6年ぶりにおたる水族館へ 2012年11月17日

小樽10時 雨 気温6.5℃ 風速 0.5m/s

先回の訪問から約6年経ってしまいました。北海道のアザラシ記録自体2008年3月の羅臼以来なのでまともなサイト更新自体が約4年半ぶり。(何かこの レイアウトのページを更新するの自体が久しぶりで、作業自体が新鮮ですが(^^;)

さて2012年は国内の航空路線に格安航空会社が就航しLCC元年とも呼ばれておりますが、北海道もその恩恵に与れまして、成田や関空から新千歳行きの LCC が就航しました。LCCの中の一つ、エアアジアジャパンのウェブサイトを見ていたらキャンペーン価格で成田~新千歳が片道2980円!これは行くしかないっ。
では、いつ行くかと北海道内のどこへ行くかを考えます。上記キャンペーン価格は11月一杯くらいまで。12月以降は観光や帰省で混むのでしょうね。11 月というと時期的には道内 各地の野生アザラシには若干早く、さらに新千歳から太平洋側・オホーツク海側に行くには雪が降り始めるようないや~なタイミング。一方で新千歳から比較的 近い小樽市のおたる水族館の通常営業 は11月一杯。そこで私自身しばらくぶりの北海道訪問でもありますし、アザラシ的にはスタンダードなおたるに行くことにし、おたると近く久しぶりの訪問に なる札幌市の円山動物園に焦点を絞り、天候と余裕があれば積丹 くらいまで行ってこよう、という計画にしました。

11月16日16時40分成田空港を発ち、北海道へ。久方ぶりに降り立った新千歳空港は、なつかしい!!という感覚はあまりなく、綺麗さっぱり 記憶から抜け落ちていました。空港ってどこも似たような感じだし。。。北海道在住時代はあんなに使ったのにまるで別の空港のように感じてしまいました。
この日は札幌に泊まり、翌 17日に車を借りていざおたる*へ。(*注:いまさらながらですが当サイトでは「おたる」というかな表記はおたる水 族館を、「小樽」と漢 字表記するときは街の小樽を指しま す)

17日の天気は生憎の雨。冬の日本海側特有の鉛色の厚い雲が覆っております。まぁ懐かしい天気といえば懐かしい天気な訳ですが・・・。冬も近く雪も降っ てきそうな気配です。

札幌から何度も通ったおたる水族館へ の道を辿っていきます。札幌市街やおたるへの道はさすがに私でもよく覚えており、懐かしい気分になりました。おたる水族館に着いたのは9:30頃。おたる は9時に開館ですが、雨のせいかお客さんは少なく駐車場には3台くらいしか車が止まっ ておりませんが、早速入館です。
(今回は管理人の久しぶりの訪問に付きノスタルジーを覚える場所がたくさんあり、いつも以上に主観的な内容になっ ておりますが、ご了承ください)


玄関前のタコのマスコットは相変わらずです。 やっぱりおたるの玄関には彼がいないとですね。今まではあまり意識しなかったですが、よく見たらこのタコはちゃんとウェイトを腰に捲いており、何か機材を 背負っています。ダイバーがモチーフなんですね。

 

札幌のホテルから見た街並み。この日は一日中こんな空でした。

 

入館前の「ごあんない」
どうやら先日までジンベエがいたんですね。特別展は「お化け屋敷ふぅ~ 恐怖の箱めぐり」。「ふぅ~」ってなんぞや?という気になりますが特別展の様子は また後ほ ど。これがなかなか突き抜けた展示でした・・・。

 

おたる水族館の入館ゲート横には年間パスポート申し込みスペース。通常料金が大人1300円ですが年間パスポートは2600円。良心的な価格設定です。私 は購入を迷いましたが、今回は見送り。北海道在住なら買っていたなぁ。
おたるのパスポートはサンピアザ水族館も割引になるそうな。

 

入館券もこの通りリニューアルされてました。
シンプルながらも日本で住むアザラシだらけ。各種の特徴が描き分けられて、目立たないですが右下に「おたる水族館では北海道の海にすんでいる5種類すべて のアザラシに会うことができます」とさりげなく、しかし、しっかりとアピールされております。
アザラシマニアなら「おぉ!」となるものです。一般の方はそこまで気にしないと思いますが、やっぱり国産アザラシに拘り、おたるは国内の海獣界の頂点の一 つとして認識している私としては、やっぱりおたるがこのようなアピールをされるのはうれしい。

 

おたるでもバックヤードツアーが開催されるようになっていました。これは以前になかったものです。この日は一日二 回。先着順なのでまずは私も入館と同時に申し込んでおきます。この様子も後ほど。
(写真を退館直前に適当に撮ったのしかなく、反射光で見難くなってまして申し訳ない。)

 

おたるの門番ともいえるセイウチ君のぬいぐるみ?も健在。
おたるの入口はどうしても「昭和」な感じがしますが、私はこの雰囲気は嫌いではないです。

さて、おたる水族館に行かれたことがある方はご存知か と思いますが、ここの水族館は入館後はしばらく館内の魚類系の水槽を見た後に、屋外の海獣公園に降りて行きアザラシやトドを見ることになります。私もこの 日はその順に見ていったのですが、このサイトはアザラシサイト。まずは海獣公園のほうから紹介し、後ほど館内展示を紹介したいと思います。

まず目にはいったのが越冬プールに移されたアザラシ たち。ここにアザラシがいるということは活きのいいゴマフやゼニガタの現役アザラシのメイン プールは空な訳で、ちょっと残念。季節的にもうちょっと早く来るべきでした。

 

続いてアゴヒゲアザラシ・セイウチ舎。。。の前にアゴヒゲプールの裏の壁はSeal Wallとなっていて、2011年と2012年のイベントで来館者の方々が思い思いに描いたアザラシの絵で賑わっています。いろんなアザラシがあってなか なか面白い。私も描きたかったなぁ。。。

