3/22~23 網走~羅臼アザラシ旅行の顛末

皆さんこんばんは。先週末の土日に超強行軍で道東に行ってまいりました。昨日のうちに紹介したかったのですが、編集中に力尽きてしまいました…。
改めて紹介します。
3/22
早朝5時頃家を出て羽田空港へ。6時55分発の女満別行きに乗るために暗いうちから家を出ます。空港に到着後、スーツケースをカウンターで預けます。一泊二日の短期旅行ですが、私の北海道着後の行動パターンゆえに、防寒具をたんまり持ってきており、特に防寒防雪靴はでかい上に場所を取るので、スーツケース持参になります。レンタカーを借りて運転もしなければならないので、ずっと防寒靴を履いているわけにもいかないですし…。ですので私の場合、冬の北海道旅行では足首の固定されないスニーカー状の靴と防寒靴の2足の靴の持参は必須です。なんとか防寒防雪(できれば防水も)もしっかりできて、運転もしやすい靴が無いものでしょうか…。
靴の話はこれくらいにして話を羽田空港に戻しましょう。スーツケースを預けたあとラウンジが6時から空いているのを発見、出発までコーヒーを飲んだりトマトジュースを飲んだりして過ごします。だらだら。
その後飛行機に乗って女満別へ。北海道の太平洋側は天気がよかったのですが、オホーツク海側に差し掛かった途端に曇り模様でした。女満別到着後レンタカーを借ります。
車を借りて最初に向かったのは網走湖、ここは2006年2007年に私自身が野生のゴマフを見た場所であり、今年はどんなもんかなという思いで向かいます。
・・・今年もアザラシが転がっていましたよっ!先年に比べれば冬も終わりかけですので、だいぶ氷が後退していましたがアザラシが4頭、氷の上にあがっていました。IMG_3124.jpg
網走湖上に転がるゴマフアザラシ
その後、能取岬に向かいます。昨年末に岩場にゴマフアザラシが転がっていたものの、2月はびっしりと流氷に覆われておりアザラシがいなかった岩場へ。防寒靴に履き替え森の雪を掻き分け向かいます。
岩場を見望む崖の上に到着しましたが、流氷がびっちり押し寄せており岩場にアザラシが上がるのは無理そうでした。とはいえ肉眼では確認できないくらいの海上にゴマフアザラシがひょこひょこ顔を出しながら泳いでいるのをみつけましました。
しばらく眺めているとオジロワシが飛んできてアザラシにちょっかいを出しはじめました。本気モードの攻撃ではないと思いますが手に汗握りましたね、このときは。久しぶりにいいもんを見せてもらった気分です。IMG_3382.jpg
ひょこひょこ海面から顔を出すアザラシ。だいぶ遠かったですね。多分ゴマフアザラシ。
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飛んでいる鳥はオジロワシ。海面の渦はアザラシがいる場所です。
詳細は…サイトに載せます。
オジロワシが去ったあと、知床方面へ。まずウトロ方面に車を向けますが、びっちりと沿岸まで流氷が押し寄せておりましたので、羅臼方面に向かいます。羅臼側も流氷がびっちりと押し寄せていました。
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海を覆い尽くした流氷
それでも2月の訪問時にアザラシを見た岩場付近に向かいましたら、流氷が切れており遊泳しているアザラシが4~5頭確認できました。能取よりだいぶ近く肉眼でも確認できる距離です。この日、偶然にも同じく知床を訪れているあやさんにTELを入れ、アザラシ発見を報告すると共に場所を連絡します。久しぶりの再会を喜びつつアザラシを眺めます。IMG_3507.jpg
羅臼の海岸を泳ぐアザラシ。能取よりだいぶ近くて助かりました。
この日はこの時点でタイムアップ。宿に向かいます。
3/23
この日は船に乗って羅臼沖へ出る予定でしたが、港にびっちりと流氷が押し寄せており、あえなく出航不可…。天気は快晴ですが仕方ありません。逆にこの季節に流氷がびっちりで船が出せないというのは珍しいようです。流氷が来ないのも寂しいですがありすぎるのも困りもんですね。とはいえ相手は自然だから仕方ありません。
どうしたもんかなー、と思っているとあやさんから電話が入り、羅臼港の氷の上にゴマフが一頭転がっているとの連絡を頂きました。さっそく港に向かいあやさん(と同行されていたSさん)とご一緒させていただきます。皆さんと一緒にいろんな話をしながらアザラシを眺めていた時間はとても楽しかったです。単独行が好きな私ですが岸壁に座って、アザラシ好きな方と話しながらアザラシを眺めるという時間は良いものでした。また再会したいものです(^-^)
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羅臼港にて
あやさんは飛行機の時間の都合上、昼前に羅臼を離れるとのこと。あやさんの出発を潮に、私も羅臼港を離れます。港の次は再び昨日アザラシを見た岩場へ。岩場では昨日と変わらずアザラシはひょこひょこ顔を水面に出していました。
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羅臼の海岸にて
その後、羅臼を出発、斜里を経由し、網走の天都山の流氷館へ。ここにはノシャップ寒流水族館から若いアザラシが出張してきているそうなので様子を見に行きます。IMG_4194.jpg
ノシャップ寒流水族館より出張している若いゴマフアザラシです。
天都山の次は再び網走湖へ。昨日とは打って変わって湖上に転がるアザラシはいませんでした。変わりに湖上や湖の付近の梢にはオジロワシが何羽か止まっていました。そのせいでアザラシも上がっていなかったのかもしれません。IMG_4197.jpg
網走湖上のオジロワシ
網走湖にアザラシも上がっていなくて、周囲も暗くなってきたので、網走湖温泉に入浴したのちに、女満別空港から羽田へ。家には12時ジャストに着きました。
今回の旅行のうち、網走湖、能取岬、羅臼のアザラシについては本サイトに上げたいと思いますが、だいぶ先になりそうですが楽しみにしてくださいましたら幸いです…(^^;

