ちょっとパリへ 1 ~ノートルダム大聖堂とセーヌ河畔~

先日、パリに行ってきました。
フランスは先回のスイス行きのときに深夜のシャルル・ド・ゴール空港を駆け抜けたことしかなく、あまり良い印象がない国です。とは言え、世界遺産てんこ盛りの芸術の都で、芸術に疎い私でさえ知ってるアレやコレもパリにある。今回はあまり滞在時間が無いので、芸術作品をじっくり見る感じではないですが、まぁちょいとパリの様子を見て空気を吸ってきます。
ということで、成田からシャルル・ド・ゴール空港行きのエアーフランスに乗り込みます。成田発で12時間半のフライト予定で、パリは同日16:30頃着の予定。
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昼間便ですが昼飯が出た後、電気を落とされる。この飛行機内では不思議な光景が。
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同乗のヨーロッパ人が裸足や靴下のままトイレに行くのです。それも一人だけではなく、みんなが靴を履かずにトイレ。飛行機には何度も乗りましたが、欧米の人も靴やスリッパを履いたままトイレに行っていたのに、何でこのフライトだけみんな靴を脱いでトイレに行くのか・・・??ばばっちいぞ。
靴下に悩んだり、うとうとまどろんでいるうちにシャルル・ド・ゴール空港に着陸。さて素敵なパリ滞在の始まりです。
あ、今回のパリ滞在時間は約7時間。16:30にシャルル・ド・ゴールに着いたのですが、23:30には離陸です。23:30に離陸ということは21:00くらいには空港に戻ってきたい。さらに空港からパリ市内までは電車で40~50分程度かかるようです。つまりパリの中心部にいられるのは3時間ほどか?
要するに時間が無いのです。もちろん迎えに誰かが来ていたりとかツアー会社の方がいるとかではなく、時間がもったいなくて気分は電車に飛び乗る感じ。写真はシャルル・ド・ゴール空港の電車乗り場。新しくて綺麗ですね。
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日本で言えば成田空港駅から京成電車で都心方面の駅に行く感じですかね?
さて、電車の中でこれからの身の振り方を考える。私がパリ関係で持ってきているのは、電車の乗り方が詳しく書いてあるこちらのサイト地下鉄の路線図と主な観光地が入った地図をプリントアウトした3枚だけ。当然フランス語なんぞ話せないし読めません。飛行機の中でフランス人CAから「ボンジュール、ムッシュー」とか言われると何だかお尻がむずむずするようなおっさんです。
私のパリ知識で言うと、エッフェル塔、凱旋門、バッキンガム宮殿、、、は郊外か。あとはルーブル美術館とセーヌ川もだっけ??くらいのもんです。
さてさてどうしたものか考えますが、空港からのパリ市内へ行く鉄道はちょうどパリの中心部を通るようで停車駅に「saint michel notre dame」という文字を見つけました。これは辛うじて名前を聞いたことがある「ノートルダム大聖堂」の近くに違いない。まぁ日本で言えばASAKUSAで降りて浅草寺に行く感じだな、と当たりをつけます。 外してもこの駅はパリの中心部近くで乗り換えの地下鉄も何本か通っているようなのでなんとかなるでしょう。
行き先も決まって車窓を眺めると、壁に鬼のような落書きが。。。うーん、、、日本でも落書きが多いとこはありますが、やっぱり馴染めないなぁ。
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電車を降りて、薄暗い地下ホームから地上に出たら、観光地!すごい数の人がいる。
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正面にあったのは、もちろんノートルダム大聖堂。
