八重山しばしさようなら~八重山旅行・最終日~

さて、楽しかった八重山滞在も最終日。昨日の段階で西表島から石垣島に戻り、さらに今日はいよいよ関東に戻ります。約一週間の夏休みの滞在の最後です。まだまだやりたいことはたくさんありますが、また来ようかな。。。と思えるくらいがいいのでしょうね。

やってきた新石垣空港。南ぬ島石垣空港と愛称が付けられ、綺麗になったものです。2015年9月現在、八重山諸島の波照間空港への飛行機は休止されているので、民間定期航空便が就航している空港では愛称の通り、日本最南端の空港です。

しかし新空港になってお土産屋や飲食店も増えました。古い空港に馴れた身で関東にいると、なにもSTARBUCKSじゃなくても、、と思ってしまいますが、、。

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帰りたくないと思いつつも新石垣空港を離陸。また来ましょう。一度南向きに飛び立ち、眼下に新石垣空港を見ながら旋回。北東方面へ。
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飛行機は石垣島から北東へ辿ると。程なく多良間島の上空に差し掛かります。
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多良間島は石垣島と宮古島の間にある島。さらに多良間島の北には水納島(みんなじま:写真上部に写っている小さな島)という島があります。多良間島も人口1000人の悠々とした島ですが、その北の水納島は人口数人(!)の島。この島の周りの海は沖縄県内でも群を抜いてきれいという話を聞いたことがあります。私はまだ行ったことがないので、いつか行ってみたい島のひとつです。

 

飛行機はやがて宮古諸島上空に周辺に掛かってきます。

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この写真に写っている島は宮古島の北西にある伊良部島。4年位前にダイビングに行きました。

今日この海に潜っている幸福な人がいるのでしょうね。あの下地島空港の滑走路の先あたりの海に。

こちらは宮古島本体とその周辺。
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一番下の角のような島が宮古島の北端で、それと橋でつなっがっているのが池間島。さらにその北部にあるのが八重干瀬(ヤビジ)と言われる浅いサンゴ礁の海。4年前のダイビングでは私はこの海域で沈船を見ましたが、あの沈船は八重干瀬にあったのです。

 

宮古島海域を過ぎるとしばらく外の風景は落ち着きます。

私のほうは八重山の最後の香りを味わうことに。八重山にいったら食べておかなくていけないリストに入っている金城かまぼこ店のジューシーかまぼことブラックジューシーです。これはかまぼこを衣にして、ジューシー(味つきご飯)を中身にして揚げて調理している不思議な食べ物。ブラックのほうは名前の通り黒いかまぼこ(色はイカスミかなと思いましたが確証はない・・・)が衣で中身はカレー風味のジューシー。値段も200円未満という手頃で、お腹も膨れるという素敵な食べ物なのです。新石垣空港の売店で売っているので、搭乗前にぜひ。市内の大きなスーパーや離島ターミナルの売店にもありますので、ぜひ探してみるべき味です。大ぶりなので一人一個あれば結構満腹になるのですが、私は好きな味なので白黒一個ずつたべました。

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さてこの新石垣空港発の飛行機は那覇空港行き。我々は一度那覇で降りて、その後羽田に戻ります。せっかくなので沖縄にもちらっと立ち寄りますが、いずれにせよ、八重山の旅行はここで終わり。初日から長々と綴ってきた八重山の旅行のお話も終わりです。

 

しかしダイビングについては、八重山の海6日間ぶっ続けで潜れば満足するかと思ったのですが、むしろ潜り足りない気持ちが強くなったのは自分でも若干戸惑います。この心を埋めるためにはダイビングのメッカといわれるパラオ行き・初の海外ダイビング旅行に行っちゃうしかないか、とも思います。世界一のダイビングのメッカともいわれるパラオの海はやっぱり見てみたいし、八重山とも違いを感じてみたいものです。

