佐渡の野生放鳥トキを見たい~その1~

新潟県の佐渡島。マリモやイリオモテヤマネコなど日本人のほとんどが見たこと無いのにもかかわらず日本人のほとんどが認知している動物シリーズの一つであるトキで有名な島です。
最近は環境省がトキの野生復帰事業を行っていることもあり、佐渡でトキの野生個体が繁殖したり、あるいは佐渡から本土にトキが渡ってきたりで、何かと話題になっております。カラスとかスズメとかカモメとかのその辺にいる鳥類を除けば、日本でもっとも認知されている鳥かもしれません。
私は新潟県で産まれて大学に入るまで彼の地で暮らしましたし、今でも時々帰省しております。が、佐渡は本土側から眺める島であって、渡ったことは一度もないのです。案外新潟っ子でも上陸経験は少なく、私の両祖父母と父は生粋の新潟っ子ですが佐渡に上陸したことすら無い。兄は小学校の修学旅行という半強制行事で一回渡っただけ。兄と私は同じ学校だったのですが、私の時は修学旅行の行き先が変わっちゃっいましたし。車ばかり乗る新潟人にとっては陸続きでは無い佐渡に行くのは案外億劫なもんかもしれません。
そんななじみが薄い佐渡ですが、これだけトキでフィーバーしているのを見ると、そのトキという生物のを見たいものです。11月の第一週の三連休、実家の法事の関係で新潟の実家から召集命令が掛かったのでついでに佐渡に上陸してトキを見てくることにしました。
やっぱり佐渡に行くからにはケージ越しやガラス越しの飼育トキではなく、野生に放たれたトキを見たいもの。調べたところ2013年11月現在90羽ほどのトキが野生に放たれ佐渡で暮らしているとのこと。まぁ閉じられた島ですし、半日くらいかければ一羽位は遠くから見られるんじゃないかな!ということで意気揚々と佐渡を目指し出発です。
11月2~4日が三連休。このうちの2日を佐渡にあてることに。しかし、さすがに佐渡に上陸してすぐにトキが見つかるわけでも無いでしょうから、それなりに情報収集のための時間をとる必要があります。ので、なるべく佐渡の滞在時間も長くしたい。佐渡汽船のウェブサイトを見ると佐渡に最も早く着くのは8:30着で、新潟港を早朝6時ジャストに出港。これにぜひ乗りたい。横浜の我が家から新潟港までは5~6時間というところ。。。さすがに時間的な余裕も欲しいので逆算して遅くとも23時くらいには家を出たい。
なかなかの強行軍ですが金曜の仕事を終えて自宅に帰宅し、トキを追いかける用の双眼鏡やその姿を収める用の望遠レンズ等々を用意し22時頃に横浜の我が家を飛び出します。遊びで寝不足になるのはちっとも苦になりません。
我が奥様はあっという間に助手席でご就寝。私はFMラジオの放送を聴きつつ関越道を北上します。高校の頃はよくラジオを聞いて孤独に北海道の国道をすっ飛ばしていた頃を思い出して、なんだか懐かしい気分になりますが、埼玉のあたりでは朦朧としてきつつ、群馬から関越トンネルを抜けて新潟県にはいる頃には変なテンションになって、ハイペースで長岡JCTを通過。関越道から北陸道へ。順調に3時くらいに新潟市の縁くらいに着きますが、早く船着場に行ってもしょうがないので北陸道の黒崎PAで仮眠。
5時くらいにもぞもぞ起きて、新潟港の佐渡汽船乗り場へ。早朝発便にもかかわらず、かなりの乗客数がおり、二等カーペット敷きが寝転ぶほどのスペースは無いくらいの混雑です。
もう秋も深まっており、日の出も遅い。出港後しばらくしてようやく周りが明るくなってきます。新潟市街を見つつ、洋上へ。
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幸いにも天気は良くて早朝の甲板をうろうろしても寒くは無い。佐渡汽船の無線設備?にも日光が当たります。雲ひとつ無い濃い朝の青空の下、朝日を浴びて進む姿は頼もしいものです。
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2時間も航海をすれば佐渡島が大きく見えてきます。