羅臼港内の氷の上に上陸する若いアザラシ 2008年3月23日

2008年3月23日:晴れ 気温3.6℃ 風速 5m/
この日は朝から船に乗って海に出る予定でしたが、残念ながら流氷が押し寄せすぎて出航できず。。。羅臼の観光船は紋別のガリンコ号のように砕氷能力はないですし、小さな船ですので。。。

仕方が無いので港をぶらついたり、昨日見つけたアザラシ生息地に行ったりしてみます。


羅臼には海保の船が。
羅臼港は北方領土に最も近いそれなりの規模を持った港です。海保の事務所もあります。

港内にも氷が押し寄せていましたが、一頭の若いゴマフアザラシが氷の上に転がっていました。

基本的にはごろごろころがっています。
彼の右側に転がっているのはウンコ。

と思ったらカモメ(たぶんワシカモメ?)が飛んできてちょっかいを出しはじめました。

アザラシを威嚇するワシカモメ。

もう一羽やってきた。。。本気でアザラシを突っついたりはしていませんでしたが。アザラシは逃げるでも無くめんどくさそうに転がっていましたが本気で突っつかれたら結構なダメージな気もします。

別の角度から。

春分も過ぎましたがまだまだ氷がたくさんの羅臼の春。

羅臼の海はこんなにびっちり氷に覆われています。
これじゃ出港できません。

氷の隙間をかいくぐって漁船は漁をしていました。

氷に阻まれ進むのも難渋している様子。

アザラシを眺めていたら漁船が帰ってきました。
勇壮ですね。アザラシのほうは船や漁師さんを気にせず転がっていました。日常なのかな?

港の次は昨日アザラシを見た海岸へ。やっぱり泳いでいました。アザラシ。

氷の海なのに本当に元気です。

人間が入ったら数分で凍死してしまう海ですが。

 


この日のうちに横浜に戻りますので、午後羅臼を離れ、根北峠を越え女満別空港へ。


羅臼はこんなに良い天気なのに・・・。

根北峠の上は吹雪。
冬の天候は山ひとつ越えるだけで急変します。
道はがんがん凍結していますし、運転は慎重に。。。

羅臼海岸沖を遊泳するアザラシ 2008年3月22日

晴れ 気温1.8℃ 風速7m/s: 22日14時 羅臼

能取岬から網走市街を通って斜里を経由し、根北峠 を超えて知床半島の羅臼に移動です。羅臼では3/22は海岸でアザラシを捜索し、3/23の早朝に船で海に出る予定にしていました。


根北峠を降りて根室海峡が見たらびっちりと流氷に覆われた海が見えました!

一面の流氷です。流氷が多過ぎると、港から船で海に出られないので心配になります。

動画(603KB)

羅臼市街を抜け、知床半島の先端方面へ向かう途中、やつらがいました。後ろには流氷が広がる海です。

すっとぼけた表情で泳いでいました。すっとぼけているのは常日頃からですが。。。

耳たぶの無い耳穴がはっきりと見えます。
なんか音でも聞いているのでしょうかね?