仲の御神島を離れて夜の海の中へ~西表島ダイビング2日目・その4~

二本目のダイビングで仲の御神島の独特な地形を楽しみ、次は三本目になります。三本目は再び仲の御神島近海の激流ポイントでドリフトで大物を狙うそうな。しかし、大物ダイビングはあまり一本目で性分に合っていないことはわかりました。それでも通常なら”せっかく来たんだから三本目も!!”といくところですが、妻が船に貼られていた一枚のチラシを見つけした。”ナイトダイビングも受付中、サンゴの産卵が見られるかもしれない”という内容です。

サンゴの一斉産卵として有名なのは、圧倒的に生物量が多いミドリイシ系のサンゴの産卵ですが、八重山の場合、これは初夏の大潮の頃。でもサンゴはミドリイシ系だけではありません。八重山には350種以上のサンゴがいて、きっと産卵のタイミングもまちまちなはずです。

再度、青い海でイソマグロを追いかけて泳ぐよりは、夜になってから活発になっているサンゴや逆に寝ぼけている魚の生態を見るのも面白そう、ということで、この日は3本目は仲の御神島ダイビングはキャンセルし、ナイトダイビングに参加することにしました。なので、皆さんが3本目に潜っている間、我々は船上待機。待機中は島に渦巻いているカツオドリなどの海鳥たちを観察したり、ドリフトダイビングの様子を船上から眺めたりしていました。他の皆さんの3本目が終わり、仲の御神島から西表島に戻ります。

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朝から一日のみの滞在ですがずいぶん名残惜しい島です。海中も陸上(の海鳥)も楽しめたし、日本最果ての無人島というシチュエーションが良いのでしょうね。

ちょっと感傷的になってたら、、、なぜか船をずっと追ってくる2羽のカツオドリを見つけました。

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もちろんダイビング船なので餌付けなどしていませんし、何が彼らを駆り立てるのか、、、。動いている船へは警戒心は無いのか、ずいぶん近くまで寄ってきます。二羽が交互に船に近づいては離れてを繰り返します。

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この↑写真は私の一眼レフ+望遠レンズで写真を撮っていますが、そんなものが無くてもタイミングとピントさえ合えばコンパクトなカメラでも撮影を楽しめる距離でカツオドリが飛んでいます。

↓はカツオドリを眺める乗客の頭や船の手すりを入れてみました。こんな距離感です。

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ダイビング船の皆さんもダイビングが終わって手持ちぶさたですし、あとは帰港するだけの気軽で気だるい時間ですので、携帯電話や海中撮影用の機材でカツオドリを撮っていました。帰りはカメラの残バッテリー量も気にしなくて良いですから気楽です。
水の中の他、鳥も楽しめたら仲の御神島のダイビングの楽しさは2倍くらいになるはず!

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徐々に仲の御神島も遠ざかり、島影は小さくなり、夕方の光の中に消えていきそうです。カツオドリも仲の御神島海域から離れたと察知したのか、島にUターンしていきました。ちょっと寂しいような夕方の海景です。

 

でも今日はこれで終わりではありませんっっっ!!!!本日三本目、ナイトダイビングです!

一度帰港し、他のお客さんを下ろし、ナイトダイビング参加チームは夕飯を食べたあと、夜の帳に閉ざされつつある港から再び出航です。

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この日、ナイトダイビングを申し込んだ好事家は我々を含め9名、結構盛況で良かった、良かった。夜はにぎやかなほうが心強いし楽しい。

夜なのでそんなに遠くに行くこともなく港から10分くらいで停船。よく分かりませんが感覚としては西表島北部の陸域から繋がっている浅目のポイントのようです。

 

ロープを使って潜行し、海底に着底してからライトを付けます。ライトを付けると周りは夜の海。様子が昼と違い、サンゴが昼とは違って触手を出しまくっています。これを見るとサンゴは動物だな~、と実感します。
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今回、サンゴの産卵は見ることはできたのですが、産卵していたのは↑のようないかにもサンゴ!な感じのミドリイシ系サンゴではなく、ノリコモンサンゴという地味系なサンゴでした。写真に卵が写らないほどだったので写真は割愛しますが、、、。