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定刻の8時半に佐渡の両津港へ入港。
さっそく観光案内所に行って「野生のトキはどこで見られますか?」とお姉さんに聞いてみます。
ちょっと伏し目がちに「相手は野生動物なのでどこで確実に見られるかは答えられないが、運がよければこの船着場のある街の近くの田んぼでも見られることがある。」との回答。
相手は野生動物ですから確実に見られますとは当然答えられません。一方で観光客はやっぱり野生のトキを見たいでしょうから、島に上陸したばかりの観光客に「見ることは相当難しいですよ」といっていきなり冷や水を浴びせるのも申し訳ない・・・、ということで、「運が良ければ見られるかも」というトーンのこのような答えになっていると思うのですが、この種の質問はおそらくこれまで何千、何万回と交わされた質問なのでしょうね。トキが希少な野生動物であるという背景を考えればこれ以上の答えようはなく至極真っ当な答えだと思います。
ターミナルを出ていよいよトキ探し、、、の前に焦ることは無い。朝飯を買って、フェリーターミナルを出て足となるレンタカーを確保します。
いい加減、昨夜からの活動で腹が減っているのでトキサーチの前に食事。焦ってもろくなことはありません。
買ったのはトキの紙パックの佐渡乳業の牛乳と地元ナカガワ製パンのバタートースト。牛乳パックはトキを模っており、パックだけでもなかなかの一品。
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このナカガワ製パンのバタートーストがなかなか良い味を出しています。色もトキっぽく白と赤。
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「このバタートーストは最高の原料と高級マーガリンと精製されたグラニュー糖で造ったおいしいバタートーストです」という文字。原材料も、、、別にうまけりゃいいですけどね、私は。
むしろ130円でこのバタートーストを作るナカガワ製パンに敬意を表します。ほんとに。一食の価値はあります。佐渡汽船の船着場でも売っていましたので佐渡に行った際はぜひ。
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徐々にトキっぽい話に移ります。
まずは「トキの森公園」に行って情報収集。ここはトキの飼育も行っており、ガラス越し・ケージ越しながら生きているトキを観察できる施設ですし、もろもろのトキ情報を扱っている施設です。
野生のトキを探すにしてもどの辺にいるかという情報も大事ですし、実際のトキの大きさの感覚を掴んでいたほうが見つけやすいでしょうし。野生トキを探すには欠かせない施設です。
ここではガラス越しではありますが、実際のトキを見ることができました。思ったより小さいと感じましたが、感覚としてはコサギくらいかな。そして時折、羽を広げるときに見せる「朱鷺色」の美しいこと!
ともかくこれで佐渡に行ったけどトキを見られなかったという事態だけは避けられます。いやーよかったよかったよかった(^0^)
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フェリーターミナルで質問したように、トキの森公園のボランティアスタッフの方にも「どこで野生のトキを見ることができますか?」と聞いてみます。
「野生動物なので、どこに行けば見られるかわからないが、運が良ければ田んぼで餌を捕る様子が見られるかも。見られるときはこのトキの森公園の周辺の田んぼでも見られることがある」とのこと。
フェリーターミナルのお姉さんよりは若干具体的ですが、やっぱり「この地点です。」というのは回答なしです。
まがりなりにもトキの野生復帰を目指してのデリケートな事業中ですから、答えにくいのでしょう。
