秋空アザラシ 2005年10月9日

 暑い夏を乗り越えたセンターのアザラシどもはどんなものかなと思い十月の三連休に行ってきました。10月8日まで阿寒湖で仕事をしていたので8日の夕方 紋別に向けて出発です。とっかりセンターは午後5時までの営業なのでこの日は紋別に泊まり翌9日にとっかりセンターに行きます。

 

 

オスゴマフアザラシの給餌解説
 いつものように入場してうろうろします。とっかりセンターに来るのも数回目なので一通りの紹介は省略(^^; アザラシたちがいつものように迎えてく れます。寝坊してきたので程なく10:30の給餌解説が始まります。本日の最初の解説はオスのゴマフアザラシたち。ブーブーガーガー鳴きながらプールから 出てきまし た。朝なので少し寝ぼけ気味なようすでしたが、穏やかな性格の大吉丸がグーグに引っかかれ流血したりしていました。


動画(2.7MB)

オスのゴマフアザラシの給餌解説風景です。


これは誰だったかな…。オスの大人ゴマフアザラシです。


お腹を見せている大吉丸。
彼は左手を上げたまま固まっていました。


動画(949KB)

これは給餌解説前に餌がもらえると思ってプールからそわそわ出てきたメスのゴマフアザラシ達。
柵の前で待機しています。しかし残念ながら彼女達の目論見は外れオスのゴマフが出てきました。
ゲートの一番前で柵の間に鼻を突っ込んで餌をもらえないとわかるとさっさとプールに帰るのがいます。こいつはどうもコムケくさいな…。違うかもしれませんが(^^;

 

 

とっかりセンターの輪投げ
 給餌解説が終わったあとウロウロしていたら職員さんが練習中の輪投げを見せてくれました。プール内だとどうしても運動不足になるのでその解消のために仕 込んでいるそうです。まだ練習段階なのでなかなか輪を取れなかったりするのもご愛嬌です。輪を拾うのを見せてくれたのはヒロとコムケ。他のアザラシも練習しているのかもしれませんが私が見た時 はこの二頭ががんばっていました。

動画(9.0MB)

輪を首にかけて得意そうに泳ぐヒロ。
ここまではいくのですが輪を持ってきてくれませんでした(^^;
職員さんが餌のバケツを持ってなかったからかな?


動画(1.4MB)

首に輪をかけて持っていくコムケです。
職員さんがバケツを持っていると従順です。
ちゃんと陸上にまで輪を持っていって偉い!


輪を首にかけているヒロ。ちょっと得意気に見えました。


これも首に輪をかけているヒロです。
コムケはというともちろんバケツの直下にいます(^^;

 


メスゴマフアザラシの給餌

 輪投げを見せていただき歓声を上げているうちに本日二回目の給餌解説が始まります。二回目はメスのゴマフアザラシ達。管理人お気に入りの食いしん坊アザラシ・コムケも出てきます。この回の担当はコムケの担当職員さ んだったので、コムケの話もいろいろでてきて楽しかったです。

 


動画(20MB)

奥からあ゛うあ゛うハナコ、食いしん坊コムケ、ハナジロです。
メスはオスに比べて給餌のときあまりプールから出てこなかったです。
コムケは最初から最後までバケツのそばにいましたが…。
コムケは両脇のアザラシに手を出して職員さんにぺしっとやられていました。


動画(2.7MB)

職員さんの手を噛むコムケ、
繁殖期でもオスから見向きもされない話が出てきました(^^;


動画(1.7MB)

餌がほしくて職員さんの掲げるホッケをもらおうと伸びるコムケ。
貰えないと手を噛んだり鰭でカリカリしたりしていました。

 


これもコムケ。
コムケとハナジロとはとても仲が悪いそうです。
ハナジロの子供にコムケが母乳をあげたことがあるそうですが
ハナジロがコムケに母親役を獲られて怒ったのでしょうか。

 

 


動画(1.6MB)

あ゛うあ゛うハナコの鳴く様子です。
彼女は口を横に広げ高速に開けたり閉じたりしながら鳴くという文字にし難い(動画を見てください(^^;)鳴き方をするのですがこういう鳴き方をするアザ ラシって他に見かけないです。

 


メスプールにあったアザラシのウンコ。
誰のものかわかりませんがハナコが引きずっていました。

 