魚たちも夜モードになっていて、寝ぼけているようなやつが多くて、昼間は近付けないだろう魚たちに近付けるし、中には触れるくらいぼんやりしているやつも。ぼんやりしている魚たちの様子を少し紹介します。

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↓はスジアラ(ミーバイ)かコクハンアラかよくわからない。顔はアラの顔をしていますが、体色の変化が著しい魚で、特に水揚げ後の姿と全然違うようです。この黒い部分の縁にある青い点模様も夜独特の体色の変化なのかな、、、。サンゴの下に隠れるようにぼんやりしていました。

 

居酒屋さんで馴染み沖縄らしいカラフルな魚の代表格であるハゲブダイも夜モードでサンゴの陰で休んでいます。
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写真に写っていないのが残念ですが、ハゲブブダイは透明の膜を張ってその中で休んでいました。防御壁でしょうかね。ブダイの仲間は膜を張って寝るのが何種類かいるようです。

 

次はチョウチョウウオ系のヤリカタギ。

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こいつは夜になって完全に模様が変わっています。体の側面ににわかせんべいの目みたいな白黒模様が浮かび上がっています。これは外敵への警告モードなのかもしれません。陸の生き物でも蝶の幼虫や蛾の仲間は目玉のような模様を持ったりしているのと同じように。昼のヤリカタギの写真も載せたいのですが手元にはデータがないので、googleのイメージ検索へリンクを張っておきます。

夜の海は生き物も昼間と表情を変え、なかなか興味深いのですが、残念ながら一時間ほどで浮上。

ぼんやり光っている船の上の雰囲気も新鮮です。船も夜は表情が変わります。

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何が出てくるかわからず、心細いような、一方でワクワクするような、不思議な気分です。

 

明日は西表ダイビング3日目。早いもので、そして残念ながら今回の八重山ダイビングの最終日となります。

楽しい時間はあっという間に過ぎます。最後を締めくくるような素敵な一日になりますように・・・。

仲の御神島・島周りの不思議な地形~西表島ダイビング2日目・その3~

仲の御神島のダイビング二本目です。鳥見を撤収して、ダイビングポイントの説明を聞きます。一本目は激流の中で泳ぎましたが、二本目は仲の御神島から地形がつながっている言わば”島の麓”で、流れの無い場所でのんびり泳ぐとのこと。ちょいと安心します。

しかし、陸の様子は↓だったり
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↓だったりするような岩だらけでダイナミックな地形の仲の御神島。岩だらけの島で地層がそのまま海底に落ち込んでいるような地形が、海の中はどんな地形が広がっているのか楽しみです。
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海にダイビング。

第一印象は水がきれいだなぁ、、、というのと、やっぱり海の中も↑のような岩がそのまま落ち込んでいるようなダイナミックな地形!
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このような岩の裂け目の谷はごろごろしており、岩の割れ目に潜り込みます。岩の裂け目が谷になったりトンネルになったりしています。


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クレパスのような岩の割れ目の底には白いきれいな砂が積もっていました。砂が白いので光をよく反射し、海底でも結構な明るさ。

 

 

あと周囲に大きな陸がないため、有機物が少ないからでしょうか。砂を巻き上げても濁りが少なく、比較的短時間で透明な水に戻ります。

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仲の御神島の周りは岩がごろごろし複雑に入り組んでおり、こういった岩の合間を水平に移動していると迷子になりそうです。三次元で鬼ごっことかかくれんぼしたら面白そう。まぁかくれんぼをしてもちょっと浮かび上がって空気の泡を辿れば、どんなにうまく隠れても見つかっちゃうけど。。。

 