 

Seal Wallは壁一面。描いている方は老若男女いろいろあるようですが、みんなアザラシが好きという想いが伝わってくるようでうれしいですね。
そしておたる水族館のアザラシのプッシュっぷりが伝わってくるようです。

 

振り返ってアゴヒゲアザラシプール。以前はワモンアザラシもいたのですが、このプールはアゴヒゲのみになってし まってました。 メンバーはウパウパ、パオパオ、ノンノンの3頭。みんな以前と変わらず元気そうで何より です。

 

アゴヒゲプールの隣のセイウチ舎。ここも変わらずウチオとウーリャ夫妻が暮らしていました。以前はセイタという子 供もいたのですが彼は残念ながら亡くなっ てしまいました。その後ツララという女の子が産まれましたが、彼女はイルカスタジアムのショーに出ているのでここにはいません。ツララはまたあとで紹介し ます。

 

ウーリャが立ってました。カバみたいですね(^^;
セイウチもアザラシと同じく食肉目ですが。
おたるのセイウチは活発で見ていて飽きません。

 

オスのウチオは立派な牙を持っています。芸達者でガラスにむちゅむちゅします。芸風は前から変わりません。

 

ウーリャもガラスにむちゅむちゅ。

次はクラカケアザラシのプールです。セイウチ舎から少 し離れています。雨はいよいよ本降りになり、冬の荒天模様になってきました。私はアザラシ好きですがそれでも、かなり辛いぞ、この天気は。。。

クラカケアザラシプール。建物全体にクラカケアザラシの絵が描か れ、すっかり「クラカケアザラシの家」の雰囲気になっていました。

 

クラカケアザラシは不思議な模様。ゴマフとかワモンとかゼニガタの模様は岩に似ているとかで進化の過程で外的に目立たないから今の模様のが生き残ったのは なんとなく判るのですが、このクラ カケアザラシの模様は何なんでしょうね???見るたびに不思議に思います。

 

おたる水族館のクラカケアザラシは一頭だけでクララ。クララは閉館間際のひろお水族館で見ました。ひろおが閉館後、おたるに移ってきました。右上の写真では7歳との表 示がありました。ひろおで見たのは保護されたばかりでした。
この日はプールの隅でずっと逆立ちしていて愛想がないことこの上なしです。0歳のときは愛想があったものですが。

 

クラカケアザラシ舎にはワモンアザラシもいました。以前はアゴヒゲプールにいましたがこっちに移っていたのね。繁殖賞の徽章が誇らしげです。

 

クラカケアザラシのクララは愛想がないですが、ワモンアザラシは愛想がいいのがいました。プールの前で手を動かすと、、、

 

手に合わせて顔をふにふに動かしていました。

 

カメラを構えてたら寄って来ました。
しかし、あまりにも近くに寄って来過ぎてピントが。。。
↑では頭をプールのガラスに擦っています。

 

左の個体は頭に傷があり、どうやら一番若い釧路から来たミントのようです。世界で始めて飼育下 で繁殖したワモルも健在で妹ができていたとは。さすがおたる。ワモルも相変わらずくるくる回っていました。ワモルのお母さんやお父さんなども他の 個体も気になりますが、、、

次は海獣公園のメインであるゴマフ・ゼニガタプール。ただ前述したとおりアザラシたちも大半が越冬用プールに引っ越していて静かになっていました。まだ 海獣公園にいるのは子供のアザラシと年老いたアザラシ。
荒天のため、当初はおたる名物のアザラシの餌やり販売は休止されていましたが、徐々にお客さんが入って来ると営業を開始していました。なかなか商売熱心 です(^^;


餌を持ってうろうろしていると、若いアザラシたち一目散に寄ってきます。

 

子どもアザラシプールのゼニガタとゴマフの子ども、水面を叩いて餌をねだるのはしっかり受け継がれていました。アザラシは賢いです。

 

この伸びているのはゼニガタアザラシのまる。お客さんに口が近い。
左の目が緑のゴマフは病気(緑内障だったかな?)で目がこんな色になっているそうです。それでも餌争奪戦に激しく参戦していました。

 

餌が尽きて去るときはこんな風に哀愁たっぷりに見つめられて見送られてしまいます。その視線の結果、人は餌をもう 一バケツ買ってくる羽目になるのですが。。。おたるはアザラシ・人間が一体となってここの餌代で稼ごうとしているかのようなっ。

 

今年のアザラシの赤ちゃん。ゼニガタ2頭にゴマフ2頭。
うちゼニガタの一頭はおたる水族館生まれ。ゼニガタが産まれたのは5/7ですし、他の3頭も保護されたのは4~5月。子どもを見たいのならやはりこの季節 に来るしかないのか。
ゴマフ2頭は怪我や病気でほとんど目が見えないそうです。

 

おじいさんおばあさんプール。ゴマフ・ゼニガタアザラシのお年寄りたち。あまり動かないせいか藻を背負っているの は昔と変わらず。おたるの餌争奪戦を生き残ってきたアザラシたちなので、彼らの面は歴戦の猛者の雰囲気を漂わせています。

そうこうしているうちに怪獣公園のショータイム!ショータイムの前には放送が入るのでお客さんが集まります。

 


海獣公園ショータイム。セイウチ、アザラシ、ペンギン、トドという流れは変わりませんが、「大樽ごはん」という新 しいイベントが加わっていました。何でしょうね、大樽ごはん?写真は雄雄しく(メスもいると思いますが。。。)トドたちが餌争奪戦を繰り広げているようで す。

 

ショー中のアザラシ。その体型からかダイナミクスさはイルカやオタリアなどにはかないませんが一生懸命間と脱力感 が伝わってきて私は好きです。演じていない待機中のアザラシの様子も可愛いのでお見逃しなく。

