300mほどなのですが、雪が視界を奪います。

雪が激しい時はこのように霞がかかったような状態になります。

この日は天気は下り坂。
トドを眺めているうちにどんどん雪が激しくなってきます。

雪が激しくなり、ついにはこんな状態に。
そしてあっという間にトドは雪の帳の向こうになってしまいました。

さてこの日は北海道滞在最終日。トドを見ているのも面白かったのですが、上の写真のように天気も悪く一向に晴れる気配はありません。
時間も押していますし、稚内市の抜海港に向かった後、稚内空港に戻ります。

以下はおまけです。道中で見つけたワシ達。この季節の北海道はワシが豊富。国道を走っているときでさえワシをよく見かけます。皆さんもこの季節の北海道 のオホーツク岸や道東を訪れる際には注意して見てくださいね。でもわき見運転には十分気をつけて。特にこの季節の道路はつるっつるに凍っていて且つ風にハ ンドルが取られることもありますから…(^^;

この写真は右側の道路は国道238号。左側はオホーツク海。国道の道端にオオワシが座っています。

左記写真のオオワシ部分。
撮影したのは猿払村~浜頓別辺りだったかな。

これは宗谷岬近くの国道238号。スノーポールの上になんかいます。

近寄ってみるとオジロワシでした。近寄っても逃げません。

ポールの下で車を止めるとさすがに飛んでいきました。動いている車が通る分には平気そうでしたが車を止めると飛んで行きました。模様から言ってこいつは多分幼鳥です。幼鳥とはいえその辺のカラスよりはよほどでかい。

これは凍った川岸に佇んでいたオオワシ二羽。

さてさて、トドやワシはこのくらいにして抜海港のアザラシに向かいましょう。

2008年6月16日作成

400頭超の大群ゴマフアザラシ!~いつもの抜海港~ 2008年1月14日

(雪 気温-4.3℃ 風速4.2m/s: 稚内 2008年1月14日9時現在)

 新春道北アザラシ旅行も4日目に入りました。3日前の1/11に抜海港にきましたが、その後12日に礼文島、13日に利尻島に 行って再び北海道本土に参りました。実はこの日は焼尻島に向かう予定だったのですが冬の日本海は大荒れ、焼尻島への連絡船も連続一週間欠航とのことです。 そんなわけでこの日は稚内周辺でのんびりすることにしました。まずは抜海港へ向かった後、宗谷漁港に向かう計画を立てます。
 今回の旅行はなかなかスケジュールどおりに行きません。しかしそのおかげでスローペースの旅行となり、じっくりとアザラシと向き合うことができました。 抜海港もいつもより長めに滞在し、アザラシのいろいろな表情を見ることができました。天気は相変わらず冬型日本海の典型的な天候ですが(^^;


動画(1.84MB)

アザラシが海から生えたり刺さったりしている抜海港です。漁港は数々あれどアザラシが生えたり刺さったりしているのは日本全国でもここくらいなもんでしょう。


ゴマフアザラシ。折り重なるように転がっておりますが、私も来世こそは。。。


確かすぎるほどのゴマフッ


動画(2.57MB)

殴りあい、じゃれあうアザラシたち。びちびち跳ねながらよくやります。


動画(1.14MB)

わけがわからなくなっている水面。水中を見てみたい。


動画(3.59MB)

時折大きな黒い目で見つめてくるのもいますが数秒後には下の二枚のような日常に戻ります。


短い前足で首の辺りを一生懸命ごそごそしておりました。


なんというかアホ面といってはあれですがとても魅惑的な表情だと思います。アザラシの寝顔を正面から見ればみんなこんな顔ですね。


みんな転がる中、一頭だけ首を伸ばして見つめてくるのがいました。


何かナス漬食いたくなってきた。


動画(811KB)

ひょこひょこ海から顔を出す遊泳中の海の国の人。


海に潜るとき。鼻が全開ですが大丈夫なのかな?


何を考えているんでしょうね、彼らは。
とっかりマニアの永遠のテーマです。


人間が作った消波ブロックも完全に彼らのテリトリー。
思い思いに上陸して転がっています。


ケツを向けてるのやらそそっぽ向いているのやらたくさんいます。こういったアザラシの素の姿を見られるのは抜海ならではの醍醐味です。彼らもある程度観光 客に慣れていますから、見物客が来てもあまり気にしません。近くで野生アザラシの緩みきった面を見られるのはここくらいなもんです。

 


アザラシのフォルムは隙だらけのようで、決して隙の無い。かつてこれまで美しい造形物があったでしょうか。自然の力は偉大です。


右上と同じ個体。見れば見るほど変な生き物です。
向こうもこっちを見て同じことを思っていそうです。


消波ブロックの上にいる間はほとんど寝てるんでしょうね。後足の曲がり具合が好きです。

  さて、素のアザラシの表情や行動を見ることができる抜海港ですが、一方で問題も起きてきます。簡単に行っ てしまえば漁業被害といわれるアザラシが魚貝類を食べるので付近で獲れる魚貝類が減っているのではという問題です。

 まずは下記の写真をご覧ください。

 


縮小して見難いですが消波ブロックの左から右までびっしりとアザラシが横たわっています。


遊泳しているアザラシも相当な数です。
消波ブロックにのっかているアザラシもかなりいます。


観察所に掲げてあった掲示によるとこの日観察されたアザラシは400頭超。

 

 この日は400頭を超えたアザラシがいました。2008年のピーク 時には600頭を超えたそうです。当サイトの掲示板にも書きました(投稿番号456)が、アザラシは体重が100kg程度あり、1頭当たりの捕食量もそれなり です。ものすごく人間側の視点で例えるなら、ホテル抜海で魚しか食べない超偏食の100人単位(最盛期600人)のグループが、どんちゃん騒ぎをぶっ続 け数ヶ月間に渡り行い、たまに仲間内でペシペシ叩きあったり、ボーボー吠えたりした後にお代を払わずに帰っているようなもんです(^^;人間が同じことを やったらちょっとした暴動です。この間に食われる魚は相当な量になりそうですよね。逆にいうとこのくらいのアザラシが食べられる量の魚貝類があり、抜海港 周辺の海の豊かさを象徴しているのではと思いますが、漁師さんにとっては笑って済ませられないこともまた事実…。

 近年漁獲高が減っているとしたら、確かに気になる存在なのではと思います。ただ信憑性のある調査が行われ、データが無いとなんとも言いようが無いです。。。

 さてさて、この日はこの後宗谷漁港方面に行き、アザラシやトドを見て、そして翌日もここ、抜海港にやってきます。

2008年6月9日作成