地形はとってもユニークで面白い仲の御神島、生きものの具合のほうも紹介しましょう。

仲の御神島島は地層が隆起して出来上がった島。近くに浅い海が続く珊瑚礁地形がないからか、一本目のダイビングで体験したように激流の潮が直接島に当たるせいか、岩にくっついているサンゴ等の着生物は少ない気がしました。もちろんゼロではないのですが・・・。岩の表面の生物は以下のような写真の感じで、岩を覆うようなサンゴや塊状に成長するサンゴが中心。激しい潮流の中では生きにくそうな形をしている枝状のサンゴや海草の類は少なめでした。

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そんな海ですが、あるところにはこんなに立派なテーブルサンゴが!

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やはり陸域や周囲のサンゴ礁海域から離れているため、サンゴの病気や天敵が少なく、一度定着したサンゴは健康そのもので、大きく成長できるのかも?あとは礁湖、礁池が発達せず、外洋との距離が近く、海水の交換が滞ることがないため、夏場の海水温の上昇による白化現象の影響を受けにくいのかもしれません。いろいろ目の前の地形や生物の可能性を考えながらダイビングするのも面白いです。答え合わせができないので、考えっぱなしというのがまたロマンがあって良いものです。

 

二本目のダイビングは一本目の激しいダイビングとは対称的なダイビングでしたが、御神島らしい地形を楽しんで小一時間で浮上。そして次は本日のラストの三本目。このダイビングの様子は次回紹介したいと思います。

海鳥の楽園・仲の御神島~西表島ダイビング2日目・その2~

激流の仲の御神島の東海域でのダイビングを終え船に戻りました。

次の二本目のダイビングまで移動&休憩タイム。船の上で日光浴をする人もいれば、撮影した写真のチェックしたり、壁にもたれて昼寝をしたりする人もいますが、私は仲の御神島と海鳥観察タイム。さすがにウェットスーツは脱いだけど、海水でびしょびしょのまま、望遠レンズと一眼を抱えて船の屋上へ。屋上は360度の視界が確保でき、望遠レンズを振り回しても比較的他のお客さんには迷惑にはならないのです。(さすがに三脚は立てませんが・・・)

仲の御神島の岩の上にはたくさんのカツオドリが止まっている様子。岩だらけの島肌も新鮮。
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島の岩の上のには体の白い部分が多いタイプのカツオドリがいます。こいつはアオツラカツオドリ。日本ではあの尖閣諸島で繁殖しているそうです。この日の仲の御神島にも数は少ないけど何羽かいました。通常の黒地に白のカツオドリより相当レアな感じでしたが。
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ただのカツオドリはうるさいくらいに船の周りを旋回しています。ダイビング目的のお客さんも最初は珍しそうに見えていましたが、しばらくすると誰も見向きもしないくらい普通な存在感です。
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島の岩の上。カツオドリが岩の上に止まったり並んだり舞ったりしていますが、その中にも一羽アオツラカツオドリが紛れ込んでいます。
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島にあった唯一の(?)人工物。赤い標柱と鉄パイプかなんかが何本か島に生えていました。
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しかし改めて見ると、本当に岩だらけの島です。カツオドリは重なった岩の隙間にももぐりこんでいました。
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こちらも岩陰の隙間で楽しく暮らしていそうなカツオドリ、、、と、写真右下にカツオドリより二周りくらい小さな黒い鳥が飛んでいます。
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この黒い鳥は、おそらく日本では先島諸島と小笠原諸島でしか一般的に見られないレアモノのクロアジサシ。仲の御神島では普通に飛んでいました。1509041437_IMG_2745_40D

 

あ、またアオツラカツオドリ。黒いノーマルなカツオドリに混ざっています。黒い普通のカツオドリ一杯いますが、白いやつのほうがどうも気になってしまいます。
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カツオドリや海鳥達を眺めたり写真を撮っていると、そろそろ本日二本目のダイビングの用意が始まったようなので、鳥はひとまずこの辺にして再度海の中へ向かいます。