 

滑り台を腹ばいで登って、

 

滑り落ちるアザラシ。アトラクション的には何てことはないかもしれませんが、真横からアザラシの歩行ぶりを見られ るめずらしい機会。

 

諸事情によりショー中にハードルに囲まれてしまったペンギン。ショーが終わって仲間たちが餌をもらっているにも関 わらず、まだハードルの中に。。。背中に哀愁が漂っています。(このあとハードルを倒して無事に脱出していました。)

 

ペンギンショーの次はトドショー。
トドは本当に豪快なショー。敷地が広いからこそです。

 

4頭のダイビング。この最上部から飛びます。
お兄さんの身長と比較してもわかるとおり、結構な高さがあります、この台。

これが小樽の大樽ごはん。リヤカーに満載された魚をトドやアザラシたちに与えるものです。この魚の量!お客さんが 買ってアザラシたちに与えているのは彼らにとってはおやつくらいのもんでしょうかね。

 

大樽ごはんで立ち上がるゼニガタアザラシのまる。やっぱり人気者になっていました。

 

すばやい動きで魚を取りに行くゼニガタアザラシの子ども。隣プールのアザラシがうらやましそうに覗き込んでいました。

 

老いたアザラシプールでも大樽ごはん。
こちらは落ち着いて餌を食べていました。

 

トドのショープールではひっそりとショーの練習をしていました。
努力の賜物ですね。

次はアザラシ以外の展示。私が実際に見た順番で言えばアザラシやトドたちの前に見たですが編集の都合上後半部分に持ってきました。

水族館に入ってまずは順番に展示を見て行きます。


水族館の玄関の「ご案内」にも掲げられていた
「特別展 お化け屋敷 ふぅ~」
水族館をはいってすぐのところにある展示で、まだまだお客さんも元気があって食いつきのいいところにあるいわば「顔」にあたる企画展ですが、
何でこの季節にお墓なのかはともかく、この内容がまたぶっ飛んでいるおたるクオリティーなわけです。まずは、お墓を模した水槽、ろうそくやお供え、卒塔婆 まで作ってなかなか再現率が高い。

 

魚より髑髏に目が行ってしまう水槽や、、、
(黒のツートンが魚)

 

「脚の箱」という意味ありげな箱の中に顔を突っ込んで見られるのが何かというと、、、

フナムシの大群。
これは力技で驚かす気がすお化け屋敷感がしないでも無いですが、お客さんが入館して5個目くらいに見る水槽がフナムシの大群(^^)確かにぞわぞわしま す。

 

これは写真で見ると何てことないですが、真っ暗な部屋にはいってボタンを押すと電気がついて、お客さんはアザラシ や貞子?の剥製や標本に驚くという仕掛けです。(もう展示期間も終わっちゃったと思うのでネタばれ。。。

 


そんな展示を見て次に出るコーナーが「ほのぼのプール」(^^;
フナムシや貞子のあとになかなかですよね。かつてはネズミイルカとアザラシのほのぼのプールだったのですが、やつらの組み合わせは殺伐としていたのか、仲 が悪かったのか、ここのプールからアザラシはいなくなっていました。看板の絵や文字のフォントが過 去のものを再利用していてうまいと感心しました。

 

こちらは秋らしい展示。モミジをあしらった赤が展示が生えるベニザケの展示です。ベ ニザケはもともと日本にはいない種類のサケの仲間ですが、試験放流をされているそうな

 


しかしここまで真っ赤になってしまったら敵に見つかりやすい気もしますが、紅葉で埋め尽くされるこの季節はむしろ 赤色のほうが目立たないとか合ったのでしょうかね?

 

タラバガニ?アブラガニ?すんませんカニは詳しくないのです。でも北海道の水族館らしく立派なサイズのカニがいま した。

 

サンゴ礁水槽。西表島の海でも会った懐かしいマンジュウイシモチ(通称イチゴパンツ)。後ろのサンゴの骨格は天然ではありえない紫色になっていたのが気になる。。。

 

この口が常に半開きの魚はフウセンウオ。北国の深い海にいますがその鮮やかな色彩とすっとぼけた顔で近年人気の魚 です。そういえば稚内のノシャップ寒流水族館ではこいつをイメージキャラクターにしていたな、、、と思ってこのサイトのノシャップ寒流水族館のページを見ましたが、アザラシの写真 しか載せてねえ、ホント使えねえ。今後はアザラシ以外でも気に入ったものは掲載しておこうと思いました。上の写真は変な向きになっていますが、ちゃんと写 真の上が水槽の上方向であっています。吸盤でガラスに吸い付くんですね、フウセンウオ。吸盤は決行グロイので水族館に行ったらガラスの裏を覗き込んであげ てください。

これはチンアナゴ(ガーデンイール)
石垣島で会いました。天然物は近づくと砂に引っ込むのですが、水族館のは人に慣れているのか出ずっぱり。この魚はいろんな水族館で飼われている人気者です が、砂の無い水槽で飼うとどうなるんでしょうね?ちょっと見てみたい。

 

こちらはイルカショープールでショー中のセイウチのツララ。上でも紹介した芸達者なウチオ・ウーリャ夫妻の娘です。血筋を受け継いだのか、娘も芸達者で ショーデビューをしていました。シャボン玉を勢いよく吹いていました。

 

オタリアショーの組体操。オタリアはずいぶん艶々して黒光りしています。トドより小さくて可愛らしい。まぁ私は私は茶色っぽくて豪快なトドの方が北海道ら しくて好みです。

最後にバックヤードツアーの様子を少し。参加者は大人を中心に10名程度、水族館フリークっぽい男性や夫妻(若干同好の香りがする)、若い女性の4名く らいのグループ、一組くらいの親子とかなり年齢の高い(^^;メンバーでスタートします。


