6年ぶりにおたる水族館へ 2012年11月17日

小樽10時 雨 気温6.5℃ 風速 0.5m/s

先回の訪問から約6年経ってしまいました。北海道のアザラシ記録自体2008年3月の羅臼以来なのでまともなサイト更新自体が約4年半ぶり。(何かこの レイアウトのページを更新するの自体が久しぶりで、作業自体が新鮮ですが(^^;)

さて2012年は国内の航空路線に格安航空会社が就航しLCC元年とも呼ばれておりますが、北海道もその恩恵に与れまして、成田や関空から新千歳行きの LCC が就航しました。LCCの中の一つ、エアアジアジャパンのウェブサイトを見ていたらキャンペーン価格で成田~新千歳が片道2980円!これは行くしかないっ。
では、いつ行くかと北海道内のどこへ行くかを考えます。上記キャンペーン価格は11月一杯くらいまで。12月以降は観光や帰省で混むのでしょうね。11 月というと時期的には道内 各地の野生アザラシには若干早く、さらに新千歳から太平洋側・オホーツク海側に行くには雪が降り始めるようないや~なタイミング。一方で新千歳から比較的 近い小樽市のおたる水族館の通常営業 は11月一杯。そこで私自身しばらくぶりの北海道訪問でもありますし、アザラシ的にはスタンダードなおたるに行くことにし、おたると近く久しぶりの訪問に なる札幌市の円山動物園に焦点を絞り、天候と余裕があれば積丹 くらいまで行ってこよう、という計画にしました。

11月16日16時40分成田空港を発ち、北海道へ。久方ぶりに降り立った新千歳空港は、なつかしい!!という感覚はあまりなく、綺麗さっぱり 記憶から抜け落ちていました。空港ってどこも似たような感じだし。。。北海道在住時代はあんなに使ったのにまるで別の空港のように感じてしまいました。
この日は札幌に泊まり、翌 17日に車を借りていざおたる*へ。(*注:いまさらながらですが当サイトでは「おたる」というかな表記はおたる水 族館を、「小樽」と漢 字表記するときは街の小樽を指しま す)

17日の天気は生憎の雨。冬の日本海側特有の鉛色の厚い雲が覆っております。まぁ懐かしい天気といえば懐かしい天気な訳ですが・・・。冬も近く雪も降っ てきそうな気配です。

札幌から何度も通ったおたる水族館へ の道を辿っていきます。札幌市街やおたるへの道はさすがに私でもよく覚えており、懐かしい気分になりました。おたる水族館に着いたのは9:30頃。おたる は9時に開館ですが、雨のせいかお客さんは少なく駐車場には3台くらいしか車が止まっ ておりませんが、早速入館です。
(今回は管理人の久しぶりの訪問に付きノスタルジーを覚える場所がたくさんあり、いつも以上に主観的な内容になっ ておりますが、ご了承ください)


玄関前のタコのマスコットは相変わらずです。 やっぱりおたるの玄関には彼がいないとですね。今まではあまり意識しなかったですが、よく見たらこのタコはちゃんとウェイトを腰に捲いており、何か機材を 背負っています。ダイバーがモチーフなんですね。

 

札幌のホテルから見た街並み。この日は一日中こんな空でした。

 

入館前の「ごあんない」
どうやら先日までジンベエがいたんですね。特別展は「お化け屋敷ふぅ~ 恐怖の箱めぐり」。「ふぅ~」ってなんぞや?という気になりますが特別展の様子は また後ほ ど。これがなかなか突き抜けた展示でした・・・。

 

おたる水族館の入館ゲート横には年間パスポート申し込みスペース。通常料金が大人1300円ですが年間パスポートは2600円。良心的な価格設定です。私 は購入を迷いましたが、今回は見送り。北海道在住なら買っていたなぁ。
おたるのパスポートはサンピアザ水族館も割引になるそうな。

 

入館券もこの通りリニューアルされてました。
シンプルながらも日本で住むアザラシだらけ。各種の特徴が描き分けられて、目立たないですが右下に「おたる水族館では北海道の海にすんでいる5種類すべて のアザラシに会うことができます」とさりげなく、しかし、しっかりとアピールされております。
アザラシマニアなら「おぉ!」となるものです。一般の方はそこまで気にしないと思いますが、やっぱり国産アザラシに拘り、おたるは国内の海獣界の頂点の一 つとして認識している私としては、やっぱりおたるがこのようなアピールをされるのはうれしい。

 

おたるでもバックヤードツアーが開催されるようになっていました。これは以前になかったものです。この日は一日二 回。先着順なのでまずは私も入館と同時に申し込んでおきます。この様子も後ほど。
(写真を退館直前に適当に撮ったのしかなく、反射光で見難くなってまして申し訳ない。)

 

おたるの門番ともいえるセイウチ君のぬいぐるみ?も健在。
おたるの入口はどうしても「昭和」な感じがしますが、私はこの雰囲気は嫌いではないです。

さて、おたる水族館に行かれたことがある方はご存知か と思いますが、ここの水族館は入館後はしばらく館内の魚類系の水槽を見た後に、屋外の海獣公園に降りて行きアザラシやトドを見ることになります。私もこの 日はその順に見ていったのですが、このサイトはアザラシサイト。まずは海獣公園のほうから紹介し、後ほど館内展示を紹介したいと思います。

まず目にはいったのが越冬プールに移されたアザラシ たち。ここにアザラシがいるということは活きのいいゴマフやゼニガタの現役アザラシのメイン プールは空な訳で、ちょっと残念。季節的にもうちょっと早く来るべきでした。

 

続いてアゴヒゲアザラシ・セイウチ舎。。。の前にアゴヒゲプールの裏の壁はSeal Wallとなっていて、2011年と2012年のイベントで来館者の方々が思い思いに描いたアザラシの絵で賑わっています。いろんなアザラシがあってなか なか面白い。私も描きたかったなぁ。。。

 

Seal Wallは壁一面。描いている方は老若男女いろいろあるようですが、みんなアザラシが好きという想いが伝わってくるようでうれしいですね。
そしておたる水族館のアザラシのプッシュっぷりが伝わってくるようです。

 

振り返ってアゴヒゲアザラシプール。以前はワモンアザラシもいたのですが、このプールはアゴヒゲのみになってし まってました。 メンバーはウパウパ、パオパオ、ノンノンの3頭。みんな以前と変わらず元気そうで何より です。