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さすがにでかい。写真にしちゃうと小さく感じますですが、足元にいる人間とスケールを比べると並大抵の大きさではないことがお分かりいただけるかと。
聖堂の中に入れるようですが、長蛇の列。私のイメージでは欧米人は行列というものは作らず、行列は日本人の専売特許と思ってたのですが、ノートルダム大聖堂では、欧米の人が行列を作っている。滞在時間3時間の身ですからさすがに待つ時間がもったいない。またパリに来た時にはいることにして、次に行きます。
幸いノートルダム大聖堂はセーヌ川のシテ島(高校の地理で出てきましたね)に建っているので、周辺はパリの中心部で観光スポットも多い。私はセーヌ川を渡って北岸沿いに西に向かって、ルーブル美術館方面へ向かうことに。
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観光客を満載した遊覧船がセーヌ川を行き来しています。船尾のトリコロールが誇らしげ。
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セーヌ川北岸から下流を眺めると、遠くに、、、
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エッフェル塔が。何があるわけではないですが、おおー、と思ってしまいます。すっかり観光客です。
セーヌ川北岸でエッフェル塔グッズやルーブルグッズ、画集?などを売る露店を眺めつつ歩いていきます。晴れていて気持ちいい。
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↑何気に河畔に建っていた建物。何か由緒ありげな建物ですが、パリ滞在中はなんも分からずに歩いていました。フランス語は全くわからないし。この文を綴るために調べたらコンシェルジュリーと呼ばれる牢獄の遺跡で、あのマリー・アントワネットがフランス革命後に収監された牢獄で世界遺産。。。さすがに世界史知識に乏しい私でももっとちゃんと見てくればよかったと思います。まさに豚に真珠。
程なく見たことがある建物が。この建物は私でも分かる。
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ルーブル美術館(の裏側というのかな?)ですね。しかしルーブル美術館でもその裏では落書きがされているんですね。落書きも芸術なんですかね・・・、うーん。
ルーブル美術館も気になりますが、その前に、、、。ルーブル美術館の前のセーヌ川には、観光客が満載の橋が掛かっていました。この橋はポンデザール。恋人同士が南京錠を欄干に掛ける習慣のメッカ。が、ソロの男性が南京錠を欄干につけていました。
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ポンデザールからセーヌ川上流方面。ちょうどシテ島が島になっている様子がよく分かります。
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ポンデザールの対岸はこれまた由緒ありげな建物が。フランスの学士院でやはり由緒あるものです。由緒ありげな建物だらけすぎます。
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ちゃんと二人で南京錠を掛けているカップルも。
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ただ報道によると南京錠の重さで橋が傷んでいるそうで、6月1日から鍵の撤去に取り掛かるそうな。私が訪問したのは5月30日だったのでギリギリだったかもしれません。そういえば2枚上の男性が一人で南京錠を掛けている写真。変なボードが欄干に取り付けられ、鍵を取り付けにくくなっていますね。
さて、いよいよルーブル美術館に入ってみます。