答えにくいのを知っていてあえて聞いて申し訳なかったです。
佐渡の観光やトキに関わる方々にこの手の質問をしても明確な答えはなかなか返ってこないですが、これは意地悪をされているわけではなく、むしろトキのためです。
生息地に観光客が殺到してトキがストレスを感じてしまうというほうがむしろ問題です。。
私も観光客が得られる情報はこの程度に絞っておくべきだと思います。簡単に見られるのではなく一日じっくり探したら会えるんじゃないかな、、、くらいの情報で十分だと思います。
トキの森公園内の遊歩道のトキストーンに力を貰って、いよいよトキ捜索に出発です!
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さて、観光案内所でもふれあいプラザでも、トキの生息地に関して出た言葉は「田んぼ」。さらにトキの森公園周辺でもトキが見られるとのことですので、まずは車で公園周辺の田んぼが拡がっている場所を回ります。
、、、、が、車でぐるぐる回ったけど見つからない。鳥自体の姿が少なく、飛んでるのはカラスがほとんどで、たまにトビが舞っているような状態。
 これは私の推測ですが、トビは一応猛禽類のワシタカの仲間。こんなのが舞っているような場所ではトキも落ち着かず、田んぼにも出てこないのではと思い、トビがいる田んぼを避けるように農道を回ります。
しかし30分程度たっても、トキの気配は全くなし。時々白っぽい鳥が田んぼに立っているのが視界に入るのですが、双眼鏡で確認するとダイサギ?の類ばかりです。
視界の隅に怪しい鳥っぽい影が写ると車を止めて、双眼鏡で詳細を確認して、がっくり、、、というのを繰り返します。
さて、一時間弱くらいこんな作業を繰り返し、あまりにもトキの気配がないので、作戦を練り直し、地域を変えてみようと幹線農道から市街地に向かって走っていると、遠くの田んぼの上に白いモコモコした集団いるのが視界の隅に入ってきます。。
、、、新潟っ子の私は直感でこれが何か分かります。仙台時代にもよく見た鳥です。
ハクチョウの群れです。冬が近づくとシベリアから渡ってきて、群れを作って田んぼの上で落穂を食べたり昼寝をしたりしている巨大な鳥です。
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ハクチョウはなかなか優美な鳥ですし、ある意味トキより可愛い顔をしていますし、西の国や関東の人には人気の高い鳥なのかもしれませんが、北国で育った私はこの鳥自体には珍しさは感じない。のでいつもはスルーする鳥なのですが、今回は違います。
というのはこの佐渡行きの数日前、トキの情報を集めているときに「佐渡でトキとハクチョウが一緒にいる」という新聞記事を見たのです。(検索したら引っかかりました。この記事のようです。)
なので、「ハクチョウの群れにトキでも混じってないかなー」と思いながら、ハクチョウの群れの中を丹念に双眼鏡で探します。
、、、しかしやっぱりトキはいない。ハクチョウは相当大きい鳥ですし、トキともだいぶ姿が異なりますしよく見慣れている鳥なので双眼鏡なら見間違うことは無いです…。
これは残念・・・。
ハクチョウの群れをじっくり観察する前に、ハクチョウの群れからちょっとはなれた田んぼで白い鳥が3羽休んでいるのも視界の隅に捉えていました。
肉眼では大雑把な形しか見えませんでしたが、背が高そうな鳥だったので、多分サギの類だろうな~と思いつつも、ハクチョウの群れを見たあと、念のため双眼鏡を振り確認します。
、、、、やっぱりサギだな~~、、、
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っと思いかけたのですが、、、、、
!!!!なんか真ん中の鳥、変じゃないですか!!!!!????
サギにしては首が短く違和感があるような…
この鳥の正体は次回エントリーでより詳細な写真を載せて検証することにします。