二頭いました。

鼻水を垂らしているわけではないと思いますが、
なんか垂らしていました。

こっちを見ている?アザラシのほうも「変なのがいるなー」とでも思いなが ら泳いでいたのかもしれません。

しばらく観察して羅臼市街に戻ります。
街に帰る途中エゾシカが群れていました。知床でも良く見かける動物です。見かけない事が無い位の生き物です。


なかなか立派な角を持ったオスのエゾシカ。

これはメスの群れですね。道路端に出てきます。

この日は羅臼に泊まります。次の日は流氷観光船で沖に出る予定ですがこのまま流氷が羅臼港を塞いでいると船を出せない可能性が。。。やばい!

能取岬のオジロワシとゴマフアザラシの闘い 2008年3月22日

(曇り-0.5℃ 風速4.4m/s:3月22日11時網走)
  
 網走湖でアザラシを見て、次の目的地である能取岬に向 かいます。今回は岬ではなく、2007年12月にアザラシが上陸しているのを観察した岩場に 向かい ます。
 先回は初冬でしたが今回は晩冬。流氷に岩場が覆われていたらアザラシは上陸できないんじゃないかなーとか、海面が出ていれば上陸しているかも、、というようなことを考えながら現場に向かいます。

 


3月も終わりとはいえ、まだまだ森の中には雪があります。時には膝以上まで雪に埋もれながら進みます。スノーシューがあれば楽でしたね。もちろん防寒靴を 履いて防寒対策は最善を尽くしてあります。


岩場を望見できる高台に着きました。12月にたくさん上陸していた岩場は流氷の残骸なのでしょうか、氷に覆われておりました。アザラシは近づかないでしょ うねぇ。。。


とはいえ海面が見えます。なんとなくですがアザラシが「いる」気配がありました。全く自分の勘ですがなんとなく分かります。


そこで双眼鏡で周囲の海を丹念に捜索することしばし。
海面からひょっこり出ている海坊主頭を見つけました。


画像が粗くて申し訳ないですが、かなり遠かったです。
12月は一番右上の写真で説明すると、一番手前の岩場の辺りにたむろしていたのですが、今回はその岩場よりかなり先の海面ですから。良いカメラとレンズが 欲しいものです。


動画(1.08MB)

ばしゃばしゃやっているので不思議に思ったのですが、どうやら二頭でじゃれて遊んでいるような?動きをしていました。


と思ったら、ぼちゃんと海中に。
海の中ではどんなことをしているのでしょうかね(^^)
私も入ってみたいものです。


この写真では前足が写っています。

? そんなのんびり遊んでいるようなアザラシを眺めて観察すること数分。時おり彼らの表情も見えてなかなか楽しい時間でした。
 と、そんなのんびりしていたところに緊張が走りました。急に「彼ら」がやってきたのです。彼らとは本ページのタイトルにもあるオジロワシです。いやー びっくりしました。まさしく「猛禽」という飛び方で視界に入って来るんだもん。
 一応タイトルでは「闘い」と書きましたが、想像すればすぐわかると思いますが、海から出られないアザラシからオジロワシに攻撃をできるわけはなく、アザ ラシは防戦のみ、オジロワシは攻撃し放題なわけです。そんな野生動物の世界の1シーンをご覧いただきましょう。私自身、話には聞いておりましたが、実際に 海ワシがアザラシにちょっかいを出すのを目の当たりにするのは初めてでかなり興奮しました。

 


オジロワシが突然飛んできました。
海面の泡立っている辺りにアザラシがいます。


アザラシは急いで海中に避難した様子。
オジロワシの足が立派。私はアザラシ好きですが、オジロとオオワシのかっこよさは認めます。アザラシにはないかっこよさでであることを認めます。


オジロワシはその場でホバリングできませんから旋回するように飛びながら何度もアザラシの上空にやってきました。


オジロワシの下には2頭のアザラシの姿が海面に出ています。このときはアザラシもかなり焦ったのではと思います。


オジロワシがアザラシに襲い掛かろうとします。アザラシは海中に逃げなんとか難を逃れました。この写真では後ろ足が写っていますし、海面が荒れています。 このときもアザラシはかなり焦っていたのかもしれません。


オジロワシは執拗にアザラシの上を旋回し、ちょっかいを出します。ただアザラシのほうもそれなりに大きな個体だったので水中にいればそうそうオジロワシに 命を取られないのではと思います。


オジロワシも飽きたのか何回かちょっかいを出したらアザラシの上空から去っていきました。


オジロワシは近くの氷の上に止まりました。
休んでいるのかな?