十年一昔、、、山中湖「富士マリモ棲息地」の碑

昨日所用があり富士五湖方面へ。
富士五湖といえば日本でも有数のマリモ生息地!私が駆け出しのマリモファンだった頃、勢いに任せて当時住んでいた北海道から日本各地のマリモ生息地を見に行って、富士五湖周辺にも行ったことがあります。当時はまだ車の免許も持っていない若さ(!)だったので、河口湖周辺の安宿を根城にして、公共の交通機関と自分の脚でウロウロしたものです。飛び込みアポなしで来たマリモを気にする変な学生にも町役場や観光協会の皆さんは優しかったものです。
そんなことを思い出しますが山中湖に行くのは実に当時の2002年ぶり。厳密に言えば2012年に富士山に登ったときに上から山中湖を眺めていますが、、、)所用のついでに湖畔の「富士マリモ棲息地」の碑を拝んでこようと思いました。
(2002年3月に撮影した「天然記念物富士マリモ棲息地」の碑。山中湖畔に建っているのです。当時書いた様子はこんな所に。拙い文で恐縮ですが。)
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さて2015年の山中湖。マリモ棲息地の碑は代わらず立っているのかな?と思いながら山中湖に向かいます。山中湖畔を車で走っていると13年分の感慨というか山中湖に来たのはそれほど昔ではない感覚だったのですが、あれから大学を無事に卒業し、さらに北海道を出て、仙台に住んだり、石垣に住んだりふらふらして、最近は妙な国々に行かされたり、団地で変な部屋を作ったりとか当時想像も出来ないようなことをしてきて年を食ったなぁ、、、と妙な感覚になります。
私の感慨はともかく富士マリモ棲息地の碑を探しますが、なんとなく国道138号線の山中湖畔を走行中、湖沿い側に注意を払って運転していたら程なく見覚えのある懐かしい石碑の姿が!
かつては石碑がぽつんと寂しく湖畔に立っていた記憶がありますが、今は駐車場が整備され、ちょっとした植樹やベンチが置かれ、マリモの解説板も置かれ「マリモ公園」として整備されていました。
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これはなかなか嬉しい。山中湖でもちょっとはマリモがメジャーになったのでしょうか。
ただ、↑のレポートにあるトイレ「毬藻庵」は見つけられませんでした。残念ながら老朽化で撤去された?
、、、と思ったまでは良かったのですが、我が家に帰って、2002年当時の写真を眺めつつ作日(2015年)の写真を整理していて妙なことに気付きました。
「棲息地碑の背景が変わっているような・・・・?」
上のカットとは異なる碑を正面から捉えた写真を並べてみると、、、
(2015年↓)
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(2002年↓)
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左側の浮き桟橋とマリモ公園の整備のおかげでなんとなく見落としがちですが、背景の山の稜線の感じが違うような。別々の場所に同じものが2本あるのかと思いましたが、台座のシミ模様から多分同一のもの。となると、石碑が動いた??
改めて、↑に引用した私の拙いレポートを見てみると、「山中湖村役場付近の湖岸に生息記念碑があると村役場で教わった」と記載がありますし、ページ最下部の「山中湖の地図」を見ても役場近くに碑があるように見えます。2015年の碑はもっと北側で地図で言えば毬藻庵のあった辺りなはずですが、、、。
夜な夜な夜中になるとマリモ棲息地の石碑が湖畔をズリズリ動いて、13年かけて現在の地へ、、、となると面白いのですが、昔の記録が間違っていたのかなぁ、学生の頃に作ったものだし。。。と思わないでもない。
念のため検索してみると、、あっさり解決しました。山梨日日新聞のサイトに”碑は2009年に現在の場所に移された”とありました。しかし残念ながら今でも関心はめちゃくちゃ低いようですね(>_<) 山中湖畔の皆さんの想いは素晴らしいですが残念です。確かに私が碑を眺めているとき(夏休みの最初の週の土曜の午後なので観光客は周辺にそれなりにいましたが)誰もこの碑を見にくることはなかったです。 まぁいくら貴重な生物だとしても、山中湖のマリモを実際に見ることはできるところは極限られている現状であり、実際に食べることも触ることはもちろん見ることも出来ないとなれば、石碑だけでは、一部のマニアは除き一般の方の関心を引くのは困難でしょう。。。トキやウナギにしたって実際に見たり食べたりできるから関心が高いわけですから。希少野生生物の保護の難しさを改めて感じます。 富士マリモ棲息地の碑の位置
(追伸)トイレ「毬藻庵」はグーグルのストリートビューで確認したところ健在のようです。というよりフジマリモ棲息地の碑から数十メートルしか離れていないようです。むしろ昨日の訪問時によく見落としてしまったな、思います。。。
ストリートビューの画面。画面左側の細長いのが「マリモ棲息地の碑」。右奥の平屋がトイレ「毬藻庵」です。

