宮古島の海(新城海岸)

9月13日~15日と宮古島に行ってきました。特段何か目的があったわけではないのですが、八重山とどのくらい海の様子が違うのかなーというのを少し見てみたいと思っておりました。スノーケルセットを持って宮古島南東部にある新城海岸へ向かいました。波打ち際では観光客や家族連れが遊んでいる海岸です。海岸から数m沖に入るだけでサンゴを見ることができて、その回りをカラフルな魚が泳いでいる美しい海岸です。明るい南国の平和な海。
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私は平和な海岸から、ひたすら沖に向かって泳ぐこと1km近く。
水深1~2mの浅瀬に卓状のサンゴが広がる浅い海が突然途切れ、ドカンと落ち込み水深10~15m位になります。。下の写真左奥にサンゴがありませんよね。
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浅い海が終わり、一気に水深が深くなります。サンゴの崖から空中に放り出たような感覚です。水面から海底を見ている自分は空を飛んでいるような感覚です。明るいサンゴの海が深く青い畏怖を覚えるような風景に変わります。私の心拍も増えますし、日常では感じないような緊張が体中に走ります。海底が見えるうちはまだいいのですが底が見えないほどの水深の所は不気味です。
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私のほうはサンゴの崖に沿って崖の上を飛ぶように泳ぎます。浅い水深では高く成長できないサンゴも深さのある場所では自由に延びています。新城海岸周辺のサンゴはなかなか状態が良いものが多かったです。少し驚きました。
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不思議な模様を海底に描くサンゴや
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お化けのように盛り上がった塊状のサンゴもいます。これは高さが4~5mくらいはあるような。。。
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平和なビーチからそれほど遠くないのですが実に非日常的な世界が拡がっておりました。
そんなサンゴや魚に満ちた海を泳ぐような漂っているような勢いで楽しんでいると目の前を横切るウミガメがいました。多分アオウミガメです。まだ小さいですから子どものウミガメだと思います。
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サンゴの中で休んでいるように静止していた他の個体も見つけました。
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別角度から。。。
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初めての宮古島訪問と宮古島の海でしたがなかなか楽しめました。サンゴ礁の地形も面白かったですし、ウミガメも見ることができました。
この新城海岸は無料駐車場から歩いてビーチにいけますし、公設の無料シャワーとトイレもありました。石垣に住んでいるとなんとなく石垣贔屓、八重山贔屓になるのですが、新城並みにエントリーが簡単で、施設も揃っている海岸で、こんなにサンゴが見られる場所というと石垣では米原海岸くらいでしょうか。宮古島侮りがたしです。(もちろ最初から侮ってはいませんでしたが!(^^)

ウツボの目

先週末の土日は久々に海でスノーケルをして遊んできました。家から車で10分くらい走れば海が広がっています。お手軽なので石垣でもサンゴや海の生き物が多い地域の海岸に比べるとおとなしい感じではあるのですが、お手軽さと人のいない静かさはなかなか良いものです。特に有名なビーチはそれなりに人がいるのですが、この日に私が訪れた海は人っ子一人いない海でした。
そんな海でだらだら泳いだり漂ったりしていると、、、岩の隙間から覗いているがいました!
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ウツボです。じ~っと不意に訪れた人間を見ていました。私のほうも見つけたときはびっくりしましたがじ~っと見つめていると不思議に慣れてくるものです。そんな雰囲気から少しずつ近づきますがウツボのほうも襲い掛かってくるわけでもなく引っ込むでもなくじ~っと私のほうを見つめてきます。これ幸いとばかりにあまりなじみの無い魚を観察させていただきました。ゴマ模様なのはともかく目の中までこの模様とはちょっとやりすぎじゃなかろうかと思いましたよ。
生物はこんなところまでよく進化したものだとちょっと感動しました。
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こっちもウツボの仲間でクモウツボ。こいつも襲い掛かるわけでも引っ込むわけでもなくじ~っと私のほうを見つめていました。
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あまり生物層が豊かなイメージではないところで泳いでいたのですが、不意にイソギンチャクとカクレクマノミを見つけました。クマノミの後ろのもやもやがイソギンチャク。カクレクマノミはニモのモデルで有名になった魚ですね。この映画の影響で一時は乱獲されたとのこと。石垣の海では運がよければ私のような素人でも見つけられます。
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写真を撮ろうとすると威嚇するためかカメラによってくるのでピントが合わせるのは難しかったです。
今の季節の南の海はいくら泳いでいても寒さを感じることはありません。たらたら浮いたり、小魚やヤドカリなどの生き物を見たりたまに泳いだりするのにはよい季節です。
それでも陸上では朝夜はずいぶん過ごしやすくなりました。秋ですねぇ。本州にいたらサンマやサケが気になる一年で最も楽しいシーズンの到来です。