獅子ヶ鼻湿原・あつみ温泉・車中泊をして横浜へ

さて10月の三連休でやってきた福島秋田旅行。早くも二日目の午後には帰路につきます。男鹿からは横浜まで700km。なかなかの距離ですが今は高速道路網も整備されて、ほぼ全線高規格道路が整備され楽に運転できます。公共事業万歳。
ただ、帰る前にもう一箇所寄りたいところがあり、多分男鹿から横浜は秋田道→東北道の内陸ルートで関東に向かうのが最速ルートなはずですが、道草をして日本海沿いを南下します。
つまり秋田道から日本海東北道へ。向かった先は秋田と山形の県境にそびえる鳥海山の中腹にある獅子ヶ鼻湿原。
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獅子ヶ鼻湿原という場所はマニアックなところで聞いたことがある人はなかなかの自然マニアだと思います。
しかしマリモ界ではここは有名なスポット。何でかと申しますと「チョウカイマリモ」が生息しているのです。これは私としては秋田に来たのに素通りできない生き物です。
チョウカイマリモの生息地は獅子ヶ鼻湿原の真ん中にある河川です。
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しかし男鹿水族館のアザラシ展示が思いのほか楽しく、想定以上に時間をとってしまい、出発が遅れ、獅子ヶ鼻湿原の駐車場に滑り込んだのが15時半くらいになってしまいました。秋の太陽はつるべ落とし。既に夕方の気配が農耕に漂っています。
駐車場からチョウカイマリモ生息地までは森林や湿原の中の歩道を45分程度歩かねばなりません。この日の日の入りは17時くらいですが、森の中はただでさえ薄暗いのでこの時間から森の中に入るのは自殺行為。夜間装備を持ってきておりませんし、無念ながらこの日はチョウカイマリモの観察はあきらめることにして、20分くらい森を散策して撤退します。
したの写真は森の中の小川。チョウカイマリモの切れっ端でもいないかと見てみたのですが、まぁ判るわけ無いです。
チョウカイマリモは脇に置いていても、冬に向かって支度をしている無人の夕方のブナ林は鼻の奥を刺激されるような寂寥感に満ちていました。胸に迫るものがあります。
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これは駐車場の管理等で貰った獅子ヶ鼻湿原の地図。チョウカイマリモ生息地までは結構あることが分かるかと。。チョウカイマリモを見に行く方は計画的に。。。
ちなみにチョウカイマリモと阿寒湖にいるあのマリモとは、相当生物としては異なるものです。チョウカイマリモはコケの仲間がの集合体のようですが、マリモは緑藻ですので。コケと藻というだけでも分類がまったく異なる生きものであるということは、その筋の方ではなくても直感的に理解できるのではと思います。
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鳥海山は海から一気に標高が上がる火山。その中腹から下界に下りたら日本海に沈む夕日。
天気は良くても波の高さが冬の入り口の日本海っぽい。東京や大阪など太平洋側の人にとっては太陽は海から上がり山に沈むものですが、日本海側の人にとって、海は夕日が沈む場所。日本海側育ちの私もこの感覚は抜けない。
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東の空には大きな月が登り、夜へ。
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自分は横浜を目指し南下します。秋田県から山形県に入り、酒田市のワンタンメンの満月さんで夕飯です。
さらに南下、新潟と山形の県境に近いあつみ温泉で一浴。
それなりに大きな温泉で、東北の温泉らしく、共同浴場が何個かある温泉です。今回は「下の湯」へ。玄関を入って、たたきを上がったらいきなり磨きこまれた床が迎えてくれます。
素敵な温泉ですが受付の人も入湯客も含め誰もいない・・・。(温泉の中は普通は撮影できないと思います。私もそう思っていつものカメラなんぞ車においてきましたが、このときは誰もいなかったのでささっと持っていた携帯電話で撮影しました。)
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入湯の料金は、「協力金」という名のもと、200円を脱衣場の棚に設けられた郵便ポストのようなところに入れます。無人ですので入り逃げもしようと思えば簡単に出来ますが、その辺はおおらかなもんです。。。
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お湯はもちろんかけ流し!贅沢です。浴槽のふちから遠慮なくあふれる温泉の様子はまぎれも無く一級の温泉の証。横浜でこのクオリティなら1000円くらいは取れそうなもんです。
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、、、しかし、あつみ温泉は源泉の温度が68度の温泉。一級過ぎて人間が直で入るには厳しい。壁際の湯壷水槽から入浴用浴槽に入る源泉の量を調整して適温にするのですが、これがまた先客がいなかったせいか、入浴用浴槽に温泉が遠慮なく注ぎ込み、とんでもなく熱く、入浴できない・・・。入浴水槽についている水道を全開にしてうめるうめる。せっかくの源泉掛け流しですが、私が入られる頃には1/3くらいは水道水になっていたような気がします。源泉量の温度が高く掛け流し量が多いというのも贅沢すぎる悩みです
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あつみ温泉はなかなか楽しく、浴用のほかにも飲用泉でほのかに塩気や硫黄の匂いがする温泉を飲んでから、22時頃に出発。さらに南下して新潟県へ入ります。
時間も深夜に差し掛かってきて、深夜の特有の気だるいようなドライブ時間になります。新潟県には私が産まれ、今も両親が暮らす街もあるのですが、今回は素通りを決め込みます。高速道路から降りません。来月行く予定がありますので。
国道7号線から日本海東北道に入り、豊栄SAで車中泊をすることに。SAには周りに同好の士も多いようで、さすが三連休。AM0:30頃、駐車場に車を止めダッシュボードのハダカデバネズミたちも休んでいるようなので、私も後部座席とトランクをつなげたスペースに移動しごそごそと就寝。
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三連休の最終日、とっとと横浜に戻りたかったので5時前に起きるつもりでいたのですが、さすがに2連の車中泊で疲れていたのか7時くらいまでぐっすりと就寝。差し込む朝日に気づき、がばっと起きたら周りの車中泊グループは皆無。皆さん既に出立されたようで。周りに誰もいないだけなのですが何か負けたようで悔しい。自分に腹を立てながら、熱い缶コーヒーをすすりながら横浜を目指して出発。
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三連休の最終日なので関越は大渋滞と思いきや、早く出たせいか渋滞らしい渋滞に巻き込まれず13時頃、横浜の我が家に。
正味48時間の東北旅行の割には盛り沢山で満足感の高い旅行でした(^^)福島秋田山形あたりのポテンシャルの高さを改めて再確認させられました。消化不良気味なのでもう少し時間を掛けて回りたいところですが。。。