団地でプチドラム洗濯機

新しい部屋への引越しに合わせ、洗濯機を新しい物に変えました。
それまでの我が家の洗濯機は4年前に私の友人からタダでもらった代物。まだ使えないこともないですが、正直だいぶくたびれており、妻からは「新居への引越しに合わせて斜めドラム式の乾燥機能付きを購入したい」という希望が出てきました。
調べたところ、斜めドラム式の洗濯機は従来の縦型に比べ値段が高め。。。が、共働きの我が家では私より妻の方が多く洗濯やっているのは認めますし、この新しい洗濯機が家事の時短になるならまあいいかなと思い、斜めドラムの洗濯機を購入する方針になりました。リノベーションに関してはここの方針①にある通りの役割分担ですし、正直洗濯機に関してはぴーぴー言われるのに私自身が疲れてたのもあり。。。
ただ斜めドラム型の洗濯機は今までの縦型洗濯機より本体が大きいようで「狭い団地に入るかな。。。」という懸念も。団地にお住まいの方はご存じの通り、団地の洗濯機置き場は前時代の設計で小さいものが多いのです。斜めドラムの洗濯機は図体がでかいので、そもそも設置が難しかったり、置けたとしても扉が壁に干渉して全開にならなかったりするかもしれません。私としてもあまり大きな洗濯機をどーんと置きたくないし。
どうしたものか思案している中、見つけたのが、パナソニックの製品で標準ドラム型洗濯機より一回り小さいプチドラムという商品名の洗濯機。カタログに載っているサイズを見るとおそらく団地の我が家でも入れられるんじゃないかと思いつつも、「団地 プチドラム」で検索しても、団地で使用している様子を画像入りでレポートしているような情報は少ないのです。
まぁ、他に小さめの斜めドラム式の洗濯機は無さそうので、なんとかなるなさ~と、パナソニックのプチドラム型洗濯機(NA-VH320L-W
)を購入しました。結果としては我が団地でも全く問題なく設置できたので、一つの例として、ここに情報を上げておきます。
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設置後2か月現在の様子。我が家で使用している洗濯パンは、TOTOの60cm四方のもの
(PWP640NRW)ですが、これは排水口の位置の関係で、洗濯機にゴムの下駄を履かせてかさ上げして、排水ホースを取り回してあります。
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よく見ると配管の取り回しは若干はみ出てかっこ悪い。写真の通り横サイズは一杯一杯なので、各社から出されている標準サイズの斜めドラム式洗濯機は我が家にはきつかったかな。斜めドラム式は蓋が前に開くので、蓋の引き代も必要ですし、、。
もっとも”プチドラム”とはいえ、7kgサイズなので、我が家の夫婦二人生活では十分ですし、+子ども一人くらいならいけるのかもしれません。
購入したときは洗濯機の設置くらい自分でやるわ、、、、と私は思っていたのですが、届いてみると、乾燥機能付きのせいか、今まで使っていた洗濯機に比べクソ重く、夫婦で持ち上げるだけでも一苦労。スペック表を見たら本体重量79kgとのこと。。。
設置の手順も単純に排水口と水栓と電気コードをつなげば終わり、という感じでもない。本体を少し移動させるだけで苦労し、妻は設置はプロにお願いしたいと泣きながら主張したこともあり、購入店に連絡し、プロを派遣してもらっての設置になりました。結果的には私自身も設置はプロに頼んで良かったと思います。新居なので床や壁が傷付かないか気にしながらの作業は素人では物理的技術的精神的に困難があること。何より団地という共同住宅である以上、設置にミスがあり、万一水漏れで階下に迷惑を掛けたり、あるいは新居の床を水浸しになったりしたら泣くしかないので、その辺の安心料(工賃は確か3000円程度だったような)と思えば納得できます。ちなみに工事自体はお兄さんとおじさんのペアが来て、試運転も含め1時間ほどで完了。
斜めドラム式は本体価格が従来の縦型機種に比べて割高ですし、何がそんなに違うのか私自身は理解していないですが、満足げに妻が使用しているのでそれで良しとしましょう。洗濯物の仕上がりは、妻曰く、下着やタオル類は、天日干しより洗濯乾燥機干しの方がふんわりするとのこと。ただしワイシャツなどの上に着るシャツは乾燥機能で乾かすとしわになるので、脱水まで機械で行い、ハンガーでつるして干すようにしています。
一応↑の話で出てきた洗濯機本体と洗濯パン。気になる方は以下リンク先の情報も参照にしてください。

 

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我が家の間取りの移り変わり:団地リノベーション

関東は梅雨明けしたそうで、夏らしく暑い日が続いていますが、この海の日を含む三連休は皆様はいかがお過ごしでしたしょうか。

我が家はついにエアコンを導入したり(2012年に偉そうなことを書いていましたが、)、2ヶ月くらい吟味に吟味を重ねたワークスペースの椅子が届いたりと家作り関係に明け暮れた連休でした。エアコンといえば、ロクな断熱性能も無さそうな我が団地は昼間熱せられた躯体の熱が夜になっても冷めやらず熱が篭っているような気がしないでもなく、23時半現在、我が家の外気温計は28.4度ですが、私のワークスペースは30.9度。新しくきたエアコンは寝室に付いているので、パソコンの前では冷たい水割りと扇風機で凌いでいます。パソコン前はこれから約2ヵ月の我慢比べになりそうです。エアコンやワークスペースのチェアのお話もしたいところですが、先回した間取り話の流れでもう一回間取り関係の話を紹介しようかなと思います。今回は我々の部屋が自分達のものになる前の間取りの話です。
最初に紹介しなければならないのが、コレ↓。今から約40年前に我が団地は建設されたのですが、その建築当初の間取りで、おそらく建設した公団の資料です。
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いわゆる3DKの間取り。設計は40年前より前と思われますが、今見ても、とてもよくできた間取りだと思います。窓を開け放せば南側と北側の空間はつながり、風が抜け、全部屋の換気ができます。逆に冬は閉めきれば日光熱で南側の居間は暖かい。風呂やトイレ、洗面にも窓をつけて風を通し、湿気を抜き、光も通す。 エアコンが一般的ではなかった時代に快適に過ごすために考えられており、現在の24時間換気システムとエアコンによる空調が前提の建物とは出発点から違うのでしょう。