 

アゴヒゲプールの隣のセイウチ舎。ここも変わらずウチオとウーリャ夫妻が暮らしていました。以前はセイタという子 供もいたのですが彼は残念ながら亡くなっ てしまいました。その後ツララという女の子が産まれましたが、彼女はイルカスタジアムのショーに出ているのでここにはいません。ツララはまたあとで紹介し ます。

 

ウーリャが立ってました。カバみたいですね(^^;
セイウチもアザラシと同じく食肉目ですが。
おたるのセイウチは活発で見ていて飽きません。

 

オスのウチオは立派な牙を持っています。芸達者でガラスにむちゅむちゅします。芸風は前から変わりません。

 

ウーリャもガラスにむちゅむちゅ。

次はクラカケアザラシのプールです。セイウチ舎から少 し離れています。雨はいよいよ本降りになり、冬の荒天模様になってきました。私はアザラシ好きですがそれでも、かなり辛いぞ、この天気は。。。

クラカケアザラシプール。建物全体にクラカケアザラシの絵が描か れ、すっかり「クラカケアザラシの家」の雰囲気になっていました。

 

クラカケアザラシは不思議な模様。ゴマフとかワモンとかゼニガタの模様は岩に似ているとかで進化の過程で外的に目立たないから今の模様のが生き残ったのは なんとなく判るのですが、このクラ カケアザラシの模様は何なんでしょうね???見るたびに不思議に思います。

 

おたる水族館のクラカケアザラシは一頭だけでクララ。クララは閉館間際のひろお水族館で見ました。ひろおが閉館後、おたるに移ってきました。右上の写真では7歳との表 示がありました。ひろおで見たのは保護されたばかりでした。
この日はプールの隅でずっと逆立ちしていて愛想がないことこの上なしです。0歳のときは愛想があったものですが。

 

クラカケアザラシ舎にはワモンアザラシもいました。以前はアゴヒゲプールにいましたがこっちに移っていたのね。繁殖賞の徽章が誇らしげです。

 

クラカケアザラシのクララは愛想がないですが、ワモンアザラシは愛想がいいのがいました。プールの前で手を動かすと、、、

 

手に合わせて顔をふにふに動かしていました。

 

カメラを構えてたら寄って来ました。
しかし、あまりにも近くに寄って来過ぎてピントが。。。
↑では頭をプールのガラスに擦っています。

 

左の個体は頭に傷があり、どうやら一番若い釧路から来たミントのようです。世界で始めて飼育下 で繁殖したワモルも健在で妹ができていたとは。さすがおたる。ワモルも相変わらずくるくる回っていました。ワモルのお母さんやお父さんなども他の 個体も気になりますが、、、

次は海獣公園のメインであるゴマフ・ゼニガタプール。ただ前述したとおりアザラシたちも大半が越冬用プールに引っ越していて静かになっていました。まだ 海獣公園にいるのは子供のアザラシと年老いたアザラシ。
荒天のため、当初はおたる名物のアザラシの餌やり販売は休止されていましたが、徐々にお客さんが入って来ると営業を開始していました。なかなか商売熱心 です(^^;


餌を持ってうろうろしていると、若いアザラシたち一目散に寄ってきます。

 

子どもアザラシプールのゼニガタとゴマフの子ども、水面を叩いて餌をねだるのはしっかり受け継がれていました。アザラシは賢いです。

 

この伸びているのはゼニガタアザラシのまる。お客さんに口が近い。
左の目が緑のゴマフは病気(緑内障だったかな?)で目がこんな色になっているそうです。それでも餌争奪戦に激しく参戦していました。

 

餌が尽きて去るときはこんな風に哀愁たっぷりに見つめられて見送られてしまいます。その視線の結果、人は餌をもう 一バケツ買ってくる羽目になるのですが。。。おたるはアザラシ・人間が一体となってここの餌代で稼ごうとしているかのようなっ。

 

今年のアザラシの赤ちゃん。ゼニガタ2頭にゴマフ2頭。
うちゼニガタの一頭はおたる水族館生まれ。ゼニガタが産まれたのは5/7ですし、他の3頭も保護されたのは4~5月。子どもを見たいのならやはりこの季節 に来るしかないのか。
ゴマフ2頭は怪我や病気でほとんど目が見えないそうです。

 

おじいさんおばあさんプール。ゴマフ・ゼニガタアザラシのお年寄りたち。あまり動かないせいか藻を背負っているの は昔と変わらず。おたるの餌争奪戦を生き残ってきたアザラシたちなので、彼らの面は歴戦の猛者の雰囲気を漂わせています。

そうこうしているうちに怪獣公園のショータイム!ショータイムの前には放送が入るのでお客さんが集まります。

 


海獣公園ショータイム。セイウチ、アザラシ、ペンギン、トドという流れは変わりませんが、「大樽ごはん」という新 しいイベントが加わっていました。何でしょうね、大樽ごはん?写真は雄雄しく(メスもいると思いますが。。。)トドたちが餌争奪戦を繰り広げているようで す。

 

ショー中のアザラシ。その体型からかダイナミクスさはイルカやオタリアなどにはかないませんが一生懸命間と脱力感 が伝わってきて私は好きです。演じていない待機中のアザラシの様子も可愛いのでお見逃しなく。

 

滑り台を腹ばいで登って、

 

滑り落ちるアザラシ。アトラクション的には何てことはないかもしれませんが、真横からアザラシの歩行ぶりを見られ るめずらしい機会。

 

諸事情によりショー中にハードルに囲まれてしまったペンギン。ショーが終わって仲間たちが餌をもらっているにも関 わらず、まだハードルの中に。。。背中に哀愁が漂っています。(このあとハードルを倒して無事に脱出していました。)

 

ペンギンショーの次はトドショー。
トドは本当に豪快なショー。敷地が広いからこそです。

 

4頭のダイビング。この最上部から飛びます。
お兄さんの身長と比較してもわかるとおり、結構な高さがあります、この台。

これが小樽の大樽ごはん。リヤカーに満載された魚をトドやアザラシたちに与えるものです。この魚の量!お客さんが 買ってアザラシたちに与えているのは彼らにとってはおやつくらいのもんでしょうかね。

 

大樽ごはんで立ち上がるゼニガタアザラシのまる。やっぱり人気者になっていました。

 