一方、オジロワシの去ったあとのアザラシの様子。「びっくりしたー、危なかったー」とでも言いながら顔を見あせているのでしょうか。ただ彼らは野生動物、 きっと一瞬の油断が命を落とすことにもなりかねないことを知っているでしょうから、陸にいる人間では想像できないようなも切羽詰った会話をしているのかも しれませんね。


アザラシの表情を撮りたかったのですがだいぶ遠かったですね。。。
オジロワシが襲来した海域には少なくとも三頭のアザラシがいたようでした。左の写真では左側に二頭、右側に一頭の姿が写っております。

?野生生物の厳しさを目の当たりにしたような気分になって引き締まった心持ちで能取を後にします。今回のアザラシはそれなりに大きなアザラシ だったので、オジロワシもどれほど本気で狩ろうとしていたのか、本気を出していたのか分かりませんが、実際オジロワシがアザラシに攻撃を仕掛けた場面を見 て、やはり彼らは野生動物であることを実感しました。以前よりアザラシも猛禽もその他の生き物も含め、野生動物の素の姿を見たくなりました。
 能取の次は知床半島の付け根の羅臼に向かいます。本日の宿泊予定地ですが、宿に入る前に羅臼でアザラシの姿を追いかける予定です。

2009年11月3日作成

早春の網走湖のゴマフアザラシ 2008年3月22日

 (曇り-0.7℃ 風速3.9m/s:2008年3月22日10時 網走)
??
 2008年に入って4度目の北海道です。先回北海道に行ったのは2008年2月の知床半島羅臼町。約一ヶ月ぶりですが、北海道に行くのはかなりのハイペース。しかも今回は1泊2日の強行軍です。ここまで強行したのは、こんな事情になることが 決まってたからです。東京(羽田空港)は北海道各地の空港に直行便が飛んでいる場所です。時間的には札幌よりも短時間で道内各地にアクセスできる素敵な場 所です。そこを離れるわので、行ける時に行っとけーってなもんで、こんな強行日程を組んだわけです。

 まずは女満別空港に降り、車を借りて39号線沿いの網走湖湖口へ。最も簡単にアクセスしやすい野生のアザラシを観察できる場所といっても過言ではないと 思います。(もちろん季節・運には大きく左右されますが)
 車の中からでも氷の上に転がっている姿を見つけることができました。


この日は四頭のゴマフアザラシが氷の上にいました。

 


(動画1.0MB)

ホオジロガモが泳いでいました。
アザラシのほうでもたまに泳いでいる個体もいました。

 


たまにこっちを見ます。


きょろきょろしては眠りに戻るの繰り返し。
彼らを眺めている時は日常の慌しさを忘れられます。


水鳥達もアザラシたちには近づいて行きます。
アザラシのほうも水鳥にあ気兼ねすることもなく転がっていました。

 

 


あまりアザラシとは関係ないのですが珍しい写真をとれたので紹介。これは飛行機の中から撮影した阿寒湖の上流にあるペンケトーという湖です。白いのは氷か その上に積もった雪でしょうか。ペンケトーは一般人が近づくのが非常に困難な湖です。

 網走湖はいつも通りの網走湖でした。ここは何度も来ていますし、ある意味この湖口以外あまり見るポイントもないですし、明日も来る予定ですのでチラッと 見て次の目的地である能取岬へ向かいます。

2009年11月3日作成

羅臼へ行きます

お久しぶりです。先回の記事から約一ヶ月がたってしまいました。
私は忙しくてあまり一ヶ月も経ってしまったという実感が無いです。転勤の内示が出たので引継ぎの準備やら引越しの用意やらでなんかあっという間に時間がたってしまったというのが実感です。
転勤なので横浜生活もなんだかんだいってあと10日ほどです。転勤先は杜の都です。今よりはマシな生活が遅れそうでほっとしております。
さてさて明日からはサイトでも告知していたとおりちょっと知床まで行ってきます。船は無事に出ることになりました。あとは天気と風向きを祈るのみですね。
では明日5時頃に家を出なければならないのでそろそろ準備をして寝ます。皆様良い週末を~。