我が家の間取りを検討するに辺り、このオリジナル間取りを参考にしたつもりは無いのですが、光と風は南北方向で通したいと思っていたので、結果的に似た点が多い間取りになったように思います。
一方でオリジナルは洗濯機スペース・排水口が無い。この時代、電気洗濯機というのはまだ一般的ではなかったのかも。またダストシュートが屋外に設けられていますが、現在の団地では使われておりません。高温多湿の日本で、屋外型のダストシュートはひどいことになりそうなことは想像に難くありません。これは使用されず、で正解だと思います。
そして、わが部屋は前オーナーによって、90年代半ば頃にリフォーム、、、というよりオリジナルの間取りは跡形が無くなっているのでリノベーションをされました。その間取りがこちら。

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購入後に妻がスケッチしたものです。結構正確に描いてあります。
オリジナルからの変更点として、
・リビングはオリジナル間取りの二部屋をぶち抜いて広くしてあります。
・床は畳を全て撤去して、フローリングに。
・玄関を入ってから部屋の奥までのの動線経路がオリジナルから変わってしまい、曲がり角が多い。この動線は洋室1の隅っこを経由してLDに行くので、お客には余計な部屋を見せることにもなります。
・玄関正面に床から天井までの大きな収納があって、しかもこの収納の扉とリビングに向かうドアの開閉が干渉するというちょっと使いにくい構造。玄関右手にはドアがあるので、玄関ホールは南側から光が届かなく、風の通りも悪い。よって正面の収納とあいまって玄関は閉塞感、圧迫感を感じます。
・洋室2の開口部もオリジナルの襖戸より地味に小さくな り、家全体の光や空気の流れを弱めています。
・そして、これでもか!という位、収納スペースを増加しています。私たち夫婦は社宅団地暮らしが長く比較的物を持っていなかったので、こんなに収納は必要なく1/2から1/3くらいあれば十分かな、、、といった感がありました。
以上、正直なところ、私たちには、、、あくまで私たちにとってはですが、使い勝手が良い間取りではなかったのです。それどころか団地の魅力である北面と南面両方に窓があって、光と風が抜けるという利点が弱くなっていました。

ですが、間取り以外では良いところがたくさんありました。前オーナーさんが90年代半ばに徹底してリノベーションしてくれたので、今でも十分使える部材が残っており、我が家のリノベーション施工費用圧縮につながりました。
・洗濯機置き場の増設。洗濯機はスペースがあればOKというわけではなく、排水口と取水用の水栓が必要です。前オーナーさんは洗濯機用の配管を床下に増設していたので、我が家でもこれを継続使用します。これも自腹でやったらそれなりの工賃になったと思われます。
・お風呂場。こちらは浴槽はもちろん、床タイルや給湯器が更新されていました。20年ほど前のものなので最新とは言えませんが、オンボロ社宅でカチカチバランス釜と割れたコンクリートむき出し床のお風呂に入っていた我々からすれば、極上風呂に思えますのでそのまま使用し、我が家の浴室工事は照明を交換する程度で済ませました。やはり水回りの大物のお風呂場を更新すると数十万円の追加費用になるようでした。
・外壁窓のアルミサッシのドアと窓枠が交換済。団地ができた頃から窓サッシを交換していないとなると、さすがにガタガタになり隙間が空いたリしがち。実際40年間交換されていなさそうな以前暮らしていた社宅サッシは1cmくらい窓ガラスとサッシに隙間が開いており、隙間がひどかったものです。新居の90年代のサッシは今でもピッチリ閉まり動きもスムーズ。窓のサッシを交換するとなると、数十万円追加コースになるところでした。
・あと地味に助かったのがフローリング下の置き床の脚。これもまだまだ使えそうとのことだったので、置き床が必要ない畳部分を除きフローリング部分に再利用しました。
活用したのは地味な部分が多いですが、新規工事することに比べたら数十~百万円以上は節約になったと思いますので、そういう面でも我が家は掘り出し物物件でした。
部屋の間取りは、住み手が好きにチューニングできるのがリノベーションの良いところ。我々は南北の光と風通りを重視し、先日紹介した以下の間取りとなりました。
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この間取りも今の我が家の家族構成には最適ですが、もしかすると今後再度変更になるかもしれません。しなやかにいきたいものです。

 