すばやい動きで魚を取りに行くゼニガタアザラシの子ども。隣プールのアザラシがうらやましそうに覗き込んでいました。

 

老いたアザラシプールでも大樽ごはん。
こちらは落ち着いて餌を食べていました。

 

トドのショープールではひっそりとショーの練習をしていました。
努力の賜物ですね。

次はアザラシ以外の展示。私が実際に見た順番で言えばアザラシやトドたちの前に見たですが編集の都合上後半部分に持ってきました。

水族館に入ってまずは順番に展示を見て行きます。


水族館の玄関の「ご案内」にも掲げられていた
「特別展 お化け屋敷 ふぅ~」
水族館をはいってすぐのところにある展示で、まだまだお客さんも元気があって食いつきのいいところにあるいわば「顔」にあたる企画展ですが、
何でこの季節にお墓なのかはともかく、この内容がまたぶっ飛んでいるおたるクオリティーなわけです。まずは、お墓を模した水槽、ろうそくやお供え、卒塔婆 まで作ってなかなか再現率が高い。

 

魚より髑髏に目が行ってしまう水槽や、、、
(黒のツートンが魚)

 

「脚の箱」という意味ありげな箱の中に顔を突っ込んで見られるのが何かというと、、、

フナムシの大群。
これは力技で驚かす気がすお化け屋敷感がしないでも無いですが、お客さんが入館して5個目くらいに見る水槽がフナムシの大群(^^)確かにぞわぞわしま す。

 

これは写真で見ると何てことないですが、真っ暗な部屋にはいってボタンを押すと電気がついて、お客さんはアザラシ や貞子?の剥製や標本に驚くという仕掛けです。(もう展示期間も終わっちゃったと思うのでネタばれ。。。

 


そんな展示を見て次に出るコーナーが「ほのぼのプール」(^^;
フナムシや貞子のあとになかなかですよね。かつてはネズミイルカとアザラシのほのぼのプールだったのですが、やつらの組み合わせは殺伐としていたのか、仲 が悪かったのか、ここのプールからアザラシはいなくなっていました。看板の絵や文字のフォントが過 去のものを再利用していてうまいと感心しました。

 

こちらは秋らしい展示。モミジをあしらった赤が展示が生えるベニザケの展示です。ベ ニザケはもともと日本にはいない種類のサケの仲間ですが、試験放流をされているそうな

 


しかしここまで真っ赤になってしまったら敵に見つかりやすい気もしますが、紅葉で埋め尽くされるこの季節はむしろ 赤色のほうが目立たないとか合ったのでしょうかね?

 

タラバガニ?アブラガニ?すんませんカニは詳しくないのです。でも北海道の水族館らしく立派なサイズのカニがいま した。

 

サンゴ礁水槽。西表島の海でも会った懐かしいマンジュウイシモチ(通称イチゴパンツ)。後ろのサンゴの骨格は天然ではありえない紫色になっていたのが気になる。。。

 

この口が常に半開きの魚はフウセンウオ。北国の深い海にいますがその鮮やかな色彩とすっとぼけた顔で近年人気の魚 です。そういえば稚内のノシャップ寒流水族館ではこいつをイメージキャラクターにしていたな、、、と思ってこのサイトのノシャップ寒流水族館のページを見ましたが、アザラシの写真 しか載せてねえ、ホント使えねえ。今後はアザラシ以外でも気に入ったものは掲載しておこうと思いました。上の写真は変な向きになっていますが、ちゃんと写 真の上が水槽の上方向であっています。吸盤でガラスに吸い付くんですね、フウセンウオ。吸盤は決行グロイので水族館に行ったらガラスの裏を覗き込んであげ てください。

これはチンアナゴ(ガーデンイール)
石垣島で会いました。天然物は近づくと砂に引っ込むのですが、水族館のは人に慣れているのか出ずっぱり。この魚はいろんな水族館で飼われている人気者です が、砂の無い水槽で飼うとどうなるんでしょうね?ちょっと見てみたい。

 

こちらはイルカショープールでショー中のセイウチのツララ。上でも紹介した芸達者なウチオ・ウーリャ夫妻の娘です。血筋を受け継いだのか、娘も芸達者で ショーデビューをしていました。シャボン玉を勢いよく吹いていました。

 

オタリアショーの組体操。オタリアはずいぶん艶々して黒光りしています。トドより小さくて可愛らしい。まぁ私は私は茶色っぽくて豪快なトドの方が北海道ら しくて好みです。

最後にバックヤードツアーの様子を少し。参加者は大人を中心に10名程度、水族館フリークっぽい男性や夫妻(若干同好の香りがする)、若い女性の4名く らいのグループ、一組くらいの親子とかなり年齢の高い(^^;メンバーでスタートします。


バッ クヤードツアーは通常の展示も解説を交えながら見つつ、途中から一般のお客さんは入れないバックヤードに行きます。こんなところから?というようなとこ ろから水族館の裏側に侵入し、研究スペースや治療スペースやらを見せていただきました。しかしその通路が入り組んでいること!おたるに何度も来ている私で すがどの辺にいるのかよくわからなくなりました。↑の写真はサンゴの水槽を上から見ているところ。南の海を再現しているだけあって光は明るい。

 

これはバックヤードにいた前述のフウセンウオ。洗面 器のようなタライで飼育されていましたがこんなにいるとは!北の海の深いところにいるそれなりに珍しい魚ですが。丸々してころがっていました。

 

こちらは別水槽のフウセンウオ。折り重なるように積もっていました。非常につめたい海にいる生き物なので、水族館ではむしろ水を冷やして飼育しているそう です。クーラーのようなものですよね。ということは電気がないと彼らの飼育はできないんですね。人気が出そうな魚ですがなかなか一般家庭で飼育するのは大 変そう。

 

バックヤードツアーを終わって出てきたところはやはり普通のお客さんがいるフロア。え?というところから出てきます。近くのプールにはコツメカワウソがい てせわしなく動いていました。彼らはおたるでは貴重な後足を足として使う哺乳類。

