アクアマリンふくしま~その4 ふくしまの海~

アクアマリンふくしまのテーマはふくしま沖の潮目の海。暖かい黒潮と冷たい親潮がぶつかる海のこと。多様な魚が取れる豊かな漁場です。
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この潮目の海を再現した水槽がアクアマリンふくしまの最大の水槽。写真左に移っている三角のトンネルを境に右側はマイワシやカツオ・マグロが泳ぐ黒潮の海。左側は冷たい親潮の海。親潮は冷たいほう。「親は冷たい、と覚えろ」といってた中学の社会の先生、元気かな。そろそろ定年くらいの年齢になっている気がするけど。
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マイワシの群れ。これだけの立派なイワシの群れを飼育する水族館はなかなか無いのでは。魚影がとても濃い。
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水槽の前のアート・カツオ展。個性豊かなカツオが本物のカツオを背景に並びます。私が作ったらアザラシ柄のカツオにする。
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親潮側の水槽にいたオオカミウオ。いろんな水族館の北の海の展示では定番であり、なかなかの面構えの魚ですが、たいてい岩のくぼみなどから凶悪な面構えを覗かせているのが多いのですが、アクアマリンのオオカミウオは違った。長い体をくねらせ泳いでいます。オオカミウオの泳ぐシーンは私も初めて見たような気がします。(しかも2匹も泳いでいた!)
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潮目の海水槽の前では寿司処が2013年9月21日にオープンしたとのこと。魚は見るだけではなく食べることも大事な視点。やっぱり食べるというのは動物である人間の根源です。アザラシを眺めているだけでは生きていくことは出来ません。
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寿司は職人さんが握ってくれます。この日のお品書きは戻り鰹、秋刀魚、真鯵、北海赤海老、烏賊、鰤。漢字で記したい。
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寿司カウンター。豊かな漁場を再現した水槽の前で食べるということも、生きている魚を食べているということを改めて考えさせます。海の漁業資源管理のありかた、先の震災で大きな被害を受けた東北の漁業からのメッセージが込められている思いがします。
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潮目の海の大水槽の周りにはふくしまの海を再現した小さな水槽も。これは沿岸部の再現展示にいたアメフラシ。なかなか立派なサイズ。
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あざやかな赤はホヤ。東北での太平洋側では馴染み深い仙台時代はよく食べた懐かしい生物。しかし見れば見るほどグロテスクな生きものでもあり、先人はよくこんなもんを食べる気になったなぁという気もします。味は好みが分かれる味をしていますが私は大好きです。貝やなまこなどの無脊椎動物系が好きな方には受けると思います。
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アンコウ。これもなかなか食欲が湧かない面構えのフォルムの魚ですが、美味しい魚であることはご存知の通り。
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潮目の海を抜け出て、魚水槽はちょっと休憩。
ふとガラスの壁面にあった俳句コンテスト。最優秀賞はアザラシの句。
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熱帯系の魚展示は温室となった屋上部で。葉っぱに妙にぎざぎざ模様がついたシダがいる。こいつはぞわぞわっとなるチャンス!
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葉っぱを裏返すと胞子嚢がびっしり。ぞわぞわっと鳥肌が立ちます。
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ぞわぞわっとしたあとは熱帯系の水槽。石垣時代に馴染み深い亜熱帯の海の魚たちがいる水槽です。
この水槽は震災で大打撃を受け、復旧に時間がかかり、最後に復旧した水槽だそうです。写真のブレがひどいですが、元気にチンアナゴが出たり引っ込んだりしていました。
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同じサンゴ礁の水槽のキンメモドキの群れ。これも石垣時代に何度も海で見た懐かしい魚。圧倒的な数の群れは海の豊かさを感じさせてくれたものです。
ありがたいことに私は北海道から沖縄の海まで何かしらの縁があり、海の中にも潜っているおかげで、展示生物の野生の状態に思いを馳せることができるというのは幸せなことです。
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まだまだアクアマリンふくしまの話は続きますが、だいぶ長くなってしまったのでこの辺で。。。
次はカワウソやら何やらの話を予定しています。