バッ クヤードツアーは通常の展示も解説を交えながら見つつ、途中から一般のお客さんは入れないバックヤードに行きます。こんなところから?というようなとこ ろから水族館の裏側に侵入し、研究スペースや治療スペースやらを見せていただきました。しかしその通路が入り組んでいること!おたるに何度も来ている私で すがどの辺にいるのかよくわからなくなりました。↑の写真はサンゴの水槽を上から見ているところ。南の海を再現しているだけあって光は明るい。

 

これはバックヤードにいた前述のフウセンウオ。洗面 器のようなタライで飼育されていましたがこんなにいるとは!北の海の深いところにいるそれなりに珍しい魚ですが。丸々してころがっていました。

 

こちらは別水槽のフウセンウオ。折り重なるように積もっていました。非常につめたい海にいる生き物なので、水族館ではむしろ水を冷やして飼育しているそう です。クーラーのようなものですよね。ということは電気がないと彼らの飼育はできないんですね。人気が出そうな魚ですがなかなか一般家庭で飼育するのは大 変そう。

 

バックヤードツアーを終わって出てきたところはやはり普通のお客さんがいるフロア。え?というところから出てきます。近くのプールにはコツメカワウソがい てせわしなく動いていました。彼らはおたるでは貴重な後足を足として使う哺乳類。

おたるには結局9時半から15時くらいまでいました。天気が悪くなったので、積丹行きはあきらめて、この日はおたるをじっくりと堪能することにしたの で。

私も約6年ぶりの訪問になりましたので、すっかり一訪問者として楽しんでしまいました。ので逆にマニアックな視点はあまりなかったかもしれません。あと です ね、海獣の話も少ないと思います。これは天気が冬の荒天模様になってきて、屋外の海獣公園はじっくり見ていられなかったのですよ。もっとじっくりアザラシ の解説や特徴を書いた展 示をじっくり見たかったのですが、私も人の子でして、寒いもんは寒い。降っているのは雪ではなく雨で、雪ならまだ払えるのですが冷たい雨に濡れるのは溜ま りません。私がおた るで一番好きな大人ゴマフゼニガタアザラシたちは越冬用プールに行っていて相手をしてくれないし。
ので、今回のコーナーは特に海獣公園の話が手薄になっているのは自覚しているのですがいかんともしがたく、申し訳ない!やっぱりおたるの海獣は春先~初 夏の穏やかな季節にじっ くりのんびり観察したいものです。

そして水族館を出る間際に 売店で購入したおたる水族館の本。立て続けに二冊(→)出ているんですね。ずいぶんおたる水族館も攻勢に出ているようでうれしい限りです。どちらもおたる 水族館 が作成に関わっていて職員さんがイラストや文を作成している本。
二冊とも表紙をごらんいただければ判るとおり、海獣中心の本。左の「かいじゅうさん、ハイ!」は海獣+鳥、右のほうは魚もいますが半分以上は海獣の話。 職員さんの話やトドやアザラシの逸話も紹介されており、おたる好きな人にはお勧めできる本です。やっぱりパブリックな出版物でも海獣やアザラシ・トド・セ イウチが大きなウェイトを占めるんですよ、ここは!

さて、おたる水族館はこのくらいにして、札幌に戻ります。翌日は札幌市の円山動物園に向かう予定です

2012年12月9日作成

8年ぶりの円山動物園 2012年11月18日

(雪 気温3.3℃ 風速 9.9m/s:11月18日11時札幌)

 昨日のおたるに続いて、本日は札幌市円山動物園に向かいます。円山は2004年以来、8年ぶりの訪問。8年といったら小学3年生が高校1年生になってしまうくらいの歳月、と思うとずいぶんご無沙汰ですね。私自身も大学生から社会人になっていますし。

 円山動物園自体は北海道最大の都市、札幌市が運営するだけあって北海道内でも最大級の動物園です。旭山動物園の成功を受け道内各地の動物園・水族館が息 を吹き返している感があり、円山もなかなか元気な動きがあるようで、アザラシ以外でも期待して行きます。札幌市街から車で20分程度の非常に便利な動物園。

  駐車場に車を止め、早速、入場門に向かいますが、この日は前日に増して悪天候。みぞれのような雨のようなものが断続的に降っています。ちなみにこの日の朝のニュースでは2012年冬の初雪の予報が出ていました。2012年の札幌の初雪は遅くまだ初雪が降っていないとのこと。
 おぼろげな記憶では確かアザラシのいるプールは相当歩いた動物園の奥のほうにあった気がします。入園しますがどうなることやら。。。行けるところまで行くことにして腹をくくります。


動物園正門。空模様は秋というより冬。冷たい雨も降っており、寒いことこの上なしです。


入口近くの熱帯動物館、熱帯だけあって中はとても暖かいです。キリンとかライオンとかハイエナとかその類のがいます。真冬に入るにはいいですね(ただし肉食獣も多いので臭いもきついです)


熱帯動物間を出てしばらく行くと。。。来ました、札幌の2012初雪がモサモサ降ってきます!わざわざ今日降らな くて もてもいいのに。。。アザラシのいる海獣舎は動物園のかなり奥のほうなので一度屋内施設に避難です。


避難したのは爬虫類・両生類館。この建物はすばらしく新しく、私が以前来たときはなかったような。ハイズリもんを 真 冬でも飼うわけですから適度に暖かく、やつらは水槽の中にいるので匂いもなく、悪天候時の避難先には申し分ないです。


両生類爬虫類館は避難目的ではいった割にはなかなか面白く、長居してしまいました。最近の展示はすごいですね、生 きている葉っぱを 生かしたまま水槽に入れて、その上にちゃんと動物がいるような作りになっています。これはニホンカナヘビ。