おたるには結局9時半から15時くらいまでいました。天気が悪くなったので、積丹行きはあきらめて、この日はおたるをじっくりと堪能することにしたの で。

私も約6年ぶりの訪問になりましたので、すっかり一訪問者として楽しんでしまいました。ので逆にマニアックな視点はあまりなかったかもしれません。あと です ね、海獣の話も少ないと思います。これは天気が冬の荒天模様になってきて、屋外の海獣公園はじっくり見ていられなかったのですよ。もっとじっくりアザラシ の解説や特徴を書いた展 示をじっくり見たかったのですが、私も人の子でして、寒いもんは寒い。降っているのは雪ではなく雨で、雪ならまだ払えるのですが冷たい雨に濡れるのは溜ま りません。私がおた るで一番好きな大人ゴマフゼニガタアザラシたちは越冬用プールに行っていて相手をしてくれないし。
ので、今回のコーナーは特に海獣公園の話が手薄になっているのは自覚しているのですがいかんともしがたく、申し訳ない!やっぱりおたるの海獣は春先~初 夏の穏やかな季節にじっ くりのんびり観察したいものです。

そして水族館を出る間際に 売店で購入したおたる水族館の本。立て続けに二冊(→)出ているんですね。ずいぶんおたる水族館も攻勢に出ているようでうれしい限りです。どちらもおたる 水族館 が作成に関わっていて職員さんがイラストや文を作成している本。
二冊とも表紙をごらんいただければ判るとおり、海獣中心の本。左の「かいじゅうさん、ハイ!」は海獣+鳥、右のほうは魚もいますが半分以上は海獣の話。 職員さんの話やトドやアザラシの逸話も紹介されており、おたる好きな人にはお勧めできる本です。やっぱりパブリックな出版物でも海獣やアザラシ・トド・セ イウチが大きなウェイトを占めるんですよ、ここは!

さて、おたる水族館はこのくらいにして、札幌に戻ります。翌日は札幌市の円山動物園に向かう予定です

2012年12月9日作成

流氷シーズン真っ盛りのゴマフアザラシ 2008年2月11日

(晴れ 気温-12.0℃ 風速4.4m/s: 2月11日6時 紋別)

? 北海道道東旅行も2月11日で三日目です。2月9日、2月10日午前中と 知床で流氷、アザラシ、ワシを堪能し、2月10日の午後から次の目的地であるアザラシの街、紋別に向かって移動を開始します。幸い天気もよくドライブも順 調です。が、やはり北海道は広いし、いろいろ道中気になるものが目に入ってきて、寄り道をします。紋別に着いたころには既に日は落ちていました。この日は 紋別泊。
 翌朝はここ数年、私の中では毎年恒例の早朝ガリンコ号流氷クルーズに乗り込みます。港を6時に出航します。


この日も前日に引き続き天気は快晴!
三年くらい毎年この季節に早朝ガリンコクルーズをやっていますが、今年は最高の天気です。
定刻6時に紋別港を出航します。


徐々に空が明るくなってきます。
流氷は港近くの海にはありませんでした。
2006年の悪夢が頭をよぎりますが、前日の時点で流氷の位置は港から5~10kmくらい。ガリンコ号の射程範囲内です。風も穏やかでしたし流氷にはきっと会えることでしょう。


出航後30分くらいすると無事に流氷原に突入しました。流氷の上にオジロワシとオオワシが並んで止まっています。日の出間近ですがシャッタースピードはだいぶ遅くなりぶれています。申し訳ない。
ガリンコ号に設置してある温度計はマイナス10~11度くらいを示していました。ガリンコ号も動くので多少風も感じ体感温度はかなり下がっています。


そしてオホーツク海の荘厳な夜明けです。
この日の日の出は6:35。
太陽が変な形をしていますが、これは厳冬期に気温と海水温の温度差が大きくなると発生する珍現象で一種の蜃気楼のような物です。今回はそこまで真四角では ありませんが、この現象は「四角い太陽」とか呼ばれており、ヤフーやグーグルで上記括弧内を検索すると関連情報がたくさん見つかります。この現象は北海道東岸のよく晴 れた厳冬期の海沿いの夜明けに見られるようです。
 快晴の中、不思議な太陽と流氷を眺め、満足して紋別港に戻ります。一旦ホテルに戻り朝食を取り、暖まってから再び屋外へ。このサイトでもおなじみのオホーツクとっかりセンターに向かいます。

 


センターのプールにも氷やら雪やらが浮いていました。真冬のとっかりセンターですね。氷の合間からアザラシがぬぼっと顔を出して息継ぎをしていました。


これはメスプールの写真。真っ白な氷が浮いています。
これでも凍えることなく生きているのですからたいしたものです。彼女達にとっては紋別の寒さくらいなら暖かいくらいなのかもしれませんが。。。


動画(1.69MB)

とっかりセンターは一部改修されておりました。水中の様子が見えるガラスをはめ込まれたプールで、水中が見える部分でテント状の仮設施設だった ところがコンクリート作りの立派な通路になっておりました。。私が通い だしてからでもソフト面では目に見えて進歩するセンターですが、ハードで改修されたのは今回が初めてです。センター施設全体から見れば小さな改修かもしれませんが、改修を行ったこと自体賞賛いたします。


氷のプールを泳ぐアザラシたち。
ゴマフ模様には氷がよく似合うと思います。


メスゴマフプールを眺めているとゴマフ模様でないのが一頭いました。
ワモンアザラシのこむすびです。
飼育されているアザラシの配置は日々異なるので、今もこのように飼育されていないかもしれません。


ワモンアザラシのこむすび。
ワモン模様が薄い、むしろ消えています(^^;


動画(270KB)

そうこうしているうちに給餌タイム。
本日は2月の流氷シーズン真っ只中の土日。
多くのお客さんに囲まれて給餌がスタートです。
この写真はオスの給餌の一コマ。


職員さんに寄ってくるアザラシたち。これはメスゴマフの回です。
奥の目を瞑っているのがコムケ(だったと思います(^^;)
職員さんが手に持っているのは目薬かな。


ふれあい広場にはこのような台が設置されていました。転がった時のアザラシ一頭の体高分くらいの高さがありましたが、気合があるのはちゃんとよじ登っていました。


この台は左の写真の通りセンターの名前と日付入りで人間がかがむとちょうどアザラシの顔と人間の顔が同じくらいの高さになります。アザラシとの記念撮影にはちょうど良い高さでした。


とはいえ、アザラシのほうもバケツの魚を狙う気に満ちています。この台に乗っかれば職員さんが立っている時でもバケツが射程距離内になりそうでした。

 