仲の御神島到着・激流の中のダイビング~西表島ダイビング2日目・その1~

西表島ダイビングの二日目。今日はいよいよ念願の仲の御神島へと向かいたいのですが、作日書いたとおりこの島に行くには気候条件、他の参加者の希望が揃いつつ、自身のダイビングスキルも問題無いとお店側の判断を得る必要があります。

気候は相変わらず安定しており、風は弱く海は凪いでおりますし、上空も晴れで申し分ない様子。他の参加者についても仲の御神島は人気スポットであり、希望者多数で問題なし。最後の関門の自分のスキルですが、こればっかりは作日のダイビングに同行していたスタッフさんの判断によります。

今回利用したショップではその日の朝にお客さんが乗る配船表が貼り出されます。配船表は一つは仲の御神島行きの船に乗るお客さんの名前がもう一個は西表の近場のお客さんの名前が記載されています。

自分の名前はどっちにあるかなぁ、、、と、大学の合格発表以来だぞ、こんな気分は。。。

そして仲の御神島行きの配船表に名前あるのを確認してほっとします。今日は長年行きたかった仲の御神島でダイビングです!

仲の御神島島はここ。西表島の南端から南西に15kmほど行った無人島です。

天気も良いし未知のポイントに行くのでテンションは上がります。西表島の西側を廻って南に行くとやがて仲の御神島が見えてきます。

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さて↑の写真はダイビングで水中撮影用のカメラのG12(購入はもう5年前にもなるのか。。。)で仲の御神島を撮ったものです。こいつはコンパクトなデジタルカメラなのでこの程度の写真ですが、本日は一眼レフと望遠レンズをダイビング船に持ちこんでおります。普段は潮気満載のダイビング船に一眼は持ってこないのですが、今回の目的地は”海鳥の楽園”の仲の御神島です。これは一眼レフを持って来ざるを得ません。双眼鏡も持ってきております。使ってこその道具たち、、、潮気でカメラやレンズぶっ壊れたとしても後悔しない、、、はず。

本日の仲の御神島行きは、この島にいる珍しい海鳥を眺めるのも大きな目的なのです。移動中・休憩時間中は他のお客さんやスタッフさんの邪魔にならない限り、一眼レフと望遠レンズを振ろうと思います。

さて仲の御神島が近づいてくると、そんな海鳥たちが船からも見られるようになりました。仲の御神島の海域に入っていることを感じます。

体が大きくて、黒と白のツートン、嘴の白さが目立って真っ先に目に入ってくるのは、南方系の鳥であるカツオドリ

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wikipediaの項目にもあるとおり、仲の御神島はこのカツオドリの繁殖地で島全体が天然記念物に指定され(そのため島本体への上陸は禁止されています)、仲の御神島とカツオドリの間は重要なリンクがあります。

カツオドリの写真を撮ったりして遊んでいるうちに、仲の御神島にたどり着きました。岩だらけで、断崖が海に落ち込んでいるなかなかの面構えの島です。

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望遠レンズで覗くと島の至る所でカツオドリたちがが休んだり歩いたりしているようです。

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これはなかなか全く面白そうなところにやってきました、、、が、今回はダイビング船に乗り込みダイビングをしにきていますし、ダイビングの他のお客さんやスタッフさんに迷惑を掛けるわけには行きませんから、鳥見用のカメラと双眼鏡はしまって、ダイビングの用意に取り掛かります。

さて仲の御神島の一本目は島の東側のポイント。船の上から眺めただけでも潮の流れが速そうな海です。さすがにスキル制限が掛かっている海で、これまでのぬるいダイビングとは違いそう。