 

子供のゴマフアザラシ
 今年の春に保護された子供達が今年の冬に海に帰るための練習をするため、奥の小さなプールから大きなプールに移っていました。順調に海に帰って行って欲 し いですね。

動画(666KB)

大きなプールで魚を獲る練習をするそうです。


初夏の時よりずいぶん大人びた顔をしているような気がします。


子供ゴマフは二頭います。

 

 

バックヤードのワモンアザラシ
 大きなプールを子供ゴマフアザラシに取られたワモンアザラシたちはバックヤードに行ったりアゴヒゲプールに行ったりしていました。プール裏の建物を覗き 込んだらワモンアザラシの子供2頭が泳いでいました。コムスビはカメラを向けるとじーっと見つめてきて可愛かったです。

動画(1.6MB)

裏に移されたコムスビ。右手の置き具合が可愛いです。


左右対称の髭が美しいアザラシです。


これもコムスビですね。
覗き込むとじーーっと大きな目で見つめてきます。
もう一頭の子供ワモンのミニラは覗いてもわれ関せずという感じで泳いでいました。


アゴヒゲプールに移されたワモンアザラシ・モンちゃんの哀愁の後姿。
アゴヒゲプールにはアゴヒゲアザラシの2頭と、ゴマフアザラシのアタック、そしてモンちゃんと3種のアザラシが仲良く暮らしています。

 

 

大人のゴマフアザラシたち

次はとっかりセンター内をウロウロしている時に撮影した写真たちです。

メスのゴマフアザラシ。銘菓ひよこみたいなやつですね。メスゴマフアザラシです。
美人顔だなー。ナオミかな?コムケでは無いことは確実(笑)


左と同じアザラシ。
陸にいてしばらくすると眠そうな顔になってきます。


動画(2.0MB)

雄のゴマフプール下のガラス部分。

 


動画(2.8MB)

あ゛うあ゛うハナコです。人間がそばにいないと鳴くことも
無くのんびり昼寝したり日向ぼっこしています。


これもハナコかな。


プールに顔を突っ込むハナコ。
水を飲んでいるのかな?


これはおまけです。
泊まったホテルの部屋にあったアザラシの絵。さすがとっかりの街です。

 

 

 そうそう、夏のとっかりセンター写真展の展示写真が新たに休憩室に掲げてありました。写真を撮って来るのを忘れてしまいましたが…。私の写真も数枚あっ てうれしかったです。
 午前中一杯センターにお邪魔し、職員さん達にお礼を言ってセンターを後にします。この日、とっかりセンターの近くで「紋別グルメ祭り」という秋の収穫祭 のようなイベントが行われとっかりセンター周辺は非常に混んでいました。魚介類が たくさん焼かれており匂いがとっかりセンターにまで漂ってきました。アザラシたちは魚は生のまま丸呑みするので匂いには特に反応していないようでした が…。
 これから一気に北海道は冬に向かいます。流氷の上に転がっているくらいのアザラシたちにとっては過ごしやすい季節ですね。アザラシたちも喜んでいるのか な?

2005年10月16日作成

とっかりセンター夏休み特別企画・餌やり体験とコムケ 2005年8月14日

注釈)文中にコムケという単語がたくさん出てきます。コムケというのはとっかりセンターで飼育されれている管理人が好きなメ スのゴマフアザラシの名前です。コムケ専門のコーナーもあるのでこちらを読んでおくと、よりこのコーナーを楽しめると思います。

 

 

二日目のとっかりセンター写真展

 前日は紋別に泊まり翌14日の朝、「熊倒」と大書されたTシャツを来て、再びとっかりセンターに向かいます。この日は9時30分頃入場します。 とっかりセンター写真展のコーナーには昨日13日に主任さんに渡した私の写真がすでにラミネート加工して掲載してありました。昨日手渡してもう掲載されて いるとは驚きました。しかもボツ覚悟で30数枚投 稿したのですが、全部が掲載されていました。さらにさらに驚いたことに一枚一枚に職員さん手書きのイラストとコメントが添えてありました。昨日30枚以上 投稿して今日にはイラストを添えて掲載ってよく考えるとものすごい事ですよね。通常営業中どころか夏休み期間中でお客さんは増えている中のことです。気持 ちのいいプロの仕事を見た気分でした。