 

 

 


動画(1.36MB)

職員さんとアザラシと。職員さんとアザラシたちの信頼関係が滲み出ているようで、見ているだけで微笑ましくなります。

 


なお、この季節の触れ合い広場はむちゃくちゃ滑ります。シャーベット状の雪と水が混じってぶちまけられている状態です。私がカメラを持ってアザラシを撮ったり眺めたりするのに夢中になっていた ら、見事に体を持っていかれました。職員さんはもちろんほかのお客さんからも心配されるくらいの滑りっぷりで、したたかに腰を打ちました。皆さんはお気をつけ下さい。


元気なとっかりセンターのアザラシ達を見て、満足します。
この日は一時間くらいで流氷シーズン真っ盛りでお客さんの多いにぎやかなとっかりセンターを後にしました。

 

 

 とっかりセンターの後は恒例のオホーツクタワー方面へ。センター職員さんから「野生のアザラシがオホーツクタワーの前辺りをうろうろしている」とうかがっておりましたので。
 ボケボケ歩きながら海上の氷を眺めます。オホーツクタワーの真ん前の堤防前の雪の山(というほどの山でもないですが)を少しよじ登り、堤防の上に顔を出して タワー前の港内を双眼鏡で見渡すと、一頭のゴマフアザラシが氷の上に転がっておりました。我ながらアザラシを見つけるのが上手くなったものです。堤防から は結構遠くで100m位はあったかもしれません。雪山の上に腰と三脚を据えアザラシを眺め回します。

 


氷の上に転がるアザラシとカラス。カラスはアザラシにちょっかいをかけにきたのでしょうか。「何か変なやつがいるなぁ」とでも思って降りたのかもしれませんね。


アザラシはカラスをあまり気にかけていないようですが、不意に首を上げて威嚇するような仕草をするとカラスは飛んでいってしまいました。カラスは「転がっているだけのつまんないいきものー」とか思ったのでしょうか。


ゴマフ模様が見えますね。ゴマフアザラシです。


何か眠そうな顔をしておりました。氷や岩の上に転がる野生のアザラシは大抵眠そうな顔をしておりますが…。


と、そこに超満員のお客さんを乗せたガリンコ号がやってきました。
おそらく船内アナウンスで「右舷前方にゴマフ一頭発見」とか流れているでしょうから、お客さんも右舷にびっしり並んでいました。アザラシは驚いて潜るかと思いきや、気にしないで転がっていました。


左の写真のガリンコ号が今度は帰港してきました。速度を落としてエンジンの回転を下げ、件のアザラシに近づいていきます。アザラシは写真右上付近にいます。ちっちゃくて見えないけど(^^;

 


ガリンコ号がアザラシに近づいて行きます。写真右上の大きな氷の上にアザラシが転がっております。
よく考えると私はガリンコ号乗船中に上野生アザラシを見たことは無いです。私がガリンコ号に乗るとアザラシが姿を消す説。

 さてさて、続いてはオホーツクタワーを離れ、港へ。実は先ほどのとっかりセンター訪問中に紋別のアザラシ情報を発信しているpramonさんにお会いすることができ「港のほうにもアザラシがいるようです。」という情報をいただいていたので、ちょっと行ってみます。
 港についてびっくりしました。あっさり氷の上に転がる一頭のゴマフアザラシを見つけたのはともかく、岸壁のものすごい近いところにゴマフアザラシが転がっていることに驚きます。転がっていたアザラシはかなり小型だったので、子供のアザラシかもしれませんね。

ここでは双眼鏡でどこにいるかなぁ、と探したら肉眼で見える距離に転がっていた!みたいな状況でした。私もアザラシに気付かずに近づいており、アザラシに気付いた時には、既にアザラシが涎を垂らしながらこっちを見ていました。
とりあえず後足の隙間から覗いているのはうんこでしょうかね(^0^)大海の活力です。なお、この写真を拡大すると、このアザラシが放尿中なことが分かる のですが、彼(お腹側の生殖器の位置からこの個体は雄です。)の名誉のためにも拡大写真を載せるのはやめときます。このサイトに掲載している種々のデータの うちアザラシの放屁動画の次に珍しいデータかと思います。

 


この写真は、サイト掲載に当たって縮小はしておりますが、ノートリミングですし、撮影記録を見たらカメラの光学ズームを全部繰り出さないで撮影したようです。。。
涎やうんこなど体からいろんな物を垂らして純白の氷の上に転がっていました。後足の滴り具合がなんとも・・・。


不意の訪問者にも慣れると再び眠そうな顔に戻っていきました。ちなみにアザラシまでの距離は5m有るか無いかです。豊頃大津港のコロちゃんを除けば野生のアザラシで人間がここまで近づいても動じないで寝ている個体は見たことがありません。ひょっとして人間に飼育されたことがある個体かもしれませんね。


涎垂らして幸せそうな顔で眠りに戻っていきました。
日が暮れて気温も下がってきたので私も紋別を後にします。

?今回のアザラシを追いかけつづける旅はここまで!紋別から女満別空港に移動し北海道を後にします。今回は知床でも紋別でも毎日野生のアザラシを見られましたし、なかなか濃い旅ですっかり満足して東京に戻ってきました。

とっかりセンターのクリスマス コムケサンタ2007 2007年12月24日

?とっかりセンターのクリスマスイベントに参加するために紋別にやってきました。センターのクリスマスイベントは2年前に参加して以来です。今年のクリスマスもとっかりセンターです。
 *今回はサンタやトナカイになったアザラシ以外の写真をほとんど撮影しておりません。(家に戻ってきてからこの事実に気付きました…。)真っ当なセンターの紹介は過去のコーナーをご覧ください(^^;
 
 この日のイベントの主役はあのコムケです。。よって本コーナーも彼女の独壇場です。


コムケサンタさんの登場です。


コムケは頭の上に馴れない帽子があるせいか魚を食べたいせいかあまりじっとしておりません。柵の奥から様子を伺うのはメスワモンアザラシのコムスビ。


帽子がずれて職員さんに直されるコムケ。
プールの他のメスアザラシも何やっているのか気になるのか様子を伺っています。


今度はトナカイ帽をかぶったコムケ。
顔がいかついのでちょっと怖い…。


コムケ脱走。


再び戻ってきてサンタさんに。


職員さんとの一コマ。信頼関係が伺えます。


動画(1.76MB)