美ら海水族館に行ってきましたが…

先月、沖縄本島にある美ら海水族館に行ってきました。全国に数多ある水族館でも年間入館者数が第一位(年間250万人程度)の巨大水族館です。
「黒潮の海」水槽と呼ばれる世界最大級の水槽に暮らすジンベエザメやマンタがハイライトの水族館で、その水槽の写真や映像は皆さんも何かで見たことがあるのではないでしょうか。
しかし訪問した私は、若干首を捻る物でした。夏休みの混雑時期に行ったのもまずかったのかもしれませんが、、、。いや、設備が物凄い立派というのは分かるのですが。。。
美ら海水族館がそれほど心をときめかせなかった原因は何なのでしょうかねぇ。混雑していることにくわえ、アザラシがいないこと等々もありますが、それ以外にも思い当たります。
それは「水族館と自分の距離」です。美ら海水族館は施設が巨大すぎて、飼育動物との距離が遠くに感じました。おたるの海を仕切って作ったプールほどの距離感はともかく、とっかりセンターのような職員さんや動物との一体感もあまり感じられないし、室蘭、稚内や鴨川シーワールドよりもっと動物とも職員さんとも遠いです。人気がある巨大水族館なので仕方ないのですが残念といえば残念。
また一番の売りであるジンベエザメとマンタを入れている水槽にしても、世界最大級水槽とはいえ、悪く言ってしまえば、ただのでかい旧態然とした水槽です。大きなジンベエザメが泳ぎまわるのであまり修景できないような気もしますが、見せかたはもうちょっと何かあるんじゃ・・・と思ってしまいました。水槽そのものがでかいだけに泳いでいる魚たちとも遠いですし。
ジンベエザメは確かに大きくて見る価値はあるけれども。。。ジンベエザメと一緒に飼われている魚にしても、マンタくらいの大きさのものはともかく、その他の魚たちはどうなのか。。。お金をかければいいってもんじゃない典型的な水槽だと思いました。
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ジンベエザメの給餌の様子。奥のジンベエザメが採餌しております。かなり適当に撮っています。
で、水族館本館から出たマナティーやイルカ、ウミガメ類を飼育しているコーナーは本館のジンベエザメ水槽に比べ小規模です。マナティー自体には海獣好きには心惹かれるモノがありましたが、ジンベエの手厚さから較べるとちょっと可哀想。
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マナティープール
ジンベエやマンタ、南国の海の海棲生物はさすがですが、アザラシや海獣類の観点で行くと、飼育規模も雰囲気も、とっかりセンターやおたる水族館、鴨川シーワールドやしながわ水族館に馴れている方が行くと、「…」な気分になると思います。ジンベエザメの水槽に金をかけている匂いがぷんぷんするだけに余計に侘しい気持ちになります。が、まぁ北海道近海にいるような動物を沖縄に連れて行くのもそれはそれで大変でしょうし、アザラシを美ら海水族館で飼育するのがいいともあまり思えませんが。純粋にアザラシは期待しないで行きましょう!
北海道には美ら海よりお客さんが入っているこの類の施設があります。それはご存知の旭山動物園です。混雑が嫌いな私ですが、混んでいても、旭山では動物との距離ということはあまり意識せずに動物を見ることができると感じています。例を見ない展示方法で(最近は似たような施設も増えてきましたが。。。)生き生きとした動物の動きを見ることができるからなのでしょうか。旭山は珍獣の類は非常に少ない動物園ですが見せ方で勝負しておりそれがまたとても楽しいです。関東の水族館でも鴨川シーワールドやしながわ水族館は美ら海水族館より遥か上の魅力を感じました。
私が南の海より北の海を嗜好しているというのもこの評価に多分の影響が有るとは思いますが。。。
水族館の楽しみ方、何に魅力を感じるかは人それぞれなので、こんな感想を持っている人もいるということで参考にしてくれる物好きな方がいらっしゃればと思います。マイナスの面が多く掲載された文ですが、美ら海の4時以降の入館者に対しては一定額をキャッシュバックするキャンペーンをやっていた姿勢は好感が持てますし、水族館に入館してすぐのところにあるサンゴ礁を再現した水槽は天然光を取り込んだ明るい水槽になっており、かなり秀逸な水槽だと感じました。
何より一年辺りで考えると日本で最大数のお客さんが入館する水族館です。支持されるだけの魅力と実力のある水族館なことは確かです。