二日目の写真展
一日目の写真展に比べると、奥にパネルが二枚ほど追加されていました。
その二枚が私の写真でした。

 

 

 

 


クリックすると大きな写真が見られます

暑い季節だったので冬の写真も多めに入れておきました。

 

 


クリックすると大きな写真が見られます

お渡しした写真すべてが翌日に即掲載されているってすごいですが
さらっとやってしまうのがカッコいいですね。

 


このサイトのトップページの写真です
二頭が誰かわからなかったのですが、
おかげで二頭がはなことつばさだった事がわかりました(^^)

 


写真のすべてにコメントとイラストが添えてありました。
イラストは職員さんが手分けして描いているそうです。

 


コムケの写真です。実際のコムケの片目は白くなって見えないのでイラストも片目が白くなっています。こだわっています。

 


この日も餌やり体験は大盛況でした。

 


動画(3.2MB)
広場が騒がしくなってきたので餌がもらえるのかなーとそわそわとプールから出てきたメスゴマフたちです。
残念ながら彼女達の目論見は外れ、本日の餌やり体験は三頭ともオスのゴマフが担当し ていました。
いつもオスなのかな?前日も特例コムケ以外はオスだったし。

 そんな思いを抱きつつ掲載された私の写真に添えられた職員さんのコメントを読んでいると、再び声をかけてくださった方がいらっしゃいました。その方は とっかりセン ターの職員さんで昨日はいらっしゃらなかったコムケの飼育担当の方でした。なんかもうひたす ら 「!」といった感じでした。担当の職員さんとコムケを中心にいろいろお話をします。職員さんによるとコ ムケが好きなお客さんは今まであまりいなかったということ、コムケを好きな方がいて(私ですが(^^;)そのサイトを見つけて嬉しかった事(光栄なことで す)、コムケ がダイエットに成功し今ではだいぶ体重が減って現在は86キロであると いう ことなどを聞きつつコムケの様子などを聞きます。

 担当職員さんによるとセンターで人気があるのはいつも温泉に浸かってじーっとしているようなアタック、魚をゆっくり食べる大吉丸、女の子では美人(なおみとかかな?)が人気があるようで、どっちかという といかつい顔をしており、食い意地の張ったキャラクターのコムケはあまり人気がないとのことでした(^^;
 コムケは頭が良いのですか?と聞いたの ですが、「頭は良い」そうです。餌を奪うタイミングにかけてはかなりの才能があることは私のような素人でもうかがえますし、でも餌を奪うのは本能かな (^^;
 また職員さんがコムケを相手にせず他の子の相手をしている と嫉 妬して暴れたり、治療のためアザラシベン(屋内の小さなプールですね)に入れる ときには他の子は暴れるのにコムケはなされるがままにされているなどの話を聞きました。 そして担当の職員さんのメッセージ入りコムケの写真+コムケのシールを頂き、感激します。

 話しかけていただいたのは朝の職員さんにとっては忙しい時間のことで、ほどなく本日の餌やり体験の受付が始まり職員さんにはもっとも忙しい時間が来ま す。本日も大入り満 員、人数制 限のため餌やり体験に参加できない方 々もいらっしゃるほどの盛況です。私自身は昨日餌やり体験には参加させていただいたことですし、子供を連れた家族連れもたくさんいることですし、本日の餌 やりには参加せず他の方に譲る事にし て、職員さんが書いてく れた私の写真へのメッセージなどを撮影していました。思わず私は一枚ずつ撮ってしまいましたですよ、自分の写真を。

 

 

メスのゴマフアザラシの給餌解説

? そうこうしているうちに餌やり体験も終わり、通常の給餌解説の時間になります。こちらには参加させていただきます。今日の10:30の解説 はゴマフアザラシ のメスの解説なので、コムケも出てきます。もちろん彼女はいの一番に出てきました。そして暑さのあまりか他の子がプールに帰ってしまうような中でも餌のバ ケツ から離れません。 こちらの給餌解説が終わるとかなりのお客さんはセンターから出てしまったようです。その後、公式の給餌タイムではありませんでしたがアゴヒゲアザラシの給 餌も見学します。


動画(5.5MB)
メスの給餌解説の様子です。一番に出てきたのはやはりコムケ!続いて「あ゛うあ゛う」はなこ。
上の写真では鼻を職員さんの手につけている手前のアザラシがコムケ奥がはなこです。