いかつい顔だけど大人気。


コムケ、顔怖いよ…。彼女は目が小さいのでいかつい印象のアザラシです。でもれっきとしたメスアザラシです。


反り返るコムケサンタ。


コムケサンタさん。食欲は相変わらずでしたが
だいぶスリムになっていました。現在はメスゴマフの中でもそれほどおデブではないようです。


帽子を直されるコムケサンタ。
コムケは首が短いので帽子の掛かりが悪いそうな。


コムケサンタさん。いろいろ仕込まれております。
これは顔を短い前足で隠して恥ずかしいのポーズ。


センターではおなじみの上を向いて口をあけている場面ですがサンタさん帽子をかぶるとどうしてもずれ落ちてしまいます。


こっちはトナカイ帽子をかぶったコムケ。


動画(1.32MB)

トナカイコムケ。


クリスマスイベントの看板。二年前にはなかったもの。
以前に比べずいぶん凝っています。


動画(4.04MB)

こちらはトナカイになったメスワモンアザラシのコムスビ。
なれない帽子のせいかじたばたしておりました。


コムケの次はアタックがサンタさん役です。
目がくりっとしているのでコムケより可愛いです。
オスなのに。人間で言えば60近いおじさんなのに。


アタックサンタさん。彼はイベントでは堂々と活躍するアザラシです。


アタックは体調を崩し、いつものプールではなくバックヤードにいましたが、クリスマスイベントのためにでてきました。体調を崩しているとのことでしたが元気そうに見えたので何よりです。

 冒頭に書いたようにクリスマスイベント以外の写真は少ないのですがセンターの様子を紹介します。

 


これはセンター入口。工事を行っておりました。


工事の様子。クレーンも来ております。
プールの一部を改修しているとのこと。そのおかげでプールの一つが使用されておりませんでした。
もうすぐ工事も終わるとのことです。
ポンプ等の水周りの設備も近々更新されるとのこと。


アゴヒゲアザラシののん。プール改修の影響でメスアザラシはアゴヒゲもワモンもゴマフも同じプールで暮らしていました。


メスゴマフ。コムケかな?違うような気もします。


ワモンアザラシのコムスビ。


動画(1.09MB)

いまだバックヤード暮らしのメスワモンアザラシのみにら。
後足を縁に引っ掛けてナメクジみたいになっていました。

 

 12月の夕暮れは早いです。とっかりセンターも15時ほどで既に夕方の雰囲気。撮影はほどほどにしてアザラシを眺めて過ごします。翌日もとっかりセンターを訪れます。

 この日はとっかりセンターから程近いガリンコ号ステーションで野生のアザラシを見ました。その様子も紹介しているので、気になる方はご覧ください。

春近いとっかりセンター 2007年3月6日

退職をして半遊び人生活をしている管理人の父・強が北海道に遊びにきました。どこに行きたいか訪ねると「冬のオホーツク海側を延々と北上してみたい」とい う妙な希望を述べたので、今回はその希望に添って行動します。、まずは2007年3月5日、20代半ばと50代半ばの親子2人という組み合わせのくせに「青春18切符」で札幌から網走まで移動します。翌6日・網走からはレンタカー。網走刑務所や網走湖で野生のアザラシを見た後、北海道最北の稚内を目指し、北上を開始します。

 網走から稚内の途中にはアザラシの街・紋別があります。私にとっても勝手知ったる馴染み深い街です。ちょっと休憩がてらとっかりセンターによってきました。センター訪問で父同伴というのは初体験でしたので、いつもとは違う妙な気分で入場します。

 この日は平日ということもあってか、なんとセンターは我々の貸切状態(^^) 親子二人でアザラシ達を眺めます。突然の訪問で職員さんも驚かれただろう なぁ…。なお今回の訪問では父・強が何か喋って、私がそれに益体もないことを返すということが続いていたせいか、使えない動画ばかりだったので動画は少な いですがご了承ください。
 

センター到着時はちょうどメスゴマフの給餌をされていました。写真中央部で餌をねだっていて一番大きく写っていのはコムケ。相変わらず食いしん坊でした。


寝転がるコムケ。先回訪問はコムケを見ることが出来なかったので嬉しいです。


コムケの腹。なにやら赤い傷が出来ていました。


コムケのどてっ腹の傷をチェックする職員さんたち。
コムケの腹には何箇所も細かい傷があったようでした。
それほど大きな傷ではないようでしたが…。
仲間に引っかかれたかな?


アゴヒゲアザラシの…、どっちだっけ。アゴヒゲアザラシのノンかアサです。訪問時には職員さんに教えてもらったのですが…。訪問してからすぐサイトにまとめないとダメだなぁ(^^; 背中に傷がありますがどうも肌荒れ?でヒビが入っていました。


左の写真と同じ個体。
アゴヒゲアザラシの特徴のアゴヒゲが曲がって
もじゃもじゃになっていました。
 
 客は我々のみなのですが給餌・解説をしていただきました。ほぼマンツーマンの贅沢な状況です。父と私の二名で解説広場に陣取ります。

 


オスゴマフプール。


メスゴマフとアゴヒゲの給餌風景。
どっちも父と二人で拝見。贅沢です。


オスゴマフプールを視察する父・強。


こちらはメスワモンアザラシのこむすび。輪紋模様なはずですが、模様がなくなって無紋になっていました。奥のアザラシはオスゴマフのアタック。


給餌解説で職員さんが動くと、餌がもらえるかも!と思ってアザラシが上がってきます。この写真はオスゴマフプール。
腕を組んで視察するのは父・強。

 続いて給餌解説広場に出てきたのはワモンアザラシのこむすび。

 


ワモンアザラシのこむすび。
人懐っこい顔をして芸達者です。
センターでは芸を仕込むわけではないのですが…(^^; 
腋の下だけ茶色い面白いアザラシです


こむすびは陸で日向ぼっこをしていたので乾いていました。


こむすびもずいぶん丸くなりました。


職員さんの許可を得てこむすびを擦る父・強。


父に触られた直後…、こむすび突然の失禁~~!怖かったのかな?
わかりにくいですが後鰭の辺りの黄色いのがブツです。


こむすび、涙目。恐怖のあまり泣いてしまった…わけではなくアザラシの目は常に涙が出ています。彼らの感情と涙に関係はありません。


齢50半ばを越えた男とまだ4歳のピチピチメスワモンアザラシ・こむすびのツーショット。


こむすびと同じメスワモンアザラシのみにらの背中です。
彼女はバックヤードのプール暮らし。背中にはちゃんとワモン模様が残っていました。

 センターの滞在時間は3~40分程度。職員さんにお礼を言って退館します。一日で観光をしつつ網走から稚内まで走ろうというのですからかなりの駆け足訪 問でしたが、職員さんの計らいで50過ぎの男とアザラシのツーショット写真を撮れたのが個人的にはかなり嬉しかったです。