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我が家の間取り:団地リノベーション

これまで何度かお話してきた我が家の団地暮らし。これまではだのだの障子だのとマクロな話が多く、実際の間取りやら部屋の様子やらはこれまでアップしていませんでした。

私自身は他の団地暮らしの方のサイトやブログを見るのが好きで、その中でも特に基本情報の間取り図を拝見するのが好きです。どんな暮らしをしたいか、どんな工夫をしているか、一番の施主の想いが詰まっているのが間取りなのではないかと思います。その割に我が家の間取りをこれまでアップしてこれなかったのは適当な図面が無かったから、、、という単純な理由です。

もちろん不動産屋さんや建築業者さんから図面は貰ってはいましたが、業者さんが作った図面をウェブに上げるのは、 施主とはいえ気が引けます。(裏返せば自分が作ったものを他人が勝手に他人サイトに上げられるのは遠慮願いたいものですし。)

そこで週末や帰宅後のコマ切れ時間を使って、ポストに入ってくるマンション広告などを参考にして、見よう見真似で我が家の間取りを描いてみました。
完成したのがこちら。
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建築図の記号(?)は素人が描いているので間違っているかもしれません。そして縦横比やスケール感も微妙に違う気もしますが雰囲気は伝わるかと思います。

白黒だと微妙に分かりにくいところもあるので、せっかくなので床材や玄関、キッチンのステンレス素材をテクスチャで反映させたカラーバージョンも作ってみました。
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描いてみると案外面白くて、結構嵌ってしまいました。ちなみにwindowsのペイントとフォトショップを駆使して描きました。

寝室の杉無垢材のフローリングの質感も節と色味はこんな感じ。洗面キッチン食堂の檜無垢材フローリングとフリースペース?ワークスペースの檜無垢材フローリングの太さの微妙な違いは実際の部屋と同じ太さ比(11:14)にしました。玄関や風呂の質感もなかなか再現できた気がします。居間の和室の畳も縁無し畳ではないトラディショナルな畳テクスチャを八畳敷きました。

洗面の流しの形や蛇口、キッチンのガスコンロは実物のカタログや仕様書を参考にしました。特にガスコンロはリノベーションのド定番で特徴的な五徳を持つ機種ですのでユーザーやガスコンロマニアな人が見れば機種がわかると思います。このガスコンロもいずれ紹介しようと思います。

なお、二次元の間取り図では表現できませんが床は風呂と玄関以外フラット。我が家の掃除ロボットは放っておけば風呂と玄関以外は掃除してくれるのでとても楽です。

 

さて↑のような我が家ですが、間取りはいわゆる2DKで、絵に描いてしまえばなんということのない間取りですが、ここまでたどり着くには何個案出しをして検討したことか。。。そして団地の部屋にしては引き戸と嵌め殺しの窓がやたらと多いと思いますが、これらの開口部一個につき一エントリくらい書けそうな血と汗と涙の物語があります。そんな大工工事が終わるまでの我が家のリノベーションの経緯をゆっくりじっくり紹介していきたいと思います。

それにしてもようやく間取りを紹介できてすっきりしました(^^)今後の団地関係の話は間取り図も参照いただければ幸いです。

(7月17日追記)
フリースペースとワークスペースのフローリングの向きが間違っているのを発見したので修正しました。寝室と食堂廊下、洗面は東西方向、和室の一部とフリースペース、ワークスペース、玄関の框が南北方向です。またフローリング等のテクスチャはこちらこちらからお借りしております。フリーですがとても種類が豊富で眺めているだけでも楽しいです。

 

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夜のセミ

ここ数日34度越えの日が続いているせいか、セミが勢いよく羽化しています。我が団地の中でも声が聞こえるようになりました。そして明日からは再び雨で夜になりさっと雨が降り湿度100%、でも昼の猛暑の熱を冷ましきるわけでもなく蒸し暑い夜。
その影響からか3分くらい前からセミが全力で鳴はじめました。この文を書いているうちに鳴くセミの数がどんどん増えていって、今は10匹以上が鳴いているようで。何なのでしょうね、団地のセミたちは。。。
この間はシジュウカラやエナガやオナガなどちょっとした鳥たちも見かけました。こいつらがいるということは餌も豊富にあるわけで、街路樹の果実やそれにたかる虫なんかを食っているようです。団地の豊富な緑は都会の生物のホットスポットになっているのかもしれません。
初めて迎える夏の団地の夜です。