ニホントカゲ。カナヘビよりぬめぬめしています。前足が可愛い。


こいつは日本では北海道の北部の極限られた地域にしかいないコモチカナヘビ。こいつは爬虫類なのに胎生の変なカナヘビ。


北海道在来のカエル。エゾアカガエル。北海道にいたときはあまり見ませんでいた。

 

さて天気を見て動物園奥の海獣舎に向かって進みます。

 


円山動物園は動物園の奥に向かって登り傾斜。ようやく見えてきます。このプールはまったく以前の姿のままで古いままでした。昭和の頃から変わったなさそう なトラディショナルスタイルのプール(^^; 円山は新しい展示を続々建設中のようですからこのプールもいずれリニューアルされるかもしれません。

 


ゼニガタアザラシプールには小さくて活発なアザラシがいました。


ゼニガタ模様もまだ綺麗でピカピカしています。大人のアザラシは客の事なんか放っておいて、半分寝ているか同じ場 所を行ったり来たり泳いでいるのが多いですが、こいつは泳いだり陸に上がったり活発です。


プールに張ってあった看板によると、今年産まれの子供のようです。赤子の肌が綺麗なのは人間もアザラシも一緒です ね。
おたるでもそうでしたが、やっぱり4月下旬頃が北海道在住のアザラシの出産シーズン。


なかなか愛らしい顔をしています。お客さんが来るとしっかり気にしていました。


若くて可愛い女の子の真っ黒な大きい瞳で見られると、おじさんドキッとしちゃう。


ゼニガタプールの隣はゴマフプール。こちらはおっさんアザラシが泳いでいました。ゼニガタはやっぱり華があったけ どこっちはいかつさに満ちています。下の写真にある解説板によるとエフ。当年29歳、なかなかのおっさんぶりです。目が白いから眼の病気もあるかもしれませんね。


こちらはメスのギョロ。この日はちゃんと横になって泳いでいましたがのんびりした様子で漂っていました。


ギョロ。女の子、、、というには年を食ってますが、さすがに落ち着いた様子で貫禄十分。ひどい天気にもかかわらず、こんな顔でのっそりおっとりマイペース でプールで漂っています。


解説版。「可愛いでしょ!」という写真ではないのですが、二頭の性格がよく出ている写真を使われています。 作られた職員さんはよく二頭のことを見ているんだろうなぁ、というのが伝わる写真と解説だと思いました。

 若い小娘ゼニガタアザラシとおっさんゴマフアザラシの相手をしますが、ますます雪は強くなる一方で、借りた円山動物園の傘の骨が折れるくらい風が強 くなってきました。いやー、この悪天候ですから、吹きさらしのアザラシプールでアザラシをのんびり見るアホな客は私くらいなのでゆっくり見られるのはあり がたいですが、さすがに辛くなってきます。

 一度、至近にあったオオカミ・エゾシカ舎に避難します。ここは屋根があるのでありがたい。

 


動物園裏の山も雪で白くなってきました。


退避したオオカミ舎にいたシンリンオオカミ。さっきまで見ていた 丸っこい寸胴な生物たちに比べると凛々しすぎ。同じ食肉目に属する生き物のはずですが…。


うーん、適当に写真を撮ってもこのかっこよさ。


振り返ってアザラシプールを眺めたらちはるが名残惜しげにお客さんを見送っていました。悪天候なのでほとんどアザ ラシプールに留まるお客さんがいないのがまた哀愁を漂わせています…。


プールに戻ったらゼニガタアザラシのちはるがタイヤと擬岩の間に挟まっていました。


挟まりながらどや顔。何考えているんでしょうか。

 


タイヤがお気に入りなのか、くぐったり寄りかかったり遊んでいました。こういうのをするのはまだ子どものちはるだ けで、親の大人アザラシはタイヤに見向きもしません。


タイヤをくぐって自慢げに?見つめてきます。愛想があるのは子供と言うのは人間もアザラシも変わりません。親 アザラシはあまりこういう行動は取りません。人間馴れしちゃっているんでしょうね。

 


隣のゴマフプールを気にするゼニガタ親子。ゼニガタは親夫婦と娘一頭の核家族でプールを使っていました。

 


ゴマフプールではメスのギョロが隣人のゼニガタも人間も初雪も関係なさそうにプールの中で変わらず漂っていまし た。時間が止まっているかのよう。


この子、活発で愛くるしくて、愛想もよく一般受けするんですが、何かそのかわいらしさが私にとっては逆に違和感に なるのです。やっぱりアザラシは客などのオーディエンスは無視してぼんやりと寝ていたり、ふにふに泳いでいるのがスタンダードなイメージでして。


こんな可愛いわけですよ、ゼニガタのちはる。。この子は可愛いし、愛想もいいし活発だしで文句はつけようがないですが、文句つけようがないところに文句を言いたくなるアザラシマニアの心境。でもいつ かは上のギョロみたいなアザラシになっていくのでしょうかね。それはそれで寂しいような。。。

 だいぶ冷え込み、嵐の様子になってきたので名残惜しいですが、アザラシプール前から退散します。

 


正門近くのこども動物園にいたプレーリードッグ。まるまるして可愛い。この日はテレビの取材を受けていたようです。


写真はあまりよくないですが、紹介させてください。この剥製のオオワシはバーサンと呼ばれるオオワシ。2002年 没。その名の通り婆さんオオワシです。飼育記録は1951年からの51年間!オオワシの飼育記録では世界最長です。円山動 物園は伝統的に猛禽飼育のクオリティが高く、オオワシでも世界初の飼育下繁殖に成功し繁殖賞を受賞しています。
私が始めて円山に来たのは、2001年の冬で亡くなる前で、バーサンはすでに木に止まっていな かったと思いますが、実は私が始めてみたオオワシがこのバーサンやその他の円山のオオワシたちでした。圧倒的大きさとツートンカラーの優雅さ、大きな黄色 いくちばしのかっこよさに痺れてしまいました。その後、私の中では北海道の鳥といったらタンチョウでもシマフクロウでもエトピリカでもなくオオワシ。今で もこの鳥を見るとドキドキします。
公 式サイトによると円山動物園開園当初は、動物はヒグマのつがい、エゾシカ、オオワシの三種四点で、その開園当初のオオワシがバーサンです。そんな バーサンの剥製が正門近くの「動物科学館」にひっそりと置かれていました。

