電気洗濯機がやってきた

昨年、仙台から現地に引越しする際に、大学入学時に独り暮らしを始めるにあたり両親から買ってもらい、大学、大学院社会人と足掛け9年くらい使用していた全自動洗濯機が不調に陥っていたので、仙台で洗濯機を捨てて以来(ドナドナしたのは引越しを手伝いにきており洗濯機を買ってきた父です!)、八重山では洗濯機の無い生活を一年していました。
この一年くらいはコインランドリー生活を送っていました。週一回くらい300円を握りしめて近所のランドリーに通う生活です。我が家には電気洗濯機のほかにもカラーテレビも電子レンジも無い生活です。およそ日常使う電化製品は冷蔵庫とパソコンと電灯くらいなもんです。意識してないけど案外エコでロハスでナウい生活を送っていたかも???
そんな我が家でしたが、四月に異動で島を離れる先輩から電気洗濯機を譲ってもらいました!試運転で回してみましたが文明開化の音がしますね。
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この洗濯機、写真通りニ槽式の憎い、アナログなやつで、洗い時間、脱水時間を私のほうで上部のダイヤル?で設定しなければなりません。これを不自由と取るか融通が利くかと取るかで使用者の度量が問われますね。
全自動洗濯機では洗い〇分→脱水→すすぎ〇分→脱水という人間の決定意思があまり入る余地の無い流れだと思います。これは汚れが落ちてない方は洗いの時間を延長したりしたいと思うでしょうし、洗剤の残りが肌に悪い影響を及ぼすような方はすすぎの時間を長くしたいと思うかもしれませんが、全自動は文字通り全自動、全てのスケジュールについて洗濯機側が主導権を握っています。
でも二層式は洗い時間はアナログダイヤルで決めるので洗い15分→さらに洗い15分→さらに洗い15分というような荒技も繰り出せますし、洗いは4分45秒というような微調整も可能です。さらに人間様が脱水槽に荒い物を放り込まなければ永遠に洗濯機は脱水をできません。
洗濯機は二層式くらいのほうが人間味があって使いやすいのかもと思いました。
ちなみに私の乾燥機はすでに夏日をたたき出している八重山の太陽です。

宇多良炭鉱~西表島~

西表島の宇多良炭鉱跡に行ってきました。
炭鉱というと北海道のを想像しがちですが南の島にも炭鉱があるのです。私も最近知ったのですが。。。
日本の石炭産業は皆さんご存知のとおり衰退しております。この宇多良炭鉱ももちろん現在では稼動しておらず廃墟になっております。戦争中はかなりの生産量(=苛酷な労働)を誇った炭鉱のようです。南の島の炭鉱跡、行ってきました。
浦内川の観光船の駐車場から砂利道をたらたら歩くこと15分くらいで視界に入ってきました。
大きなガジュマルの樹です。根っこのところは宇多良炭鉱で使われていたトロッコ用のレンガでできた橋脚を飲み込んでいるんですね。
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こんな風に。
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カンボジアの世界遺産のアンコール遺跡群、タ・プロームでもガジュマルに飲み込まれかけた遺跡が有名ですね。宇多良炭鉱は閉鎖されてから60年ほどですがもうこんなになってしまっています。南洋の木々の成長には恐ろしいものがあると同時に圧倒的な自然の力を見せ付けられた気分です。確かに生物が絶滅しまくっている現在ですが、生物の中には人間が作った物なんぞ意に返さないやつらがいることも事実。それを見せ付けられました。
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エンジンかなんかの鉄の部品が湿地に捨てられておりました。宇多良炭鉱では近くの浦内川までトロッコで石炭を運び、それから先は船で石炭を運んでいたそうです。周辺にも石炭滓みたいのがたくさん転がっていました。
湿地にはマングローブ林をなすヒルギの仲間が侵入しています。
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宇多良炭鉱に向かう途中で不意に現れたキシノウエトカゲ。日なたで日向ぼっこ中?かもしれませんが、これでも天然記念物にして絶滅危惧Ⅱ類のそれなりに貴重なやつです。
宇多良炭鉱は場所は西表島西部の浦内川の船乗り場から徒歩でさかのぼること10分くらいです。興味が湧いた方はてけとうにgoogleで宇多良炭鉱とでも検索すれば腐るほど情報は出てくると思います。