 入場する前にガリンコステーションのラーメン屋西やさんに行ったのですが、父も絶賛していました。前日に札幌ラーメン共和国の某有名店や後日に旭川の旭 川ラーメンの某有名店に連れて行ったのですが、西やさんが一番美味しかったとのこと。ラーメンに関しては各人の好みもあるとは思いますが確かに西やさんの ラーメンはレベル高いです。ただ混雑時には若干麺が延びた状態で出てくることがあります(^^; 過去の経験では団体で行って一度に注文したときやガリン コ号の混雑シーズンは延び率が高いかもしれません。

2007年3月26日作成

2007年の流氷ととっかりセンター 2007年2月11日

?本日は早朝に流氷砕氷船のガリンコ号に乗って流氷を見たあと(流氷の様子はこのページの下部に掲載しています。)、昨日に引き続きセンターを訪問します。

 本日は3連休の中日。センターは昨日以上のお客さんでにぎわっていました。
 

柵越しにたくさんのお客さんがアザラシたちを見ていました。この日はテレビの取材班も着ていたようです。この写真の真ん中に写っている方はテレビカメラを担いだカメラマン。


センターのアザラシはいつも通り。
のんびり転がったり泳いだりしていました。


この日は気温が高く、風もほとんどなかったので昨日よりあたたかく感じました。アザラシたちの中にもこのようにプールから出て転がっているのがいました。


短い前あしと眠そうな顔が素敵。
これはメスゴマフのキテです。


これもキテ。彼女はずっとこの位置で寝転がっていました。


こちらのプールではアゴヒゲアザラシのアサと
アタックが並んで転がっていました。

 


アサとアタック。


動画(598KB)

アタックを正面から見たところ。
体の左右で柄が違いますが、
向かって左側半身は乾いていて、右側は濡れています。
動画には流氷祭りの放送の音が入っています。


アタックの濡れている側半身です。
乾いているところは毛羽立っています。


転がるアサ。
 
 入場して程なく10時半の給餌解説が始まります。このときの解説は私が今まで見たセンターの給餌解説で一番多いお客さんが入場していたかもしれません。テレビ局も取材をしていました。今回の給餌解説はオスのゴマフ。


動画(2.62MB)

オスゴマフの一頭がお客さんをかき分け
隣のプールにいるアタックにちょっかいを出しにやってきました。アタックも一緒になってぶーぶー鳴いていました。動画は給餌解説前のオスゴマフと転がるキテの様子。この写真のシーンは入っておりません。


オスゴマフはお客さんに寄りかかったりしながら戻っていきました。寄りかかられたお客さんはびっくりされていました。とっかりマニアなら垂涎の体験かもしれませんが(^^)


こちらはオスゴマフのアタック。
アタックは目が悪く喧嘩っ早い性格のせいか、オスゴマフプールとは違うプールに隔離されています。


動画(469KB)

アタックの顔。乾くと毛のもふもふ具合がよくわかります。


動画(363KB)

体を左右に振りながら様子をうかがうワモンアザラシのこむすび。
管理人のどうでもいい戯言が入っていたので音声は消してあります。

 さて、何回かこのサイトを訪問してくださる方にとっては昨日とこの日のコーナーを読んで、”やつ”の写真が一枚も無いことに違和感を覚えるかもしれません。それには諸事情が…。

 


今回、コムケの写真はこれと右の写真の2枚のみ。(おそらくこのいかつさから8割くらいの確率でコムケだと思いますが、職員さんに名前を聞いたわけでも無いので間違っていたらすみません、コムケに間違われたメスゴマフもごめんなさい。)


これもおそらくコムケ。

今回コムケの写真が無いのはですね、給餌解説にメスゴマフが出て来ていなかったからです。
昨日・本日と連休でセンターは混雑しており、臆病なアザラシが多いメスゴマフは給餌解説をしてもあまり出てこないので、オスを出しているそうです。コムケは混雑していても餌さえあれば出てくるそうですが(^^; 
コムケに近づきたい方は混雑していない日を狙ってください。


動画(764KB)

これはこのコーナー上部の写真で寝転んでいたメスゴマフのキテ。短い前あし腹を掻く様子の動画です。おケツ近くの背が禿げているのは何ででしょう?(^^;
キテは現在、メスゴマフの体重チャンピオンで100kgオーバーだそうです。ちなみに食いしん坊コムケは95kg。コムケは86kgくらいまで落ちたそうですから再度だいぶ重くなりました。冬ですし。


動画(1.31MB)

手前がキテ。
後ろのメスゴマフに比べてもやはりでかかったです。


遠足?の小学生の子達もやってきて賑やかでした。
ゾウアザラシの彼も元気そうでした。


アザラシ像は休憩所脇に一体、
門外に一体と別々に配置されていました。

 

ここからは早朝のガリンコ号に乗って見た紋別沖の流氷の様子です。


出航は午前6時。この季節はまだ夜明けまです。
出航前にとっかりセンターを覗きに行きました。
オスゴマフだと思いますが時々ぶーぶー鳴いていました。

薄暗い中、出航します。
この日、紋別沿岸には流氷は着岸していなかったので沖合いにある流氷帯を目指します。


徐々に流氷が近づいてきます。


出航後25分くらいで流氷帯に到達しました。
写真に写っているのは蓮氷と呼ばれる丸っこい流氷です。


ついに流氷ですー。
もちろんくそ寒い中の見物です。
気温は-5度くらいですが、ガリンコ号が走るので風が強く、そっちのほうが辛い。


動画(1.26MB)

このようなでかい氷はガリンコ号がガリガリしてくれます。


動画(1.42MB)

陸のほうを振り返るとこのような状態。
アザラシは転がっていませんでした。
風が強いので音声は消しました。


動画(3.67MB)