動画(3.5MB)
お腹を見せる指令が出ますが暑さのせいかコムケ(下)はやりませんでした。
暑くなるとみんなやる気を失うそうです。


口を開けるコムケです。鼻に血がついていますがこれは暑さでコムケがのぼせたのではなく餌の魚の血です。


首を長くしているコムケです。
こう見るとダイエットの甲斐あってかずいぶんやせたのかなーと思います。


職員さんに口を開けられるコムケです。ヨダレの膜ができるほどぬるぬるのヨダレです。


職員さんの手に噛み付くコムケ


職員さんの手に鼻を押し付けるコムケ。奥のはなこは相変わらず鳴いています。はなこはこの写真のような口の形で鳴くのですが、彼女以外にこのような鳴き方を するアザラシは見たことないので紋別に行った際には見てみてください。


動画(9.5MB)
アゴヒゲアザラシ、のんちゃんの給餌風景

 

 

コムケ担当の職員さんと

 さらにその後、お客さんもかなりはけたのでコムケの飼育担当の職員さんがプールの中から「お母さんだよ~コムちゃんおいで!」とコムケを 一頭だけ呼んで、柵越しながらも私の近くにコムケを連 れてきてくださいました。こういった職員さんとコムケの会話はいいですね。コムケも暑い中プールから出てきてくれてありがとう。コムケを見ながらのんびり し た時間を過ごします。

 いくつか質問をしたのです が気さくに答えてくださった職員さんに感謝です。その質問というのは「コムケは人間で行くと何歳くらいなのですか?」それに対し「45歳くらい」とのこと でした。案外歳を食ってるんだなーと思いました。2005年現在、私の歳の二倍くらいの歳です。人間の45歳の女性と言われると妙な気持ちになります。
 そしてずっと不思議だったコムケの片目が白く失明して い る原因についてです。コムケが保護されたのはコムケ湖で漁師さんの網に絡まっているときで、保護されたときすでに片目を失明していたとのことでした。で、 もう片目の 方は大丈夫なのですか?と聞いたところ「今のところ大丈夫ですが、最近たまに白いものが入ることもあり目薬を差している」とのことでした。また、時々見え ていないのか指示に鈍いときも あるようです。
 今の餌解説を見た感じではコムケより太いメスゴマフアザラシもいるようですが、と聞きましたら、「今現在キテが96キロでコムケより重い」そうです。夏 でも100キロを くだらな かったコムケもだいぶスリムになりました。コムケは今現在ダイエット中で86キロ。ずいぶんとスリムになった印象です。
 次は繁殖期の話ですが、すでにサイトにも取り上げたようにコムケの場合「繁殖期になっても他のメスゴマフアザラシのように食欲を失うことはなく、その点 で は飼育が楽」であるそうです。また夏になると食欲を失うアザラシもいるそうですがコムケはもちろん元気一杯に餌を食べるそうです。 昨日の餌やり体験、今日の給餌解説で私自身もコムケの食欲を実感させていただきました。 コムケは夏ばてはないそうですが、やはり暑い夏は苦手らしく陸に上がったもののすぐに帰りたがるそうです。


動画(787KB)
口を開けられるコムケ。愛嬌がある表情です。


担当職員さんと手を振るコムケ。


手をグーにして差し出すと鼻をつけてきます。


動画(914KB)
職員さんとプールに戻っていくコムケ
暑そうにしていました(^^;


プール内のコムケと担当職員さん。

 このプールから出してくれた時は例外的にコムケのみをプールから出したので、餌の時間ではなく、もちろんダイエット中のコムケには餌を余分に与えないの で、餌をもらえないコムケは担当職員さんでもあまり相手をしてくれない とおっしゃっていました。この日も強烈な日差しが降り注ぎ気温も高くコムケも朦朧としてきたようなのでしばらくしてプールに帰って行きました。私も職員 さん達にお礼 を言ってとっかりセンターを後にします。

 コムケに明け暮れたとっかりセンターの二日間でした。餌やり体験も好評のようで、職員の皆さんもお忙しい中お相手していただきありがとうございました。 この経験を元にさらにコムケのコーナーを充実させていこうかなと思います。まだまだ暑い日が続きますがアザラシが健康に夏を乗り切れますように。

2005年8月14日作成