未踏地の山陰へ~鳥取・島根旅行①~

昔から旅行が好きであちこち行ってきました。振り返ってみると、日本の47都道府県のうち、まだ行ったことのない県も少なくなってきており、数県を残すのみです。2016年4月現在、鳥取・島根・大分・鹿児島の4県が未踏です。

やはり東国で育ってきただけあって、西国に未踏の県が残っています。せっかく西国に所領替えされるので、この際、これらの未踏地にも行ってこようと想い、まずは山陰二県に出かけることにしました。(と言っても、出かけたのはもう半年以上前でサクラの咲いていた季節なのですが・・・)

今回の旅行は自分の車で行きます。車で山陰に行くとなると中国道+鳥取or米子or松江自動車道が最速と思われますが、今回は一般国道と県道で兵庫県の日本海側から西に進み、鳥取・島根に入り九州に入るというルートにしいました。兵庫県は何度か行ったことがありますが、全て神戸近郊の瀬戸内側のみ。日本海側の様子も見てみたいな、と思いまして。

季節感がまるで合っていないですが、こんな時期の旅(^^;
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道の駅「あゆの里 矢田川」のサクラ。満開です。

兵庫県の日本海側にはずーーーーーっと、気になっていた場所があって、それは”餘部鉄橋”。志賀直哉先生の城崎やコウノトリの豊岡ではなく、鉄橋。兵庫県の日本海側といえば鉄橋だったのです。鉄道紀行文の大家・故宮脇俊三先生の著作などですり込まれ続けたのがこの鉄橋。列車が地上から何十mも高い鉄橋上から転げ落ちるという信じがたい事故も私の物心がつかないくらいのときに起こっていた鉄橋です。

こんな動機で餘部鉄橋を訪れることにしました。内陸の矢田川の道の駅からぶーんと運転して、北上。程なく日本海岸へ。香美町の中心部を通って国道178号でぼんやり西進していると、道路の上を通っていくか細い橋が突然視界に入ってきます。餘部鉄橋らしいです。おおー!!と思って橋の下にある道の駅”あまるべ”に駐車。見上げるとこんな感じ。ちょうど2両編成の列車が鉄橋を通過していきました。

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鉄橋の脇に歩道が付いていて鉄橋の上の展望台まで歩いて登れるようなのでせっかくなので行ってみることに。

登る途中、桜が満開なところがあり休憩。

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手前が旧餘部鉄橋。鉄骨でまさに”鉄橋”というイメージ。私の中の餘部鉄橋のイメージもこの赤い鉄骨の橋だったのですが、最近架け替えられました。奥のコンクリ造りが現役の餘部鉄橋。現役の方はあまり鉄橋感は乏しい。旧鉄橋は完全には撤去されず部分部分が残されていました。

展望台は旧鉄橋の上に設けられていました。先っぽは線路が一部残されて、右側は現鉄橋。
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鉄橋の上からは深緑の日本海と、瓦屋根で統一された民家と桜。美しい。
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軽薄な新興住宅街では見られないような素晴らしい景色です。

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この季節に旅してよかったな、と思います。赤い瓦の民家もポツポツ見られるように。この赤い瓦は島根特産の石州瓦かな?なんとなく山陰に入ってきたように感じて嬉しい。

餘部鉄橋を後にしてさらに国道を西へ。鳥取県を目指すのですが、兵庫県境のその名もズバリな新温泉町の中心の浜坂駅前に迷い込んでしまいました。↓浜坂駅舎。
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正しい”温泉地の駅”。駅舎が良いですね。浜坂駅舎は古すぎない古さがあり、私の子どものころの昭和末期~平成初期の頃(つまり国鉄末期~JR初期)の地方のそこそこの駅はこんな感じだった気がします。ちょっとした駅でも橋上駅になる現代の街づくり事情ですが、このような駅は骨董品的な古さの駅より妙に懐かしい。

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駅前には歓迎ゲートがあってお土産屋さんがあって。。。茶化すわけではなくこういう温泉町に家族で列車で来てみたかった。今も両親は健在なので引っ張ってくることは出来るのですが、自分が小学生くらいの頃に親に引っ張って連れてこられるあの感覚はもう無いですし、そんな時に訪れたかったような。浜坂駅で思いがけず、妙に懐かしい気分になりますが、久しぶりの一人旅のせいか、いつもと違う方向に気が向きます。

少し空も明るくなって来たので、国道に戻ってさらに西進し、未踏の鳥取県へ入ります。

鳥取といったらやっぱり砂丘!日が暮れる前に砂丘に行きたくて鳥取県に入ってからはノンストップ。
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着いた鳥取砂丘。ラクダ乗り場かな?
ラクダのみの撮影でも有料という注意書きがついているラクダ乗り場。ラクダ自体いなかったけど。
 
ラクダがいないので足で海辺まで行ってみる。雲は低く垂れ込めているけど穏かな春の日本海でした。
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この辺で日が暮れてタイムアップ。砂丘は消化不良なのでまた明日早起きして来てみよう、と思います。

この日は砂丘からも程近い鳥取市街で宿泊することにしました。

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