徐々に夜も明けますが、天気は曇り模様で太陽を見る事はできませんでした。


20分くらい流氷帯をうろうろしたあと港に戻ります。
流氷さんさようならー。


港内も薄い氷が張っていました。


ガリンコ号です。手すりも凍り付いています。


ガリンコ号のスクリュー。
アルキメディアンスクリューというそうな。

 一昨年・昨年と流氷シーズンに紋別に来たのに流氷を見ることができなかったので、今回は何とか流氷を見ることができてよかったです。残念ながら流氷の上に転がるアザラシを見ることはできませんでしたが、次に来る理由として残しておきます。

流氷ととっかりセンター 2007年2月10日

 2月の連休初日の2月10日に凍って滑る道路におののきながら運転して、流氷シーズンに入ったオホーツク海沿いの紋別まで行ってきました。一昨年と昨年もこの季節に紋別に来ているのですが、2年連続で流氷に嫌われていました。「今年こそは!」の思いで紋別に行きます。もちろんとっかりセンターに行くのも大きな目的です。

 この日、流氷は紋別沿岸に接岸していませんし、砕氷船のガリンコ号に乗船するのは翌11日の予定なので、10日はとっかりセンターでアザラシたちを見ます。センターに来るのは昨年8月以来、久々の訪問なので、心ゆくまでアザラシを堪能します。


動画(743KB)

オスゴマフアザラシ。
繁殖期が近くぶーぶー鳴いているオスゴマフが多かったです。


プールにも雪や氷が浮いていました。
もちろんアザラシは平気です。


これはメスワモンアザラシのこむすび。


こちらはオスゴマフのアタック。
彼は夏でも冬でもいつでもこの格好でプールを漂っています。


アタックとこむすびは同居しています。


動画(2.66MB)

メスゴマフプールの中です。
ばいーんと泳いでいました。ばいーん。


動画(545KB)

こちらはバックヤードの屋内プール暮らしのみにら。
上のこむすびと同じメスのワモンアザラシなのですが、こむすびに比べみにらはワモン模様がくっきりしていました。


みにらー。
冬になってずいぶん丸くなっていました。


みにらのめんたま。
大きい目玉です。


この日は風が強く最高気温が-5℃。手袋をしていても体が芯から冷えるので、暖房の入っている休憩室で暖まります。写真は休憩室にあった写真板。


休憩室の中には大量のマニキュアが!
昨年は大量に必要だったので貰っていたかも。あ、私が爪に塗るのではなく、プレパラートの封入用に使っていたのです。
阿寒にいた頃の話です。

 うろうろしているうちにセンター恒例の給餌解説です。この日は連休で、かつ紋別流氷祭りの開催期間なのでセンターのお客さんも非常に多かったです。給餌解説にも多数のお客さんが参加していました。

 


動画(980KB)

給餌解説の始まりです。
出てきたのはオスゴマフの面々。
ぶーぶーあ゛ーあ゛ー鳴きながらの給餌です。


鼻を手に押し付けるオス。
誰だったかな。ケンジ?カズキ?
自分の記憶力の悪さが憎い。


動画(3.74MB)

みんなで餌をねだる様子。


ひとり後ろでヨダレをたらしながら
おっとりと餌の順番を待つ大吉丸。


オスゴマフでもアタックは別枠です。
給餌もどこ吹く風でプールで浮いとりました。


プールに戻っても餌をねだるオスゴマフたち。

 私の好きなワモンアザラシのもんちゃんが プールにいなかったので職員さんに聞いた所、元気だけどバックヤードにいるとのこと。グーグも繁殖期が近づき喧嘩っ早くなっているので、バックヤードに収容されてい ました。まだアザラシの出産期には早いので、バックヤードは空いていましたが、これからは保護された迷い子たちで賑やかになるのでしょう。

 さてさてお腹が空いたのでセンターを退出してお昼ご飯を食べてからオホーツクタワーに向かいます。


タワーのプールも雪や氷が浮いていました。


プールは雪や氷でとろとろになっていました。


タワープールには2頭のオスゴマフがいます。


タワープール近くの岸壁には鉄涙を流すアザラシのモニュメントがついた、船をつなぐアレが設置されていました。


タワー近くの岸壁から沖を撮影しました。
沖合い数キロに流氷があるようでした。
水平線近くの白い線が流氷。

 タワーから戻り、再びとっかりセンターに入場します。


動画(5.5MB)

ワモンアザラシのこむすびの給餌風景。
相変わらず芸達者なのですが、
寒いのか震えていました。アザラシなのに(^^;


動画(7.36MB)

こむすびの給餌・その2。
ぶるぶるしながらもがんばって指示をこなしていました。


動画(7.72
MB)
こむすびがプールに戻る途中です。
ふにふにたらたら這いまわっているうちにオスゴマフに囲まれてしまいました。

 


オスゴマフに囲まれて潰されそうになるこむすび。

 


抵抗するように左前脚を上げるこむすび。
こむすびはあわあわしていましたが、この様子を見てお客さんは大喜びです(^^;

 

 


動画(8.98MB)

メスアゴヒゲアザラシのノンちゃんの給餌。
奥ではオスのアサの給餌をしているのですが、アサは職員さんの指示を無視して怒られていました。


動画(5.08MB)

アゴヒゲアザラシのアサの給餌。
あまり言うことを聞いていませんでした。
メスのノンちゃんと違うプールになってしまったので反抗しているのかな?(^^;


アゴヒゲアザラシのオスのアサ。


メスゴマフの名前板です。


珍しくメスゴマフの9頭全員がプールから頭を出していました。


これもメスゴマフ。
プールに雪や氷が浮いておりそれらが目に入るらしく、アザラシは目をしょぼしょぼしていました。


動画(4.78MB)

アタックがプールの外に出てうろうろしていました。
職員さんと滑り台をするーっと滑ったり雪山をよじ登ったりしていました。私を含めお客さん大喜び。


右上の動画でアタックが滑り降りた滑り台


動画(4.69MB)

アタックの散歩の続き。アタックはお客さんの人気者になっていました。

 


とっかりセンターの近くでは
紋別流氷祭りが開かれていました。
これは会場にあった氷像。エリザベスとジャスタウェイか?

日が暮れかけた頃、センターをあとにします。翌日はガリンコ号に乗って流氷を見たあと、センターにも行く予定です。