本日の仲の御神島船はお客さんを3班に分けています。1班は仲の御神島経験を持っている方も多そうで、スキル・体力も最も高そうな精鋭チーム。体力がありそうな男性単独客が中心で(夫婦・カップルさんもいたけど、、、)船の上でも腕組みをして目を瞑り、静かに潜る瞬間を待っているようなストイックな雰囲気。2班目が台湾の団体チーム。台湾人のガイド兼通訳さんさんが付いて日本人客とは別メニューな感じです。仲の御神島は初めてのようですがみんな1000本以上の経験がある猛者ぞろいとのこと。3班目私が配属された一番易しめなチーム。仲の御神島初参加の我々夫婦や女性の単独参加さんもいらっしゃいます。

ポイント説明によると海底は水深50-60m。なので底は見えません。底から40~50mの根が切り立っており、その根のてっ辺にしがみついて魚を見るとのこと。そして根の天辺まで船からロープを張るのでロープにつかまって潜行し、潜行中、つまり根に付くまでは安全のためカメラの操作禁止との注意が申し渡されます。

1班→2班→3班の順に入ります。私の番が来てロープにつかまって潜行です。ロープがあるので潜りやすいですが、なるほどさすがに流れが凄まじい。。。ロープを手繰って降りていきますが、ダイバーが元気よく泳ぐ鯉のぼりのように横になったままつながって潜行して行っているのが見えます。手を離したらぴゅーっと流されちゃうんでしょうね。

根の屋上に着底します。着底しても流れは容赦なく、周りを見るとフックを岩の裂け目に引っ掛け、ロープをBCと結んでいる人多数。なるほど、これがカレントフックと呼ばれるやつか、、、。パラオで使われると聞いたことがありますが、こういう風に使うのね。といっても私はフックは持っていないし、グローブもつけない派なので素手で岩にしがみつきます。何とかなりますが、サンゴに刺されますし、しがみつかれた岩にいる海の生き物にも迷惑だと思いますので、これはあまりお勧めできません。。。

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海の中はこんな具合↑

例えて言うなら海底から40mくらいの根が生えていてその天辺の縁にみんなで並んでしがみついているような状態。根の屋上も端に行くほど流れは強く、中心部は比較的流れは穏やか。なので、縁から顔を出すのに疲れたら、ちょっと内側に引っ込んで休んで、、、の繰り返し。

 

根の縁から顔を出すと凄まじい海流。わずか数十cmくらい違うだけで流れの具合が違うようのを実感します。それでも根の下のほうにはイソマグロが悠然と泳いでいました。

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なお海流が激しく、落ち着いて写真は撮れません。私の場合、片手は常に根のどこかを掴んでいないといけないし、カメラに当たる海流も強く、カメラも安定しないですし。それでも根の縁から顔を出して、イソマグロを撮っては、顔を引っ込めてちょっと休んでの繰り返し。

イソマグロは大きくて優美な魚です。この日は10~20匹くらいが根の回りをウロウロしていたようです。
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ふと横を見ると↓のような感じ。

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この写真、カメラの水平に注意して撮影したのですが、ダイバーが吐いた空気が、横に流れていっているのがよくわかると思います。吐いたそばから空気が海流に流されちゃうんですね。

お、イソマグロ、、、。力の強いやつが群れの前にいるとのこと。こんな激流の中で悠々と泳いでいます。そりゃ身が締まって美味しいはずです。海流を体感するとマグロやカツオを食べるときのありがたさも変わってきます。

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しかし段々魚には飽きてきます。背景が単調ですし、それほど魚が近くに来るわけでもないですし。。。

この単調なブルーの海の感じはこれまでの西表石垣のダイビングより、やはり大物狙いの与那国のハンマーヘッドのポイントに近く思いました。

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やはり激流のダイビングは体力の消耗が激しいのか海底に滞在は30分くらいで浮上開始。入ったときと同じく熟練チームから、順に上がっていきます。海流が激しいので大して泳いでないのに疲れました。