 

 久しぶりの円山動物園ですが、本当に施設がよく改修されていて、綺麗な施設がずいぶん増えていました。ここで扱ったオオカミ舎や両生類は虫類館も新し く、さらに2012年12月にはアジアゾーンの「寒帯館」・「高山館」・「熱帯雨林館」がオープンする様子。オリジナルの円山動物園グッズも増えており、 冒頭にも書きましたが旭山の成功を受けて相当、やる気が向上しているような実感を受けました。
 円山で一番ぼろいのはそれこそアザラシプールかもしれません。次はぜひアザラシプールの改修をお願いしたいところです!

 さてさて、札幌の初雪(の割には激しい嵐でしたが、、、)を体験し、久々の北海道滞在を終えます。もうちょっと天気がよければおたるも円山もゆっくり展 示や施設の様子を見て来ることができたと思うのですが、まったくそんな余裕がありませんでした(^^; 私自身も数年ぶりの北海道でなんとなく浮き足立っていましたし。

 まぁAirAsiaをはじめLCCがかなり安くて使えることが判ったのでまたしばしば参りましょう。あ、帰りのAirAsiaは欠航になってしまいまし た。JALやANA、Skymarkは動いていましたが。。。なんででしょう。機材繰りが付かなかったか。どうしてもはずせない仕事があったのでしょうが ないのでスカイマークで帰ってまいりました。

豊頃のアザラシ(続き)

豊頃のアザラシ、いわゆる「コロちゃん」に関してですが、
私の友人から「捕獲されてしまうかも」という情報が入ってきました。
捕獲後どうなるか、ほんとに捕獲するのかはわかりませんが、
ソースはそれなりに信憑性のありそうなところなのでひょっとするかもしれません。
あのアザラシは悩ましいですね。
そういえば先日のエントリを立てたあとこんな記事をみつけました。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/36720.php
「十勝管内豊頃町の大津漁港に出没するゼニガタアザラシ「コロちゃん」が七日、漁港に来た同管内の六十代女性をかんだ。町によると、五日にも同管内の男性がかまれていたことが新たに分かり、最初にかんだ六月三十日以降、被害は三件になった。
町は「三人とも軽傷ですんだが、子どもが大けがでもしたら大変」と話し、早急に道や環境省と、今後の対応を協議する。
 同署は最初の被害が出た後、パトカーが数回、同漁港に行き「かまれた人がいるので気をつけて」と注意。七日午後も、二十人ほどいた釣り客や見物人に呼びかけたが、パトカーが去った五分後にかまれた。」
パトカーが去ったあと5分後って…。もうどうしようもないですね。今のままの状況でしたら、あとは自治体がアザラシのために職員を常駐させるくらいしか手がないような気もしますが、こんなのに職員を派遣するのもあほらしい気がします。
ただ単に知識もなく丸腰で野生動物に近づいて被害を受けているだけな訳ですから。危険物に自分から近づいて被害を受けているようなもんでしょ、これ。
私がルールでいいなら、もう付き合いきれないので完全に放置します。ただしアザラシに悪さをするのがいたら即特定できるように大津港にライブカメラを設置し24時間ネットで中継します。その上で
「大津港に出没するアザラシ、通称殺ちゃんの周囲の状況は個人が特定できるくらいの超高解像な動画で24時間世界(含帯広警察署)に向けて発信、録画されています。変なことをしたら容赦なく個人が特定されてしょっぴかれるので、やつに近づく際は以下の掟を守ったほうがいいと思います…。掟とは…」という巨大な立て札でも建てとけばだいぶ抑止効果があるのではと思います。
そういや阿武隈川でも野生のワモンが出ていてアブちゃんと呼ばれているそうです。アブちゃんも危ちゃんに改名…(^^;http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/photojournal/archive/news/2007/07/06/20070707k0000m040081000c.html

コロ、怒る

このサイトでも取り上げている大津の野生のゼニガタアザラシのコロちゃんですが、
ついにやってしまったようです。しかも短期間で相次いで。
6/30には50代の女性が触ろうとして、胸をかまれ手足を引っかかれたそうです。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/35968.html
そして7/7には60代の女性が左腿をかまれたそうです。

ニュースの記事を見ると「棒でつつくたたく、子供をアザラシの背中に乗せて記念撮影する、首にひもをくくりつけたり、足で体を押したり、犬をけしかける」ような行為をする人がいたようです。たいしたマナーです。私が見に行ったときも触っている人は普通にいたなぁ…。
見ず知らずのおっさん、おばちゃんに触られたら怒りますよ、普通は。
こういう類の動物との事故ニュースを見ると、不謹慎ながら「自業自得」のような気がします。
北海道に住んでいた時に野生動物に接する人間を見てきましたが、
日本人は基本的に野生動物をなめすぎです(特に都会から来た観光客)。
あまりこういう言い方は好きではないですが、
動物に対する民度は低いと思います、現代の日本人は。
野生動物を専門家だけの物にするべきではないと思いますが、こういう記事を読むと考えさせられますね。
野生動物に名前をつけている時点で妙な気がしますが、とりあえず「コロちゃん」の名前を「殺ちゃん」に改名しとけば少しは近づく人も減るのではないでしょうか。あんまり可愛くないけど。