男鹿水族館GAOその8~ひれあし’s館のアザラシたち②~

アザラシは水の中では自由自在。陸上生活ではその不器用な動きに愛嬌すら漂う体は水の中では驚くほど俊敏な動きを行います。
あごの下(交尾のときの傷)おっぱいがついていて体色が薄いのでマリーですね。
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アザラシは水の中では自由自在。
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水面に向かって一気に加速!
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翻って水の中へ。
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しっかし驚くほど水がきれい。この写真ではアザラシが空中を浮いているかのよう。
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なのでこんな近くでアザラシの部位の写真も撮れます。
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プールのトンネルは人気コースなので渋滞も。
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その人気コースの水底で転がる迷惑なやつも。しかも背中にはどういうわけか、ウンコを乗っけています。。。近寄りがたい。
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水中の覗き窓もいろいろな角度から見ることができて面白い。お客さんが多くても喧嘩しないで見ることができる。マニアがどっかりと窓の前にいてもそれほど目立たない。
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マニアの蒸し暑い眼差しが気になったのか、私が観察している窓に一頭のアザラシが近寄ってきて、向こうから覗き込んできました。アザラシの瞳、なんとなく真っ黒かと思ってましたが、こうやって近くで見てみると当然ながら瞳孔があり、瞬膜もあり食肉目の獣の目をしていますね。
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しかし人懐っこいアザラシです。鼻をアクリルにこすり付けるくらいまで寄ってきました。
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近寄ってきたアザラシの泳ぐ動画


一方で最年長のマリー(このアザラシだけは体色が特徴的で見分けがついた)は餌をもらって眠くなったのか、お客さんが来る覗き窓の前のお気に入りスポットで昼寝です。時々息を吸いに水上に上がりますが、息を吸ったらそのまま水面から降ってきて、プールの底でごろんと横たわります。
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プールの底で一回バウンドし、、、
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水面から降るように落っこちてきて、プールの底でバウンドして、そのままずりずり滑って昼寝に戻るマリーの様子の動画


昼寝体制へ。
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お昼を過ぎたせいか、アザラシたちの動きも緩慢になり、昼寝モードに包まれます。
私のほうも次の目的地があるので13時過ぎに退館します。
男鹿水族館はアザラシはゴマフ一種のみで飼育頭数も4頭のみと数字上は決して目立つ水族館ではありませんが、アザラシの面白さを感じるには素晴らしい水族館でした。本州では鴨シーやしながわ水族館並みにおすすめの水族館です。なかなか行くのは大変ですが、その価値は十分あります。
さて、ずいぶん福島・秋田旅行も長くなってきました。次回で最終回。関東に戻ります。ただ、戻る前に寄っておきたいところが。。。

男鹿水族館GAOその7~ひれあし’s館のアザラシたち①~

ここからは男鹿水族館ひれあし’s館のアザラシに絞った内容です。
この男鹿水族館のアザラシ展示はすばらしく、見ていて飽きが来ません。飼育されているのは日本でもっとも多くの施設で飼育されている、つまりあまり希少さは少ないゴマフアザラシのみの展示ですが、それだけでも十分楽しめるとても良い施設です。
プール清掃用?のホースで遊ぶアザラシ。一番の年長のマリーかな?彼女はホースの水で遊ぶのが好きらしいです。
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分かりにくいですがホースの先からもやもやしたものが出ていました。薬液なのかお湯なのかよくわかりませんが。
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地上に出てみると職員さんとマリーがホースの水で遊んでいました。こういうシーンはホッとします。
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再び水中。
この短い前肢がアザラシの魅力の一つ。
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プールは中にトンネルも設置されていて構造的にアザラシが回遊したりできるようになっているのですが、、、
トンネルの屋根に引っかかっているやつがいました。
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引っかかりつつも頭が痒いのか短い前肢で一生懸命頭を掻いていました。水の中でも痒いんですね。
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私が送る蒸し暑い眼差しに気づいたのか、ハッとこっちを見てきて、
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また頭を掻くのに戻っていました。
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そうこうしているうちにトンネルに引っかかっていた体が外れ、頭を掻きながら浮かび上がっていきました。。。
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前足をつばさのようにして泳いでいるように見えますが、彼らの前足は泳ぐ推進力にはあまりつながりません。
、、、何でこんなまじめな顔をしているんだろ。
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彼らの推進力はこれまた極短い後足と紡錘形の体からひねり出される。
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この辺でアザラシプールを優雅に泳ぐ動画をば。携帯で撮っているので画質はいまいちですが・・・。