この海流は一見の価値ありですが、もともと大物狙い志向が強くなく、サンゴやそこに暮らす小魚やエビが好きな私は若干退屈してしまいましたが、でもこのダ イビングポイントの真髄は見ていないんだろうなあ、、、と思います。ここはジンベエが見られたこともあるようですし、それは無理としてもナポレオンやバラ クーダも見られれるかも、と言われたらやっぱり行きたい。。。

 

浮上後、二本目のダイビングまで移動&休憩となるのでしばらく海鳥をじっくり見ることにします。

西表島に渡って船浮・網取でダイビング~西表島ダイビング1日目~

石垣島の三日間のダイビングを終え、八重山旅行の後半は西表島に移ります。 石垣島から西表島への航路は特に島西部の上原港行きの船は天気が悪いとすぐに欠航になるのですが、今回は問題なく出航です。そもそも9月は台風シーズンで、飛行機や船が欠航になってもおかしくないのに、ここ数日は空は晴れ渡り風も穏やか、波も低めです。

この日は始発便で石垣島から西表島の上原港に渡り、すぐにショップに移動し、船に乗り込みダイビングです。↓地図の石垣島から西表西部に向かっている便に乗ります。

 

今回の西表行きの最大の目的は仲の御神島でダイビングを行うことです。仲の御神島は、西表島の南西15kmに浮かぶ無人島で海鳥の楽園。この島は仲の御神島、仲ノ御神島、仲之御神島、仲御神島、仲の神島、中の神島、仲ノ神島、仲之神島といろいろな表記がなされ、呼び方もナカノオガンジマだったり、ナカノウガンジマだったり、単にオガンと略されたりしています。この記事を書くにあたり国土地理院の電子国土も検索しましたが表記は「中御神島(なかのうがん)」と書いてあったり、「仲の神島海鳥繁殖地」と書いてあったり、これまた統一感に欠けていました。国の地図がこんなにブレブレでいいのかという気もしますが、これも中央国家権力が届いていない感があっていいですね。ひとまずこのサイトでは”仲の御神島”の表記で統一します。私のPCは「おがん」で変換すると”仲の御神島”と出るように登録しました。

仲の御神島は、西表のダイビングに来るなら潜ってみたいのポイントの一つ。この島は無人島で、人間がたくさん暮らす西表島や石垣島から離れており、島の周りの海が陸域の影響を受けにくい位置にあります。ですので、透明度が非常に良かったり、大物が見られたりするポイントになっています。ジンベエザメが見られたこともあるそうな・・・。

一方で、近くに大きな島がないということは、潮の流れをさえぎるものが無く、潮の流れが非常に速いポイントです。ダイビングスタイルも船が完全に停泊することは無く、ダイバーが素早く潜るドリフトダイビングもあるので、それなりのスキルも求められます。また仲の御神島に船が避難できるような施設はなく、人の生活から離れている海域なので、天候が荒れたら仲の御神島に行くことすら出来ないことも多い。

私も仲の御神島でダイビングをしてみたいということで、おっかなびっくりショップに申し込んだものの、申し込んだショップでは、仲の御神島でのダイビング可能な条件は経験本数50本以上で、さらにダイビング参加初日にダイビングスキルを見て、仲の御神島でもやっていけそうなことを確認したうえで、2日目以降に仲の御神島方面に行く船に乗ることができるという体制でした。仲の御神島の厳しさを感じます。

 

なので西表に到着したその日のダイビングは仲の御神島ではなく西表島の西側で通常のダイビングです。 この西表島の西側辺りまで来ると日本の涯て感たっぷりです。西表島西部は道路は白浜という集落までしかなく、その先には船浮という船でしか行けない集落があり、その先は1970年頃に廃村になった網取集落跡があり、その先は終戦後まもなく廃村になった崎山集落があったのみです。