今期営業最後~初冬のおたる水族館 2006年10月28日

おたる水族館が冬期休業にはいる前に今年度最後の訪問に行ってきました。といってもこのページを作っている現在は訪問から4ヶ月くらい経っていまして、記憶があやふやな部分もございますがご了承ください(^^;

まずは屋内のネズミイルカとゴマフアザラシの混合飼育プール「ネズミイルカとゴマフアザラシのほのぼのプール」から紹介します。


今回の入館で一番驚いたのが、こういった掲示形式の展示物が充実していたこと。その掲示も、思わず見入ってしまうような質が高いものばかり。さすがおたる水族館。
この展示物にはネズミイルカのジロキチが最高齢ということとゴマフのたまこが静岡のあわしまマリンパークにお嫁に行ったことが書いてあります。

ほのぼのプールに暮らすゴマフアザラシとネズミイルカの生態の
説明です。これも今回の訪問で始めて見ました。

 

アザラシの分類についての掲示です。

 

食べ物についての掲示。
おたるのアザラシはホッケとイカナゴを食べているそうです。

 

イルカとアザラシの泳ぎ方の違いについて。
振り返ればイルカとアザラシが一緒に泳いでいるので
すぐに実際の泳ぎ方と比べることができます。

 

プールに住んでいるゴマフ。
ほのぼのプールに住んでいるゴマフは若いアザラシが多いです。

 

プールの底に沈んでいるアザラシ。
イルカのほうは常に泳ぎまわっていてゴマフはこのように沈んだり浮上したりと気ままに生きていました。

 
この写真のゴマフもたまに息を吸うために浮上していました。

動画(3.74MB)

じゃれあうアザラシたち。
館内が暗く写真がぶれていますがご容赦ください。

続いて屋外に出てアザラシの主力部隊が暮らす海獣公園へ。海獣公園はすっかり冬支度が終わっており、ほとんどのアザラシたちは越冬用のプールに引っ越していました。

 

 


動画(657KB)

誰かわかりませんがワモンアザラシ。
体の模様がえらい事になっていました。

 

すごい模様ですよね…。
ワモンのちゃんとした?模様はこちら。

 

ワモルも真っ黒になっていました。

 

ワモンアザラシの名前板。
以前に比べ頭数が減っていました。
バックヤードとかにいるのかな?

 

ワモンの隣プールは夏に行ったときはオタリアプールでしたが、今回の訪問時は年老いたアザラシが暮らすプールになっていました。掲示板に「冬に」とあるので夏になったらまた移動するのでしょう。

 

お年寄りアザラシは背中に藻が生えるくらい
のんびり暮らしていました。

 

動画(1.2MB)

お年寄りアザラシたち。

 

お年寄りゴマフの背中。藻がびっしりと生えています。
毎日↑の写真位まで水につかっているのでしょう。

 

動画(582KB)
越冬用プール。あまりお客さんが来ないのか
不意の訪問者にばしゃばしゃ騒いでいました。

次はクラカケアザラシのプールです。クラ カケは日本ではおたる(2006年10月現在)でのみ飼育されている珍しい種類のアザラシです。名前にあるように体の表面に鞍を掛けたような模様がでるの でこの名前があります。メスよりオスのほうが模様ははっきりしているそうで、さらに子供のうちはあまりクラカケ模様が目立たないといいます。
おたるで飼育しているのは2頭のメスの子供。ですのであまり模様が目立たないと思いますが、それでもだいぶ模様がはっきりしていました。

 


動画(1.79MB)

クラカケアザラシ
プールが暗くて泳ぎ回るのでぶれている写真ばっかりでした(^^;

 

クラカケは不思議な模様です。

 

ゴマフやゼニガタの模様が保護色になるというのはまだわかるのですが、このクラカケの模様はどうしてこのような模様になったのでしょうか?不思議です。この模様によって海や流氷の上で目立たなくなるとは思えないし…。うーん。

 

陸に上がったクラカケアザラシ。
二頭のうち一頭は今は亡きひろおで保護されたクララ。
もう一頭は釧路動物園で保護されたクラリス。
どっちがどっちかはわかりません(^^;

 

この写真はどっちかな?
クララはお腹に傷があったので実際に見れば
見分けることができるかも。
傷のほうはだいぶ目立たなくなってきていたようですが。

次はいつもの海獣公園。アザラシたちも大半が越冬用プールに引っ越していて静かになっていました。


海獣公園。静かで物寂しい雰囲気の秋のプール。

 

いつぞや野生のアザラシを見かけた海獣公園裏の海岸。

 

海獣公園もずいぶん展示が増えていました。
喜ばしいことです。

 

こちらもアザラシの名前や性格を書いた展示物。
以前このサイトで「おたるも飼育しているアザラシの名前を知りたい」などと生意気なことを抜かしたことがありました。その後、ちょうどタイミング良く、おたる水族館が展示物に力入れはじめ、このような名前や性格を載せた掲示が増えてきて気づきました。
それはおたるは飼育しているアザラシの数が多すぎて、私に見分けることは無理です。名前とかあっても誰が誰やらわかりません、生意気なことを書いてごめんなさい。
でもアザラシの個性などの掲示を見るのは楽しいです、マニアにとっては。

 

釧路からゼニガタがやってきて、さらに数が増えたようです。
見分けるコツも書いてありますが、難しい…(^^;
全頭見分けている職員さんは尊敬します。

 

越冬用プールに引っ越したお知らせ。
このお知らせと書いてあるやつは、
流木にマジックでアザラシの体を書いてあるのですね。
上手ですし、良いセンスだと思います。

 

こっちは保護されたアザラシの名前板。

 