ちょっと違う角度から。男鹿のアザラシはアクリルに体がぶつかるくらい近くに寄ってくれます。
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だからお客さんの目の前にやってきてこんなに近くに。
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水もきれいだから、とにかく観察がしやすい。みんなで夢中で眺めてしまいます。人間の子どもがお父さんに気づいた何かを伝えようとしたり。
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お母さんアザラシが小さい子の前でごろごろ寝てみたり。
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男鹿のアザラシたちは自由に暮らしています。泳ぐだけで人間を楽しませてくれて、人間は楽しい休日を送る。素敵なことです。
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男鹿のアザラシの写真は次回もう一回紹介いたします。いやーなかなか面白くて2時間くらい眺めていたので、写真はたくさんあります(^^;

男鹿水族館GAOその6~ホッキョクグマ一家~

2013年現在、男鹿水族館でもっとも注目を集めている動物はこの動物でしょう。
ホッキョクグマ。。。
ただでさえ人気の高い生き物ですが、昨年末に赤子が産まれて可愛い盛りの子どもが見られるので人気者です。
お母ちゃんと子どもは同じプールで、走り回っていました。豪快に飛び込む母ちゃん。
ホッキョクグマも肉球が有るんですね。
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父ちゃんは一人隔離されたプール。活動的な母子と対照的に、ゴロゴロ寝ていました
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お父ちゃんの豪太のプール前。お客さん多い。
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転がる子どものミルク。微妙な顔で見つめるのは母ちゃんのクルミ。
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豪太の餌の時間。プールに浮かべられたのは秋らしく鮭が丸々一本。
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軽々と咥えて持ち上げ。
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あっという間に噛み千切って食べていました。ホッキョクグマの大きな体から見たら鮭一本にしても、人間にとってのシシャモくらいのもんかもしれません。
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さて、ホッキョクグマを見てこれで男鹿水族館は一通り見て回ったので、残り時間はひれあし’s館の美しいプールでアザラシどもを眺めて過ごすことにします。

男鹿水族館GAOその5~アザラシの給餌~

給餌の時間が近づいてきたのでひれあし’s館の地上部に急いで向かいます。
ゴマフアザラシの給餌はこの日は10:40~。
水面に出てきたアザラシの写真を撮っている人が多いですが、むしろアザラシにとっては今日のお客の面はどんなもんかいな、、、、という感じで客の面構えを観察しているのかもしれません。
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もう一頭やって来ました。やっぱりお客さんを観察しています。
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給餌が始まりました。笛の音で合図が送られていますが、アザラシは給餌中にプールに戻ったり案外せわしない。
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取り出したるは長い棒。職員さんを真剣なまなざしで見ています。
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水中から勢いよく飛び出し、鼻先をポールの先へ。
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ボールも持ってくるアザラシ。ちょっと得意げ。
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餌を持ってきた職員さんを見送る姿が印象的。
もっと餌無いの!?という視線で見つめていました。
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アザラシの給餌の後はとなりのアシカのプールでも給餌です。漢字の解説からで丁寧な解説で好印象。
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アシカはまだ若いのが一頭のみの飼育でいろいろ仕込んでいる最中とのこと。
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これは職員さんがプールの左上の高いところに移動したのに合わせ、プールの高台に登ってくる練習。一応まだ練習中で調子が悪いときには上がってこないかも。という前置きがあった上でお客さんの前での公開練習になりました。
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さて次はホッキョクグマの紹介。ホッキョクグマは赤子が生まれたばかりで、男鹿水族館で最も勢いがある展示かもしれません。給餌時間中に囲むお客さんの数もアザラシの比ではありませんでした。残念ながら。。。