そういえば、この辺には石垣在住時にもこの辺にダイビングに来たことがありました。あの時の海も綺麗でしたが今回改めて海を眺めてもやっぱり息を呑むような美しさ。人間の影響をほとんど受けていない自然が残っています。船の上からでも海底にサンゴが一面に拡がっているのが分かるくらいです。 

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海に入ってみたらやっぱりサンゴがすごい。昨日の竹富北の三ツ石のサンゴもすごかったですが、 三ツ石に比べると、サンゴが節操がなく育ち、いろんな種類が生えている印象でした。

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ミドリイシ系のサンゴも枝状だったり卓状だったりいろいろな形のものが入り乱れています。   一方で透明度はそこまで高いという感じではなく、写真でも奥のほうはあまりすっきり写らないです。これは西表島があまりにも近く、陸域からの土の流入があり、その影響があるのではないかな、と思います。なので三ツ石の方がサンゴはわずかながら美しく見えた印象です。

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サンゴと一口にまとめても彼らも動物でいろいろな種類があり、それぞれ過酷な生存競争を繰り広げています。この写真では針のようにツンツンしたトゲサンゴ(?)と岩を覆うように成長するイボサンゴ(?)のケンカ。トゲサンゴが突き破って成長するか、イボサンゴが覆いつくしてしまえるか。。。

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久しぶりに見つけたイソバナ。木のような造形ですが、動物です。色も赤くて綺麗ですが、逆光気味でシルエットにしてみるのも綺麗です。

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ノコギリダイの群れ。目が大きくて目立つので、これが一斉に同じ方向に泳ぎ出すとなかなかの迫力。ちょっと濁っていたのが残念。

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西表の深い砂地の海底にいたアキアナゴ。二日くらい前に見た人気者のチンアナゴによく似ていますが、チンアナゴより大きくて、砂地に出ている部分が長く、のっぺりした見た目であまり可愛いげはない。  深いところにいたので長居してじっくり写真を追い求めるということは出来なかったので、こんな写真で申し訳ないです。

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同じく深い砂場にいたホタテウミヘビ。砂から頭だけ出していますが、この下にはニョロニョロと長い胴体があるはず。名前はウミヘビですがアナゴやウナギ類の仲間。最近は砂場のここの地点にずっといるそうで、インストラクターさんがライトを当ててもじっとしていました。  

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以上、この日は西表島周囲で潜って終了。明日は天候が良ければ仲の御神島です。仲の御神島に行くためのスキルチェックについては特別何も言われませんでしたが、多分もたつきもなく普通にダイビングしていれば良いのではないかな、、、と思います。

 

さて、西表島は人家も少なく、夜に遊ぶ場所もないのと、連日のダイビング疲れから、21時くらいには寝てしまいました、、、。

 

 

 

と思ったのですが、草木も眠る丑三つ時、夜中の2時頃に目が覚めてしまいます。ここの島はイリオモテヤマネコのいる島。ネコを探しにちょっと集落の周りをぶらぶらしてみることにします。さすがにヤマネコは無理でもセマルハコガメやヤシガニくらい見つけられたら良いなぁ、、、と思います。  

足音を忍ばせ、宿の外に。集落の外をふらふら歩きます。当然誰もいません。あまりにも何もいないし宿に戻ろうと思いはじめたころ、怪しい光が道路の向こうに!!

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あまりの暗さと急な動物の出現に慌てて撮影したので写真はぶれてしまいましたが、動物の目がわずかな光を反射させて光っている様子。もしやヤマネコか!?  

 

 

 静かに光の方へ寄って行ってみると、、、

 

 

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思いっきり普通のイエネコ。まぁそんなもんですよね~。 結局ヤマネコはもちろんハコガメもヤシガニも見つけられず、ネコを一匹見ただけで宿に戻り、失意の中、泡盛を一煽りしてから布団に潜り込み、一眠りすると朝を迎えました。

西表島ダイビング2日目のはじまりです。今日は仲の御神島にいけるかな?長い一日になりそうです。続きはこちらからどうぞ~。