アザラシのリハビリに必要なもの。
食べ物や薬やミルク等に加え一番右上の写真に
「もっとも大事なもの 体力・折れない心・深い愛情」
とあります。アザラシをたくさん保護して育てているおたる水族館だけに重みのある言葉です。

 

子供プールはまだアザラシが残っていました。
彼はゴマフアザラシの子供ですね。

 

動画(2.36MB)

こんな目で見られたら餌を与えたくなります。
二頭ともゴマフの子供です

 

ゼニガタの子供も一緒に暮らしています。

 

ゼニガタアザラシ。
真っ黒な体に白い眉毛が映えてかっこいい。

次はアザラシ以外の展示。

 


動画(747KB)

特別展示では生物と料理の展示をしていました。
写真はアメフラシと和え物の展示。
水族館で飼育動物を食べ物として展示するのは斬新な視線かもしれません。

こちらはニンジンにたかるウニの子供。
ウニがニンジンを食べるとは知らなかったなぁ。

 

おたる水族館正門。
この後、半年近い冬期休業に入ります。
お客さんは入らなくても飼育動物の世話のために
職員さんは働いていると思います。
今年もワモンの赤ちゃん生まれるかな?

2007年2月15日作成

登別マリンパークニクス初訪問 2006年10月15日

 2006年の10月に登別市にあるマリンパークニクスに行ってきました。この文章を打っているのは2007年2月と訪問からかなり経ってしまっておりなすが、訪問の様子を紹介します。

 さて、この施設は北海道のアザラシ飼育施設の中で管理人が最後まで訪れなかった施設でした。この施設が最後まで残った理由は特にありません。登別は札幌 からは行きにくい場所では無いですし、実際私は登別に何度も行ったことがありましたし。最後まで残った理由を強いて言えば、いつでも行けるような中 途半端な土地で、かつ道南に位置し、道北・道東といった管理人の食指が動く地方に位置していなかったという理由かな。
 何はともあれ訪問の様子をたどっていきましょう。

 当日は道央自動車道で登別ICを降りて水族館向かいました。国道36号沿い・登別駅からも近いので迷うことなくたどり着けます。駐車料金500円を払い、さら に入館料・大人2300円を払って入場します。入場した後は正面のお城のような建物が目を引きます。道内の水族館は従来の公営水族館然とした建物が多いの で、道内の他水族館とはずいぶん印象が違います。運営も公営ではなく加森観光株式会社という民間会社の運営になっています。


入場後正面にそびえる城・ニクス城。水族館の本館になります。このお城はデンマークのイーエスコー城をモデルにしたそうです。ちなみにニクスとはドイツ語で「水の精」という意味だそうな。


入場したら目の前に広場が広がっています。
右手の建物から入館します。

 

アザラシは水族館本館のニクス城内ではなく城に向かって左側の屋外プールにいました。構成はゼニガタアザラシが主で4頭おり、1頭だけゴマフアザラシがいました。


プールの外形。
他の施設でもよくあるタイプのプールです。
ニクス城に比べたら普通の外見です(^^;


動画(1.27MB)

ニクスのアザラシたち。
確かゼニガタが4頭、ゴマフが1頭いたと思います。


ゼニガタアザラシです。
おたる水族館のアザラシっぽい顔でした。


プールには落ち葉が浮いていました。秋ですね(^^)


プールに何やら生えていました。


動画(569KB)

ゼニガタアザラシの尻尾です。
さかさまになってプールに立っていました。


動画(960KB)

こちらは唯一のゴマフアザラシのナビ。
ご覧の通り頭部に傷を負っています。
この傷はナビが保護された子供の時にすでついていたそうです。


傷跡は残っていますが、ナビはすっかり元気になっています。ナビは人間に出会わないままだったら死んでしまっていたかもしれないですね。アザラシのたくましさとニクスの職員さんの手厚い看護に想いを馳せます。
彼女は現在人気者になっています。


動画(9.62MB)

給餌・解説風景
写真はナビ


ゼニガタアザラシの解説板


アシカの生態説明板。
アシカは屋内プールにいました。


アザラシの育児の様子を掲載しています。


アザラシの餌も売っています。
餌やりは人気があり、餌の数も少ないので
餌をやりたい方は素早く餌を確保しましょう。


エサ。イカナゴかな?
切り身になっていました。
1カップ100円。氷入り。


動画(1.99MB)

エサをあげるとこのように勢い良く食べてくれます。
ナビも元気に争奪争いに加わっていました。
餌のねだり方はおたると通じる物があります。

続いてはアザラシ以外の様子も紹介しましょう。

 


動画(2.19MB)

これはアシカショーのひとコマ。
アシカショーはカリフォルニアアシカが出ていました。


ニクス城・城内でのひとコマ。
屋内をエスカレータで移動するのが
他の道外水族館とは違います。


ふれあいコーナーにいたエイ。
エイは毒を持っているので触れ合っていいのという気もしますが、このエイが毒をもっていない種類だったのか、刺してくる尻尾のほうは触らないでという注意もあったような気もしますが、正確なことは忘れてしまいました(^^;


こちらはカブトガニ。
こいつも触ることができました。
見た目どおり硬かったです。


両生類展コーナーにいたカエル。水槽の中で↑の格好で固まっていました。


水槽。どこの水槽だったかなー。ニクス城内のどこかだとは思うのですが。うーん…。

 ニクス初訪問でした。アザラシの数も展示の仕方も標準タイプでしょうか。給餌解説も定期的に行っているようですし、好感を持ちます。

 ニクスに行ったのは10月の後半、このコーナーを作っている現在は2月の半ば。この4ヶ月で管理人はおたる、とっかりセンター、宗谷漁港や抜海港などで アザラシを見てきて、正直なところニクスの記憶はあやふやなところもあります。なるべく正確に書いているつもりですが、間違っているところがありましたら すみません。行ってすぐ作らないとダメですね。

2007年2月16日作成